『初恋の悪魔』最終回のネタバレと感想・判明した事実!星砂の告白と結末に涙が止まらない

『初恋の悪魔』9話で、雪松弓弦(菅生新樹)森園真澄(安田顕)の背中を刺したシーンに戦慄!

真犯人かと思われた雪松所長(伊藤英明)ですが、息子の弓弦の尻拭いをしていただけでした!

そして鹿浜鈴之助(林遣都)鏑木星砂(松岡茉優)ラストが切な過ぎて……。

しかし鈴之介、いい男に成長しましたよね。

当記事では『初恋の悪魔』最終回のネタバレと感想についてまとめています。



『初恋の悪魔』最終回のあらすじネタバレ


『初恋の悪魔』最終回のあらすじネタバレをします。

小鳥がサイコパスの餌食に?



車を移動させた小鳥琉夏(柄本佑)が鈴之介宅に戻ると、玄関に血痕あり!

小鳥は「あ~!帰りたい!怖い!」と言いながらも、鏑木星砂(松岡茉優)を助けるために邸宅の中へ。

案の定、雪松弓弦(菅生新樹)に捕まってしまう!

そばには2人の足!星砂と森園真澄(安田顕)の遺体?


鈴之助と悠日が弓弦と対決!


小鳥からの着歴を確認した鹿浜鈴之介(林遣都)馬淵悠日(仲野太賀)は、急いで鈴之介宅に戻る!

しかし中にいたのは、おにぎりを頬張る雪松弓弦(菅生新樹)のみ。

弓弦によると、玄関で転んで軽症の星砂を小鳥が病院に連れて行ったとのことだが……?


玄関で森園の携帯が見つかり、弓弦の発言に違和感を感じる鈴之介。

鈴之介が弓弦につかみかかるもハサミで手を切られてしまい、その間に弓弦は部屋に飛び込み中から鍵をかけた。

「もう3人(森園、星砂、小鳥)は殺された後なのか」と絶望する悠日。


雪松所長の懺悔



そこへ雪松鳴人(伊藤英明)が「(弓弦は)何人殺した?」とやって来る。

雪松は「連続殺人事件は俺が全部やった」と訴えるが、鈴之介は「犯人は息子さんでしょう?あなたは隠蔽して無実の人間を犯人にした」と責める。

遂に雪松は鈴之介に以下を告白する。

  • 4人の少年連続殺人事件の真犯人は弓弦
  • 弓弦の犯行を隠蔽し、偽の犯人をでっちあげたのは雪松
  • 雪松は息子である弓弦から「助けて」と言われて断れなかった

雪松と鈴之介が話している間に、弓弦から雪松に何度も、何度もLINEが来る。

「またやったからお願い」という内容だ。


8年前の最初の殺人の時も、同じだった。

キャンプに行った弓弦と友人が、大地君を殺してしまった。

弓弦が泣きながら「お父さん助けて」と言うので、雪松は隠蔽工作をした。


その後、罪の意識に耐え切れなくなった友人たちも、弓弦は殺した。

雪松は後処理をし、偽の犯人を仕立て上げた。

捜査しているのは雪松自身だったから、難しいことではなかった。


雪松は土下座をして「俺が犯人になって死刑になって終わらせる」と言うが、

そんなことでは終わらない」と鈴之介。

この瞬間も、弓弦からLINEメッセージがひっきりなしに雪松に送られてくる。

鈴之介は、「どうしたらいい?」と答えを求める雪松の前に被害者と犠牲者の写真を並べた。


鈴之助=悪魔が弓弦を殺す?


弓弦が潜伏している部屋の前に戻った鈴之介は、悠日に「警察が来たらもう何もできない。鏑木さんたちはもうダメかもしれない。悪魔を殺せるのは悪魔だけだ」とコレクションのはさみを手にする。

鈴之介は「あなたの罪は問わない」と嘘をついて弓弦にドアを開かせ、はさみを持った鈴之介は弓弦を追いかけて階下へ。

悠日が部屋の中を確認すると、3人共生きていた!!!


鈴之介は今にも弓弦をはさみで刺そうとしていたが、悠日の「みんな生きています!」と報告で踏みとどまって手錠をかけた。

雪松ははさみを喉に刺して自殺しようとしたが、思いとどまる。

この後、森園、星砂、小鳥は病院に搬送される。

(森園は背中を刺されて重傷だが、星砂と小鳥は軽症)


トラ女の星砂が目覚める


病院で目を覚ました星砂は、トラ女の星砂だった。

悠日は星砂の手を握りしめ、鈴之介は出て行った。


翌日から、なぜか鈴之介の家に住み込む悠日と星砂。

「いつまでここのいるんだ」と苦虫をつぶした顔をする鈴之介。

雪松が朝陽を殺害した件で再逮捕されるというニュースが流れる。


服部渚(佐久間由衣)が小鳥に「無事でよかったです」と言うが、小鳥は「鹿浜くんがですか?」と素直に受け取らない。

渚が「小鳥さんてどうして私にそんなに冷たいんですか?鹿浜さんから聞きました。一時期事件の推理を私に教えてくれていたのは小鳥さんだって。本当なんですか?」と聞いたところで、悠日がルンルンで登場!

悠日はまた総務課・総務係に戻れた!


へび女が消えたことに責任を感じる星砂



星砂×小洗杏月(田中裕子)

星砂は、もう一人の人格が消えたことに責任を感じていた。

星砂は、今まで自分を守ってくれたへび女に感謝していた。


小洗杏月(田中裕子)は「気にしちゃダメ」と諭す。

「そんなに好きならもうあなたの中にいるんじゃない?遠くても離れてない人はいるの」


淡野リサ(満島ひかり)の釈放が決まり、星砂が会いに行く。

リサは一目で「どちら様ですか?」と星砂がへび女ではないことを見破った。


リサろ星砂は喫茶店に入り、ナポリタンの目玉焼き乗せをたのむ。

へび女の好物なのだ。


星砂は「私でごめんなさい」と謝る。

「目をつぶってもらっていいかな?聞いてないフリして(へび女の星砂と)2人きりにしてほしい」とリサ。

リサはへび女の星砂に「ただいま、星砂。ありがとうね、待っててくれて。これからはずっと一緒だよ。また夜の散歩して帰ろうな、遠回りで」と語りかけた。


再び独りになる鈴之助


ある日徹夜明けの鈴之介が帰宅すると、いつものように悠日と星砂の楽しそうな笑い声。

いたたまれなくなった鈴之介は「出て行ってほしい」と頼む。


悠日は「いつでも遊びに来てください、絶対ですよ」と新住所を書いた紙を残して星砂と出て行くが、鈴之介はその紙を捨ててしまう。

夜になってゴミ袋を捨てに行くが、また思い立ってそのゴミ袋を回収して床にぶちまけて住所の紙を探す。

林檎を拾って見つめて「もとに戻っただけだ」と自分に言い聞かせる。

鈴之介はへび女の星砂に林檎の皮の向き方を教える約束をしていた。


鈴之助の回想シーン


その後、街で星砂を見かけた鈴之介は、なぜか隠れてしまう。

その夜、鈴之介は自分、悠日、小鳥、星砂、森園の模型を作りながら今までのことを思い出す。

色々ぶつかりながらも、友達になれたこと。

星砂に一目ぼれしたが、すぐにフラれたこと。


へび女の星砂と出会い、恋に落ちたこと。

無人島のあっち側とこっち側で暮らそうと話したこと。

いつの間にか、鈴之介は寝落ち。


へび女の星砂の告白



目を覚ました鈴之介は、外に星砂がいるのを見て驚く。

星砂:「風が気持ちいですね、散歩しませんか?」

鈴之介:「はい」


公園のベンチに座る2人。

鈴之介:「心配されてないでしょうか?お帰りになった方が」

星砂は「今日で会えるのが最後かもしれません。もうすぐいなくなると思うのでお別れを言いに来ました。

お別れと言うか、行っておかなきゃって思って。

鹿浜鈴之助さん、あなたに会えて良かったです。あなたのこと、好きになりました。あなたはとても素敵な人です。

これからも、あなたのことを思っています


顔を手で覆って泣く鈴之助。


その後、鈴之助と星砂は楽しく歓談しながら、残り少ない時間を過ごす。

最後に鈴之助は星砂に自分の気持ちを話す。

「世界中に暴力があるけれど、人にできることは耳かき一杯程度だけれど、いつか暴力や悲しみが消えた時にはそこには僕の耳かき一杯も含まれていると思うのです。

大事なことは世の中は良くなっているって信じること


星名も話す。

「仲良くなれる人っていて当たり前じゃない。今いなくてもいいと思う。

今ここにいなくても、別のところにいるかもしれない。

大事なのはちゃんと自分のままでいること


星砂が「元気でいてくださいね」と言いながら去っていく。

鈴之助は「ありがとう!ありがとう!僕はもう大丈夫です!」と叫び、星名は背中をむけまま手を振った。

机に突っ伏して寝ている鈴之助。

もしかして昨夜のできごとはすべて夢だったのか?


エピローグ


そこへ悠日が「鹿浜さん!事件です!」と言いながら入ってきた。

星砂と小鳥も来た。

最初は「何なんだ」と言った鈴之助だが、難解な事件に興味を示す。

笑顔になった鈴之助は「行くぞ!マーヤのヴェールをはぎ取るんだ」と言った。

(FIN)

『初恋の悪魔』最終回の感想と判明した事実・考察

『初恋の悪魔』最終回の感想と考察です。

兄・朝陽を殺したのは雪松所長


大方の予想通り、悠日の兄・朝陽を殺した犯人は雪松所長でした。

真相に近づきすぎた朝陽を口封じのために殺しました。

悠日に「真犯人を見つけろ」と焚きつけていた理由は、朝陽のスマホを手に入れるため。

息子のためなら何でもするサイコパスでしたね。

朝陽が死の直前に悠日に相談しようとしていたのは、雪松署長のことだったのですね。


連続殺人事件の犯人は弓弦、もみ消したのは雪松所長


4人を殺した犯人は弓弦。

警察権力で隠蔽し、浮浪者やリサを犯人に仕立てあげたのは雪松所長。

ただまだ不明点もあります。
  • 弓弦が不必要なまでに何度も被害者を刺したこと(そんなに恨みがあった?)
  • 第一の被害者・塩沢潤から「地下室みたいなところにいる」というメールが届いたこと(コンビニに行くと言って出てきた塩沢は弓弦と会ってすぐに殺されているから、地下室ってあり得ない気がする。雪松が捜査を混乱させるために送った?鈴之助に罪を擦り付けるために?)


鈴之助の成長が凄すぎる


最初は恋心を殺意を勘違いするほどズレていた鈴之助(林遣都)ですが、最後は初恋が実って良かったです、ホントに。

淡い恋で終わってしまいましたが、最後に「鈴之助さんが好きです」と言ってもらえて本当に良かった。


1話では「ハンニバルレクターのような猟奇的殺人鬼とやりあえたら死んでもいい」と言っていた鈴之助が、世の中が良くなるように信じ続ける男に成長しました。

徹夜の張り込みや犯人確保と、大活躍の模様です。


両手を覆って泣いたり、去りゆく星砂に「もう大丈夫です」と言ったり、鈴之助ってピュアないい男ですよね。

今まで報われなかったのは、純粋過ぎたせいじゃないかな。

自分のことを悪魔だと言って弓弦を殺そうとしたけれど、殺さなくて本当に良かった。


星砂とのデート、本当であってほしい


鈴之介とへび女・星砂のデートシーンが「鈴之助の夢の中での出来事ではないのか?」「トラ女の星砂に見えた」などの声がありました。

鈴之助と星砂の心が通じ合った大事な時間なので、真実であってほしいですね。


小鳥さんの恋も実って欲しい



初恋の人・服部渚(佐久間由衣)から「無事でよかったです」と言われているのに、小鳥は「鹿浜くんがですか?」と鈍いにもほどがあります。

そしてせっかく渚が「小鳥さんてどうして私にそんなに冷たいんですか?鹿浜さんから聞きました。一時期事件の推理を私に教えてくれていたのは小鳥さんだって。本当なんですか?」と聞いたのに、悠日が割って入ったから肝心の小鳥の答えが聞けなかったし……。

Twitterでは「小鳥さんが、あの人と肉豆腐食べたりお布団の上でアイス食べたりできますように」の声がありました。

小鳥が推理を渚にメモで教えていたことを伝えたのは、鈴之助。

鈴之助、やはりメチャクチャいいヤツです。


huluオリジナルドラマ『初恋の悪魔~4人はリビングで推理する~』とは?


オリジナルドラマ『初恋の悪魔~4人はリビングで推理する~』が、8月20日(土)放送の第6話放送後と、9月24日(土)放送の最終回・第10話の放送後に1話ずつ全2話をhuluにて独占配信されました。

1話のあらすじを以下の通りです。

ある満月の夜、鈴之介が“自宅の電球を取り替えたい” という理由だけで、悠日、星砂、琉夏を自宅に呼び出した。星砂、琉夏に脚立を押さえてもらい、悠日が電球を取り替えていると、天井のシミが人の顔に見えて怖いと騒ぎ出す。鈴之介は「それは脳の錯覚で、単なるパレイドリア現象に過ぎない。心配すべきはエラーを起こした君の頭の方だ」と言い放つ。悠日がカレードリア現象と聞き間違え、美味しそうな現象ですね、ととぼけていると、話は思いもよらぬ方向へ。星砂がドリアが美味しい喫茶店で見た、不思議な親子の話になり…。1ヶ月前、雨の降る夜。「天気予報は嘘ばっか。いつまで経っても会えないんだもん」と女の子が泣き、父親が慰めていた、という。女の子が会いたい、雨だと会えないその相手とは。真夏の夜の自宅捜査会議が始まる――

引用元: hulu NEWS&INFOMATHION