『刑事7人シーズン4』が、2018年7月11日からスタートします。
警察内の黒幕を暴き出した末、それぞれが閑職に飛ばされるという衝撃のラストを迎えた前シーズンから1年。
シーズン4は主人公・天樹悠(東山紀之)が所属する刑事資料係を舞台に、資料室に眠る凶悪事件に挑む新章へ突入。
お馴染みの5人のメンバーに加えて、海老沢芳樹(田辺誠一)、青山新(塚本高史)が“新キャラ”として参入、あらたな“刑事7人”の世界が幕を開けます!
当記事では『刑事7人 シーズン4』のキャスト一覧と原作、簡単なあらすじについてまとめました。
もくじ
『刑事7人 シーズン4』概要とあらすじ
- タイトル 刑事7人 シーズン4
- 放送日 毎週水曜日21:00~21:54
- 放送開始日 2018年7月11日から
- 原作 なし
- 脚本 寺田敏雄(てらだ・としお)など
- 監督 及川拓郎(おいかわ・たくろう)
- 制作 テレビ朝日、東映
原作
『刑事7人 シーズン4』に原作はありません。
テレビ朝日と東映の完全オリジナル作品です。
脚本、監督
脚本は、寺田敏雄(てらだ・としお)さんなど複数の脚本家が担当。
寺田敏雄さんの代表作は『ドクターX〜外科医・大門未知子〜』『必殺仕事人』など多数。
骨太なドラマが期待できそうです!
監督を務める及川拓郎(おいかわ・たくろう)さんは、前作(『刑事7人2017』)の監督も務めた方。
これは安心して見ることが出来ます!
『刑事7人 シーズン4』簡単なあらすじ
2015年から3年に渡って、新しい刑事ドラマとして7月期の水曜よる9時枠をハードに飾ってきた『刑事7人シリーズ』。
東山紀之さん演じる天樹悠を中心とした個性的な刑事たち7人が、難解な刑事事件に挑む姿が描かれました。
前作であるシーズン3では“最大の黒幕が身内”という衝撃のラストを迎えて、それぞれが閑職に飛ばされました。
それから1年経過。運転免許センターにいたはずの片桐正敏(吉田鋼太郎)が密かに警視庁に復帰。
「刑事資料係」で、現場に出ることもなく気ままに捜査資料を読み漁る日々を送る天樹悠(東山紀之)の上司になっていました。
そして水田環(倉科カナ)と青山新(塚本高史)は、その片桐からの指示で「警視庁捜査一課12係」の刑事に戻っていました。
片桐は、資料室に眠る未解決の凶悪事件解決に特化したスペシャルチームを設立。
ここに天樹悠(東山紀之)、青山新(塚本高史)、水田環(倉科カナ)、堂本俊太郎(北大路欣也)というお馴染みのメンバーが終結、今作からは海老沢芳樹(田辺誠一)、野々村拓海(白洲迅)が参入し、新たな“刑事7人”が難解な事件に挑みます!
第4シリーズのカギは天樹が所属する「刑事資料係」。天樹の進化に注目
第4シリーズのカギとなるのは、天樹が所属する「刑事資料係」。
警察庁の捜査資料を管理する巨大データバンクと向き合ううちに、天樹は“人間データバンク”と呼ばれるほどに。
高い捜査能力に加えて、犯罪情報も手に入れた天樹の進化に期待!
『刑事7人 シーズン4』キャスト一覧
刑事7人、もうすぐ始まりますね!
— マサ@カナ♪ (@masami20040127) 2018年6月28日
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ドラマ『刑事7人 シーズン4』のキャストを一覧でまとめます。
キャラクターと役者の過去出演作品について簡単に解説しています。
刑事総務課 刑事資料係
警視庁内の捜査資料を保管、維持、管理する、いわば巨大な犯罪データバンク。
その中には事件の成り立ち、犯罪者の心理や手口、凶器やアリバイ工作などあらゆる情報が詰まっています。
天樹悠(あまぎ・ゆう):東山紀之(ひがしやま・のりゆき)
- 役名 天樹悠(あまぎ・ゆう)
- キャスト 東山紀之(ひがしやま・のりゆき)
- 生年月日 1966年9月30日
- 年令 51歳
天樹悠は、「警視庁刑事部 刑事総務課 刑事資料係」に所属。
「警視庁遺失物センター」「捜査一課12係」「機動捜査隊」を経て、「刑事資料係」に配属。
一見朗らかですが、ふと人を食ったような態度を見せる男。
捜査能力は非常に高く、ひたすら証拠を積み上げ、真実が判明する瞬間までは物事を決めつけないスタイル。
12年前の妻子の事故死が仕組まれたものであると判明し、その衝撃の真相に自身の正義感が揺らぎますが、何とか乗り越えて前に進もうと努めています。
老眼鏡をかけ慣れない手つきでPCと向きあい、膨大な捜査資料をデータ化する作業の中であらゆる事件を知り、“人間犯罪ビッグデータ”へと変貌。
気になることがあると独自に捜査を進めてしまいます。
東山紀之さんは歌手で、俳優。
ジャニーズ事務所所属の3人組グループ・少年隊のメンバー。
過去出演作品は『必殺仕事人シリーズ』『刑事7人』シリーズなど多数。
片桐正敏(かたぎり・まさとし):吉田鋼太郎(よしだ・こうたろう)
- 役名 片桐正敏(かたぎり・まさとし)
- キャスト 吉田鋼太郎(よしだ・こうたろう)
- 生年月日 1959年1月14日
- 年令 59歳
片桐正敏は「警視庁刑事部 刑事総務課 刑事資料係」の係長。
「12係長」「刑事総務課長」「第11方面本部準備室長」「運転免許センター発行係」を経て、刑事資料係長に。
被疑者の首を絞めるという大失態を犯したにもかかわらず現職に留まっていられるのは、上層部の弱みを握ったからだと“うわさ”されています。
確固たる正義感の持ち主ですが、清濁併せのむ謎の人物でもあります。
今回のスペシャルチーム設立を裏で画策した張本人。
資料係の運営は天樹に任せっきりで、気が向いたときだけフラッと姿を見せます。
吉田鋼太郎さんは「劇団四季」出身のベテラン俳優。
過去出演作品は『半沢直樹』『MOZU』シリーズ、『おっさんずラブ』など多数。
野々村拓海(ののむら・たくみ):白洲迅(しらす・じん)
- 役名 野々村拓海(ののむら・たくみ)
- キャスト 白洲迅(しらす・じん)
- 生年月日 1992年11月1日
- 年令 25歳
野々村拓海は「警視庁刑事部 刑事総務課 刑事資料係」所属。
1年前に入庁。
警察学校を経て天樹の下に配属されました。
小さな頃から刑事になるのが夢でしたが、好奇心旺盛で無邪気すぎる性格が災いし、内勤に配属されました。
常に声が大きく、天樹や環、青山らの耳を塞がせるほど。
白洲迅さんは、若手人気俳優。
過去出演作品は『愛してたって、秘密はある。』『明日の君がもっと好き』など多数。
野々村拓海役の白洲迅さんの記事はこちら
→刑事7人 野々村拓海役は白洲迅!役柄や経歴、演技を紹介!
捜査一課12係
水田環(みずた・たまき):倉科カナ(くらしな・かな)
- 役名 水田環(みずた・たまき)
- キャスト 倉科カナ(くらしな・かな)
- 生年月日 1987年12月23日
- 年令 30歳
水田環は「警視庁刑事部 捜査一課 12係」の刑事。
「12係刑事」「監察官」を経て、再び刑事の世界に舞い戻ってきました。
帰国子女で、天樹悠とはまた違ったタイプの高い洞察力と推理力を持っています。
常に冷静沈着。
前シリーズで監察官から“スパイ”として仲間たちの動向を内偵するよう要請されましたが、結局仲間を裏切ることはありませんでした。
監察官として過ごした一年で、頑なだった環の“潔癖な正義感”が次第に柔軟性を見せ始めました。
片桐が行った今回の突然の人事を怪訝に思っているが、反面、どこかでうれしさを感じている自分にも戸惑いを隠せません。
倉科カナさんは、実力派女優。
過去出演作品は『花のズボラ飯』『ファーストクラス』『刑事7人』など多数。
海老沢芳樹(えびさわ・よしき):田辺誠一(たなべ・せいいち)
※右が田辺誠一さん
- 役名 海老沢芳樹(えびさわ・よしき)
- キャスト 田辺誠一(たなべ・せいいち)
- 生年月日 1969年4月3日
- 年令 49歳
海老沢芳樹は「警視庁刑事部 捜査一課12係」主任。
今回、片桐の采配で新たに特別チームに加わる中堅刑事。
環や青山の新しい上司。
上昇志向の塊で捜査一課長を目指していて、刑事の墓場と揶揄される12係は腰掛程度にして「いち早く終わりたい」と考えています。
7年前のとある事件をきっかけに、警察組織に対して強い不信感を抱いています。
その思いが伝わってか、あるいは熱すぎる正義感が災いしてか、部下たちはなかなか海老沢の指示通りに動いてはくれません。
元々は、捜査能力の高い男であり、今回の人事により片桐に専従捜査班へ引き抜かれました。
田辺誠一さんは、高身長のイケメン俳優。
過去出演作品は『ディア・シスター』『ボク、運命の人です。』など多数。
海老沢芳樹役の田辺誠一さんの記事はこちら
→刑事7人シーズン4 海老沢芳樹役は田辺誠一!役柄や経歴、演技を紹介
青山新(あおやま・あらた):塚本高史(つかもと・たかし)
- 役名 青山新(あおやま・あらた)
- キャスト 塚本高史(つかもと・たかし)
- 生年月日 1982年10月27日
- 年令 35歳
青山新は「警視庁刑事部 捜査一課 12係」の刑事。
「所轄刑事」「12係刑事」「交番勤務」を経て、再び12係の刑事へ。
警察官にならければ、犯罪者になっていたかもしれない男で、不良時代の仲間が情報源。
一般的な感情や常識が欠落した犯罪者の行動原理を肌感覚でつかむことができます。
自分なりの信念、“法に縛られない正義”があり、組織の論理にはまったく飲み込ません。
前シリーズで行き過ぎた言動により厳重に処罰されたが、捜査一課に返り咲いた今も反省した様子はありません。
天樹や環たちと再び捜査ができることを純粋に喜んでいます。
やがて放任主義の天樹に代わって新人の野々村の“子守り”役を担当することになり、それが“やんちゃ”だった青山を少しずつ変えていくことに。
塚本高史さんは、『監獄のお姫さま』のノブリン(長谷川信彦)役が印象的だった俳優。
過去出演作品は『マンハッタンラブストーリー』『木更津キャッツアイ』『帝王』など多数。
東都大学医学部
堂本俊太郎(どうもと・しゅんたろう):北大路欣也
- 役名 堂本俊太郎(どうもと・しゅんたろう)
- キャスト 北大路欣也(きたおおじ・きんや)
- 生年月日 1943年2月23日
- 年令 75歳
堂本俊太郎は、東都大学医学部 法医学教室教授。
天樹の義父。
世界的権威として法医学界を牽引している人物。
生涯現役を誓い「不屈の正義感」で事件性の高い遺体の司法解剖を行います。
法医学に関する知識と技術はずば抜けており、時として堂本の見立てが捜査方針を180度変えることもあります。
ただし、あくまでも法医学者としての立場をわきまえており、「事件を解決するのはあくまで刑事」と、警察とは明確に一線を設けています。
身近な人間の死を幾度か経験していく中で、悔いのない人生を送ろうと趣味のクルージングや料理を再開。
今でも亡き妻の残したレシピを大事に持っていて、気が向くとそのレシピを基に天樹らに手料理を振る舞います。
新人の野々村のことを新しくできた孫のように可愛がりますが、当の野々村は迷惑気味。
北大路欣也さんは、ベテラン俳優。
過去出演作品は『風林火山』『華麗なる一族』『篤姫』など多数。