「あなたがしてくれなくても」特別編(最終回で描かれなかった空白の数カ月)をネタバレ!みちが新名を振った理由が判明

『あなたがしてくれなくても』最終回で、元さやに戻った吉野みち(奈緒)・陽一(永山瑛大)夫婦。

「えっなんで?」「新名さんとくっつくんじゃないの?」とあっけにとられた方も多かったかと思います。

実は最終回の「雑」と思われたストーリーには、前段階がありました。

今回は『あなたがしてくれなくても』特別編(最終回で描かれなかった空白の数カ月)をネタバレします。



『あなたがしてくれなくても』「最終回で描かれなかった空白の数カ月」をネタバレ


陽一(永山瑛大)との離婚から2カ月、みち(奈緒)はまだ結婚指輪が捨てられません。

華(武田玲奈)は、新名誠(岩田剛典)という超優良物件を手放したみちは凄いと言います。


みち:「決めたから。自分の足で立つ。一人で生きていく」

華:「それって何かの呪いですか。自立と恋愛は別物ですよ」


陽一から「みちの子供が欲しい」と言ってもらえなくて離婚を決めたみちですが、陽一からそんな言葉を聞けるはずもなかったことに気付きます。

そもそも、陽一はそんなキャラじゃない。

華は「答えはあってなかったようなものですね」と言います。

そうなると、自分が陽一と結婚した5年間は何だったんだろうか?


後日、みちはの代理で瀬田(野間徹)という男と会う。

瀬田は、以前陽一がみちに買ってくれたキーケースを持っており、なんとそれは鎌倉でないと買えないとのこと!

みちは、陽一がわざわざ鎌倉に行ってまで買ってきてくれたことを知り、ムネアツになる。

陽ちゃんは言葉は足らないけれど、優しい人だ。


みちの回想

みちは今までの陽一との生活を思い出す。

陽一はいつも優しくて、きっとはたから見たら私たちは仲のいい夫婦。

でも、2年もセックスレスで、いつからか私は独りぼっちでレスと戦っていた。


しかし新名誠にセックスレスを打ち明けてから独りではなくなった。

なぜ新名さんに打ち明けたのかというと、今から思えば新名さんの心も泣いているように感じたからかもしれない。


新名さんに話して気持ちが軽くなった私は、あきらめずに頑張ろうと再度陽ちゃんにアタック。

しかし私の思いは、陽ちゃんに届かなかった。

陽一:「みち、性欲強くない?」「俺、EDかも」


満たされない心の内をに新名さんに打ち明けると、新名さんは「うちもセックスレスなんです」と告白してきた。

新名さんに抱きしめられて、私は恋をしてしまった。

決して日の当たることのない恋。


私と新名さんはレスと戦う戦友のはずだったのに、遂に車の中でキスしてしまった。

これ以上は進んじゃいけないとわかっていたけれど、止められなかった。



社員旅行で結ばれそうになったけれど、私の中にはまだ陽ちゃんがいた。

新名さんは私に砂時計をプレゼントして「もう指一本触れないから傍にして欲しい。俺にはあなたが必要なんです」と言って、私は「新名さんの傍にいます」と言った。

卑怯な私は、してはいけない約束をしてしまったのだ。


場面は現在に戻り、みちは瀬田に「私、2カ月前に離婚したばかりなんです。だから」と断ろうとする。

しかし瀬田はニッコリ笑って「僕もなんです」とむしろ行為を示してきた。

瀬田は「前の妻とは合わなかった」と言うが、みちは……。


アパートに戻ったみちは、コンビニで買った冷やし麺をすする。

陽一の姉からメッセージが来る。「子供たちの音楽発表会に来てやってくれないか」。


みちは、陽一と2人で義姉の子供2人を預かったときのことを思い出す。

陽ちゃんは、一生懸命変わろうとしてくれていた。

陽一:「俺はこんな性格だけど、みちのこと傷付けたいなんて思ったことないから。アレも頑張るから」

どんなに新名さんに惹かれても、私の未来にいるのは陽ちゃんだって気が付いた。


みちは新名に「もう会えません」と告げた。

私は自分のことしか考えてなかった。

その夜、陽ちゃんから「一度だけみちを裏切ったことがある」と告げられたけれど、ばちが当たったんだ。

そして新名さんから「同僚に戻りましょう」のメッセージ。


その後、アパートに引っ越したみちは、新名と会っていた。

しかし宅建の勉強を教えてもらうためで、他意はない。


義姉の子供の音楽発表会に行ったみちは、久しぶりに陽一を見かける。

新名も後方にいて、みちが陽一を見て心が揺れていることに気が付く。


みちは華に結婚指輪を渡し、リメイクをお願いした。

陽一との思い出を成仏させないといけないと思ったから。


レスの被害者は私だけじゃなかった。

陽ちゃんは「また夜が来る。また出来なかったら」と悩んでいたんだ。

その間、私はずっと陽ちゃんに気持ちをぶつけていた。

陽ちゃんはわたしから逃げたくて浮気したんだ。


だから私は陽ちゃんの家へ戻れた。

でももう元の日常は戻らない。


楓さんに私と新名さんの関係を追及された。

新名さんは転職したけれど、もう私も陽ちゃんと夫婦ではいられない。

夫婦の間にほころびができてしまった。


私は陽ちゃんと離婚し、新名さんは楓さんと離婚した。

新名さんは水族館で私に告白してくれたけれど、私は自分の足で立って生きてきたいと思った。

「もう誰かに頼ったり流されたりするのはやめよう」


時間軸は現在に戻り、みちは瀬田に交際を断った。

瀬田は「もう時間を無駄にしたくない」と言うが、みちは「夫と結婚して良かったと思っています。だから時間の無駄ではありません」と答えた。

私が今一人で頑張ろうと思えるのは、陽ちゃんとの5年間があったからだ。


9カ月後、みちは営業として奮闘していた。

そして新名は、みちに、陽一が独立しようとしていることを告げた。


その後、みち、新名、楓、陽一で対峙することになり、遂に陽一はみちに「好きだよ」と告白。

みちと陽一の第二章が始まった。

『あなたがしてくれなくても』最終回の感想


最終回の後、みちにイライラしたとという感想が続出!

みちは自己中で子供過ぎて周りを振り回し過ぎだと思いました

引用元: Twitter


すごく共感です。みち、主人公ではあるけど、職場とかにいたら少なからず周りからやばい人扱いされてそう。最終回からなんかいろいろずれてて、最後まで見るのやめました。

引用元: Twitter


すごい!私も同じ気持ちです。
イライラMAXですよね?
あんな女性の思考と行動は理解できません。楓が怒るのは当たり前。本当に好きな人と幸せになればいいのに。新名さんがかわいそう
私なら新名さんと幸せになりたい

引用元: Twitter


そして、仕事に生きる女・楓(田中みな実)の評価が急上昇!

楓が一番まともだったと思う
ただ、仕事頑張りすぎただけの普通の人
それが楓

引用元: Twitter


ほんと、大嫌いだった楓が1番いい人に思えました😅

引用元: Twitter


筆者の意見として、この「最終回で描かれなかった空白の数カ月」を最終回前に本編の一部としてしっかり放送していれば、少なくとも「ついていけない」といった意見は出なかったのかもしれない……と思いました。

しかし「最終回で描かれなかった空白の数カ月」を見た後でも、みちの新名さんへの思いがあまりにもあっさり冷めてるんだな~と感じずにはいられませんでした。

やたら陽ちゃんがいい人みたいに締めくくられているけれど、前半は陽ちゃんも酷かったぞ。浮気だってしっかりしているし!

新名誠・楓夫婦の方がどうしてもまともに見えてしまうんですよね……。

原作はまた全然違う流れで、きめ細やかに描かれているので、やはりドラマはちょっと雑かなあと。

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