「DIVER-特殊潜入班-」最終回(第5話)のラストが意味不明でイライラ?続編も含めて徹底考察!

「DIVER-特殊潜入班-」最終回(第5話)が、2020年10月21日(火)に放送されました。

福士蒼汰さんの新境地とも言える悪の魅力満載のドラマでしたが、その終わり方については賛否両論でした。

そして続編を感じさせるラストではあったものの、どういう状況下かわからず?

当ページでは「DIVER-特殊潜入班-」最終回の終わり方(ラスト)について徹底考察して、Twitterの評判と感想についてもまとめています。

「DIVER-特殊潜入班-」4話のネタバレと感想!兵悟と阿久津の過去は繋がっている?

2020年10月14日



「DIVER-特殊潜入班-」最終回(第5話)のネタバレ



「DIVER-特殊潜入班-」最終回(第5話)では、様々な新事実が判明。

ネタバレと共にポイントごとにわかりやすくまとめます。

裏切り者はこの2人


4話で警察に捕まった兵悟(福士蒼汰)はあっさり逃亡、なんとテロ犯として指名手配される。


色々調べた兵悟は、自分たちD班が阿久津(りょう)と将(野村周平)に騙されていたことに気が付く。

そもそも、阿久津が伊達(安藤政信)に渡したテロに関する資料からしてインチキだったのだ。


リトレイド貿易の渡辺(戸田昌宏)が取引していた男は、真下ではなく将(野村周平)。

真下は既にこの世に存在していなかった。


真下の仲間・田島の正体は、関係ない会社の社長だった。

渡辺と田島が会話している画像や音声が乱れたのは、将が妨害電波を出していたからだった。

4話の最初に起きたデパート前の爆破事件も同様の手口。

つまりテロを企てたのが阿久津で、テロ犯の正体が将。


阿久津の目的は、遠藤(小市慢太郎)をテロに見せかけて殺すこと。

全ては、相棒の岡本(寺脇康文)を見殺しにした遠藤への復讐のため。

(遠藤は、阿久津の昇進を邪魔するためだけにに岡本を切り捨てたのだ)

阿久津流に言うと、腐った警察組織を根幹から潰して健全な警察組織の再構築のため。


将は、実は岡本の息子だった。

だから阿久津の誘いに乗って、テロ犯を演じたのだった。


この事実を知った伊達(安藤政信)は、阿久津に憤った。

「正義だなんだとごたく並べてるうちに、善悪の判断もつかなくなっちまたんじゃないのか」

「ごちゃごちゃやってんのは上だけで、俺たちは犯罪なくすために命懸けてやってんだよ。あんたたちみたいに腐っちゃいない」

そして何が何でも、警察より前に兵悟を確保すると誓う。


岡本を殺したのは兵悟?



遂に迎えた日米安全保障会議の日。

爆破が起こり、皆が避難する。


駐車場でガスマスク姿の男が、遠藤に銃を向ける。

中身はもちろん将。


すると「そろそろマスクを取ったらどうだ?」と兵悟。

将:「こいつだけは殺させてくれ。後はどうなってもいい」

兵悟:「でもいそいつでいいのか、岡本を殺したのは俺だぞ
兵悟と岡本、阿久津の過去

その昔、阿久津と岡本は兵悟を潜入捜査官として育てていた。

しかし兵悟のミスで、警察官が侵入していることがロシアマフィアにバレてしまった。



岡本は兵悟をかばって、自分が警察官だと名乗り出た。

ロシアマフィアは兵悟に拳銃を渡して「お前が殺せよ」と命令。


兵悟が拳銃を受け取って銃口を向ける。

岡本は兵悟に向かってきて手首をつかんで拳銃を落とし、耳元で何かを囁く。

(その後、銃声)
将は兵悟を撃つが、致命傷ではない。

そこへ伊達が乱入して止めた。

伊達は将を連れて裏口から逃亡、兵悟は「まだやることがあるから」と車でどこかへ。


兵悟vs阿久津


at波止場。

兵悟が阿久津と会う。

(兵悟は将に撃たれた腹を押さえている)
兵悟:「俺は邪魔するぞってメッセージ送ったんだけどなあ。将が失敗してもいいと思ってたんだな」

阿久津:「一度の失敗ですべてが終わるわけじゃない。失敗したらまたチャレンジすればいい。一人死んだらまた新しい一人を入れたらいい」

兵悟:「あんたは大したもんだよ

阿久津:「えらく人間的な発言ね。私はあなたの狂気性を買ってこの世界に引きずり込んだのに。話はそれだけ?」

兵悟:「ああ」

阿久津:「期待してたのよ、ただ、私の理想が理解できなかったということね

「今のこの世界を見なさい。欲望を満たしたい者が権力を握り、国民の声を聞く由もない。正義が強者の利益に利用されている」

「それが国の在り方かしら。権力があらゆる手段ですべてをねじ伏せようとするなら、私は手段を選ばない

兵悟:「どうでもいいよ


兵悟は、今の会話を録音していた。
阿久津:「私を脅す気?」

兵悟:「言っとくけどさあ、俺はあんたが嫌いだよ」

阿久津:「知ってる」「それを海に捨てるか、私に渡すか、選択しなさい」

兵悟:「選択肢が一つすくねえな。撃ち殺せば問題ねえ

阿久津:「おかしいわねえ、なぜそんなに死にたがるのかしら。岡本は本当にあなたが撃ったの?
ここで兵悟の回想シーン。

岡本は兵悟に「生きろ、生きて悪を絶て」と言った後、自分で拳銃の引き金を引いて死んだのだった。

兵悟は「そうだよ」と笑い、阿久津が引き金を引いて兵悟が海に落ちた。


ラストシーン


1年後。

たくさんの男の部下を連れた阿久津と、不貞腐れた顔の遠藤がすれ違う。

兵悟と将は潜入捜査中、金の入ったトランクを持って逃亡。

伊達が「金を捨てろ」と命令するが、将は捨てるが兵悟は捨てない。

(end)

『DIVER-特殊潜入班-』最終回・ラストシーンに対するTwitterの評判と感想は?

最終回のラストシーンに対するTwitterの評判と感想を見てみましょう。







阿久津が兵悟を撃って、いきなり1年後。

なんだか平和な感じのラストに無理やり感を感じる人が多く、「意味不明」「モヤモヤ」「スッキリしない」などの声が相次ぎました。

具体的には……

・阿久津は本当に兵悟を撃ったのか?

・兵悟が海に落ちて生き延びるのも、阿久津の計算通りだったのか?

・1年後の兵悟、将、伊達は(自分たちを裏切った)阿久津の下でD班として活躍しているのか、それとも別の組織?
のような疑問が出ました。

個人的にも、是非続編をやって、疑問点を解決してほしいですね。

少なくとも、兵悟が撃たれてからの1年間の物語はスペシャルドラマで放送してほしいです。

『DIVER-特殊潜入班-』最終回・ラストシーンについて筆者の考察

『DIVER-特殊潜入班-』最終回・ラストシーンについて筆者の考察を述べていきます。

兵悟は、阿久津にも将にも「自分が岡本を殺した」と嘘をつきました。

だから阿久津は兵悟をテロ犯に仕立て上げて利用しようとしたし、将は兵悟を撃ちました。


しかし真実は、岡本は兵悟を守るために自ら拳銃の引き金を引いていました。

そして「生きろ。生きて悪を絶て」のメッセージを残していました。

つまり岡本は自らの命を捨ててでも、兵悟の可能性に懸けたのです。


兵悟が、岡本のメッセージを無視するような男には思えません。

なのに、なぜあんなに殺されたがったのか?


筆者は、単純に兵悟が自分を罰するためだと思いました。

兵悟は、ずっと自分のミスで岡本が死んだことに自責の念を感じ続けてきたんだと思います。

だから、将に殺されるのはかまわなかったのではないでしょうか。


兵悟が阿久津に撃たれた理由は、テロ犯として死ぬことで将を守り、遠藤を潰して阿久津を昇進させるためだと思います。

しかし本当に死ぬつもりなはく、防弾チョッキなど着ていたのではないかと思われます。


兵悟の目的は「悪の根絶」だから、それを阿久津に託したということでしょうか?

そうではなく、第2シリーズで兵悟は阿久津を潰すのだと思います。


今回は岡本の件で借りを返すために撃たれたけれど、その後はモンスターとなった阿久津を潰すのが目的ではないでしょうか。

それにしても、兵悟が意外にもまともで、阿久津が極悪人だったとこには驚きです。


1年後のシーンは、伊達が将に「俺が面倒を見てやる」と言っていたので、伊達率いる新D班だと思います。

これで阿久津の元でまた何事もなかったかのように潜入捜査していたとしたら、びっくりですよね。


おそらく阿久津がその存在を知ったら黙ってはいないでしょうけれど。

それを第2シーズンで見たいです。

「DIVER-特殊潜入班-」4話のネタバレと感想!兵悟と阿久津の過去は繋がっている?

2020年10月14日