68歳の新入社員 ネタバレと感想!高畑充希と小瀧望のキスシーンが胸キュン!

『68歳の新入社員』は高畑充希さんと草刈正雄さんが初共演を果たした岡田惠和さん脚本のオリジナルドラマ。

若干28歳のチームリーダー・繭子(高畑充希)が、自分より40歳年上の仁井本(草刈正雄)の指導係となるところから物語はスタート。

心温まるヒューマンドラマで、見たあとは穏やかな幸福感に包まれました。

当記事では『68歳の新入社員』あらすじのネタバレとTwitter(ツイッター)の評判や感想についてまとめました。



『68歳の新入社員』あらすじのネタバレ



若干28歳のバリバリOL・繭子


工藤繭子(高畑充希)は、前職での実績を買われてヘッドハンティングされ、今は老舗の和菓子会社・羊堂本舗で新規事業開発を引っ張るバリバリの28歳のOL。

若手社員5人からなる“チーム工藤”を率い、最初に手掛けたキャラクターグッズがヒットしたため、次の商品にかかる社内の期待も大きく、日々、見えないプレッシャーにさいなまれていました。

そんな繭子に営業部の戸田(宮川一朗太)と向井(竹森千人)は、セクハラ・パワハラもしてきます。


癒し系の彼氏



繭子には同棲中の優しい彼氏・諒(小瀧望)がいました。

自宅でカフェを営むかたわら、オブジェなどの捜索活動もする癒し系。


何をしても許されてしまう“憎めない系男子”で、料理も上手で、夕食を作って繭子の帰りを待つことも。

仕事でプレッシャーやストレスを抱える繭子にとって、まさに癒しの存在。


諒は極度のマイペースで、芸術活動についても気ままで、「お金が絡むとつまらない」とニッコリ。


社長から繭子へニュー・ミッションが!


社長から繭子に電話で「今までは菓子部門とは別にキャラクター商品の開発をお願いしてた。でも菓子部門も売り上げは伸びてない、それじゃ意味がないんだ。次の企画は、菓子そのものと連動した企画を考えてくれ」のお達しがありました。

今までは菓子とは別で考えていたのが、今度は菓子の売り上げも伸ばすものを考案しなければならず、しかも期間はたった2週間!

プレッシャーに押しつぶされそうになる繭子。


40歳年下の部下



そこに追い打ちをかけるように突然、繭子は40歳も年上の部下を抱えることになってしまいました。

部下としてやってくる仁井本和夫(草刈正雄)は羊堂本舗を一度は定年まで勤めあげ、引退生活を送っていた人物。


2人の娘が結婚して家を出て行き、妻・文子(原田美枝子)との2人暮らしで暇を持て余し、次第にサラリーマン時代の仕事への意欲がむくむくと湧き上がっていた中、若社長・岡崎(丸山智己)からの声かけで再び羊堂本舗で働くことになったのでした。


繭子は自分の父親より年上の仁井本が部下になることに「有り得ない……」。

仁井本も新しいボスが自分の娘より年下なことにびっくり。


仁井本は退職前は総務部だったのですが、新規事業開発部ではまったく使い物になりませんでした。

繭子自ら仁井本の指導係になりますが、仁井本はスマホやタブレットさえ使えないのです。


“68歳の新入社員”仁井本を支える妻・文子



自宅では“68歳の新入社員”仁井本を、妻・文子(原田美枝子)が支えています。

文子は仁井本とは羊堂本舗で社内結婚し、出産以降は専業主婦。


仁井本より年下ですが、肝心なところで手綱を握るしっかり者です。

仁井本の再入社後は、タブレットの使い方を教えたり、40歳年下の“ボス”・繭子との関係にアドバイスを送ったりするなど、夫を陰で支えます。


繭子は諒にイライラ?



繭子は諒のマイペースにイライラ。

諒は逆に「繭子はどうしてそんなに頑張るの?」と質問。


「私なんてがんばるしかないじゃん。諒みたいに無理しないでいられるような境遇じゃないし、必死でがんばる以外ほかにないじゃん」

繭子はついつい諒に八つ当たりしてしまいますが、「そんなふうに思ってたの?八つ当たりはなんか嫌だな」と諒。

繭子が「ごめん」と謝ると、諒は「許す」と笑顔。


繭子は、2人の関係がギクシャクしてきたことを気にするようになっていきます。


心を通わせる40歳差コンビ


仕事もプライベートも行き詰まる繭子を心配する仁井本。

「力になりたいですよ、今は部下と思わずお父さんと思ってはどうですか?」と言う仁井本に甘えて、身の上話をする繭子。


繭子は元々は文房具の会社のフツーのOLでしたが、企画が通って生活が一変。

いきなり企画部長になり、商品開発の先頭に立たされることに。

そして繭子の考案した商品はバカ売れで、雑誌の取材は来るわ、社長賞は受賞するわでもう大変。


でもそこからが繭子は大変でした。

「調子に乗ってる」とか「女使ってる」とか陰口をたたかれだしたのです。


それで嫌になった繭子は会社を辞めました。

しかしそれでも繭子は会社が楽しかったな~と思う日々を過ごしてしまいます。

そんな時に、この会社の社長に繭子はスカウトされたという次第でした。


仁井本に「ボスはいい上司だと思いますよ」と言われて「そんなこと言われたら泣きますよ」と繭子。

2人はお互いに世代を超えたシンパシーを感じるのでした。


レストランで繭子カップルと仁井本夫婦がバッタリ


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繭子は最近ギクシャクしてしまう諒と仲直りするために、老舗レストランへ。

そこにはなんと仁井本夫婦も来ていました。


文子の提案で、4人で食事することになります。

文子は繭子と諒を見て「繭子さんからすると(諒くんは)大好きなんだけどいまひとつ頼りないっていうか生活能力に欠けるっていうか、野心みたいなものがなくてちょっとイライラする、みたいなね」と笑顔で2人の関係を言い当てます。


聞けば、文子の娘の彼氏が夢追い人で、でも現在は2人は結婚したとのこと。

文子と諒は料理の話で盛り上がり、繭子と仁井本は仕事の話になります。


「負けたくない」と言う繭子に「引き分け上等ですよ」と言う仁井本。

繭子は仁井本の言葉に救われます。


繭子と仁井本が……?


翌日、繭子は戸田に呼ばれて、自分と仁井本が噂になっていると知らされます。

新企画の提案が遅れていることについても、ネチネチ嫌味を言われることに。


その後、繭子は仁井本の指導係を他の人間に任せて、仁井本から距離を置くようになります。

そんな中、仁井本は風邪をこじらせて仕事を休みます。

そして繭子に距離を置かれた理由がわからない仁井本は気落ちして、その次の日も会社を休んでしまいます。


文子は諒とお料理教室


風邪の仁井本とは裏腹に、文子は諒を自宅に呼んでお料理教室。

文子は諒にカフェメニューを習って、諒は文子にベテラン主婦の技を教えてもらうのです。


「ボス(繭子)は新しい仕事任されて結果出すしかなくて、相当追いつけめられてると思う」と言う仁井本に、「そう言えば最近疲れた、疲れたって言わなくなった」と諒。

「それ危険信号かもしれないな~。人って本当にしんどい時言わないから」と文子が言って、仁井本は「(ボスに)優しくしてやってくれ」と諒に頼みました。


セクハラ発言に繭子がキレる


繭子は再び戸田に呼ばれて、新製品の進捗状況について聞かれますが、案の出ない繭子には何も報告することはなく……。

戸田と部下の向井は、繭子と社長、繭子と仁井本の関係を疑う発言をしていやらしく笑いました。


自分のことだけでなく部下のことまで侮辱された繭子は、グーで戸田を殴ってしまいました。

「終わった……」と思う繭子。


諒が繭子にプロポーズ


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諒の待つ家に帰った繭子は「終わった……」と嘆きます。

そんな繭子に諒は「俺たち結婚しない?」とプロポーズ。


繭子は「なんでそんなこと言うの?弱ってるから結婚したら解決するわけ?」と感情的になってしまいます。

そこへ文子から電話がかかってきました。


仁井本家に呼ばれた繭子と諒は……


文子に呼ばれて、繭子と諒は仁井本家へ。

文子と諒は買い物に出かけて、繭子と仁井本を2人きりにしました。


繭子は、戸田を殴ってしまったことを仁井本に告白。

「私のこと……もしくは私とボスのことを侮辱された……違いますか?」と仁井本。


仁井本に「短い間ですがボスのことを見てましたから。あなたは自分のことなら我慢できる人だ。でも部下を侮辱されるのは耐えられない、許せない、そういう人です」と言われて、涙を流す繭子。


「終わったかどうか決めるのはあなたじゃない。きちんと謝って、処分が決まるまではちゃんと仕事すべきです。その責任があります。それまでがんばりましょう」と言う仁井本に「はい」と繭子。


さらに仁井本は話を続けます。

それは一見最低な人間にしか見えない戸田と向井が、新入社員時代に凄く熱意があったこと。

彼らも仕事が嫌いなわけでも、やる気がないわけでもないのです。

おそらく今まで自分達がやってきたことが否定されているようで寂しいのだと思う、と仁井本。


羊のマスコットが新企画に!


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仁井本の持っていた羊のマスコットを見た繭子は「仁井本、それだ!」と目を輝かせます。

2人は急いで会社に戻ることに。


繭子は子供やティーンばかりをターゲットに考えていて、高齢者を忘れていました。

高齢者ならこの会社のトレードマークである羊を知ってるはず、これは強みです。


具体的には、孫がおじいちゃんおばあちゃんに買うおみやげのようなもの、おじいちゃんおばあちゃんが孫のために買うものを作るのです。

仁井本は高齢者へのアンケートを任されました。


繭子はおとがめなし?


繭子はなんとお咎めなしでした。

社長が俳優の須藤(笹野高文)を潜入調査させていて、戸田と向井の悪行も全てお見通しだったのです。


繭子は「もしかして仁井本もスパイ?」と言いますが、須藤ひとりでは不自然かと社長がおまけでスカウトしたのが仁井本だったのです。

「おまけか……」と落ち込む仁井本に対して、「おまけ、当たりでした」と笑顔の繭子。


そして繭子は社長に企画書を提出。

孫へのプレゼントにはランドセル、おじいちゃんおばあちゃんへのプレゼントには孫の手や湯飲み、全て羊マークが入っています。

社長は「いいじゃないか、やってみてよ」とGOサイン。


繭子はふてくされている戸田のところに行って企画書を見せて「お菓子のことはわからないので、色々教えてください先輩」と頭を下げました。

思わず笑顔になる戸田と向井。

数日後、営業部も新規事業部も一丸となって、精力的に働く姿がありました。


繭子と諒も


繭子は諒に「なにかがダメだったからとかじゃなくて前向きな意味でしよっか、結婚」と笑顔。

そしてその頃仁井本は、戸田と向井と飲んでいました。

(FIN)

『68歳の新入社員』Twitter(ツイッター)の評判と感想は?

『68歳の新入社員』Twitter(ツイッター)の評判と感想を見てみましょう。

草刈民雄と原田美枝子夫婦がいい!




「草刈民雄と原田美枝子夫婦がいい」と言う声がたくさんありました。

年を重ねてもラブラブで互いを尊敬し合える2人はまさに理想的ですよね~!


彼氏・諒がかっこいい






ジャニーズwestの小瀧望さん演じる癒し系彼氏・諒が「かっこいい」「こんな彼氏がほしい」「激甘彼氏がヤバイ」など大きな話題を呼びました。

料理上手でイケメンで優しいって……どんだけ完璧なんですか?

個人的には野心がないぐらい全然きになりませんが……!


キスシーンや添い寝のバックハグも胸キュンでしたね~。

nonsaku🌈さん(@non7saku2)がシェアした投稿





マイ・インターンみが強い




「マイ・インターンみが強い」という声もたくさんありました。

『マイ・インターン』とはロバート・デ・ニーロとアン・ハサウェイというオスカー俳優が共演を果たしたヒューマンドラマで、年齢・性別・地位も違う男女が出会い、徐々に友情を育んでいく過程を描いた映画。

確かに似ていますね~。

でも日本版ならではの良さもあるので、これはこれでアリかなと思います。


面白かったし、感動した








「さすが岡田さん脚本だ。」「めっちゃいい話」「自然と涙が出てやる気が出た」「とても面白い」など絶賛の声が相次ぎました。

何気なく見た人も多かったようですが、ストーリーの面白さに釘付けになったようです。

本当に、自然と心温まる素晴らしいヒューマンドラマでした!