「家庭教師のトラコ」最終回結末ネタバレ!トラコが伝えたいのはお金の正しい使い方?

橋本愛さんの個性的な容姿と演技に惹き付けられるドラマ『家庭教師のトラコ』。

お金にトコトンこだわるトラコの目的は何なのでしょうか?

3話ではトラコのターゲットに実の母親が入っているこが判明しました。

当記事では『家庭教師のトラコ』トラコの目的、最終回結末予想についてまとめています。



『家庭教師のトラコ』とは?


『家庭教師のトラコ』は、謎の家庭教師・トラコ(橋本愛)が家庭環境も年齢もバラバラな3人の子供に「お金の使い方」を通じて個別指導を行うドラマ。

とにかく「お金」にこだわるトラコ先生の真の目的とは?

『家庭教師のトラコ』主な登場人物

『家庭教師トラコ』の主な登場人物です。

根津寅子(橋本愛)


根津寅子(橋本愛)は、どんな志望校にも合格率100%を謳う謎の家庭教師。

3つの家族の生徒に合わせて、キャラも服装もチェンジ!

お金に関する授業にこだわり、その子供の潜在意識を引き出すことで、本当のお金の使い方を学ばせます。

授業の日は生徒の家に一泊し、週一で福多(中村蒼)のマンションに戻ると、一週間分の洗濯物を福多にやらせて、自分はスウェットに着替えてあらゆるジャンルの本を読み漁ります。

トラコが提示する3つの条件


トラコが家庭教師先の母親に提示する条件は、以下の3つ。

  • 教育方針には絶対口を出さない
  • 授業中は部屋を絶対覗かない
  • 授業の日はお宅に泊めていただきます

生徒の家に泊まる理由は、どうやら家庭環境をしっかり観察するためのようです。

しかし何のために?

福田福多(中村蒼)


福田福多(中村蒼)は、東大卒の幼なじみでトラコの秘書。

トラコとは同じ養護施設で育った幼なじみだが、福多は途中で育ての親に引き取られました。

突然ブラリとやってくるトラコのために、食事を作ったり洗濯したりと忙しい日々。

育ての親の見合い話を断ったようだが、トラコに気があるのかどうか?

『家庭教師のトラコ』1話~最終回までのネタバレ

『家庭教師のトラコ』1話~最終回までのネタバレです。

1話のネタバレ


新聞社に勤めるバリキャリ30代の真希(美村里江)は一人娘・知恵(加藤柚凪)を有名私立小学校に入れるため、奮闘していた。

夫の朔太郎(細田善彦)は非協力的で、夫婦の衝突が絶えない。


そんな中、ネットで「伝説の家庭教師トラコ」を見つけた真希は、面接会場へ。

なんと、職業が新聞社勤務だと伝えたら、面接終了となった。


真希は無事に面接に受かり、家庭教師初日にトラコがやってきた。

トラコは知恵に「1万円を使って幸せになる方法を考えなさい」と言う。


知恵はおもちゃ屋さんでおもちゃを買うが、真希にこっぴどく怒られた。

「今度は両親を喜ばせるために1万円を使いたい」と言う知恵に、トラコは自分がサラ金と同じ利子で1万円を貸してやると言った。

そして「お金を手っ取り早く増やす方法」と言って知恵を競馬場へ連れて行くが、知恵は有り金全部すってしまい、また真希に怒られた。


真希はトラコをクビにし、夫婦喧嘩をした。

知恵はトラコに「もうどうしていいのかわからない」と泣きつくと、トラコは「今まで頑張ったんだから、一生懸命考えろ」と厳しく言い放つ。


トラコの入れ知恵で偽の誘拐事件をでっちあげた知恵は、呆れる真希に「お願い、1万円の身代金をちょうだい。知恵が考えた幸せを見て欲しいの」と懇願した。

知恵が1万円で買ってきたのは、流しそうめんセット。

知恵は両親と流しそうめんをしたとき楽しかった記憶があり、また3人で幸せになるために流しそうめんをしたかったのだ。

知恵の気持ちを知った真希は娘の成長を喜び、トラコにまた家庭教師をお願いするのだった。


2話のネタバレ


庶民的な定食屋を営む40代のシングルザー・智代(板谷由夏)は、別で暮らす元夫・満男(丸山智巳)から「息子の高志(阿久津慶人)が中学受験に失敗したら親権を譲れ」と言われて、トラコを雇う。

実は高志は3人組にカツアゲされていて、店のレジから五千円を盗んで渡してしまう。

しかも盗んだことをトラコに知られてしまい、五千円の正しい使い方について考えるように命じられる。


高志は「盗まずに生活費や店の仕入れに使うのが正解だった」と答えるが、「もっと考えろ」とトラコ。

そんな中、高志は智代と大喧嘩してしまい、五千円を盗んだことも告白してしまい、家出。

そのまま、父と祖母の家で暮らし始めた。


高志が3人組にカツアゲされていることを知った父と祖母は、転校すればOKと安易に解決しようとする。

高志はまたカツアゲに遭い、そこへトラコがやってきて「勉強するぞ」と高志を連れ帰る。

高校生のいじめを目撃したトラコは、相手が複数いるのもかまわず頭突き攻撃を食らわす。

「殴られても相手から目をそらさずにこっちが本気なことを伝えるんだ」


高志は3人組に一人で向かっていき、ボコボコにされた。

しかし無事に五千円を取り戻した。


母親と暮らすことを決めた高志は、五千円でバラの花を買ってプレゼント。

高志は「お母さんと暮らしたい。トラコ先生の授業を受けたい」と言って、智代はうれし泣きした。


3話のネタバレ


大手銀行の重役の後妻・50代の里美(鈴木保奈美)は前妻の息子たちから見下されており、連れ子の守(細田佳央太)をなんとしても東大に合格させて見返してやろうとトラコを雇った。

実は守の夢はお笑い芸人になることだったが、そんなこと母親に言えない。

トラコは里美からもらった家庭教師代20万円を見せて、「これでお笑いスクールに入学しちゃえば?」とそそのかす。


しかしやはり里美に理解してもらいたいと思った守は、トラコのすすめで単独ライブを開いて里美を招く。

里美は、客席のほとんどがサクラとも知らずに、守のネタがウケまくっていることを喜んだ。

しかし帰宅すると、父親は守に「お前は一家の恥だ。イギリスに留学しろ」と厄介払い。


守が空港に行くと、トラコがいた。

「お金があって恵まれていることを知れ!」

トラコは守の単独ライブでとったアンケートを見せた。

どれも酷評だったが、一枚だけ「頑張った」と書かれていた。

里美だった。


帰宅した守は「東大もお笑い芸人も目指す」と家族の前で宣言。

父と兄・姉は笑うが、里美だけでは「笑い長ければ笑えばいい。この子のおかげで生きてこれた。これからはこの子のやりたようにやらせる。私は母親だから」と言った。

守と里美はトラコに「東大に行かせてくれ」と頼んだ。


4話のネタバレ


新聞社に勤めるバリキャリ30代の真希(美村里江)が好きな記事を書けないという理由で会社を辞めてしまう。

再就職活動や節約に一人で奮闘し、空回りするが、トラコのお蔭で夫と娘の知恵との絆が深まった。

5話のネタバレ


庶民的な定食屋を営む40代のシングルザー・智代(板谷由夏)がガンと診断された。

智代は万一自分が死んだ時のために、高志にお金を作ろうとしますが、失敗。

トラコは智代の遺書を何度も添削し、智代と高志の絆を強めた。

『家庭教師のトラコ』トラコの本当の目的とは?

福多は一度は官僚の道に進んだが、理想とのギャップに失望して辞職。

そんな中トラコと運命的な再会をして「トラコがやりたいこと」を叶えてやろうと決めました。

高卒のトラコの有能な秘書を務め、トラコとあらゆる方面からサポートしています。


トラコの授業はシンプルで「あなたは何が知りたいの?」と子供に聞いて、お金の使い道を考えさせるだけ。

しかも親が払う家庭教師の授業料は、親が勝手に決めてもいい。


実はトラコには、無駄なお金の使い方を死ぬほど見て来た過去がありました。

そのために街の権力者達の子息の家庭教師をし、コネを作り、お金を貯めているとか。


しかし今回の3人の中には、裕福でない家の子供・高志が混ざっています。

また福多は「最近トラコが教え子を手なずけるのが早すぎる……」と心配。(知恵と高志を立て続けに手なずけた)

福多は「トラコは焦っているのではないか?」と疑っています。

最後のターゲットは母親?


3話ラストで、トラコは母親がくれた唯一のもの=地球儀を手にしています。

福多は「次のターゲットは母親なんだろう」と言います。

『家庭教師のトラコ』最終回結末をネタバレ

トラコに「無駄なお金の使い方を死ぬほど見て来た過去」があるのは、公式から明らかです。

今までは街の権力者達の子息の家庭教師をし、コネを作り、金を作っていたとか。


しかし今回のトラコには以下の2つの不可解な点があります。
  • 貧乏な家の子供である高志を教えている
  • 知恵と高志を手なずけるまでの時間が短く、何か焦っている様子

3話ラストでトラコの次のターゲットが母親であることが判明しましたが、そのことに関係がありそうですね。


トラコは子供たちにお金の正しい使い方を学ばせることで、(何か目的をもって)自発的に勉強するように誘導しています。

そして家庭教師の日は一泊することで、その家庭が抱える問題まで解決。


子供だけでなく親までまるっと教育しているように見えます。

トラコは母親からの手紙(「ごめんね」とだけ書かれた短い手紙)を持っており、親からもっといろんな言葉を聞きたかったように見えます。

だから家庭教師を通じて、「理想の親子関係」を構築しようとしているのでは?


3つの家庭の子供たちが、最終的にどんなことを学んで志望校に合格するのか楽しみです。



また福多はトラコのことが好きなので、トラコの目的が達成された後に福多の思いが通じるラストを予想します。