「スカーレット」原作やモデル、あらすじ、見どころ、主題歌、語りも紹介!基本情報は全て網羅!

『なつぞら』からバトンを引き継ぎ、第101作目の連続テレビ小説『スカーレット』が9月30日(月)からスタート。

『大恋愛』で名演技を見せた戸田恵梨香さん主演とあって、期待が高まります!

当記事では『スカーレット』の原作やモデル、簡単なあらすじ、見どころ、主題歌、語りについてまとめています。

この記事を読めば「スカーレット」の基礎知識はバッチリです!

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『スカーレット』簡単なあらすじ



第101作目の連続テレビ小説「スカーレット」は、戦後から高度経済成長期までの滋賀県信楽を舞台に、前向きにたくましく生きた女性陶芸家・川原喜美子(戸田恵梨香)の波乱に満ちた人生を描く物語です。

<簡単なあらすじ>

戦後まもなく、一家で大阪から信楽へ引っ越して来たヒロイン・川原喜美子。

地元の信楽焼に触れて育った喜美子は、15歳で家計を助けるために大阪で働くことを決意。


そこで数年を過ごしたのち、再び信楽へ戻ると、地元で最も大きな窯元・丸熊陶業で働き始める。

はじめは食堂に配属された喜美子だったが、そこで働く職人たちとの交流を通して、自身も陶芸の世界に身を置きたいと考えるようになる。


周囲に反対されても諦めきれない喜美子は、燃えるような情熱を胸に、憧れの陶芸界に飛び込むことを決意。

青年陶芸家と恋に落ちて結婚するが、やがて結婚生活は破綻。

最愛の息子は跡取りになるも、別れが訪れる。


喜美子が困った時に助けてくれたのは、かつて助けた人たち。

貴美子はやがて、自らの窯を持ち、独自の信楽焼を生み出そうと奮闘する。

明るさと楽天的な性格は父・常治(北村一輝)から、情の深さと粘り強さは母・マツ(富田靖子)からと、両親の影響を大きく受けている喜美子(川島夕空/戸田恵梨香)の感性が育まれていく模様が序盤の見どころ。

女性陶芸家がまだ珍しかった時代に、その草分けとなって窯を開き、全力で進む喜美子は、一体どんな人生を歩むのか?

喜美子と、彼女を支える家族や仲間たちが織り成す笑いあり、涙ありの人情劇から、毎日前向きなエネルギーをもらえるはず!

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ヒロイン・喜美子のココに注目


➀家族との愛と絆


喜美子は、父・常治(北村一輝)、マツ(富田靖子)、妹の直子(桜庭ななみ)と百合子(福田麻由子)の5人家族。

時にぶつかり、けんかをすることはあっても、いつでも支え合う仲良し家族。

深い家族愛に胸が熱くなる。

➁モノ作りへの情熱


喜美子は、幼い頃から絵を描く事や工作が大好き。

地元の信楽焼に見せられた喜美子は、「陶芸をやりたい!」の思いから、当時は男性社会だったこの世界に飛び込むことを決意。

➂究極の働き女子


金が身に付かない父・常治(北村一輝)が家長の家族の暮らしは厳しく、喜美子は15歳で単身大阪へ働きに出る。

大阪の下宿屋・荒木荘に女中として就職し、そこでの出会いや仕事を通して、たくましく成長。

やがて信楽に戻って陶芸家になると、自らの窯を開き、自分だけの信楽焼を見出そうとする。

➃人を引き付ける明るさ


どんな困難に直面しても、喜美子は持ち前の明るさで何度でも立ち上がる。

そんな彼女の人柄に惹かれて、たくさんの人が集まってくる。

『スカーレット』タイトルの意味

『スカーレット』のタイトルの意味は、陶芸作品において理想の色味の一つとされる緋色(ひいろ)のこと。

緋色とは、やや黄色みのある鮮やかな赤で、炎を象徴する色としても知られています。

ヒロイン・喜美子の陶芸にかける熱い思いや、燃えるように情熱的な生き方をイメージしているのです。

『スカーレット』ヒロインは戸田恵梨香



『スカーレット』のヒロイン・喜美子を演じるのは、実力派女優・戸田恵梨香さんです。

本名戸田恵梨香
生年月日1988年8月17日
年齢31歳
身長164㎝
血液型AB型
出身地兵庫県神戸市
事務所フラーム

戸田さんは、2006年6月公開の『デスノート』のミサミサ役で映画初出演、圧倒的な可愛さで注目されます。

『LIAR GAMEシリーズ』や『コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-シリーズ』、『BOSSシリーズ』など多数の作品に出演、その演技力は高く評価されます。


戸田さんの人気を不動の物にした代表作が『SPEC〜警視庁公安部公安第五課 未詳事件特別対策係事件簿〜シリーズ』で、超個性的なキャラが大きな話題に。

2018年10月期のドラマ『大恋愛〜僕を忘れる君と』のアルツハイマー病のヒロイン役の演技も大絶賛されました。

まさに日本を代表する演技派女優の一人です。


戸田さんは、15歳から50代までの喜美子を演じます。

いきいきと演じる演技力はもちろん、戸田さん自身が身に付けた本格的な作陶技術にも注目です。

『スカーレット』作陶シーンは吹替えなし!

戸田恵梨香さんは、陶芸家を演じるにあたり「本気で修業して陶芸を極めたい」と撮影前に約3ヵ月の陶芸稽古に励みました。

9月30日(月)放送の第1話に登場する喜美子の作陶シーンは、吹替えなしで戸田さんが行い、その腕前を披露しています。

『スカーレット』原作と脚本家


『スカーレット』は、脚本家・水橋文美江さんによるオリジナル作品。

水橋文美江を紹介

・生年月日 1964年1月15日

・年齢 55歳

・代表作 映画『冷静と情熱の間』、ドラマ『ホタルノヒカリ』『母になる』など。NHKでは『つるかめ助産院~南の島から~』『みかづき』など。

・第3回フジテレビヤングシナリオ大賞への応募をきっかけに、1990年の『東京ストーリーズ』第35回「おろしたての夫婦生活」で脚本家としてデビュー。

<水橋文美江のコメント>

彼女(戸田恵梨香)の近年の出演作を見て、お芝居との向き合い方の心惹かれていたので、喜美子を演じてもらえてとても嬉しいです。戸田さんをはじめ、コミカルなシーンもお上手な方ばかりなので、安心して委ねられますね。
私は役者さんのイメージに合わせて脚本を書くのが得意ではなく、いわゆるあて書きはしていませんが、役者さんへの絶対的な安心感や信頼感がしっかりとあって、それらが私の創作意欲を強くかき立て、わたしの方が役者さんたちから「引き出してもらって」書いているようなところもあります。


ヒロインの戸田恵梨香さんが、水橋さん脚本の作品に出演するのは初めて。

水橋さんは、陶芸に情熱を注ぐヒロイン・川原喜美子の生き様をユーモア溢れる表現で鮮やかに描きます。

脚本家・水橋文美江のこだわり

・喜美子を明るい女性にしたのは、視聴者に明るい気持ちになってほしいから。

・中学を卒業して大阪に働きに行く喜美子がかわいそうで、悪い人が書けなかった(いい人が多いのは水橋から喜美子への愛情)。

・「陶芸家を目指す女性の話」というより「やりたいことをたどっていったら陶芸家になった喜美子の話」。

・つまり「川原喜美子劇場」で、仕事を持っている女性が仕事を持ったらどうなるか、という現代女性にも通ずる普遍的なテーマ。

・喜美子が恋する相手は、いわゆるかっこいいタイプではなく噛めば噛むほど味が出るタイプにした。

『スカーレット』川原喜美子のモデル



川原喜美子のモデルはいませんが、陶芸家・神山清子(こうやま・きよこ)さんの半生を参考にしています。

・名前 神山清子(こうやま・きよこ)

・生年月日 1936年8月2日

・年齢 83歳

・出身地 長崎県

・職業 陶芸家、「滋賀骨髄献血の和を広げる会」の代表

ただし、劇中で描かれる出来事や登場人物は全てオリジナルです。

<神山清子の半生>

  • 神山(旧姓金場)清子は、1936年長崎県佐世保生まれ。
  • 炭鉱で働いていた父が警察に追われて、家族で滋賀・信楽へ逃亡。
  • 絵と柔道が大好きな少女・清子は、父の考えで和裁学校へ行くが、絵描きになる夢が捨てられずに信楽焼の絵付け助手を始める。
  • 陶器会社勤務を経た後、27歳で自宅を工房にして独立。
  • 工房近くの古代穴窯から出土したすり鉢やつぼからヒントを得て試行錯誤の末に、「信楽自然釉」作品を生み出す。
  • この「清子オリジナル」である「寸越窯(ずんごえがま)」で、陶芸家の地歩を固める。
  • 陶器会社時代に知り合った男性と結婚、久美子、賢一という2人の子供を授かる。
  • しかし夫婦仲が冷え込み、夫が浮気して駆け落ち。
  • 子育てをしながら、自らが作り上げた穴窯「寸超窯(ずんごえがま)」と共に生きていく。
  • 長男・賢一が跡取りになるも、29歳のときに慢性骨髄性白血病で倒れて2年後に他界。
  • この経験から骨髄バンクの必要性を訴える活動を開始し、現在は「滋賀骨髄献血の和を広げる会」の代表を務めている。
  • 2002年、神山の半生を描いた本『母さん子守歌うたって–寸越窯・いのちの記録』が出版される。
  • 2004年、神山の半生が映画化(「火火(ひび)」)。
  • スペインや台湾などで個展を開くほか、海外の展覧会にも出展多数。


ヒロイン・川島喜美子の人生は、神山さんの子育てしながら作陶する姿を大きく参考にしています。

『スカーレット』主題歌!発売日や歌詞も



連続テレビ小説『スカーレット』主題歌は、Superflyの書下ろしの新曲「フレア」です。

Superflyが朝の連続テレビ小説の主題歌を担当するのは、初めて。


Superflyへのオファーは「朝にふさわしい優しい感じがありつつ、ヒロインを励ます、パワーのある曲」。

陶芸家になる女性の話なので、テーマは“炎”のポジティブな応援歌が出来ました。

<Superflyの楽曲「フレア」へのこだわり>

・「フレア」には炎(flare)と自己表現・才能(flair)の2つの意味が含まれている。

・主題歌の後に視聴者にスッとドラマに入ってもらうために、歌の最後の部分はセリフっぽい歌詞に。

孤独の雨に負けるもんか

今日の日も涙に負けるもんか

・幅広い年齢層の方に聞いてもらうため、口ずさめるぐらいシンプルで覚えやすいものに。

(明るさの中にちょっと切なさが感じられるメロディー)

・2ビートのカントリー要素が強い曲なので、カントリー色が強くならないように、シタールやパーカッションなどいろんな国の楽器を取り入れた。

(枠にとらわれない喜美子のイメージにも重なる)

「フレア」は、来年1月15日発売のSuperflyの4年半ぶりの6枚目のオリジナルアルバム「0」(ゼロ)に収録されます。

9/20(金)NHK総合(近畿ブロック)『もうすぐ!連続テレビ小説「スカーレット」』(20:00~)で、『スカーレット』主題歌のSuperfly「フレア」が番組内でオンエアされました。

感想は……



9月30日(月)からは毎朝聞けることを楽しみにしている声多数でした!


楽曲「フレア」の歌詞を一部抜粋します。

「フレア」

作詞・作曲:越智志帆 編曲:島田昌典

涙が降れば きっと消えてしまう

揺らぐ残り火 どうかここにいて

私を創る 出会いもサヨナラも

日々 恋をして 胸を焦がしたい

いたずらな空にも悔やんでいられない

ほら 笑うのよ 赤い太陽のように

いつの日も雨に負けるもんか

今日の日も涙に負けるもんか

引用元:NHKドラマ・ガイド「スカーレット」part1

どんなに辛いことがあっても涙を流さず笑おうとするヒロインの強さが伝わってくる歌詞です。

何かに悩んだり迷ったりする私たちの背中も押してくれそうな曲で楽しみです。

『スカーレット』語り



『スカーレット』で、語りを担当するのは中條誠子さんです。

  • 名前 中條誠子(なかじょう・せいこ)
  • 生年月日 1973年6月25日
  • 年令 46歳
  • 出身地 兵庫県
  • 最終学歴 聖心女子大学文学部卒業
  • 勤務局 NHK放送センター
中條誠子さんは、今までドキュメンタリーや科学、歴史など、数々の番組でナレーションを担当してきたアナウンサー。

現在は「新日本風土記」で語り、「コズミックフロント☆NEXT」でナレーション、「どーも、NHK」で司会を務めています。


これまで培ってきた技術や経験を糧に、初めてドラマの語りに挑戦します。

<中條誠子のコメント>

実は以前、朝ドラの語りをオーディションで決めていた時に挑戦したのですが、それから経験も積んで、念願の初挑戦。すべてを出し切る気持ちで臨みたいです。

語りとしては、貴美子の“近所のおばさん”くらいの立ち位置で、近すぎず、遠すぎず、彼女の成長を見守る距離感を心がけています。

ただし、今回の語りは、関西弁で貴美子の心情を代弁するシーンがあったり、展開や状況を説明したり、土地柄や歴史的事実を伝えるものなどさまざまです。

ぐっと貴美子の頭の中に入り込んで感情を込めて語ったり、すっと引いて客観的に語ったりと、それぞれに距離感を変えています。

引用元:NHKドラマガイド「スカーレット」part1

ベテランの中條さんは、声のトーンや語り口、間の取り方や速度やリズムも考えてナレーションされています。

何よりも“違和感のない語り”を心がけているとのことで、楽しみです。

まとめ

『スカーレット』の原作やモデル、あらすじ、見どころ、主題歌についてまとめました。

基本情報を知っておくことで、ドラマが何倍も楽しくなりますよね。

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