『東京タラレバ娘(2020)』が、2020年10月7日(水)に放送!
夏に放送予定でしたが、コロナ禍の影響で延期に。
33歳になった倫子(吉高由里子)、香(榮倉奈々)、小雪(大島優子)は、どうしているのでしょうか。
当ページでは『東京タラレバ娘』の原作漫画の最新作『東京タラレバ娘 リターンズ』をネタバレしています。
※『東京タラレバ娘』(2020)のあらすじが、『東京タラレバ娘 リターンズ』と一致するかどうかはわかりません。
もくじ
『東京タラレバ娘 リターンズ』の簡単なあらすじ
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— PR TIMESニュース (@PRTIMES_NEWS) March 12, 2019
タラレバ言ってたら、また何年か経ってしまった。
そして遂に、香が結婚することに!
彼女の結婚式で出会ったウェディングプランナーの五郎は、倫子のタイプ。
久々にときめく倫子だが、そこへあの3人の男たちがお祝い(?)に駆け付けて……。
運命の出会いと衝撃の再会で、タラレバ娘たちが出した結論とは?
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『東京タラレバ娘 リターンズ』のネタバレ
『東京タラレバ娘 リターンズ』をネタバレします。keyが倫子にプロポーズ?
冒頭では、key(坂口健太郎)が結婚指輪を出して「結婚しよう」。
そりゃ驚くよな
まさかこの俺がこんなこと言うなんて自分でもびっくりだ
オレとあんたは初めて会った時からケンカばっかりで
でもアンタがオレを変えてくれた
なんでだかアンタと一緒にいると オレ過去を思い出さずにすむんだ
(中略)
全部アンタのおかげだよ
だからこれからも一生側にいてくれ・・・
愛するレイチェル引用元:漫画「東京タラレバ娘 リターンズ」keyのセリフより
てっきり倫子(吉高由里子)にプロポーズかと思いきや、これはkeyが役者として出演する海外ドラマ内でのセリフだった。
倫子とkeyはどうなったの
場面は変わって、前作最終回から数年後の倫子。
実家に帰った倫子は、keyが出演する海外ドラマを見ながらおやつを食べている。
あれから、倫子とkeyは結局恋人同士になれなかった。
keyは、事務所の社長がロスに行きたいってだけの理由でオーディションを受けさせられたらなぜか合格。
去年から社長と一緒にロスに行ってしまった。
倫子に「一緒に行こう」のお誘いの声はかからず、マミちゃん(石川恋)情報によるとkeyは毎日英語のレッスン、筋トレ、撮影でてんてこまいとのこと。
今は恋愛している暇も精神的余裕もないのだろう。
倫子にとってkeyは「逃がした魚」というより「最初から食えない魚」だったって感じ。
マミちゃんの結婚
マミちゃんは、彼女が脚本をやったドラマのADさんと電撃結婚。
結婚の決め手は、彼の実家が港区で、彼の両親が50代で子育てに全面協力してくれるから。
マミちゃんは20代で2人子供を産んで35歳までに日本アカデミー賞脚本賞、40歳までに朝ドラ、50歳で大河ドラマの脚本を書く予定(人生設計バッチリ)。
倫子も、自分なりに頑張っている。
そう、keyに言われた『かっこいい女』になるために。
(『東京タラレバ娘』9巻で倫子がどんな女になればKEYと恋愛出来るかと訊くと、keyは「かっこいい女」と答えた)
しかし地位や名声が劇的に向上するってことがないのが現実。
香が電撃結婚
ある日の3人での飲み会で香が「私、結婚するわ」と電撃発表。
倫子と小雪は「誰と」と真っ青に!
香の結婚相手は、アノ涼ちゃん(平岡祐太)ではなく、まさかの小学校の同級生・平沢ゆう。
涼ちゃん……前作でモデルと香を二股かけていた最低男。
きっかけは、小学校の担任の先生のお葬式での再会。
実は香は、小学生の時に平沢ゆうのことが好きだった。
香とゆうは、それから2回ほどファミレスでデートして、昔話で盛り上がって意気投合。
ゆうも、小学校のときに香からバレンタインチョコをもらったことを覚えてくれていた。
ゆう:「香ちゃん、オレバツイチだけど子供はいない。離婚の原因は嫁が浮気してそいつの子供できたから仕方なく」
香:「げえっマジで」
ゆう:「ちなみにオレすぐそこの中学校の非常勤講師だけど、来年の本採用目指して頑張ってるとこ。よしドリングバー行ってくるからその間に考えてみて、結婚」
ゆうが戻ってくると、香は「ひとつだけ聞いていい?平沢くん大人になってお酒飲めるようになった?」。
その後2人はしこたま酒を飲んで盛り上がり、その勢いで地元の駅前のホテルへ・・・!
まさに、同窓会あるあるだ。
ちなみにゆうの顔は、アノ涼ちゃんに似ている。
香の男の好みのルーツは、ゆうだったのだ。
(童顔、タレ目、小柄、可愛い系)
香は以下の5点からゆうとの結婚を決断。
- 家も近所だしどっちも普通のサラリーマン家庭。
- ゆうの離婚の原因は奧さんの浮気。
- 小学校の頃から知っているから性格も人柄も問題ないのはわかってる。
- 仕事も教師だしマトモ。
- なにより一緒にお酒飲めたし、子供の頃も思い出話で会話に困ることない。
もう、ゆうの親戚が勤めている埼玉の結婚式場で式をあげることまで決まっているとのこと(早い)。
香の結婚式当日
結婚式当日。倫子と小雪は、年甲斐もなくブライズメイドを引き受けた。
ブライズメイド……花嫁とおそろいのドレス(但し白以外)を着て花嫁を引き立ててサポートする役。
結婚式場は、素敵なチャペルだった。
そこへ「ブライズメイドの方、花嫁様の控室までお願いします」と黒いスーツの男が迎えに来た。
仏頂面クール系でいかにも倫子好みのこの男は、結婚式のウェディング・プランナーで、新郎の平沢ゆうの従兄弟の五郎だった。
ゆうによると、五郎は変人だから女性と付き合ったこともなくまだ独身とのこと。
涼と丸井がやってきた
その頃、涼は丸井(田中圭)と一緒に車で式場に到着。
丸井とは、小雪(大島優子)と不倫していた男。
涼:「最高のショーの舞台にこの教会はおあつらえ向きだぜ」
2人は、なんのためにやって来たのか。
倫子は、五郎のリードでブライズメイドの役割をこなしながら、やっぱり結婚したいなあと思っていた。
香はバージンロードを歩き、ゆうと誓いの言葉を交わす。
(思わず涙ぐむ倫子と小雪)
その頃外では、涼と丸井が五郎に取り押さえられていた。
涼:「違うよ、オレはぶち壊しに来たわけじゃなくて、結婚祝いにサプライズで一曲歌ってやろうと思ったんだよ」
五郎:「却下。警察に通報します」
倫子が五郎に惚れる
涼と丸井はいったん逃亡。
倫子は、逃げていく2人の後ろ姿を見て真っ青に。
五郎は、懲りずに木の陰から見ている2人を投げ飛ばした。
その一部始終を目撃した倫子は、ますます真っ青に。
五郎は、小指を口にあてて「しっ」。
か~っこいい~となる倫子。
その間に香がブーケトスして、小雪が見事にキャッチ。
それから、倫子の心臓のドキドキが鳴りやまない。
ダメよダメダメ。あの人は女に興味がない変人なんだから。
ああ。だったらいっそゲイならあきらめがつくのに。
五郎の方も倫子に気がある?
倫子は、涼と丸井を五郎が止めてくれて良かったと思った。
この幸せ空間に、元カレのおめでとうなんて邪魔なだけだから。
だって香はもう(涼を忘れて)次に進んだんだから。
私はどうだろう?そろそろ次に進めるのだろうか。
倫子は、涼と丸井が悪い人間ではないことを五郎に説明するが、五郎は「不幸の種を撒きたくありません。日本の離婚率は現在35パーセント。従兄弟としてゆうにはもう離婚してほしくないんです」と語る。
五郎は「残念ながら結婚はゴールではなくスタートだから、あの2人が上手くいくかどうかは誰にもわからない。だからこそ今日だけはパーフェクトな一日にしてあげたい」と真剣な瞳で語り、倫子はうっとり。
倫子は思い切って「今度ゆうさんも一緒に食事でもどうですか」と誘う。
五郎の返事は「ドラマのネタになるなら、2人で食事しましょう。その代わり元カレは圏外へ」。
これは脈ありなのか?
その頃、涼と丸井は五郎に投げ飛ばされた痛みに苦しんでいた。
涼は「ホントに結婚しちゃったんだな、香」とため息をつき、丸井は「涼さんも結局モデルの彼女と別れたし香さんにしとけば良かったんじゃないですか」と女々しい発言。
keyもお祝いに駆け付ける
そこへ「タラレバ男発見」とスーツ姿のkeyが登場。
わざわざ海外から香の結婚式を祝いにやってきたのだ。
倫子と会ったkeyは、開口一番「いい年してすごいカッコだな、おばさん」。
倫子は、ムカつくと同時に、今やハリウッドで売れっ子なのに昔と変わらずケンカを吹っ掛けてくれるkeyに懐かしさと嬉しさも感じるのだった。
key:「マミちゃんに聞いた。一言お祝い言わせてもらってもバチは当たらないだろう」
話を聞いた五郎は「それはダメだろう?」。
五郎:「ガーデンパーティーといえど、招待客でない方をお入れするわけにはいきません」
key:「香さんに聞いてください。keyと涼と丸井の3人がお祝いに駆け付けた。一杯だけ乾杯させてくれと言ってると」
五郎は「先生、ご指示ください」と倫子とコソコソ。
涼と丸井は「もしかして倫子ちゃんの新しい男か?もしかしてkey焼いてる?」。
keyは「いえ、時間が経ったんだなと思って」と言った。
keyは倫子に「おい、あんた」。
key:「そっちじゃなくてこっちと相談しろよ。付き合いは古いだろ」
倫子:「ケンカ付き合いしかしてない気がするけど」
keyが倫子に「このウェディングプランナーは何者だ?」と聞くと、五郎は「この式が終わったら2人でお食事でもという話になっております」と男らしく答える。
「へえ・・・」とkey。
(表情は変わらないが、ショックを受けてるのかも?)
倫子が「香に(3人に会いたいかどうか)一度聞いてみる」と聞きに行くと……
(すでに酒で出来上がったいた)香は「あいつら全員地獄に落ちろ!そんで地獄から祝電届いたらそれ燃やしてスルメ焼くわ!」と言って、親指を下に向けた。
小雪も「うめえわ、このワイン」と出来上がっている。
倫子の決断
倫子は、五郎に、3人に1曲だけ『飛び入り演奏』をさせてあげて欲しいと頼みます。
あの3人に振り回されて辛い恋をした私たちだけど
あの3人の幸せを願うことでその恋を思い出に出来た
もしかして彼らも同じように私たちの幸せを願ってくれているのかもしれない引用元:漫画『東京タラレバ娘 リターンズ』倫子の心の声より
倫子:「地獄に落ちろって」
五郎:「それは良くないですね。人を呪わば穴2つですから」
倫子:「お酒のせいかと」
五郎:「お酒のせいとしても、人の不幸を望んでいるうちは幸せになれない」
ここで五郎は、腑に落ちたように「そうか」とうなづく。
「おめでとうって一言言いたくてやって来たんだ、あの3人は。過去に犯した罪を悔い改めて今はあなた達の幸せを願ってるんでしょうね」
そう、keyはわざわざアメリカから。
涼はバンドが忙しい中駆けつけ、丸井は奧さんに嘘ついてマイカーを出したのだ。
3人は、飛び入りでマルーン5のシュガーを熱唱。
新郎も乱入して盛り上がった。
君は俺に本当の愛を見せてくれたから
これからもきっと問題ない
僕の人生を甘く甘くしてくれた愛しの君(シュガー)
香はうれし涙を流した。
keyとの別れ
keyは、またすぐにロスに帰らなければならない。
倫子が「ねえ、私、かっこいい女になった?」と聞くと、keyは「かっこよくなった!また会おう。その時はオレももっと……かっこよくなってるはずだから」と言って帰って行った。
もしかして私たちが恋人になれなかったのは
神様がお互いに宿題を与えながら成長していく関係を
与えてくれたのかもしれない
そうだったら私はもっと人生を楽しんで
まだまだ恋もして もっといい女にならなきゃ引用元:漫画「東京タラレバ娘 リターンズ」倫子の心の声より
五郎とのデート
後日、五郎とのデートの日。
倫子は、高級イタリアンやフレンチではなく、呑んべえ(小雪の店)に五郎を連れて行った。
倫子と小雪、五郎の3人で、結婚式の写真を見て歓談。
小雪:「じゃ、この子なんてどう?」
倫子:「もう~やめてよ、小雪~」(嬉しそう)
しかし五郎の口から出た言葉は「ぼく、新夫を目指しているので結婚できないんですよ」。
それ、早く言っといてくれたら~!!!
感想
香が幸せな結婚をして本当に良かったな~と思いました。前作の香は、チャラ男・涼のセカンドにされて振り回されて本当に可哀想でしたからね~(^_^;)
SPドラマの方の香は既に結婚して主婦になっている設定ですが、お相手はゆうさんである可能性が高いでしょうね。
倫子ですが、keyとは恋人同士になっていませんでした。
でも倫子とkeyの関係は、ソウル・メイトのようで素敵だなと思います。
なんとなくですが、keyも「かっこいい男」になって倫子とまた付き合いたいとは思っているのかなと感じました。