『獣になれない私たち』は、獣になれない深海晶（新垣結衣）が主人公の“リアルな大人の恋愛事情”を描いたドラマ。
逆に獣になれる人もけっこう出てきて、晶の彼氏・京谷（田中圭）の優しさにつけ込む朱里（黒木華）や自由奔放な呉羽（菊地凛子）も登場します。
それにしても晶が、職場ではパワハラ上司に悩まされ、プライベートでは彼氏の優柔不断さに悩まされて、本当に救いがない……!
最終回は、晶は恒星（松田龍平）と結ばれるのでしょうか?できたら幸せになってほしい～!
当記事では『獣になれない私たち』最終回の結末をネタバレ予想してまとめています。
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もくじ
ドラマ『獣になれない私たち』3話までの簡単なあらすじ
深海晶（新垣結衣）は、常に周りに気を使って自分を押し殺す営業アシスタント。
職場では気配りがあって仕事もデキることが災いして、社長の九十九（山内圭哉）に大量の仕事を押し付けられています。
そして癒されるはずのプライベートでは、彼氏の花井京谷（田中圭）と一緒に暮らそうと約束してから4年が経過、また部屋の更新日を迎えようとしています。
同棲も結婚も出来ない理由は、京谷の家に元カノ・朱里（黒木華）が4年も住みついているから。
根元恒星（松田龍平）は、全てを冷めた目で見ている会計士。
兄の会社が倒産した時に借金を助けたのにもかかわらず、優秀な兄に逆恨みされてしまった過去を持っています。
しかも恒星は、兄の借金を返すために粉飾決算に加担する仕事を引き受けてしまい、その仕事は現在も続行状態。
晶と恒星は、ビールバー「5tap」で出会います。
その日、恒星の彼女・呉羽（菊地凛子）は運命の人（恒星ではない）との結婚を発表、客も一緒に乾杯という流れに。
恒星は、兄に似ている晶に痛い目見せてやろうという目的で「この近くに僕の事務所があるので、一発お手合わせしませんか?」と失礼な誘い方をします。
もちろん晶は断り、恒星は別の女性をお持ち帰り（しかし行為の途中で寝落ち）。
そんな第一印象最悪の晶と恒星ですが、何故か本音を言い合えるのでした。
その後、晶は社長に直談判して、労働条件の改善を要求。
しかし“特別チーフクリエイター”という肩書きを与えられて、うやむやにされてしまいました。
3話では、晶と京谷、恒星と呉羽が「5tap」で顔を合わせます。
晶と京谷はテーブル席、恒星と呉羽がカウンター席。
朱里がいつまでも京谷の家に居候していることにイラついた晶は、京谷を問い詰めてしまいます。
晶「千春さん（京谷の母）は、京谷が一人暮らしだって信じてる。私も千春さんに嘘つくしかない。これいつまで続ける?」
京谷：「別れたい?」
晶：「その聞き方はズルい」
京谷：「ゴメン」
そこへ呉羽が割って入ります。
オス、呉羽来ました。
要はどうしたいかって話。
今アンタがやってることは不倫男が妻とは別れる、信じてくれ～って言いながら、ズルズル二股かけてんのと同じなの!引用元:「大恋愛」3話・呉羽のセリフより
晶は、呉羽の言うことが正論だと思いつつも、京谷をかばうような発言をしてしまいます。
晶：「京谷の責任感です！」
呉羽：「責任?!取れてないでしょーが」
晶は「今の状況がおかしいこともお互いにわかってるの……!」と叫んで席を立って、洗面所へ。
京谷が追いかけて「ゴメン、かばわせて」と謝罪。
しかし「京谷のためじゃない」と晶。
京谷は悪くないってそう思わないと気付いてしまうから、京谷にないがしろにされてるって……。
京谷は「愛してるよ!!大事だよ晶のこと」と言いますが、「今日は帰って」と晶。
呉羽は、恒星に晶を送ってあげるように頼みました。
恒星が「今は（晶のことを）そんなに嫌いじゃない」と言って、「どっちでもいいです、ただの客同士だし」と晶。
それでも2人は「また5tapで」と約束して別れるのでした。
一方、呉羽はタクシーで京谷を送ります。
京谷は「だってどうすれば良かったんですか?朱里放りだせばよかったんですか?」と管を巻きます。
呉羽は、そんな京谷に強引にキス。
『獣になれない私たち』最終回結末をネタバレ予想
『獣になれない私たち』の最終回結末をネタバレ予想します。
晶と恒星はくっつかない
『獣になれない私たち』は、ドラマと違って実際は簡単に人を好きになれない、言いたいこともガマンするといった“現代のリアル”を描くドラマ。
脚本家の野木亜希子さんは「全ての頭でっかちな大人に送る新しいラブストーリー」とおっしゃっています。
このドラマで頭でっかちなのは、晶と恒星。
晶は人の気持ちを考えすぎて、自分の本音に蓋をしてしまっています。
恒星は言いたいことをズバズバ言っているようだけれど、本音キャラを演じているだけで、本当の意味では自分に素直に生きていません。
そして2人に大きな影響を与えているのが、呉羽。
晶は呉羽が経営するブティックの洋服の力を借りているし、恒星は呉羽が聞いたという運命の鐘の音に興味を持ちます。
本当は、晶も恒星も、呉羽のように本能で生きたいと思っています。
1話で晶は恒星に「結婚したかったときもあったけど、今は恋がしたい。新しい恋ができたら何か変わるのかなァ」と言いました。
晶は今の恋愛の延長線上に待っているものに嫌気がさして、新しい恋愛に飛び込みたい気持ちもあるのです。
また晶の周りの人物が、全部酷い！
彼氏の京谷は優柔不断だし、その京谷の優しさにつけ込んで4年も彼の部屋に居座る朱里も酷い!
そして職場の人間は、みんなして晶に仕事を押し付けてくる……!
晶を演じる新垣結衣さんは「晶のことを考えると心が苦しくなるんです」とコメント。
晶は一見完璧な人気者に見えるけれど、責任感や思いやりで動いているだけ。
新垣さんは「早く晶に解放されてほしい」と言っています。
最終回は、誰かと誰かがくっつくとかではなく、晶と恒星が精神的に解放されて前を向けるラストではないかと予想。
これから晶と恒星が付き合うんじゃないかな～?というところで終わるんじゃないかと思います。
いや～もう本当に晶には「スカッとジャパン」並みにスカッとして欲しいと思いますね～。
そして恒星には、粉飾決算の仕事からなんとか足を洗ってほしいところ。
晶は京谷と別れる
とにかく!晶は絶対に京谷とは別れるべき!
筆者は京谷はそこまで晶を愛してないんじゃないかと疑っています。
案外、最終回には京谷は朱里とよりを戻すんじゃないかとすら思えるのです。
京谷の苦しい立場はわからないでもないけれど、晶のことを考えたら心を鬼にしても朱里を追い出すべき。
朱里には頼る親もいないのでしょうかね～(>_<)
人間をひとり追い出すって……困難な作業ですね……。
呉羽はもう一度、恒星にアタック?
呉羽ですが、恒星に未練がある様子。
3話で、呉羽は晶に“恒星と別れた理由”について以下の発言をしています。
車がびゅんびゅん行きかってる道路で信号も何もないんだけど、うわっと飛び出してわーって反対側まで渡りたいと思うことない?
（中略）
でも渡り切ったつもりで渡れてなかったんだよ。
渡り切る前にすんごいところからすんごいスピードの車がわーって突っこんできて、まー軽いけがですんだんだけど、その道ではない、みたいな。引用元:『獣になれない私たち』3話・呉羽のセリフより
ちょっとわかりにくい表現ですが、呉羽が恒星にわーっと向かっていったけど思わぬことで失恋しちゃったという意味に取れます。
そもそも呉羽と恒星のなれそめは、呉羽が恒星をお持ち帰りしたから。
また、恒星は晶に「呉羽が結婚願望あったなんて知らなかった」と漏らしています。
呉羽が、なかなか結婚を口にしない恒星に焦れて、他の相手と結婚したということでしょうか?
だとしたら、呉羽はまだ恒星を好きなのかも?
2話で「最後にしとく?し納め。記念に」と言って、恒星を誘っていましたし……(^_^;)
でも呉羽がその気でも、恒星はなびかないでしょうね。
晶と恒星、呉羽と京谷がくっつく
3話ラストシーンで、呉羽が京谷にキス。
これはおそらく呉羽の荒療治で、本気のキスではないと思いますが、今後、呉羽と京谷が急接近する可能性もあります。
呉羽ならば、優柔不断な京谷をうまく操縦するかも?!
そして意外に晶の気持ちを理解してくれる恒星が、晶とくっつく。
当記事では『獣になれない私たち』最終回結末のネタバレ予想について新情報が入り次第、追記していきます。
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