ブラックリベンジ1話ネタバレと感想は木村多江の演技力が凄いし面白い!

木村多江さんが悪女に扮することで話題の秋の新ドラ『ブラックリベンジ』1話が放送されました。

キーワードが「フレイミング(炎上)」、キャッチコピーが「登場人物全員ゲス」だけあってなかなか濃い内容でした(;^_^A

この記事では、ドラマ『ブラックリベンジ』1話の「あらすじのネタバレ」や「ドラマを視聴した感想」、「次週(2話)の内容」をまとめました。

ネタバレ記事ですのでご注意ください。



ドラマ『ブラックリベンジ』1話のネタバレと感想は?




冒頭シーン・5年前の惨劇の回想&復讐を誓う


私は……一生忘れない。

私は……一生許さない。

今宮沙織(木村多江)は殺風景な部屋で、ひとりPCの中の動画を見て復讐の炎を燃やしていました。

黒いキャミに黒いジャージ、そして彼女の顔は赤いライトに照らされ、見た目も復讐鬼そのもの。

動画の中の今は亡き夫は、かつての尊厳も自信も失った、弱々しい存在になり果てていました。


動画の内容と沙織の過去とは?


その動画は、亡き夫・圭吾(高橋光臣)が自殺直前に残したもので、何者かから沙織の元へ、そのUSBが送られてきたのでした。(圭吾の自殺から5年後に)

今宮沙織の本名は、寺田沙織で、5年前までは幸せな主婦でした。(現在の今宮沙織は偽名)


夫の圭吾は将来を嘱望される政治家でしたが、ある日事実無根のスキャンダルで陥れられ、自ら命を断ってしまったのです。

そしてその時沙織のお腹にいた子供も流産してしまいました。


動画の中の夫は、自分を陥れた3名の実名【塚本修二郎(神尾佑)、愛原サユミ(芹那)、南條夕子(横山めぐみ)】を告白した後、悲しく微笑みながら何の迷いもなくベランダの柵を超えていきました。


身分を偽り、『週刊星流』の記者になる!



夫の死から5年後、寺田沙織は今宮沙織に改名、身分を偽って『週刊星流』で働きます。

実は『週刊星流』は、圭吾を自殺に追いやるスキャンダル記事を書いた出版社。


契約ライターの沙織がやってきて3か月だが、凄い特ダネばかり持ってくるので、編集長・福島勲(佐藤二朗)は「いまみーは星流の女神!いや、スキャンダルの女神だね~」と絶対の信頼を寄せています。

ただ一人、デスクの天満龍二(平山浩行)だけはそんな沙織を密かに怪しんでいましたが。


沙織は「もうすぐ大臣になる塚本修二には愛人がいます!私に密着させてください。」と特ダネ中の特ダネを提示します。

福島は快くOKしますが、アシスタントに新人の芦原咲良(岡本真也)がつくことになります。


塚本修二にロックオン!


編集長から許しをもらった沙織は、亡き夫の敵(かたき)のひとり・塚本に密着します。

塚本は、後援会のパーティー会場から美しい妻と出てみて、幸せそのものといった笑みを浮かべています。


そしてしばらくしてから、支援者のひとりであると思われる赤いドレスの女が出てきました。

沙織は「あの女を24時間尾行して!」と芦原に命令します。


プロ愛人に「独占告白」させる?!


赤いドレスの女の素性は、とある高級クラブのナンバー1ホステスで名前は彩香。

沙織は、彩香が塚本のプロ愛人であるという情報を掴んでいました。

プロ愛人とは、「相手に一切の迷惑がかからないように痕跡を全く残さない愛人の中の愛人のこと」です。


そんな一筋縄ではいかない相手に対して「独占告白させる。」と自信満々に言う沙織。

一体どんな策があるというのか?

沙織は今度は、塚本を24時間尾行尾行するように芦原に言います。


圭吾の墓参りに行く沙織、そこには天使が?


沙織は圭吾の月命日で、墓参りに行きます。

そこで、妹の綾子(中村江里子)とその息子・悠斗(ゆうと)にばったり出くわします。

綾子は、5年前田舎の療養施設で白髪になって静養していた沙織が、現在はスキャンダル記事を書いていることを心配。

「お姉ちゃん、なんかあったら相談してよ、いつでも来てね、悠斗と待ってるから。」

悠斗は沙織のことが大好きで、可愛い笑顔で話しかけてきます。

その時だけは沙織の鉄仮面も緩んで思わず笑顔を見せてしまいます。


情報は十分!いよいよ戦闘開始


芦原が撮ってきた塚本の写真から十分な情報を掴んだ沙織は、彩香からあくまでも塚本の後援会のメンバーとして話を聞きに行きます。


沙織は塚本には雪乃という美しい愛人がいることを伝え、2人が腕を組んで歩いている写真も提示。

さらに塚本が最近雪乃に結婚を申し込んだことも伝え、「何か知りませんか?」と綾香に問いかけます。


彩香は「冗談でしょう?先生には奥さんと子供もいるのに。」と信じようとはしません。

そこで沙織は決定的な証拠として婚姻届け(塚本の名前と住所が記載されている)も見せますが、それでも彩香は動揺は見せない。


沙織は、雪乃が結婚を断ると塚本は雪乃にしつこくつきまとうようになり、嫌気がさした雪乃は不倫の事実を公表することで終止符を打つことに決意したことを告げます。

彩香は不機嫌ではあるものの、後援会のメンバーである態度は崩しません。


そんな彩香の前に、沙織は写真と婚姻届けの入った封筒を置いたまま立ち去ります。

封筒の中には、雪乃のインタビュースケジュールと撮影場所の記載が入っていました。


雪乃のインタビュー当日に乱入者が?


そして雪乃のインタビュー当日を迎えましたが、そこへズカズカと彩香が割り込んできます。

サングラスに帽子で顔を隠している雪乃に向かって「何とか言いなさいよ!あんた何者なの?一体どういうつもり?!」とかみつく彩香。

さらに「この女が言ってることは全部嘘よ!写真だって合成じゃない!先生は人前でそんな軽率な行動する人じゃない!」と罵詈雑言の嵐。


すると今まで黙っていた雪乃が「場末のホステスは引っ込んでろって言ってるの!」ときつ~い一言を。

それを皮切りに大口論になる彩香と雪乃、それを眺める沙織と芦原。


激しく罵りあった末に彩香は「私が先生の本当の愛人なんだよ!」と告白してしまいます。

沙織はすかさず「彩香さん、あなた今、なんとおっしゃいましたか?今、自分が塚本先生の愛人だとおっしゃったんですよね?」

さらに芦原に「録音出来てる?」と確認を取った後、「あなたは認めたんです。自分が塚本先生の愛人だということを。週刊星流に独占記事を掲載させていただきます。」


彩香は、「でもあたしが認めなければそんなもの成立しないでしょう。これで証拠もなくなった。」とヒールでレコーダーをぐしゃりと潰します。

沙織は全く動揺を見せず「確かに証拠はなくなりましたが、ここに証人はいます。なにか勘違いされているようですが、私はあなたの独占記事を掲載するつもりはありません。」

ここで、雪乃がサングラスと帽子を取りますが……その正体は塚本の妻でした(;゚Д゚)

沙織は事前に塚本の妻と接触して「一緒に愛人(彩香)を誘い出しませんか」と仲間に引き入れていたのでした・コワー(>_<)


とうとうつかみ合いの大喧嘩になる雪乃と彩香を見て、ふっふふふふふふ~、あっはははははははは……と悦に入る沙織。

「見るにたえないですね、ありがとうございました。」

隠しカメラを回収して芦原とともに退散。


夕日を浴びた横顔が恐ろしいほど綺麗な沙織。

芦原「これで来週号もうれますね!」

沙織「来週号には載せない、塚本が頂点に立つときに地獄の底まで叩き落す」


星流に塚本の記事掲載!


沙織は塚本が大臣になった直後を狙って記事を掲載、動画サイトに妻と愛人の口論の一部始終も流します。

妻と愛人、両方の証言があるので、言い逃れできるはずもありません(;^_^A


テレビのニュースで大々的に取り上げられ、マスコミが塚本の家に大量に押し寄せ、中に隠れる塚本は絶望そのもの。

秘書に車でおとりになってもらって、裏からコソ泥のように逃げ出します。


沙織のキメ台詞が炸裂・地獄へ叩き落す!


沙織が待ち構えていました。

まずは、政治資金を愛人に貢いでいたという証拠の書類を、塚本に提示。

「ふざけんな~!」と吠える塚本に沙織は、恨みの全てをぶつけます。


「私はただ、真実を暴いただけ……あなたたちのようにありもしないスキャンダルをねつ造し、無実の人間を陥れたわけじゃない。

こんなもんでは終わらせない!膿を全部吐きつくすまで!あたしはあなたを追いかける!!!


「あなたは、これからメディアのうねりにのみこまれる……何を言っても誰も信じない……待っているのは永遠の孤独。

そのあとは……ただ燃え尽きるだけ。」


「骨の髄まで炎上しなさい。」

塚本は追いついたマスコミに取り押さえられてしまいました。


エンディング・高槻のバーにて


塚本への復讐を終えた沙織は、地下にある高槻(堀井新太)のバーに行きます。

高槻は亡き夫・圭吾の秘書だった男で、今はbar経営をしていて、情報屋として沙織に親身に協力していたのでした。(つまり特ダネは全て高槻からのもの)

高槻は「うまくいったみたいですね……僕も先生の無念を晴らしたいですから……例のUSBメモリーですが差出人はわかりませんでした。」

なんだか熱い視線を沙織に向けます。

『ブラックリベンジ』1話の感想は?


木村多江の演技が上手い



とにかく主演の木村多江さんの演技が上手いしかっこいいし美しいです!

復讐鬼になりきっておられました。

狂気や怒りだけではなく、その深い悲しみも伝わってきて、胸を締め付けられます。


子役が可愛すぎ!もしかしてキーマン?


木村多江さん演じる沙織の妹・綾子(中村江里子)の息子の悠斗が可愛すぎる!

沙織が唯一本物の笑顔を見せる相手なので、もしかしたら沙織の復讐を阻止出来るのは悠斗くんだけかもしれません。


亡き夫・圭吾の動画の内容が同情に値するけど、酷すぎる!


以下、亡き夫・圭吾の動画の独白の一部抜粋です。

美幸……愛してるよ。

美幸……本当にゴメン。

でも心配いらない、何も怖くないんだ。

これで苦しみから解放される。

美幸……愛してるよ。

俺は、ハメられたんだ。

塚本修二に……愛原サユミに……南條夕子に……

この3人のせいで俺は……

俺は何もやってない。

全てが終わったら君もおいで。

先に行って待ってるから。

このあと、そのままベランダに行って飛び降り自殺という結末。


こんな動画をもし好きなひとに残されたら、たまったもんじゃないですよね~(>_<)

いやいや……沙織がもう何か(=圭吾)にとりつかれたような感じになって、復讐しちゃう気持ちよくわかりますよ。


しかも圭吾さん「全てが終わったら君もおいで。」って残される妻に、自分の復讐&自殺の実行を推奨してるし(;^_^A

うーん……好きなひとにこんな動画残すかなあ?

私の中で圭吾さんの好感度上がってきません。


本当に気持ちはわかるのですが、残される妻の気持ちや幸せを考えているようには見えないのです。

おかげで沙織もいい感じに狂っちゃって、復讐決行の前日に圭吾の写真を見ながら「ようやくこの時が来たね、ずうっと一緒にいたいからあたしにとりついて。」とか言っちゃってるし(>_<)


そもそもUSBメモリーは誰が沙織に送ってきたの?


圭吾の自殺前の告白動画が入ったUSBメモリーですが、5年も経過してから沙織のもとへ送られてきました。

一体誰が?何のために?

やはり復讐を誘導するためとしか考えられませんよね?


カウンセリングの先生・糸賀朱里(鈴木砂羽)があからさまにアヤシイ!



沙織は、定期的にカウンセリングを受けているのですが、このカウンセリングの先生がまた問題アリ(;^_^A

沙織が先生に助けを求めているのに、「自分で見い出したのよ、生きる目的を。」とこれまた復讐を推奨している始末。

こんなカウンセリングありですかね~?


さらにラストシーン・圭吾の動画をスマホで糸賀が見ています。

糸賀は圭吾と繋がりがあったのでしょうか(;゚Д゚)


ツイッターでも「カウンセリングの先生があやしい!ラスボスでは?」と噂になっています。

もしかしたら沙織を洗脳しているのかもしれませんが、目的がわかりません。


便利屋の城田純一(DAIGO)が気持ち悪い


週刊星流のデスク・天満(平山浩行)は、沙織をあやしんで便利屋の城田に素性を調べさせます。

この城田が気持ち悪くて、待ち合わせには15分遅刻してくるわ、チュッパチャップスを仕事の話中にベロベロ舐めるわ、挙句の果てに注文したのがホットミルク!

一波乱もふた波乱も起こしてくれそうなクセモノです。

次週はどうなるの?

復讐がテーマのドラマ『ブラックリベンジ』のあらすじのネタバレと感想についてまとめましたが、いかがだったでしょうか?

さすがはキャッチフレーズが「登場人物全員ゲス」だけあって、どのキャラクターも癖が強い(;^_^A

次週のターゲットは女優・愛原サユミ(芹那)!

数々の男と派手に遊んできたのに週刊誌に一度もスクープされたことがないのは、幼馴染のマネージャー・足立奈津(小野ゆり子)が裏で手を回しているおかげ。

サユミを骨の髄まで炎上させるために、沙織は奈津に接触を試みますが……。


しかし2話でサユミを炎上させてしまったら、残るは3人目の南條夕子(横山めぐみ)だけ。

もしかしたらラスボス・南條夕子でてこずる展開なのでしょうか?

それともこの3人(塚本、愛原、南條)以外にも復讐すべき相手が現れるのでしょうか?

味方だと思われる人間たちも次々に裏の顔を見せてきそうな予感があって、今後ドロドロ復讐劇の顛末まで目が離せません!