ブラックぺアン1話・ネタバレ!オペ室の悪魔・渡海とスナイプ・高階が対立!

『ブラックぺアン』1話が放送されて「悪二ノ最高!」「おもしろい!」「手術シーンが圧倒的」など絶賛の声が相次いでいます。

ツイッターのトレンドワードも、放送中から全国で1位をキープするという快挙を成し遂げました。

当記事では『ブラックぺアン』1話のネタバレをまとめました。


『ブラックぺアン』1話・Twitter(ツイッター)の評判と感想記事はこちら
ブラックぺアン1話 評判と感想!手術シーンが凄くてブッシャーにびっくり?



『ブラックぺアン』1話・ネタバレ


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天下の帝華大学が、無名病院に敵情視察にやってくる


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東城大学医学部付属病院は東海地区では知られていますが、全国規模では無名に近い附属病院。

そこへ東京の中央にそびえる国立大学の雄・帝華大学の西崎啓介(市川猿之助)と高階権太(小泉孝太郎)がやってきました。


目的は敵情視察。

国立の超一流病院が、地方の私立病院に敵情視察に来る理由とは何なのでしょうか?


東城大学・佐伯vs帝華大学・西崎


帝華大学・西崎教授の訪問理由は、心臓外科の分野で最先端の医療技術を誇る帝華大と外科医のメス裁きを特に尊重する東城大学医学部付属病院がしのぎを削っているから。

具体的には、以下の2点でしのぎを削っています。

  • 心臓外科の頂点を競い合っている
  • 日本総合外科学会・理事長選(全国外科医・4万人のトップに立つポストで、佐伯と西崎の一騎打ちと噂されています)

今日も東城大学医学部付属病院には、佐伯清剛教授(内野聖陽)の手術を求めて世界中から患者が集まってきます。


佐伯清剛(さえき・せいごう)の佐伯式手術



今日は通常なら手術不可能な患者の心臓手術が行われる日で、西崎と高階は佐伯教授の“佐伯式”を見るために訪問。

佐伯が、目の前で失敗することろを確認しにきたというわけです。


手術の全容を、会議室のスクリーンで見る西崎と高階、黒崎誠一郎(橋本さとし)以下東城大学の医師たち。

まずは佐伯教授が、手術のときに必ず使う“ブラックぺアン”がうつされます。


そして“神の手”を持つと言われる佐伯教授が登場。

心臓を止めずに手術を行います。

「これが、世界に衝撃を与えた“佐伯式”か~」とうなる高階。


“佐伯式”とは従来の人工心肺を使って心臓を止めてから行う手術とは違って、心臓を動かしたまま行う手術のことを言います。

手術時間が大幅に短縮されて、患者の負担が軽減されることがメリット。

手術自体は従来のものより100倍難しいと言われていますが、佐伯教授はいとも簡単に処置を行っていきます。


緊急事態発生!



明日に佐伯教授の手術予定の患者・宮崎が急変を起こして、緊急手術を行わなければならなくなりました。

佐伯教授はここを離れるわけにはいかないので、一番弟子の横山(岡田浩暉)に「わたしがいくまで処置をたのむ」と言います。


横山は研修医・世良(竹内涼真)の指導医で、次期准教授の座を期待されているホープ。

第3手術室で緊急オペを行うことになり、世良(竹内涼真)も手伝いに向かいます。


佐伯は第3手術室の様子をモニターから見て「やはり大動脈解離だな。あ~上行大動脈に裂けがあるなあ。」と言って、手術方法を横山に指示。

横山は指示通りに手術を行いましたが、何故か激しい出血が起こり、止めることが出来なくなります。


横山は焦り、「輸血だ!」と叫びます。

佐伯教授は大事な手術中なので、呼び出すわけにはいきません。


しかし出血場所はわからず、吸引も間に合いません。

パニックになる医師たち。

佐伯教授の患者を万一死なせでもしたら、大変なことになります。



オペ室の悪魔・渡海征司郎登場


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「あのひとを呼びますか!」と叫ぶ医師。

「あんな男にかかわったらどうなるかわかっているだろう」と横山。

「あんな男って誰なんですか?」と世良はたずねますが、「研修医は黙ってろ!」と一喝されてしまいました。


そこへ渡海(二宮和也)が現れました。

デカい世良に「じゃま」と言って、患者に近付きます。


横山は「お前など必要ない!出てけ!」と叫びますが、「どうして上行置換だけなんだ?」と渡海。

佐伯教授の指示通りにやったと叫ぶ横山に、「佐伯教授の指示は大間違いだ」とニヤリと笑う渡海。


佐伯教授はモニターで見える部分で判断して指示を出しましたが、見えない部分の見落としがあったのです。


「問題は、指示を鵜呑みにして器具を確認せずにオペを続けた執刀医にある」と渡海。

さらに「お前の退職金・一千万でもみけしてやるよ」と言って横山に迫ります。


とうとう横山は「たのむから助けてくれ」と渡海に懇願。

渡海は目にもとまらぬ見事な手際で止血し、その上“佐伯式”を行いました。

“佐伯式”ができる人間は、これで世界で2人になりました。


一方、第一手術室の佐伯教授も、最後の仕上げに“ブラックぺアン”を使って手術は成功。

西崎教授は「わたしには到底、真似できません、あんな紙一重のオペなんて」と嫌味を言って帰っていきました。


帰り際西崎は高階に「佐伯教授の手術手腕は見事だった、でも所詮は地方の職人に過ぎない、あんな男に医療の未来を託すわけにはいかない」と言います。


その頃渡海は、横山から一千万円を受け取りました。


渡海が世良の指導医になる


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横山が東城中央市民病院に異動になったので、世良の指導医は渡海に変更。

世良は渡海に会いに仮眠室へ。


横山の患者・皆川妙子(山村紅葉)の引継ぎをお願いしますが、「じゃま」と言われて取りつく島もありません。

皆川妙子は佐伯教授の手術を待っていて、世良の最初の患者さんです。

世良はその後同僚から「渡海先生についた研修医はみんな途中でやめてるらしい」と聞いて、頭をかかえることに。


世良は黒崎教授に呼ばれて、先日の手術のレポートを0点と評価されます。

「執刀が横山から渡海に変更して、渡海が佐伯式を行った」の箇所が間違っているというのです。


「彼らは佐伯教授が執刀するために術野を広げる作業をしていたにすぎない!」と黒崎は怒鳴り、そばにいる猫田(趣里)と看護師長・藤原(神野三鈴)も同意。

世良はわけがわからなくなってしまいます。


さらに黒崎は「世界の佐伯教授を差し置いて、渡海のようなヒラの医局員が“佐伯式”を行うなどあり得ない、いや、あってはならない話だ」と言いました。

世良はレポートの書き直しを命じられることに。


渡海は論文も書かないから、大学病院で出世もしません。

立場だけでいえば、ヒラで垣谷医師より格下。


それでも、腕だけは誰よりもいいのです。

だからオペの時だけは、誰も渡海には逆らえません。

たとえばある日の手術も執刀医は関川(今野浩喜)ですが、実際は渡海が手術しています。


ここにいる医師の誰もが佐伯に憧れていて、いつか“佐伯式”をとおもっているのに、下っ端の渡海が軽々やったなど認めるわけにはいかないのです。

これまで渡海のせいで何人もの医師がここ・東城大学病院を辞めていきました。

渡海は“患者は生かすけれど、医師を殺す”悪魔なのです。


「日本外科Journal」の編集長・池永英人


皆川妙子の手術の執刀医は佐伯教授で、第一助手は渡海、第二助手は垣谷に決定。

「日本Journal」の編集長・池永英人(加藤浩次)が見学予定。


医者は学術誌に論文が載ることで、インパクトファクターという業績を評価する指標を得ることが出来ます。

よって日本学術誌の中でも最高権威である「日本外科Journal」の影響力は大きく、その編集長・池永英人は理事長選挙にも大きな影響力を持ちます。

ちなみに現在のインパクトファクターは佐伯教授が77、西崎教授が71で佐伯教授が6ポイントリード。


つまり今回の池永の訪問は、理事長選挙に向けた視察で、成功すれば票は大きく佐伯教授に動くことに。


高階権太(小泉孝太郎)がスナイプを抱えてやってきた


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東城大学医学部心臓血管外科の講師として、帝華大学から高階権太(小泉孝太郎)がやってきました。

アメリカで最先端の医療を学んだ優秀な人材ということで、医局員が不足している東城大学病院に、病院長・守屋(志垣太郎)が直々に派遣しました。

守屋院長は退任後は帝華大学の系列病院のポストが用意されるので、西崎教授のたのみは断れないのです。


佐伯教授から紹介を受けた高階は、スーツケースから“スナイプ”を取り出して、渡海達に見せます。

“スナイプ”の目的は佐伯式と全く同じだけど、その工程は全く違って、ボタンひとつで誰にでも手術が行えると力説。

つまり、この“スナイプ”には外科医の腕というものを全く必要としないということなのです。


佐伯式とスナイプ


ここで“佐伯式”と“スナイプ”それぞれの術式を比較してみましょう。

佐伯式


佐伯教授が開発した佐伯式では、心臓を動かしたまま僧帽弁(そうぼうべん)の修復を行うことを可能にし、手術時間を大幅に短縮する画期的な手法。

スナイプ


スナイプでは、佐伯式と同じく心臓を動かしたまま、先端からカテーテルを挿入し、壊れた僧帽弁(そうぼうべん)のうえに人工弁を直接置換する方法であり、手術時間は佐伯式の3分の1、人工心肺すら用いません。

日本医学史上、類のない方法と言えます。


高階は「このスナイプを使えば佐伯式は必要なくなる」と発表し、医師たちの反感を買います。

「佐伯式への愚弄だ」「佐伯式こそ最高の手法なんだ」の声が飛んできます。


高階は「世界で佐伯教授ただひとりしかできない手術に何の意味があるでしょう?」と問いかけます。

スナイプの先にはマイクロセンサーが内臓されていて自動的に患部に照準を合わせることができ、さらに一万分の一の精度(佐伯式では百分の一)の手術ができることを高階は力説。

「人間には限界があるが、テクノロジーは永久に進化するんです」

佐伯は「ブラックペアンを求めてここにくる患者を、君はそのスナイプでごっそり横取りしようというつもりだな」と言い返します。


佐伯教授が渡海と話す


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佐伯教授が部屋に渡海を呼んで、皆川妙子の急変時に適切な処置をした功績をほめたたえます。

皆川妙子は佐伯教授の患者なので、もし死なせていたらこの東城大付属病院は終わりだったからです。


さらに、渡海がいつのまにか“佐伯式”をマスターしていてたことを話題に出しますが、渡海は「さあ、なんのことだか」とすっとぼけます。

そんな渡海に「ブラックぺアンを使えるのは、世界でただひとりだ」と佐伯教授。

深々と頭を下げて、教授室を出ていく渡海。


渡海の父と佐伯の関係は?


渡海の母・春江(倍賞美津子)が、渡海に電話をかけてきました。

佐伯先生、お元気?

お父さんも喜んでるわよ~。

息子が自分と同じ病院入って、自分と一緒に学んだ先生と働いてるんですもの。

引用元:『ブラックぺアン』1話・渡海春江のセリフより


「おとうさんの分もがんばって」と言う母に「ああ」と力なく答える渡海。

その後、渡海はあるレントゲン写真をみていました。


皆川妙子を励ます世良


世良の担当患者・皆川妙子は毎日カーテンを開けて朝も昼も夜も、枯れかけた桜の木が花を咲かせるかを見ていました。

その桜の木は皆川妙子が生まれた日にはじめて花を咲かせて、皆川妙子はその桜が見えるマンションにお嫁にいくまで住んでいたのです。

去年は咲いた桜が今年は咲かないのを見た皆川妙子は、「もう、寿命なのね、お互い」とうなだれます。


世良は「さっき見てきたら、つぼみが膨らんでました」とスマホで撮った写真を見せました。

「今年も必ず咲きます」と世良が言うと、「見てあげなきゃね、ちゃんと咲くところ」と涙を浮かべる皆川妙子。

今まで手術を受けたくないと言い続けていましたが、「がんばってみようかな、あたしも」と前向きな態度を見せました。


皆川妙子の手術を佐伯式で行うのは難しい?


その頃、「一度ショックになった患者です、今胸を開くのは危険です」と皆川妙子の手術をやめるべきだと佐伯教授に進言する垣谷医師(内村遥)の姿がありました。

しかし週刊ジャーナルの池永編集長も来るので、いまさら中止は絶対に不可能。

理事長選のアピールどころか、東城医大は患者の管理もできないのかと評判は地に堕ちることでしょう。


佐伯教授は、どうしたらいいか思案します。

今の状態で佐伯式を行うのは難しい。

だがたとえ延期しても患者の体力は落ちる一方だ。

そうなると、手術そのものをあきらめるほかない。

引用元: 『ブラックぺアン』1話・佐伯教授のセリフより



そこへ高階が「随分、お困りのようで」とニコニコやってきました。

胸をメスで開く佐伯式では患者に負担がかかりますが、スナイプなら切るのはたった4センチ。

まさにスナイプの使用にはうってつけの状況だと主張する高階。


しかしスナイプはまだ厚労省の認可がまだ降りていません。

「それはこの病院の倫理委員会が使用を許可してくれればいい話です」と高階。


「こちらの弱みに付け込んで、この病院の患者をスナイプの実験台にするつもりですか」と目をむく垣谷医師。

高階は「結果的に佐伯式を捨てることにはなりますが、この窮地を脱するにはスナイプしかありません!」と主張。

さらに、「ルールにとらわれて命を失うことがあってはならない」と自身の座右の銘をきかせます。


佐伯教授は「わたしは高階先生の申し出を受けようと思う」とスナイプ手術を認める発言をしました。

何を優先すべきかは決まってる、患者だ。

但し、これは東城大にとって、絶対に失敗が許されない手術だ。

助手は私と渡海が行う。

引用元: 『ブラックぺアン』1話・佐伯教授のセリフより


「わたしはかまいませんよ、そもそも助手すら必要ない手術ですから」と完全に天狗状態の高階。


渡海は「今回の手術で私が途中で変わるような事態になったら、彼に辞表を書いていただきたいのですが」と提案。

高階は「もし手術が成功すれば、渡海先生、あなたに辞表を出していただきますよ。評判を聞く限り、あなたはこの医局で最も迷惑な存在のようですから」と返答。

渡海と高階のあいだに火花が散ります。


皆川妙子に手術の説明


高階が皆川妙子にスナイプ手術の説明を行いました。

具体的にはスナイプで手術を行えば、佐伯式なら4時間かかるところがたった1時間足らずですみ、身体への負担が軽減されることを説明、皆川妙子にサインを求めました。


皆川妙子は世良先生に意見が聞きたいと言って、「僕は……受けるべきだと思います。大丈夫です!」と笑顔で答える世良。

皆川妙子はスナイプ手術を受けることになりました。


治験コーディネーター・木下香織登場


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治験コーディネーターの木下香織(加藤綾子)がやってきました。

治験コーディネーターとは、新薬や新機材が開発される際、その治験を扱う医者・患者を探し、パイプをつなぐ役割をこなすひと。


木下は「勉強会のお誘いに」と渡海と世良をフランス料理の店に連れていきました。

「一体、なんの勉強会なんですか」と戸惑う世良ですが、ただフランス料理を食べているだけの渡海と木下。

これでは勉強会ではなく、接待です。


「第一重工が開発したレーザーメスなのですが、切れ味が違うんです」と説明する木下に「何人かみつくろっとくよ」と渡海。

「患者はものじゃないんですよ!」と怒る世良に渡海は「ものだよ。腕のいい医者は何やっても許されるんだよ」と答えます。


「あなたみたいなひとは医者を辞めたほうがいい!」と吐き捨てて世良は帰ってしまいました。

渡海は「じゃ、本題。調べてほしいことがあるんだ」と木下に持ちかけました。


皆川妙子の手術が始まる


様々な人間の命運を左右する手術の日がやってきました。

週刊ジャーナルの松永と一緒に、なんと西崎教授まで見学にやってきました。

何故か渡海は不在なので、佐伯教授の他には垣谷が助手に入ることに。


手術が開始されました。

やっぱり渡海の姿はどこにもありません。

世良は仮眠室のソファで寝ている渡海をみつけて「何してるんですか、高階先生と賭けに負けるのが嫌なんですか」と言います。


その時、渡海のスマホに何か情報が届きました。

渡海はそれをすぐにプリントアウトして猫田に「黒崎教授と佐伯教授に渡しといて、俺の名前は(伏せて)」と指示。


手術はスナイプのお披露目に入っていて、会議室のスクリーンでその様子を見る黒崎、西崎、松永たち。

そこへ猫田がズカズカ入ってきて「医局に届きました」と渡海に頼まれた資料を黒崎に渡しました。


スナイプでの手術は順調に進行していきます。

そこへ黒崎が「手術をいったん止めていただけないでしょうか」とマイクで呼びかけます。

資料によると、非公開ではありますがアメリカでのスナイプ手術に何件か事故例があったというのです。

そして中には死亡例も!


黒崎は「高階先生は、患者にも我々にも意図的に報告しなかったのではありませんか」と叫び、猫田から資料を見せられた佐伯教授は高階の顔を見ます。

佐伯:「どういうことかな?」

高階:「確かに事故の症例はあります。でもよく調べましたね……?」


そこへ渡海が登場。

自分が手術を引き継ぐからさっさと出ていけと高階に命令。


高階は「もうすぐ手術は終わるし、今やめたら患者は死ぬ」と言いますが、「俺と教授で引き継ぐから間に合うんだよ」と渡海。

「スナイプは必ず成功する、わたしにはその自信がある」と吠える高階に、佐伯教授は「手術続けろ」と指示。

「主治医は高階先生だ、全ての責任はわたしがとる」という佐伯教授に、仕方なくあきらめる渡海。


会議室の黒崎は「教授?!」と叫びます。

そしてスナイプ手術は成功。

「西崎教授、スナイプ手術は成功しました」と高階が叫んで、ニヤリと笑う西崎。

会議室では拍手が起こり、手術室の佐伯教授も拍手をして退出。


手術は失敗?


スナイプ手術が成功して高階との賭けに負けたのに、医局を出て行かないと言う渡海に「何故ですか?」と世良。

「なんでって、もうすぐあのばあさん、死ぬからさ」と渡海はめんどくさそうに返答。


ちょうどその頃、皆川妙子は容態が急変して苦しんでいました。

そもそも皆川妙子には動脈瘤の影があって、非動脈瘤が破裂したことが原因でした。


「手術は完璧だったはずだ!」と言う高階に「心臓はな」と渡海。

「ポンコツの弁に最新の弁入れてみろよ、一気に血のめぐりがよくなって他に支障が出ることぐらいわかるだろ、だから俺は止めたんだよ!この間の資料にこれとよく似た死亡例があった。」

「このばあさん殺したら、お前死ね」


高階はパーティー中の佐伯教授と連絡を取りますが、「君の患者だから君に任せる」と言われてしまいました。


緊急オペを行う


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高階は緊急オペを行いますが、予想以上の出血に対処できません。

そこへ「お前の退職金で助けてやる」と渡海登場。

「ふざけるな!!!こんな時に何言ってるんだ」と高階。

「じゃあ、やれよ自分で」と渡海は出て行ってしまいました。


世良が渡海を追いかけて叫びました。

「いくら払えばいいですか?このひとは僕の患者さんなんです、桜を見るのを楽しみにしてるんです!」

「僕は医者のくせに何もできない。お金ならいくらでも払いますからこのひとを助けてください」と言って土下座しました。

頭を床にこすりつける世良に「時間がない、お前が手伝え」と渡海。


そして渡海の手術が始まりました。

出血部分がわからないと叫ぶ世良に「出せばいいだろうが」と臓器を出して出血部分を器用に縫っていきます。

血圧が回復して手術は成功、渡海は世良に「一億な。払い終えるまでお前は俺の為に一生ここで働け」と悪魔の宣告。

くっくっくっく……と笑いながら渡海退場。


全ては佐伯教授が仕組んだこと?


東城大学病院・旧館では、佐伯教授が皆川妙子のレントゲン写真を見ていました。

そこへ「胃動脈瘤、ご存じだったんですよね」と渡海がやってきました。


佐伯教授は皆川妙子に胃動脈瘤があることをわかっていながら高階に手術をさせて、最後は渡海が手術することも全て見越していたのでした。

これで高階くんも少しは大人しくなるだろう、よくやった、渡海、お前は本当にわたしによく貢献してくれている

引用元:『ブラックぺアン』1話・佐伯教授のセリフより



その後、仮眠室で飯沼達次(いいぬか・たつじ)という患者の胸部のレントゲン写真を見る渡海の姿がありました。

そこにはぺアンの影がうつっていました。

担当医の名前は渡海一郎、渡海の父親です。


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