「FINAL CUT」司会者・百々瀬塁を演じる藤木直人の経歴や役柄を紹介

2018年1月スタートのカンテレ・フジテレビ系火曜21時連続ドラマが、亀梨和也さん主演の「FINAL CUT」に決定しました。

このドラマ、亀梨さんにとっては月9ドラマ「サプリ」以来、11年半ぶりとなるフジテレビ系連続ドラマ主演作で単独では同系初主演だったり、その撮影中に亀梨さんが指を骨折すると言うハプニングが伝えられたり。

放送直前に何かと話題になっていますね。

さて、そんな注目を集めているこのドラマ。

共演者にも豪華な面々が顔を揃えております。

そこで今回はその共演者の一人であり、物語のキーパーソンとなるべく司会者・百々瀬塁(ももせ・るい)を演じる 藤木直人さんにスポットを当て、これまでの経歴や演技に対する姿勢、このドラマでの役柄などをご紹介します。



藤木直人の経歴とこれまでの出演作

藤木直人(ふじきなおひと)さんは1972年7月19日生まれの現在45歳、身長180㎝、血液型はA型、千葉県佐倉市出身で早稲田大学理工学部を卒業されています。

二卵性双生児の弟として生まれて、幼い頃は社交的で優秀な兄に対して、ずっとコンプレックスを抱いていたと言います。


芸能界入りのきっかけは大学生時代に自ら応募したファッション雑誌「メンズノンノ」(集英社)のモデルオーディション。

藤木さんはこのオーディションに最終審査で落選したものの芸能事務所の目に留まり、映画「花より男子」(1995年)の花沢類役で俳優デビューとなりました。

今回のドラマの役名も同じ「るい」ですね(笑)


そんな藤木さん、大学卒業後は本格的に芸能活動を開始し、1999年にはCDデビューまで果たしています。(音楽活動は現在も継続中)

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過去のドラマ出演作は以下のとおり。

  • 大河ドラマ「徳川慶喜」(NHK 1998年)
  • 連続テレビ小説「あすか」(NHK 1999年)
  • ナースのお仕事(フジテレビ 2000年)
  • ラブレボリューション(フジテレビ 2001年)
  • 高校教師(TBS 2003年)
  • ホタルノヒカリ(日本テレビ 2007年~)
  • Around40~注文の多いオンナたち~(TBS 2008年)
  • ラスト♡シンデレラ(フジテレビ 2013年)
  • ドクターX~外科医・大門未知子~(第2シリーズ)(テレビ朝日 2013年)
  • 私、結婚できないんじゃなくて、しないんです(TBS 2016年)
  • 嘘の戦争(フジテレビ 2017年)

…などなど、もう数えきれない程。

そして、2018年は「FINAL CUT」の他にNHK大河ドラマ「西郷(せご)どんにも出演が決まっています。


過去の作品を見てみると、決して主演ばかりではありません。

しかし主演でもそうじゃなくても、そのどの役もが印象に残っている俳優さんなんですよね。

しかもデビューから殆ど途切れずに、これだけのお仕事が続くと言うのは実力はもちろんのこと、やはりお人柄なのでしょう。


またドラマ以外も映画や舞台はもちろんのこと、テレビ番組にも多く出演されています。

特に印象深いのは現在もレギューラーパーソナリティを務められてる、日本テレビの「おしゃれイズム」です。

こちらは2005年から、既に12年も続いています。

いつもにこやかで、気さくな雰囲気に癒される視聴者も多いですよね。


その他、ラジオ番組のパーソナリティやCMにも多数出演されています。

こうして見ると、俳優業を軸に多方面でも本当に長くご活躍されているんですね。


そんないつまでも若々しく、イケメンぶりが全く衰えない藤木直人さん

2005年に6歳年下の一般の方とご結婚されていて、3人のお子さんがいらっしゃいます。

そのお子さん達とはキャッチボールをしたり、送り迎えをするなどの子煩悩ぶりだそうですよ。


外ではイケメン俳優、お家ではイクメンパパだなんて、まさに理想的ですね!

藤木直人の俳優として姿勢

この様にデビュー時から継続して、順調に活躍されている藤木直人さん。

俳優としてのスタンス、姿勢はどのようなものをお持ちなのでしょうか?


これまで藤木さんが演じて来た役柄として思い浮かぶのは、主人公の女性を支えるパートナー役ですね。

まさに少女漫画に出て来る、王子様的な役どころがピタリとハマります。

健気に頑張る女性を優しく見守り支える、頼りがいのある絵に描いたような素敵な男性・・。


しかし、40歳を過ぎて出演したある番組で藤木さんは「いまだにイケメンって言われているようじゃ、ダメだなって言うことです」と発言しています。

また別のインタビューでは自分の立ち位置を『カジュアルでフランク』と称し、「僕は自分の主戦場はテレビの連続ドラマだと思っています。そして、いまだに役者として足りないものが、たくさんあると思います。だから、参加させていただく全ての仕事が試行錯誤の連続。常に手探り状態です」と話しています。


この様に表現者としての葛藤を赤裸々に語っている藤木さん。

俳優の仕事や作品に対しての姿勢は間違いなく前のめりです!

これらの発言でも彼のストイックさや、まじめさが伝わりますよね。

藤木直人が演じる司会者・百々瀬塁とは?

最新出演作「FINAL CUT」では情報番組『ザ・プレミアワイド』の司会者・百々瀬塁を演じる藤木さん。

亀梨和也さん演じる、主人公の中村慶介が母親の仇を討つべく繰り広げる復讐の物語であるこの「FINAL CUT」の中で、百々瀬塁は洗練された振る舞いと舌鋒鋭いコメント、知的と下世話の絶妙なバランスで、お茶の間から愛される番組司会者です。

百々瀬は人の心を掴むセンスとユーモアを併せ持ち、視聴者が望むものを提供するのが使命と考えています。

当然番組作りには妥協を許さず、一種狂気をもはらんだ魅力を持つ彼は、慶介の復讐に立ちはだかる役どころとなります。


百々瀬塁、なんだか藤木さんの役者としての新たな一面が見られそうでワクワクしますね!

亀梨和也さんとの対決もとっても楽しみです。

まとめ

デビューして22年。

コンスタントに、そして確実にキャリアを重ねて来られた藤木直人さん。

もう立派なベテラン俳優さんなんですが、良い意味でベテランと言う重さを感じさせませんよね。


ご自身でも語られているように、『カジュアルでフランク』な雰囲気がとても魅力的です。

個人的には、どんな役にも作品にもスーッと馴染む「しなやか」な方だなと思っています。

この「FINAL CUT」でどんな百々瀬塁を見せてくれるのか、大いに期待したいですね!