「Destiny(デスティニー)」3話のあらすじと考察!知美(宮澤エマ)が「私がカオリを殺したの」と泣いた理由は?

「Destiny(デスティニー)」3話のあらすじと感想をまとめています。

12年ぶりの真樹(亀梨和也)との再会後間もなく、真樹は実の父である浩一郎(仲村トオル)を責めていました。

真樹の言い分では、浩一郎は奏(石原さとみ)の父・英介(佐々木蔵之助)を死に追いやった犯人です!

奏は、カオリ(田中みな実)の事件、父の事件に繋がりがあるとみて、調査に乗り出しますが……?!



『Destiny(デスティニー)』3話のあらすじ


12年後の衝撃の告白


「横浜地検」中央支部の検事の西村奏(石原さとみ)は、12年ぶりに再会した大学時代の恋人・野木真樹(亀梨和也)が、横浜地裁で弁護士の父・野木浩一郎(仲村トオル)と言い争っているのを見かける。

真樹は「辻英介を殺したんだろう!」「だから俺がカオリを…!」と叫んでいた。


奏は、「東京地検」特捜部の主任検事だった父・辻英介(佐々木蔵之介)が死の直前に担当していた『環境エネルギー汚職事件』について調べる。

すると、検察が事件を捏造したとして、英介を逮捕に追い込んだのが、当時“正義の弁護士”ともてはやされていた浩一郎だったことがわかる。(現在の浩一郎はヤメケン)


浩一郎が奏に会いに来た際に、奏は「父を殺したんじゃないですか?」と浩一郎を問い詰める。

浩一郎は「なぜお父さんは無実を証明するために戦かわなかったんだろうね?」と意味ありげなセリフを残した。

母に結婚の報告


気持ちがぐらつく中、奏は恋人で外科医の奥田貴志(安藤政信)と長野の実家へ。

なんとなく結婚の報告ではないかと、ウキウキする母・西村悠子(石田ひかり)とは裏腹に、気持ちが沈む奏。

その場で、貴志のプロポーズに対するイエスの返事をしてうまくまとまったものの、やはり気持ちが晴れない。


悠子は奏に「忘れた方がいい過去もあるのよ」と意味ありげなアドバイス。

そういえば、悠子はいつからこんなに明るくなったのだろう?

もう父の事件は吹っ切れているのだろうか?

真樹が知美の家に現れる


奏は、知美(宮澤エマ)の家へ。

父の事件のこと、真樹が父親の浩介に「辻英介を殺したんだろう!」「だから俺がカオリを…!」と叫んでいた事実を告げる。

なんだか落ち着きのない知美は、なぜか真樹のことを執拗に気にする。


そこへ、知美の夫の祐希(矢本悠馬)が帰宅。

なんと、真樹も一緒!


知美は、真樹に対してきつくあたる。

「よく来れたわね!もう楓には婚約者がいるんだから、近付かないで」

真樹はおどろいた顔で楓を見つめて、帰って行った。


奏は、真樹を追いかける。

真樹に、どうしてこのタイミングで帰国したのか聞くためだ。(真樹はこの12年間、海外で働いていた)

真樹は、奏の父親の事件や、カオリの事件の真相を知るために帰国したと答える。


真樹は「絶対に(婚約者の貴志を)離すなよ」と叫ぶが、奏は真樹に駆け寄ってしまう。

横断歩道の上で、12年ぶりにキスする2人。

そのころ、知美は「私がカオリを殺した」と泣き崩れていた。

『Destiny(デスティニー)』3話の考察ポイント


謎多きヤメケン・浩一郎


浩一郎(仲村トオル)は、奏の父・辻英介(佐々木蔵之介の死の直前に敵対関係にありました。

浩一郎のせいで、英介が死んだのでしょうか?

はたから見ると、そんな感じにも思えますが、それなら英介はなぜ反論し、自らの潔白を証明しなかったのか?

どうして、妻や娘に最も迷惑がかかる自殺を選んだのか?

さらに、英介と浩一郎が検察時代の同期だったことも判明します。

知美がカオリを殺したのか?


泣きながら、自分がカオリを殺したと衝撃の告白をした知美。

しかし、知美がカオリを殺したわけではないと思います。

そもそも、大学時代に英介の事件を雑誌で見つけたのが、知美。

知美は、そのことをカオリに話してしまったことを悔いているのです。

真樹のことが好きで、就職活動に落ちまくっていたカオリを、追い詰めたのは自分だから。