ブラックぺアン原作ネタバレ・後編!渡海と佐伯の因縁の全貌と最後の決断とは?

『ブラックぺアン』原作ネタバレ・後編では、いよいよ佐伯教授と渡海の因縁、ブラックぺアンの謎が解明します。

当記事は、『ブラックぺアン』原作ネタバレ・後編をまとめています。


『ブラックぺアン』原作ネタバレ・前編はこちら
ブラックぺアン原作ネタバレ・前編!オペ室の悪魔・渡海と小天狗・高階が対立?



『ブラックぺアン』原作ネタバレ・後編




佐伯教授が高階に無茶な提案をする


帝都大学から高階(小泉孝太郎)が赴任して5か月、「スナイプ」(食堂自動吻合器)による食道がん手術は11例に達しました【もちろん、リーク(縫合不全)はゼロ】。

ある日のカンファレンス(会議)で、佐伯教授(内野聖陽)はとうとう「スナイプ」を認める発言をしました。


しかし佐伯教授がそれで終わるはずもなく、「他の医局員にも、あのオモチャ(スナイプ)で手術をさせてみろ」と命令。

「お前は、誰にでも食道がん切除術ができる世界になると大ボラを吹いたな。ならば医局員であれば誰でもできるはず。なので術者は私が決めよう」。


高階は僅かに表情を曇らせましたが「時期尚早の感はありますが、佐伯教授のお達しとあらばやむを得ません。では誰にやっていただきましょうか。垣谷先生あたりがよろしい気がしますが」と返答。


ところが、佐伯はなんと一年坊の世良(竹内涼真)を指名。

高階は「いくらなんでも、無茶だ」と抗議。

佐伯は「何だ、誰にでもできる外科手術、という謳い文句は看板倒れか」と滅茶苦茶なことを言ってきます。


世良は佐伯の命令ならばやるという意思を見せましたが、最後には術者は5年目の中堅医師・関川に決定。

ここでまたしても佐伯教授からの無茶ぶりが入ります。

「小天狗、この手術には、お前は手洗いはおろか、手術室への入室も認めない」

高階は「ばかな。無茶だ」と大声をあげます。


佐伯教授は「お前は、この器械が広がることで日本の外科が変わる、と言いきった。お前がその手術に、常に立ち会うことは不可能だ。つまり、これから起こることこそ、お前のめざす現実だ」と言って、高階に厳しい現実をつきつけます。

高階は「新しい技術の導入の際はきちんと研修するのが当然だ」と抗議しますが、「研修にどれぐらい時間を割ける?」とさらに現実をつきつける佐伯教授。

高階は黙り込んでしまいました。


佐伯教授は去り際に思い出したように、ひとこと付け加えます。

「私の教室で、あのオモチャを黙認しているのは、失敗症例がないからだ。だが、一例でも失敗したら、その時は遠慮なく中止させてもらうから、そのつもりで」。


佐伯はスナイプの失敗例を作って、高階を追い出すつもりなのでしょう。

高階は佐伯教授の姿が扉の向こうに消えた後も、燃えるような視線で射抜いていました。

しかしこうなったら関川に「スナイプ」手術をしてもらうしかありません。


渡海と佐伯の因縁


渡海は佐伯への忠誠心が強い世良に向かって、自分と佐伯教授の因縁を話しました。

それは、渡海の父親と佐伯の確執から始まっていました。


17年前、渡海の父親と佐伯は互いに信頼し合う関係でした。

ある時佐伯がスペインに出張することになって3日目、申し送られていなかった患者が緊急で外来、受診しました。


診察した渡海の父親は驚きます。

患者は直腸切除の術後患者で、念のために撮影したX線写真に写っていたのは患者の腹部に置き忘れられたぺアンだったからです。

そして手術の術者名は……佐伯でした。


渡海の父親はすぐに再手術をすべきと考えましたが、佐伯はスペインにいて連絡が取れません。

やむを得ず、当時の佐伯の上司である教授に直訴します。


驚くべきことに、教授の答えは「患者の腹部にぺアンを置き忘れているという報告を受けていて、全て承知の上で事実を隠蔽している」というものでした!

渡海の父親はそれでも二日間教授に直訴し続けて、最初は取り合わなかった教授も「佐伯が了承すれば、再手術する」と認める発言を。


当時は国際電話も不便で、普通なら直接連絡はつかないとあきらめるべき事態。

しかし渡海の父親は、佐伯教授に電報を打ちました。


そして佐伯も電報を打ち返してきました。

その内容は

飯沼氏のぺアン摘出すべからず


そこから事態は一変します。

教授は手術下手で実際の手術は全て佐伯に頼り切り……つまり、佐伯の言葉は絶対でした。


渡海の父親が直談判した行為は非常識とされ、あっという間に県外の関連病院にトバされました。

そしてそのまま帰らぬひととなったのです。


佐伯教授を信頼していた世良は、信じられない思いで立ち尽くします。

しかしこの話を聞く限りは、嘘とは言いきれません。


そんな世良を六本木のディスコに誘う渡海。

このあと、2人はディスコで踊りまくりました。


かつて佐伯教授は自身の保身のために、信頼してくれていた渡海の父親を裏切ったのです。

そんな佐伯教授が今度は高階を追い出そうとしている……。


渡海は「明後日の(スナイプ)手術、想定している中でサイアクの事態になるかもしれない」と世良に忠告。

世良もまた、勘がいい手術室の猫田主任が器械出しを若い看護婦・花房に押し付けたことから、トラブルの予感がしていました。


渡海は「高階の居場所を把握しておけ。そして、世良ちゃんが外回りに入り込み、高階の目となり触覚となってやるんだな」とアドバイス。

世良は最近デートするようになった花房を守るためにも、動き出しました。


手術当日


手術当日、世良は高階の場所を確認しましたが、なんと教授室に佐伯教授と2人で詰めていました。

そして運命の手術が始まりました。

術者は関川、第一助手は垣谷、器械出しは花房です。


そして恐れていた通り、トラブル発生。

世良は教授室の扉を乱暴に開けて「高階先生、大変です。すぐ来てください」と叫びます。


佐伯教授は「行ってはならん、小天狗。ここで行ったら二度とあのオモチャは使えなくなると思え。お前はこの結果を手術室から遠く離れたこの部屋で、ひとり受け止めるんだ」と高階が行くことを断固として阻止。

「トラブルが起こるたびに、いちいち駆けつけるつもりか。そんなことはできないんだ」と言う佐伯に気おされてしまったのか、「私は結果をここで受け止める」と信じがたい発言をする高階。

高階は意思もなくぼんやり左右に首を降り、抜け殻のようになってしまいました。


世良はテーブルを蹴り上げて高階の腕を掴んで言い放ちます。

「高階先生は俺に、外科医を辞めるな、と言ったじゃないか。たとえ患者が目の前で死んでも逃げるな、目をそらすな、と。俺は先生の教えに従う。先生が来てくれさえすれば、助けてもらえるトラブルなんです。だから力ずくで先生をオペ室に連れていく」。


さらに世良は、身体をふるわせて叫びます。

「目の前で患者が死ぬのを見るのは、絶対にイヤなんだ」


高階の顔に血の気が戻り、目は輝きを取り戻しました。

そしてすくっと立ち上がり、「世良君。状況を教えてくれ」と言いながら扉に向かいます。

佐伯教授の「行くのか、小天狗」という問いかけには、振り返らずに「行きます。医者なら当然だ」と答えました。


手術中のトラブルの原因は?


手術中のトラブルの原因は、術者・関川の操作ミス。

高階は「誰にでもミスはある。責められるべきは、佐伯教授の口車に乗って、経験不足にも拘わらずこのメンバーで手術を敢行させた、この私だ」と自分の責任であることを認めます。


その後は、患者の傷ついた臓器回復のために阿修羅のごとく素早い措置を行いました。

結果、手術は無事に終わりましたが、それは同時に、高階がこの病院を去らなけらばならないことを意味していました。


それでも高階は「世良君、おかげで後悔せずに済んだよ。あのままだったらきっと私は一生……」と世良に感謝。

世良は高階に何か言葉をかけたかったけれど、かける言葉が浮かびませんでした。


その後、研究会のついでに六本木で豪遊中のはずの渡海が、実は手術控室に待機していたことが判明。

「お、手術は無事おわったか、どうやら俺の勘ははずれたようだな」と言う渡海に、「研究会に出席なさってたんじゃないですか」と世良。


あまりにも退屈な研究会だったからハイヤーを飛ばして帰ってきたという渡海に、「渡海先生、ありがとうございました」と世良は頭を下げました。

世良が立ち去ったあとに「ぼっちゃんの早とちりにも困ったもんだ。俺は何にもしていないというのに」とつぶやく渡海の手には、飯沼のレントゲン写真が握られていました。


佐伯教授の真意とは?


佐伯教授に呼び出された高階は、既に辞める覚悟をしていました。

ところが佐伯は「何を言っているんだ、小天狗?ここを辞めるつもりか?」とクビを言い渡しません。


佐伯教授は高階を辞めさせたかったのではなく、「スナイプ」を一般化させることに対する現実を思い知らせたかっただけでした。

その現実とは

  1. 「スナイプ」を一般化するには今日のような失敗をしたときにリカバリーできる外科技術が必要
  2. しかし「スナイプ」が一般化すれば、外科医からそうした技術習得の機会を奪うことになる

➀と➁の間には矛盾が生じています。

佐伯教授は高階の「スナイプ」計画が破綻していることを知らせるために、あえて今回の手術を行わせたのでした。

高階は「教授の問いに対する答えを、今の私は持っていません。ですが私は確信している。「スナイプ」を広げていくことは私の使命です」とそれでも夢は捨てない意思を表明。


佐伯教授はさらに驚くべき発言をします。

「小天狗、お前はツイている。あの時、あの一年坊に面を張られて目を覚まさなければ、お前がここにいることはなかっただろう」

佐伯教授は高階が自分の命令に従っていた場合に、高階を追放するつもりだったのです。

自分は佐伯教授に試されていたのだ、ということを知った高階は目を見開きました。


佐伯教授は「私が病院長選挙に勝ち抜くための手助けをしろ。それがお前がこの医局で生き残る唯一の道だ」と言って、高階は仕方なく引き受けることに。

その後高階は工作員として、佐伯教授の選挙が上手くいくように活躍。


そんな高階に「私の次の教授は小天狗、お前だ」と腹の内を告げる佐伯教授。

「はああ?」とびっくりする高階。

佐伯教授は、黒崎はいずれ総合外科学教室を割るだろうし、渡海は手術職人だから向いていないと判断して、高階を選んだのでした。


国際シンポジウムに出席する佐伯


佐伯教授が病院長選挙のハクづけのために“国際シンポジウム”に出席することが決定し、3日間医局を留守にすることになりました。

「留守中の医局責任者は高階、お前だ」と言い放つ佐伯教授。

高階はうなずきました。


居残り部隊の1年生(世良、青木)に何故か焼肉を奢る渡海。

渡海は佐伯教授の留守中にある“企み”をしていました。

渡海の目的は、世良から留守中の高階の手術予定について聞き出すことでした。

あと12時間で佐伯外科の崩壊が始まる

引用元:『ブラックぺアン1988』渡海の心の声より



佐伯の留守3日目、運命の日


佐伯教授の留守3日目になり、この日の予定手術は1件のみ。

術者・関川、第一助手・高階、第二助手・世良、器械出し・花房の「スナイプ」手術は、無事終了を迎えようとしていました。


そこへ「高階先生、大変です」と棒読みの丁寧語で渡海がやってきました。

渡海は、腹部の痛みを訴えて外来に搬送されてきた緊急患者のレントゲン写真を高階に見せました。


「ぺアン、ですね」

レントゲン写真には、手術のあとに置き忘れられたと思われるぺアンが写っていました。

※ぺアン:血管をつかんだり止血するための手術道具(形状ははさみに似ている)


「直ちに開腹、ぺアンを取り除くだけです」と言い放つ高階に、渡海は「帝華大の阿修羅は、ぺアンを置き忘れた医師の名前が佐伯教授でも同じ台詞を吐けるのかな?」と真実を告げます。

そう、この患者こそが佐伯教授が17年前に手術して体内にぺアンを置き忘れて、その事実を隠蔽した飯沼だったのです。


高階は一瞬凍り付きますが、「ぺアンを置き忘れたマヌケな医者のことなんて斟酌(しんしゃく)する必要はありません。ただちに緊急手術の準備を」と指示を出しました。

「そうこなくっちゃ」とはしゃぐ渡海。


世良は、飯沼が以前渡海から聞いた、佐伯教授が己の医療ミスを隠蔽し、渡海の父親を僻地に追いやった事件の患者だと気が付きます。

これは偶然の手術ではない、と確信して震える世良。

かろうじて佐伯教授に手術の報告をすることは許されましたが、手術の可否を問うことは許さないと高階からにらまれます。



渡海が佐伯に、電話で最後通告?


第三手術室で高階の到着を待つ間、渡海は世良とともに、電話で佐伯に手術報告をしました。

「ぺアンを取り出すのはやめろ。とんでもないことになるぞ」と叫ぶ佐伯に、「もう遅いんだよ。親父が見つけた医療ミスの証拠を、時を経て息子の俺が取り出し、あんたのミスを明らかにしてやる」と渡海。

そして渡海はまだ色々言ってくる佐伯の声を遮って、電話を切りました。


オペ室の悪魔と阿修羅で、禁断の手術開始


ぺアン摘出のための手術が開始。

以前は敵対関係にあった高階と渡海は、今では互いに信頼しあう関係になっていました。


ところが長年体内に馴染んだぺアンは、渡海と高階2人の技術を駆使してもなかなか取り出せません。

7時間にも及ぶ苦戦の末に、やっとぺアンを取り出せそうなところにきます。


高階は「このぺアンは本当に、単なる見落としで体内に置き忘れられたのでしょうか?」とつぶやきますが、「そんなにジイさんが怖いのか?」という渡海の声にかき消されて、とうとう除去に及ぼうとします。


その瞬間、佐伯教授の野太い声が響き渡りました。

「やめろ」

手術室にズカズカと入ってきたのは、東北にいるはずの佐伯教授本人でした。


昼過ぎには東北にいた佐伯教授が、この場にいることは絶対にありえないはずでした。

佐伯は電話のあと、すぐに講演をキャンセルし、空港まではドクターヘリ、そこからは特別枠の航空便で戻ってきたと説明。

まさに「そこまでやるか?」のウルトラCです。


しかしそんな佐伯を前にしても渡海の決意は変わりません。

佐伯が止めるのも聞かずに、ぺアンを患者の体内から引き抜きました。


すると、ぺアンを外した部分からどんどん血液が溢れてきました!!!

佐伯教授は「小僧どもが、地獄の扉を開けたな。これは仙骨前面静脈叢(せんこつぜんめんじょうみゃくそう)からの出血だ。外科医としてのプライドがあるなら、お前たちの技量を尽くし、私が手洗いを済ませるまでに止血してみせろ」と渡海と高階に言い放ちます。


ところが渡海と高階2人の技量をもってしても、飯沼の出血を止めることは出来ません。

このままでは飯沼が死亡するのは時間の問題……。


手洗いを終えた佐伯教授が手術室に入ってきて、成功するかわからないけれど止血にトライすると言います。

そして真新しい布が敷かれた手術台の上には、銀のぺアンの他にブラックぺアンも並べられます。


佐伯教授は17年前の事件について、渡海に語り始めました。

渡海の父・一郎との一件は不幸な行き違いであり、本当に申し訳なかったと謝罪。

「ご託はいいから、さっさと止血しろよ」と渡海。


それでも佐伯教授は渡海に自分の話を聞くように言います。

最初で最後の機会だから、聞け。

私がかつてこの患者を手術したとき、仙骨前面からの出血を止められず、やむを得ずぺアンを体内に留置したまま閉腹した。

置き忘れではない。外せなかったんだ。

そのことを患者と家族に告げるべきだった。

だが素人に、必然の措置だったと納得させることができただろうか。

私には自信がなかった。

仕方なく、家族と本人に状態を伏せて退院させた。

きちんとフォローするつもりで、な。

ところが行き違いの悲劇が起こった。

引用元:『ブラックぺアン1988』佐伯教授のセリフより


佐伯教授が海外に行っている間に、飯沼氏が入院することは予想外の出来事でした。

何も知らない一郎が、医療ミスと判断したのは当然です。


そしてそのときスペインの片田舎にいた佐伯教授には、十分な説明をする時間も手段もありませんでした。

佐伯教授に出来たのは、電報で「手術の必要はない」と伝えることだけ。

詳しい説明は帰国後で間に合うと思っての判断でした。


しかし帰国した佐伯教授を待ち受けていたのは、意外な現実でした。

佐伯教授の意思を「医療ミスの隠蔽」と受け取った病院側の判断によって、一郎は僻地へ飛ばされていたのです。

そして佐伯教授は一郎の訃報を耳にすることに……。

それからだ。

私がブラックぺアンを特注し、手術器具に入れるようになったのは。

ブラックペアンは私への戒めだ。

今日、ここまでこれたのは、このぺアンが心の支えであったからだ。

そして、ブラックぺアンを術野に使う時がきたら、それは私が外科医を辞める時だ、と覚悟していた。

引用元:『ブラックぺアン1988』佐伯教授のセリフより


佐伯教授は苦いモノを飲み込むような顔で渡海に言い放ちます。

私はせめて罪滅ぼしがしたかった。

息子であるお前を引き取り、私の手で一人前の外科医に育てることが、せめてもの罪滅ぼしではないかと考えたんだ。

だからといってお前を特別扱いしたわけではない。

お前は計り知れない外科の天分を持ち合わせていた。

私はむしろ技術の継承以外の部分で、お前に芳しくない影響を残しただけのような気がする。

お前を外科の正道に導けなかった。

それだけが心残りだ。

引用元:『ブラックぺアン1988』佐伯教授のセリフより



佐伯教授の指示が飛びました。

「ブラックぺアン」


佐伯教授はブラックぺアンを受け取ると「さらば、渡海一郎」と言って、患者の身体の奥深くに沈めました。

なんと出血は止まりました!


再びぺアンを残したまま閉腹すると宣言する佐伯教授に、「ぺアンを留置したことがバレたら」と不安の声を漏らす高階。

佐伯教授はそんな高階に「その時は肚をくくれ。それともお前は、エラーを避けたいというだけの理由から、真っ正面から結紮(けっさつ)を試みて、患者の命と自分の信念を天秤にかけるのか」と言って、にらみつけました。


そして佐伯教授はブラックぺアンの種明かしをします。

ブラックぺアンは特注のカーボン製だ。

レントゲンには写らないし、火葬されたら一緒に燃えて、後には残らない。

引用元:『ブラックぺアン1988』佐伯教授のセリフより


佐伯教授が手術の際には、必ず並べられていたブラックペアンにこんな秘密があったとは、驚きです。


高階は「なぜ、そんなものを……。まさか今日のような日を予感されていたのですか?」と震える声で質問。

佐伯教授は笑って答えました。

「予感など、ありはしない。ただ、あの時のような出来事は二度と繰り返してはならない、と思っていた。あのような時に使うために用意したぺアンだ。そして今日はその日がやってきただけのこと」


渡海が医局を去る?


閉腹し、手術は完了。

佐伯教授は「私は今回の事態の責任を取って、辞任する」と言いました。


重い空気を破って口を開いたのは渡海でした。

ばかばかしい、やってられっかよ。

今さら辞めれば済むと思っているのか?

親父は不名誉な形で辞任させられ、世間から白い目で見られ続けた。

それなのにこれで幕引きだ?

うんざりだ。

こんなくだらないところは、こっちの方からおさらばだ。

引用元:「ブラックぺアン1988』渡海のセリフより


渡海は血塗れの術衣を脱ぎ捨てて、出ていきました。


世良は、渡海を追いかけました。

渡海は「世良ちゃん、それジイさんに渡しといてくれ」と辞職願を世良に。


世良は「佐伯教授をこのまま野放しにしておくんですか?悔しくないんですか?このままではやられっぱなしじゃないですか」など憎まれ口を叩きますが、本心はただ渡海にいなくなってほしくないだけでした。

「俺はまだ、渡海先生から教わりたいことがたくさんあるんです」


そんな世良に渡海は言います。

がっかりするな。お前は思い切りが良かった。

おかげで俺の想いの一部を、お前に残せた。

それで十分だろう。

自分の思いのすべてを他人に伝えることなんて、誰にもできないのさ。

俺だって、あんな近くにいても、親父のことも佐伯のジイさんの気持ちも全然わからないまま生きていたんだし、な。

引用元:『ブラックぺアン1988』渡海のセリフより


それでも「渡海先生」と呼ぶ世良を振り返って、渡海は静かに言い聞かせます。

「見方を変えてみろ。今回の件では誰かが責任を取らなけらばならない。俺が辞めなかったら誰が辞める?佐伯のジイさんか高階が辞めれば教室の受けるダメージは大きい。だが俺なら大して影響はないだろう


世良:「どうして渡海先生は、今さらこの教室を守ろうとするんです?」

渡海:「さあ、どうしてかな。まあ、それでつじつまは合うわけさ。俺は自分のやったことの責任を取るだけだ」


最後に「世良、立派な医者になれよ」と言って、渡海は立ち去りました。

その後、渡海征司郎の行方を知る者はいません。

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