『ブラックぺアン』3話では佐伯(内野聖陽)が高階(小泉孝太郎)に、スナイプ研究論文の文末の最高責任者の欄に西崎(市川猿之助)ではなく自分(佐伯)の名前を入れろと命令。
この論文におけるインパクトファクターは、理事長選の行方を左右します。
予期せず2人の権力争いに巻き込まれることになった高階の今後の選択が気になるところ。
ところで、『ブラックぺアン』で頻繁に出てくる用語“インパクトファクター”とはどんな意味でしょうか?
当記事では『ブラックぺアン』で頻繁に出てくる医療用語をわかりやすく解説しています。
用語をしっかり理解することで、ドラマが何倍も面白くなること間違いなし!
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『ブラックぺアン』医療用語解説
『ブラックぺアン』の用語解説をしていきます。ブラックぺアン
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— bam−☆ (@nino_bam) 2018年2月1日
ブラックぺアンとは、佐伯(内野聖陽)が手術の成功を確信したときに使用する“最後の仕上げ”のぺアン。
臓器や血管を挟んだり引っ張ったりするために使うハサミ形の手術器具。
通常のぺアンは色がシルバー。
佐伯式
従来の人工心肺を使う手術より100倍難しいとされていて、心臓を動かしたまま行う手術。
手術時間が大幅に短縮されて、患者の負担が軽減されることがメリット。
佐伯にしか出来ないと言われていましたが、実は渡海(二宮和也)も何度も成功させています。
スナイプ
高階が東城大病院に持ち込んだ、アメリカで開発された最新の医療機器。
開胸せずに、佐伯式と同様の手術をスイッチ一つで誰でも行うことが可能。
スナイプ手術とは、佐伯式と同じく心臓を動かしたまま先端からカテーテルを挿入し、壊れた僧帽弁(そうぼうべん)のうえに人工弁を直接置換する方法であり、手術時間は佐伯式の3分の1、人工心肺すら用いません。
インパクトファクター
医者は学術誌に論文が載ることで、インパクトファクターという業績を評価する指標を得ることが出来ます。
よって日本学術誌の中でも最高権威である「日本外科Journal」の影響力は大きく、その編集長・池永英人は理事長選挙にも大きな影響力を持っています。
ちなみに現在のインパクトファクターは佐伯が77、西崎が71で佐伯が6ポイントリード。
インパクトファクターを得ることで、学会の理事長選などの戦いにも有利になります。
なので佐伯と西崎は、あの手この手を使ってより高い数値のインパクトファクターの獲得を目指していくのです。
現在高階が執筆中のスナイプの論文の文末に佐伯、西崎どちらの名前が入るかでも、理事長選の行方は変わってきます。
理事長選
理事長選とは、全国の外科医の頂点に立つ日本外科学会理事長の座を決める選挙。
次期選挙は佐伯と西崎の一騎打ちと目されていて、現在は佐伯がやや優勢。
治験コーディネーター
治験コーディネーターとは、新薬や医療機器が開発される際、厚生労働省の認可を得るための臨床試験=治験を扱う医者と、使用を許諾してくれる患者を探し、パイプをつなぐ役割をこなすひと。
糸結び
糸結びとは、手術の最期に行う縫合。
世良(竹内涼真)は往年のサッカー選手・ペレの「全ては練習の中にある」という言葉を信じ、食パンなどを使用しての糸結びの訓練を怠りません。