『愛しい嘘 優しい闇』最終回のネタバレと感想!中野幸が幸せになるための物語だがラストは壮絶

最終回では、本物の雨宮秀一(林遣都)が古堀和也(木村了)を殺し、今井望緒(波留)の命を狙います。

絶体絶命の状況の中、望緒を守った意外な人物とは?

本田玲子(本仮屋ユイカ)と深沢稜(溝端淳平)の最後の決断にも注目です。

当ページでは『愛しい嘘 優しい闇』最終回のネタバレと感想についてまとめています。

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『愛しい嘘 優しい闇』最終回のあらすじネタバレ



本物の雨宮秀一が暗躍する


雨宮秀一(林遣都)古堀和也(木村了)をナイフで殺害した後に中野幸(林遣都)に電話して

「よう、殺人犯。奴隷のくせにやってくれたな。ようやく自由になれた。俺の人生返してもらうぞ。そして今度はお前の全てを奪ってやる

と宣戦布告。

雨宮は会社を辞めて無一文になっていた


病院の今井望緒(波留)は、妊娠していたことにショックを受ける。

本田玲子(本仮屋ユイカ)と深沢稜(溝端淳平)は、中野と雨宮をなんとしても見つけることを決意。


雨宮サユリ(高橋ひとみ)が望緒の病室を訪ねてきた。

サユリの話は以下の通り。
  • 中野幸から施設に莫大な金額の寄付金があったのだが、中野幸と電話がつながらない。
  • 会社に電話したら、「雨宮秀一(=中野幸)は既に社長を退任して会社を辞めた」と言われた。
その頃、中野幸は電話で雨宮秀一と話をしていた。

雨宮:「俺の金はどこだ」

中野:「退職金も断って貯金も使い果たした。もう金はない。つまり雨宮秀一は今や無一文ってことだ」

雨宮:「警察に通報してもいいんだぞ。お前は俺を監禁して親を放火で焼き殺したんだらかな」

中野:「通報できるならしてみろよ。お前は小森を殺した。カッとなって何度も刺したようだな。あれじゃあ正当防衛は主長できない。

お前は間違いなく捕まる。今やお前も俺と同じおぞましい殺人犯なんだ」

雨宮:「こうなったらお前の大事なものをメチャクチャにしてやるよ、今井望緒を殺してやる

中野:「待て、雨宮!!!」


中野は急いで望緒に電話するが、望緒は雨宮サユリと一緒に外へ出かけていた。

その頃、本田玲子(本仮屋ユイカ)と深沢稜(溝端淳平)は望緒のアパートへ。

玲子が保険証を取るために望緒の部屋に入ると、後ろから雨宮が来て玲子を刺す!!!


中野幸が駆け付け、深沢が救急車を呼ぶ。

中野は深沢の車を借りて雨宮を探しに行く。


雨宮が望緒とサユリを拉致する


雨宮は中野になりすまし、病院の望緒とサユリを拉致しようとする。

しかし望緒は「あなたは中野くんじゃない」と見破り、雨宮は「中学以来だな、今井望緒。今から中野に電話して俺の金を返すように言え」と命令。


「みんな 忘れないよ」のメッセージをタイムカプセルに埋めたのは雨宮だった。

以下、雨宮の夏祭りの日の思い出話。

あの日は夏祭りなんか興味なくて早く帰りたいと思っていた。

そしたらお前(望緒)がちょうど具合悪くなって送って行って、別の友達から誘いがきて引き返した。

中野幸の放火を見て、一生遊べるおもちゃが手に入ったと思った。

雨宮は深沢稜たちが自分たちの花火のせいで火事になったと思っているのをこっけいに思っていて、稜たちをもっと嫌な気分にしてやるために「みんな 忘れないよ」のメッセージをタイムカプセルに入れた。

雨宮は望緒に迫る。

雨宮:「俺に協力しろ。中野はお前にほれているからお前の言うことなら聞くだろう。それに望緒、お前中学時代に俺に惚れていたろう?俺の頼み聞いてくれたら付き合ってやってもいいぞ」

望緒:「ふざけたこと言わないで。あの頃の私はあなたの上辺しか見ていなかった。その裏の顔に気づけなかった。今のあなたはとても薄っぺらく見える」

雨宮:「なんだと。言うことを聞け」

望緒:「あなたは人を脅すことしかできない。中野くんとは違う。一人では生きていけない臆病者よ」


望緒が刺される?守った人物とは?


雨宮が望緒を殺そうとナイフをかまえた時、中野が「やめろ!!!」。

雨宮:「俺の金を返さないと今井望緒を殺すぞ」

中野:「わかった。寄付は取りやめる」

雨宮:「さらに小森を殺したのもお前の仕業ってことにしてもらおうか。今すぐ警察に電話しろ。雨宮秀一は被害者で悪いのは全部中野幸だって」


中野は「わかった」とうなづく。

望緒は「ダメ!中野くん」と引き留める。

雨宮が邪魔な望緒を殺そうとすると、サユリが雨宮の脇腹を刺した。

サユリ:「お前は人の心がわからない怪物」

雨宮:「ババア、実の息子を」

サユリ:「お前なんか息子じゃない」

雨宮は倒れ、サユリも倒れた。


中野はナイフに付いたサユリの指紋をふき取り、やってきて病院関係者たちに「僕が全部やった」と公言。

望緒に「母さんを頼む」と言って立ち去った。


雨宮は死亡。

サユリは一名を取り留めたがショックから意識が戻らない。

警察は中野を指名手配したが、いまだに足取りはつかめない。


望緒はこれまでの全てを警察に話した。

しかし雨宮を刺したのが誰なのかは言えなかった。

玲子も急所は外れていて大丈夫だった。


稜は再び望緒にプロポーズ。

「お前、お腹の中にあいつの子供がいるんだってな。お前がどんな選択をしても俺はお前の味方だ。一人が二人に増えても変わんねーよ」


クロさんの正体


望緒は、りえが盗んでいた最近のクロさんからの手紙を読む。

望緒が中野の正体に気付いた翌日、山梨から「これが最後の手紙になります」と書かれた手紙が投函されていた。

つまりクロさん=中野幸。


望緒は本格的に連載が決まり、ファンの方へのメッセージも引き受ける。

「今井望緒です。いつも応援ありがとうございます。(中略)今日は私をずっと応援してくれているファンの方へお礼を言わせて下さい。(クロさん)お手紙から感じる優しさは私が知るあの人に似ています。もしかするとあなたがその人なんじゃないかと最近思うようになったのです。もしそうなら会ってお礼を言いたい。もしできれば今度の日曜日、私たちが最初に会話をしたあの場所で会えませんか。待っています。今井望緒

美術室で望緒と中野が会う


次の日曜日、望緒は美術室で待つ。

現れたのは……中野幸。


望緒:「よくこの場所がわかったね」

中野:「忘れるはずがない。あの頃、僕は家では地獄で、教室では空気のような存在で。いつも仲間で笑い合う君たちが羨ましかった。でもあの日は違った。望緒が僕の絵を描いてくれた。そして漫画家になる夢も話してくれた」

実は望緒は、中野に励まされて漫画家になるのを決めていた。


中野は、望緒が本当に漫画家になったことを知って嬉しかった。

だから少しでも力になれたらと、クロの名前でファンレターを書いた。

中野にとって望緒は生きる希望だった。


そして中野はいつしか多くの望むようになった。

中野幸としての自分には何もないけれど、望緒がいつも似顔絵を描いていた雨宮になれたらって。


同窓会で望緒に手伝いを頼んだのも、望緒に近づきたかったから。

会えば会うほど、望緒への思いが強くなった。

そのために色んな人を傷つけた。


ここに来た理由は、お祝いを言いたかったから。

中野:「連載決定おめでとう。やっぱり君の描く絵は優しくて心があったかくなる」

望緒:「ありがとう。でもこの絵はまだ完成じゃないの。出来上がったらまた見てくれる」

中野:「ああ、もちろん。君の連載も見るよ。楽しみだなあ」

望緒:「相変わらず嘘つきだね。本当はもう私に会うつもりはないんでしょう。死ぬつもりなんでしょう。あなたの唯一の心残りはお母さんだけど、お母さんは昨日意識を取り戻したから、この後どこかで命を絶つつもりなんでしょう?そうはさせない」

下には警察と玲子と稜が来ていた。

玲子は「もう少し待ってください」と警察を説得している。

中野:「まさか君に騙されるなんて。僕はたくさんの罪を犯した。もうこのまま死なせてくれ。生きている意味なんてない

望緒:「意味ならある。ここ(お腹)に。確かにあなたはご両親を殺して、奈々江と優美もあなたのせいで死んだ。私はそのことを許さない。でもどうしようもなく愛している。自分には何もないなんて言わないで。私は雨宮くんを好きになったんじゃない。中野幸を好きになったの」


望緒:「待ってるから。ちゃんと罪を償って」と中野を抱きしめる。人は何のために生まれてきたの?とあなたは言うけれど幸せになるためだと思う。あなたはもう一人じゃない。家族がいるの。生きて。今度こそ幸せになるの」

中野:「僕に家族が。そんな幸せ」


中野が警察に連行される


中野が警察に連行される。

稜が中野に「待ってるからな。お前が守ってくれたワイナリーで特別旨いワイン作ってやる。一緒に飲もう、約束だ」と言った。

玲子も「あたしも待ってるから。中野くんみたいに苦しんでいる人を助けられるように。もっと、もっとあたし勉強するから」と約束する。

稜:「お前は俺たちの大切な友達だ

玲子:「待ってるから、またね、中野くん」


望緒が中学時代の6人組(望緒、稜、奈々江、優美、玲子、雨宮)の写真を絵に描く。
私たちは昔も今もたくさんの嘘をついてきた。

でも嘘ばかりじゃない。本当のことだってある。

大人になった私たちはまた同じ時間を過ごすようになった。

そしていつもあなたがいてくれた。

それはきっとこれからも。

私たちはずっと一緒だ。
そして望緒の隣に中野を書き加えた。

雨宮は優美の夫・正に刺されて死亡。


数年後


数年後、玲子は弁護士事務所を立ち上げて独立。

稜は旨いワインを作っていた。

望緒は漫画家として活躍していて、娘も成長している。


娘:「なんでママは漫画家になったの」

望緒:「ママの絵を褒めてくれた人がいて、ママをずうっと支えてくれていたの」

娘:「ずうっと?」

望緒:「じゃあ行こうか、みゆき」


望緒は、中学時代の6人組を見る。

そこへ中野も加わる。

『愛しい嘘 優しい闇』最終回で判明した事実

『愛しい嘘 優しい闇』最終回で判明した事実は以下の通りです。
  • 「みんな 忘れないよ 中野幸」を書いたのは雨宮秀一だった。
  • クロさんの正体は中野幸だった。

『愛しい嘘 優しい闇』の感想

『愛しい嘘 優しい闇』の感想です。
このドラマは、中野幸が幸せになるまでの物語だと思いました。

整形しているという設定がちょっとアンリアルな印象も受けましたが、中野幸の心の闇がそれだけ深かったということでしょう。

実の親から暴力を受け、教室では空気として扱われる、その上放火して親を殺してしまった。

雨宮にたかられて同情に値するほど辛い人生を歩んだ中野幸ですが、最後は優美の夫・正に殺されました。

望緒と一緒になれなかったのは残念ですが、この結末にも納得させられました。

いくら可哀想とは言え、中野幸はそれだけの罪を犯したのですから。


「人は嘘を重ねて生きているけれど、本当のことだってある」と言い切った望緒は強いな~と。

本当に現実はその通りで、嘘に傷つきながら隠れた本当のことを探すのです。

望緒が強い女性だったことがこのドラマの一番の救いだと思いました。

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