前作『相棒15』に出演した週刊フォトスの美人記者・風間楓子(かざま ふうこ)が、『相棒16』1話に登場しました。
早速、冠城(反町隆史)のセクハラを受けていましたが、大人の女性の余裕でかわしてました。
この記事では、杉下右京×冠城亘がコンビ3年目を迎えた『相棒16』で週刊フォトスの記者・風間楓子役を演じる女優・芦名星(あしな せい)さんについて「役柄」や「過去の出演作品」、「演技の評判」についてまとめました。
『相棒15』での風間楓子についても記載しています。
もくじ
『相棒16』週刊フォトスの記者・風間楓子役を演じる女優・芦名星とは?
芦名星さんは、1983年11月22日生まれの33歳。
ストレートロングの黒髪が特徴の美人女優。
福島県の地元の中学を卒業後、モデルを目指すために上京します。
高校在学中に、現在の所属事務所・ホリプロスカウトキャラバンにスカウトされて、2002年にモデルとしてデビュー。
ファッション雑誌『Cancam』『PINKY』などで活躍します。
同年、ドラマ『しあわせのシッポ』で女優デビュー。
2003年、『Stand Up!!』で連続ドラマ初レギュラー出演。
2005年、『仮面ライダー響鬼』で姫役を演じます。
芦名星さんは、
— トシ(GS nameトシスピアー) (@yg_toshi) 2017年8月17日
仮面ライダー響鬼での敵役[姫]として、
一年間、妖艶な姿を見せてくれました(^-^)
神田沙也加さんの旦那さん
村田充さんと二人で、凄くかっこいい敵役だったんですよ(^-^) pic.twitter.com/CSSw07hOAH
『仮面ライダー響鬼』は、それまでの『仮面ライダー』作品とは違い、鬼(=超人的な能力を持つ人間)と呼ばれる戦士たちが楽器をモチーフとした武器で魔化魍(まかもう)と呼ばれる妖怪たちと戦うドラマです。
芦名星さんは魔化魍を育てる『姫』という敵役を演じました。
2006年、日本・カナダ・フランス・イタリア・イギリスの5か国合作映画『シルク』の日本人ヒロインに抜擢されます。
セリフは一言もなく、存在感で演技しました。
2007年、映画『シルク』は世界8か国で上映され、音楽は坂本龍一氏が担当、役所広司さんや中谷美紀さんなど日本のキャスト陣も豪華でした。
この作品への出演がきっかけで、芦名星さんはモデルを辞めて女優業に専念することを決意。
同年、『たとえ世界が終わっても』で映画初主演。
2008年、『ジュテーム〜わたしはけもの』高級コールガール役で連続ドラマ初主演。
【ジュテーム わたしはけもの】
— 🐮太智のオカン枠。ゆい(減量中)💙 (@sui_cide_yui) 2017年5月17日
芦名星見たさに鑑賞。女性の人っぽい作りだなぁと思ったら監督女だったからやっぱりと言う感じ。纏まってるし綺麗だし好き系だったけど、B級邦画だなぁ。加藤雅也素敵。 pic.twitter.com/2Cl2kgaUPk
その後は、ドラマや映画に引っ張りだこの人気女優になります。
個人的に芦名星さんの演技で印象に残っているのが、『ON 異常犯罪捜査官・藤堂比奈子』のラスボス・永久役です。
フジテレビ「異常犯罪捜査官・藤堂比奈子」 芦名 星さん、キレッキレのいい演技してますね\(*⌒0⌒)b♪ pic.twitter.com/xuB83jaKr8
— TAKE7700 (@take7700gh5fs) 2016年8月30日
人間の心を失った青い目のサイコパスを見事に演じました。
こういう人間離れした役柄は演技が下手なひとが演じると目も当てられないのですが、芦名さんの演技は圧巻でした。
最近では『セシルのもくろみ』で強気で意地悪な専属モデル役を演じましたが、ハマり役で綺麗でした。
そして現在はスタイル抜群の芦名星さんですが、芸能界入りする前は現在の体重より25キロも重かったそうです!
……ちょっと想像もつきませんね(;^_^A
『相棒16』女優・芦名星の役柄は?
出た芦名星 #tvasahi #aibou pic.twitter.com/bA3mUNIzfB
— ゆるしてヒヤシンス (@megane_89) 2017年10月18日
『相棒16』での芦名星さんの役柄は、週刊フォトスの記者 風間楓子(かざま ふうこ)です。
実は、風間楓子は前作『相棒15』最終話に出演したキャラクターです。
『相棒15』の風間楓子とは?
『相棒15』最終話では、サイバーセキュリティ対策本部の特別捜査官である青木(浅利陽介)が、自身のスキルを悪用して広報課長・社美禰子(やしろ みねこ)のパソコンに侵入。
美禰子の娘と思われる女の子の写真や動画を発見します。
青木はハッキングがバレた時のために冠城(反町隆史)のパソコンに細工していたので、冠城が美禰子のパソコンに侵入した形跡が残って、冠城が疑われてしまいます。
そんな中、美禰子に取材を申し込んできたのが芦屋星さん演じる風間楓子。
パソコンから流出したと思われる少女の写真を入手した楓子は、美禰子を質問責めにしますが、美禰子は冷静に取材を拒否。
とうとう、『警視庁美人広報課長は国際派シングルマザーだった!?』という下世話な記事を書く楓子。
そしてそれまで興味を示さなかった杉下右京(水谷豊)ですが、雑誌に記載された少女の写真を見て、何かに気が付いて調べだします。
一方、警察上層部は、少女の父親はアメリカに亡命した元・スパイのヤロボロクではないかと推定。
警視庁のキャリアである美禰子が国を裏切った証拠を掴もうとします。
最後には一連の出来事が、美禰子の自作自演だった事が判明します。
美禰子は、パソコンに侵入されたのを機に自ら秘密を公にすることを決意。
自ら窮地に陥り、味方と敵をあぶり出した……。
そして美禰子は大学の先輩の群司に仲介を依頼して、楓子に記事を書いてもらったのでした。
つまり楓子と美禰子は裏でしっかり繋がっていたのです。
右京はこの事実を確認するために、わざと楓子に美禰子の父親がヤロボロクだとリーク。
それを冠城から花の里で問いただされて、右京は「想像が及ばないなら黙っていろ!」と怒鳴ってしまいます。
遂に怒りの頂点に達した冠城は「右京さん、あんた、何、様、だ。」
この後、美禰子は上層部に呼び出されて、娘の父親について厳しく追及されますが、「ヤロボロクの子だが襲われて出来た子である。」を主張。
しかも甲斐峰明(石坂浩二)が美禰子に同行して、証人になります。
以後、「この件については触れるな」という命令が上層部から下されることに……。
右京は、2年半前に天野是清(羽場裕一)が起こした連続殺人事件の真相が知りたいと考えていました。(『相棒13』第1話・ファントムアサシン)
ヤロボロクのアメリカへの亡命が発端となり、天野が日本を裏切ってロシアに情報を流した4人の日本人に私刑を下した事件です。
そして以下の結論に達します。
そして天野は、口封じのために下山を殺した。
美彌子は天野に命じられて、ヤロボロクにハニートラップを仕掛けた。
しかしこの推理も、美禰子が上層部を黙らせたので追求は出来ません。
右京の「秘密が秘密ではなくなったので、天野さんが下山殺しについて全てを話してくれると思います。」のセリフでエンディングを迎えます。
『相棒16』1話の風間楓子とは?
それでは今回、『相棒16』1話の風間楓子の登場シーンについて見てみましょう。
芦名星さん好きだ pic.twitter.com/M9UxriB9Yk
— ゆるしてヒヤシンス (@megane_89) 2017年10月18日
『相棒16』1話では、妻 3人を殺した連続殺人事件の被疑者・平井陽(中村俊介)が特命係の2人(右京、亘)と伊丹(川原和久)、芹沢(山中崇史)両刑事を脅迫の罪で告訴するという、前代未聞の大ピンチを迎えます。
右京は、平井の2番目の妻が転落死した事件をニュースで見て、週刊フォトスの4月21日号の「葬式特集」に平井が載っていたことを思い出します。(さすが天才)
週刊フォトスの購読者である冠城が、既に4月21日号を捨ててしまっていたため、楓子のところを訪ねて雑誌を見せてもらうという流れです。
冠城はいきなり「潤いのある生活送ってる?」とセクハラまがいの発言をしますが、「おかげさまで。」と軽くかわす楓子。
「葬式特集」で平井陽は「大切にしていた妻のためならばお金は惜しまない。」とコメント。
楓子は「その方は亡くなった奥様のために盛大な葬儀をされたんですよ。」と感心したようなことを言いますが、平井がそのあと再婚した上にその奥さんも事故死したと聞いて怪訝な顔をします。
楓子の登場シーンはここまでですが、「脅迫」の濡れ衣を着せられた特命係はこの後独自の調査に乗り出します。
日下部(榎本孝明)の密使である冷血検察官 田臥(田辺誠一)にも追い詰められ、さらに窮地に陥った特命係を待ち受ける運命とは……?
連続殺人犯・平井(中村俊介)の記事はコチラ
→相棒16 1話 犯人 平井陽役は中村俊介!右京と亘を脅迫の罪で告訴する?
検察官・田臥(田辺誠一)の記事はコチラ
→相棒16 1話 検察官 田臥役の俳優は田辺誠一!特命係を追い詰める?
『相棒 300回記念スペシャル』の風間楓子とは?
『相棒 300回記念スペシャル』では風間楓子が、元・内閣官房副長官の片山雛子(木村佳乃)から瀬戸内米蔵(津川雅彦)の仮出所日や雛子が出家するという情報を事前に知らされていたことが判明。
楓子は、雛子と何か特別な繋がりがあったようです。
片山雛子の得度式には大勢のマスコミが押し寄せましたが、楓子だけが本堂に入れるという特別待遇を受けました。
『相棒16』最終回の風間楓子とは?
『相棒16』最終回では、風間楓子はルシアナホテルで警察関係者6人(甲斐峯秋、衣笠藤治 、社美禰子、青木年男、内村完爾、中園照生)と偶然遭遇、その後6人の中の何者かによって下りエスカレーターの上から突き落とされます。
楓子は幸い命に別状はなく、額を縫ったものの、全治2週間の怪我ですみました。
しかし楓子の母親で暴力団「風間燦王会」組長の妻・匡子(加賀まりこ)が、嫁入り前の娘をキズモノにされと知って怒り心頭。
若い衆・2人を使って、中園(小野 了)と青木(浅利陽介)に報復行為を行います。
さらに、いつまでも犯人を特定出来ないならば自分が6人の警察関係者を上位から順に殺すと宣言。
特命係の2人(右京&亘)の活躍で、犯人は青木と判明。
青木は匡子のこぶしをくらって、眼帯をすることに……。
とりあえず事件は解決したわけですが、右京は楓子に若い衆が逮捕されたことを教えた“警察関係者”が誰なのか気になって仕方がありません。
楓子に聞いてみましたが、「それは教えられません。」とさらりとかわされました。
風間楓子、どうやら警察内部にも太いパイプがあるようです。
女優・芦名星の演技の評判は?
ドラマ『セシルのもくろみ』での演技の評判を見てみましょう。悪役やってるときの芦名星の演技力最強だと思う
— まー (@season_2012) 2017年8月24日
キライになりそうなくらい、上手い演技✨
— ジャスミン💙 (@ramune6shuwawa) 2017年8月24日
でも、ボクらの時代のハセキョーと、ポンコツおじさんで見た芦名星ちゃんを思い出すとホントは良い人なの分かるけど😂❤️
演技の評判は、「上手い」「演技うますぎ」「良い演技してる」など高評価でした。
美人で性格が悪い役が多いのは美しく生まれた以上、避けれない運命なのでしょうね(;^_^A
家売る女、面白かった。
— 黄鳥(びっぐばーど) (@yellowlargebird) 2017年5月26日
芦名星、いい演技だな。
金曜ロードSHOW!特別ドラマ企画「帰ってきた家売るオンナ」では極貧のシングルマザーを演じましたが、こういういい人役の演技もお上手です。
相棒15最終回、重厚感があってよかった。人が死なない回もいいねえ。食えないクールビューティ社女史も、小物感満載の青木くんもよかった。芦名星さん、演技が自然で好き。レギュラーになればいいのに。右京さんの「黙っていろ!」からの無言シーンも重くてよかった。16も冠城くん続投? 楽しみ!
— さくら (@8_sakura_saku_8) 2017年3月24日
『相棒16』での風間楓子役も人気があり、「レギュラー出演してほしい」という声も。
芦名星さんの演技力に定評があることは、間違いないでしょう。
個人的には、2016年のNHKドラマ『コピーフェイス』のとっつきにくいけれど中は熱い看護師役もすごく上手だったと思います。
まとめ
『相棒16』1話に週刊フォトスの記者・風間楓子役で出演した芦名星さんをご紹介しました。2話以降も是非出演してほしいです。