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相棒16 大杉漣の代役は杉本哲太！腹黒い演技には定評があって楽しみ？

テレビ朝日が2018年3月2日、ドラマ『相棒16』に衣笠藤治（きぬがさ とうじ）役で出演していた大杉漣さんの訃報を受けて、代役に杉本哲太（すぎもと てった）さんの起用を発表しました。

衣笠藤治といえば警視庁副総監で特命係の2人を目の敵にしていて、『相棒16』最終回でもキーパーソン的役割をする重要人物です。

大杉さんを「俳優として指標とすべき存在」と尊敬していた杉本哲太さんならその魂を受け継ぎ、素晴らしい芝居を見せてくれるでしょう。

当記事ではドラマ『相棒16』最終回に大杉連さんの代役で衣笠藤治役を演じる俳優・杉本哲太に注目して、「役柄」や「経歴」「演技の評判」についてまとめました。



『相棒16』最終回で大杉連の代役を務める杉本哲太とは？



プロフィール


  • 芸名　杉本哲太（すぎもと てった）
  • 生年月日　1965年7月21日
  • 年齢　52歳
  • 身長　180㎝
  • 血液型　O型
  • 所属事務所　シス・カンパニー

経歴


現在はベテラン俳優として有名な杉本哲太さんですが、最初から俳優志望ではありませんでした。


1981年に横浜銀蝿（よこはまぎんばえ）の弟分のバンド紅麗威甦（グリース）のボーカル＆サイドギターとしてデビュー。


一番右が杉本哲太さんですが、まさに典型的な“ロックンローラー”で“ヤンキー”といった風貌ですね～。

やっぱりと言うべきか、学生時代は地元一の不良として有名で暴走族のメンバーだったそうです(;^_^A


紅麗威甦（グリース）は1stシングル「ぶりっこROCKN’ROLL」がオリコン6位になりますが、1984年には解散。


テレビドラマ初出演は1981年の『茜さんのお弁当』で、嶋大輔さん達とともに不良少年役でレギュラー出演。


1983年の映画『白蛇抄』に住職の息子・加波島昌夫役で出演してスクリーンデビュー。


それまでトレードマークだったリーゼントを剃って丸刈りになり、同作で日本アカデミー賞新人賞を受賞。

以降はドラマや映画に多数出演、日本ドラマ、映画界に欠かせない俳優になります。


そんな杉本哲太さんですが、なんと前科があるとか……？

杉本さんは2006年の『日本の自転車泥棒』で主演を務めたのですが、映画公開の5か月前に自転車を盗み、占有離脱物横領容疑で事情聴取を受けたのです。

自転車に乗って飲み会に出掛けて、酔っていたので自分の自転車と間違えて他人の自転車に乗ってしまったところを、警察から職務質問されたわけなのですが、書類送検は見送られ微罪処分となりました（良かった！）。

映画『日本の自転車泥棒』とは、怪我で引退した競輪選手が何台もの自転車を盗みながら岩手県の釜石から500キロ離れた東京の池袋までひたすら旅を続ける異色のロードムービーです。


杉本哲太さんと言えば、『HERO』の田村雅史役が印象的です。


上司の牛丸次席検事（角野卓造）の娘と見合い結婚をして以来、元カノ・馬場礼子（吉田羊）と犬猿の仲という面白い役柄でした。


以降も2012年の『任侠ヘルパー』で日吉雄喜役、2016年の『世界一難しい恋』で鮫島（大野智）の頼れる運転手役、同年の映画『『僕だけがいない街』でフリージャーナリストの澤田真役を演じるなど多数のドラマ、映画にひっきりなしに出演。

2013年のNHKの朝ドラ『あまちゃん』では北三陸駅の駅長・大向大吉役を熱演、町興しのために奔走する役どころでした。

『救命病棟24時』や『コードブルー』などの人気シリーズにも出演しています。


2017年のドラマ『ボク、運命の人です。』では頑固でとっつきにくいけれど面白い父・湖月大地役を好演。


2018年3月現在放送中のドラマ『FINAL CUT』では「ザ・プレミアワイド」の腹黒プロデューサー・井出正弥役を演じています。


『相棒16』最終回・俳優 杉本哲太の役柄は？



『相棒16』最終回・俳優 杉本哲太さんの役柄は、警視庁副総監・衣笠藤二（きぬがさ とうじ）役です。


衣笠は警視庁のNo.2で、サイバーセキュリティ対策本部の発足に携わった人物（青木年男の父とは竹馬の友）。


2016年10月12日に放送された『相棒15』の初回2時間スペシャルで初登場。

『相棒15』第11話で自身の娘・里奈（桜田ひより）が目撃者になった事件に特命係が首を突っこんだ経緯から、その存在を疎ましく思うようになります。


衣笠は『相棒16』第1話で、甲斐峯秋（石坂浩二）に特命係の“指揮統括”になってくれるようにたのむのですが、その目的は目障りな甲斐峯秋を特命係もろとも失脚させること。

逆に言えば、甲斐峯秋の方も衣笠を失脚させる機会をうかがっていそうですが……(^_^;)

甲斐峯秋は社美禰子（仲間由紀恵）と繋がりがあるので、美禰子もなにかしら関わってくるかもしれませんね。


そんな衣笠ですが、『相棒16』第12話で家庭内の秘密を右京に暴かれて知られるところとなり、いっそう特命係を邪魔な存在と思うようになります。


杉本哲太さんは大杉連さんが演じていた衣笠藤二役をそのまま受けつぐとのことで、台本・設定などに変更はありません。

杉本さんは2017年のフジテレビ系『FNS27時間テレビ にほんのれきし』内で放送されたドラマ『僕の金ヶ崎』で大杉さんと共演していて、過去には自身の主演作に大杉さんに出演してもらったことも。

大杉さんを「俳優として指標とすべき存在」と尊敬していたそうで、役柄とともにその魂も引き継ぐこととなります。

『相棒16』最終回・大杉連の代役に杉本哲太が起用されることに対するツイッターの評判は？

杉本哲太さんが大杉連さんの代役で衣笠藤二を演じることに対するツイッタの評判を見てみましょう。

違和感がある……




「イメージが違う」「気持ちが切り替わらない」などどうしても違和感を感じる声がありました。

まあ、大杉連さんは唯一無二の個性派俳優かつ名優だったので、誰が代役でも“違和感”はあると思いますが……。

杉本哲太さんも光栄だけどプレッシャーが凄いでしょうね……。


左遷とか配置換えで消える形が良かった



代役を立てるよりも左遷か何かでフェイドアウトしてほしかったという意見もありました。

う～ん……確かに『相棒』ファンの素直な声はコレでしょうね。

筆者も最初はそうなるのかと思っていましたから……。


イメージが合っているしがんばってほしい！





そんな中でも「がんばってほしい」「おめでとうございます！」「杉本哲太の芝居を見せてほしい」など前向きに応援する声も多かったです。

プレッシャーに負けずに杉本さんらしい演技をしてほしいですね。

俳優・杉本哲太の演技の評判は？

気になる杉本哲太さんの演技の評判を見てみましょう。




シリアスからコメディまで幅広い役柄をこなす杉本哲太さんの演技の評判は「演技力がある」「演技力に定評がある」など高評価です。


「大杉連さんとの年齢差10歳以上や、宿敵・甲斐峯秋を演じる石坂浩二さんとの年齢差（こちらは20歳差以上！）を考えるとバランスが悪い」という意見もありましたが、「杉本哲太さんは腹黒い役が得意なの楽しみ」の声もありました。

確かに現在放送中の『FINAL CUT』での腹黒プロデューサー・井出正弥役の演技も凄い迫力ですよね……。


「大杉連さんの代役が杉本哲太さんに決まってよかった」「杉本哲太さんならば相棒の世界観に合った演技をしてくれるに違いない」など喜ぶ声も多いので、相棒ファンも大方は受け入れてくれているイメージです。

まとめ

ドラマ『相棒16』最終回に大杉連さんの代役で衣笠藤治役を演じる俳優・杉本哲太さんをご紹介しました。

最終回には大女優・加賀まりこさんも出演するのでとても豪華で楽しみな回になりそうです。
→相棒16 最終回 極妻 風間匡子役は加賀まりこ！警察相手に宣戦布告？

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