ドラマ「陸王」の埼玉中央銀行行田支店長・家長亨を演じるのは桂雀々(かつらじゃくじゃく)です。
キャストを見て「桂雀々って誰?」と感じた方もいらっしゃると思いますが、桂雀々は俳優ではなく落語家。
当ページでは、ドラマ「陸王」に出演する桂雀々についてと、演じる埼玉中央銀行行田支店長・家長亨の役柄についてご紹介します。
ドラマ「陸王」支店長・家長亨役は桂雀々
【本日の仕事】今年デビュー40周年を迎える上方落語の爆笑王、桂雀々師匠にインタビュー取材。何か雀々ワールドを独り占めさせてもらったような楽しい時間やった。ホンマにええ人や~ 自叙伝『必死のパッチ』(幻冬舎文庫)もおすすめ。 pic.twitter.com/rHYgo5HyRr
— 東端哲也 (@batajan) 2017年5月21日
桂雀々は1960年8月9日生まれで現在57歳の落語家です。
大阪出身ということで「上方落語(かみがたらくご)」を中心に活動しており、今は亡き2代目桂枝雀の弟子の一人。
小学生のころにとある番組の視聴者として番組に参加を繰り返し人気者となり、中学時代には「ぎんざNOW!」の”素人コメディアン道場”というコーナーで出演し、巧みな喋りで人気を博しチャンピオンとなります。
1977年6月1日(16歳のころ)に桂枝雀に弟子入りして、同年の10月には枝雀独演会にて上方落語の演目「浮世根問(うきよねどい)」を披露、これが初舞台となりました。
以後も落語界で活躍し続け、2007年には芸歴30年を迎え「桂雀々独演会 雀々十八番」をシアターBRAVAにて6日間開催されて全公演完売。
2011年には東京に拠点を移して、独演会は毎回完売するほどの人気となりました。
2013年から2015年にBSにて冠番組「桂雀々の大判小判がじゃくじゃく~BS12お宝噺~」を持つなど活躍の幅を広げていきます。
桂雀々の俳優としての経験は?
『かぞくのひけつ』右上にテントさん発見。 pic.twitter.com/y7onnxyq28
— オフィス・シロウズ (@OfficeShirous) 2015年1月31日
桂雀々は、ときに俳優としても活動しています。
出演していた作品は以下のとおり。
2006年 映画「かぞくのひけつ」
2008年 映画「しあわせのかおり」
2012年 映画「黄金を抱いて翔べ」
ドラマ「はっさい先生」では脇役だったものの、2006年は大阪を中心に公開された映画「かぞくのひけつ」は全国規模ではないものの主人公・賢治の父を演じます。
2008年の映画「しあわせのかおり」は金沢の港町を舞台とした中谷美紀主演、田中圭、木下ほうか、平泉成などが出演するヒューマンドラマ。
2012年の映画「黄金を抱いて翔べ」は妻夫木聡、浅野忠信、桐谷健太、西田敏行など超強力キャストで送られるサスペンスアクション。
「かぞくのひけつ」意外では脇役としての登場となっています。
今回のドラマ「陸王」では初の民法ドラマレギュラー出演となりますね。
どのような演技をなさるのかは筆者も見たことがありません。
落語家としての力が演技にも発揮されるのか、注目していきましょう。
ドラマ「陸王」支店長・家長亨の役柄を原作から紹介
ドラマ「陸王」で桂雀々が演じるのは埼玉中央銀行行田支店長・家長亨です。
家長は、こはぜ屋のような零細企業を見下しているような男で、坂本や大橋の上司にあたります。
坂本とは意見が一致しないようで、こはぜ屋の担当が大橋に代わる原因となってしまう人物でもあります。
宮沢と坂本にとっては厄介な相手なのです。
桂雀々本人は「嫌味な銀行員を演じきりたい」と過去にない悪役への意欲をコメントしています。
まとめ
ドラマ「陸王」に出演する桂雀々の経歴や俳優としての活動、そして埼玉中央銀行行田支店長・家長亨の役柄について原作からご紹介しました。家長はこはぜ屋にとっては、かなり嫌な奴です。
今回は、目新しいキャスティングがされましたが、共演する風間俊介(坂本)や馬場徹(大橋)とどのように絡んでくるのかに期待しましょう。