ドラマ『グッド・ドクター』は、韓国で2013年に放送され、高視聴率を記録した同名ドラマが原作。
物語の舞台は小児外科医の世界で、自閉症スペクトラム障がいで驚異的な記憶力を持つサヴァン症候群のレジデント・湊(山崎賢人)が、笑顔と温もりを届ける感動作。
当記事では新ドラ『グッド・ドクター』キャスト一覧、原作やあらすじ、主題歌、放送日についてまとめました。
『グッド・ドクター』概要とあらすじ
- タイトル 『グッド・ドクター』
- 放送日 毎週木曜日22:00~22:54
- 放送開始日 2018年7月12日(木)
- 原作 『グッド・ドクター』(©KBS. 脚本 パク・ジェボム)
- 脚本 徳永友一、大北はるか
- 主題歌 「Hikari」androp(image world/ZEN MUSIC)
- テレビ局 フジテレビ
原作
グッドドクター完走
— misa︎︎💫 (@kankoku_sarage) 2018年7月13日
自閉症をもちながらも小児外科医を目指し成長していくストーリー
最初は批判ばっかりされてたけど
認められるようになって
周りから愛されるようになって…ほんとに感動した😭
障がいをもっているとは言えめっちゃ可愛かったw
今日本でリメイクされてるけど韓国の方が良すぎて😂 pic.twitter.com/TilOEou2ZZ
ドラマ『グッド・ドクター』の原作は、韓国で2013年に放送され、高視聴率を記録した同名ドラマ。
「大人のための童話のよう」と言われ、高く評価されています。
2017年には、アメリカでリメイク版となる連ドラ『グッド・ドクター 名医の条件』も人気に。
あらすじは、天才的な能力を持つ、自閉症でサヴァン症候群の青年が困難を乗り越え、医師として成長していくヒューマンメディカルドラマ。
脚本
ドラマ『グッド・ドクター』の脚本を担当するのは、徳永友一さんと大北はるかさんです。
徳永友一さんの最近の脚本作品
- HOPE〜期待ゼロの新入社員〜(2016年)
- 嫌われる勇気(2017年)
- 僕たちがやりました(2017年)
- 刑事ゆがみ(2017年)
- 海月姫(2018年)
大北はるかさんの最近の脚本作品
- テディ・ゴー!(2015年)
- このミステリーがすごい! ベストセラー作家からの挑戦状 「ポセイドンの罰」(2015年)
- 好きな人がいること(2016年)
- 帝一の國〜学生街の喫茶店〜(2017年)
- 刑事ゆがみ(2017年)
どちらも『刑事ゆがみ』を担当されたのが、印象的。
簡単なあらすじ
新堂渚は、驚異的な記憶力を持ちながらも、コミュニケーション能力に障がいがある自閉症スペクトラムでサヴァン症候群の青年。
湊が医師全体の0.3%しかいないという小児外科の世界に飛び込み、周りからの偏見や反発にさらされながらも、子供たちの命のために闘い、心に寄り添い、成長していく姿が描かれます。
主人公・新堂渚を演じるのは、医師役初挑戦で、フジの連ドラ初主演の山崎賢人さん。
子供だちを救いたい一心で、病院の都合や慣例と衝突。
さまざまなトラブルを起こしてしまう新米医師の役どころです。
本作が放送される木曜劇場は、これまで『Dr.コトー診療所』シリーズや『白い巨塔』、『医龍-Team Medical Dragon-』シリーズ、『コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-』など、名物医療ドラマを次々と輩出してきた枠で、また新たな歴史を刻むことになります。
主題歌
『グッド・ドクター』の主題歌は、andropの新曲「Hikari」。
タイトル通り、幸せを与える、光を与える楽曲です。
初回放送のED(エンディング)で流れましたが「涙が止まらない」「いいドラマにいい歌だった😢」「これぞandropっていう温かさを持った曲と歌詞だった」など感動&感涙の声多数。
歌詞のツイートです。
すごいなぁ…涙が止まらない#Hikari#androp pic.twitter.com/N4WkCPUqoS
— きゆ*すきま27みえ (@YukSuki219) 2018年7月12日
Hikari
— 小唄(こうた) (@bocbbb___1205) 2018年7月12日
耳コピ
これより前の部分は聞き取れなかった、、#Hikari #androp pic.twitter.com/MLKZfh5KjY
ドラマ主題歌「Hikari」を表題曲としたニューシングルは、2018年8月29日リリース。
本作はDVDが付属する初回限定盤(2484円・税込)とCDのみの通常盤(1296円・税込)が用意され、両形態には「Hikari」のピアノバージョンも収められます。
DVDには表題曲のミュージックビデオとそのメイキング映像が収録。
CD
01. Hikari
02. Hikari(Piano ver.)
ほか収録予定
初回限定盤DVD
・「Hikari」Music Video
・「Hikari」Making Video
androp公式ホームページはこちら
→androp公式ホームページ
『グッド・ドクター』キャスト一覧
ドラマ『グッド・ドクター』のキャストを一覧でまとめます。
キャラクターと役者の過去出演作品について簡単に解説しています。
東郷記念病院
利益よりも子供に有益な医療を目指すため、院内では批判が渦巻くことも。
新堂湊(しんどう・みなと)(26歳):山崎賢人(やまざき・けんと)
- 役名 新堂湊(しんどう・みなと)
- キャスト 山崎賢人(やまざき・けんと)
- 生年月日 1994年9月7日
- 年令 23歳
新堂湊は、東郷記念病院・小児科のレジデント(後期研修医)。
先天的に自閉症スペクトラム障がいながら、驚異的な記憶力を持つサヴァン症候群の青年。
2人兄弟の次男として生まれ、兄に愛されて育ちました。
少年時代、その才能に気づいていた兄からの勧めや、町の診療所の医師・司賀明(柄本明)との出会いを通して、将来、小児外科医になりたいと思うように。
7歳で既に人体の昨日を記憶。
膨大な医学書すらすべて暗記し、医学部を首席で卒業、医師国家試験にも合格。
そして大きな病院の院長となった司賀からの誘いでレジデントとして小児外科で働くことに。
トラブルばかりを起こすけれども、「すべての子どもを大人にしたい」という彼の思いが患者の子ども、兄弟、親、そして病院を変えていきます。
山崎賢人さんは、医師役初挑戦で、フジの連ドラ初主演。
山崎さんと言えば、2018年1月期の連ドラ『トドメの接吻(キス)』の“クズなホスト”役が記憶に新しいですが、今回演じる渚はそれとは正反対のピュアな役柄。
THEイケメン役が多かった山崎さんの新たな挑戦と言えるでしょう。
山崎さんは以下のコメントで意気込みを見せています。
僕にとっても未知な部分が多いので、特別な意識を持たず素直に演じていきたい
引用元:TV station
瀬戸夏美(せと・なつみ)(32歳):上野樹里(うえの・じゅり)
- 役名 瀬戸夏美(せと・なつみ)
- キャスト 上野樹里(うえの・じゅり)
- 生年月日 1986年5月25日
- 年令 32歳
瀬戸夏美は、小児外科医。
正義感が強く勝ち気で明るい性格で子供たちから慕われている一方、人に弱みを見せられない性分。
もともと小児外科医を目指して医師になったため、激務もいとわない。
同時に、まだまだ駆け出しのため、難しい手術の執刀経験がなく、早く一人前になりたいと強い思いを抱いています。
レジデントとして入ってきた湊(山崎賢人)の面倒を見ることに。
上野樹里さんは、2006年の連続ドラマ初主演作『のだめカンタービレ』で変人ピアニスト・野田恵(のだめ)役を好演して、一気に人気女優の仲間入り。
その後も若手演技派女優として『ラスト・フレンズ』『のだめカンタービレ 最終楽章』『江~姫たちの戦国~』などのドラマに出演。
2016年5月26日に、ロックバンド「トライセラトップス」のボーカル・和田唱との結婚を発表。
『グッド・ドクター』は、結婚後初のドラマ出演になります。
医師役は「アリスの棘」(2014年)で演じた消化器外科医以来2度目となりますが、同作の復讐に燃えるダークドクターから一転、本作では子どもたちから太陽のように慕われる医師を演じます。
上野樹里さんは以下のコメントで意気込みを語っています。
韓国やアメリカで、『グッド・ドクター』 はドラマとして高く評価されているので、いい意味でプレッシャーはありますが、作品は国を越えて影響し合って生まれていると思うので、比べたりするのではなく、それぞれにホームに寄り添ったカタチで素敵な作品になるよう、しっかり努めたいと思います。
高山誠司(たかやま・せいじ)(42歳):藤木直人(ふじき・なおと)
- 役名 高山誠司(たかやま・せいじ)
- キャスト 藤木直人(ふじき・なおひと)
- 生年月日 1972年7月19日
- 年令 45歳
高山誠司は、小児外科医としては日本トップクラスの腕前の持ち主。
夏美たち小児外科医を束ねる科のエースで、主任。
清廉潔白ながら人にも自分にも厳しく、部下に恐れられています。
しかし人に言えない葛藤を胸の内に抱えていて……。
藤木直人さんは、人気イケメン俳優。
実はミュージシャンとしても活動していて、3人の子供のパパでもあります。
『嘘の戦争』『FINAL CUT』ではヒール役、『母になる』では心優しいパパ役を演じるなど、幅広く活躍中。
『私 結婚できないんじゃなくて、しないんです』の残念なスパルタ・イケメン役も印象的。
「ナースのお仕事」シリーズをはじめ「1リットルの涙」「ドクターX~外科医・大門未知子~」まで数々の作品で医師役を演じていて、本作で医師役でのTVドラマ出演は10作品目。
日本で最も白衣が似合う俳優の1人と言えるでしょう。
これまで神経内科医などさまざまな分野の意志を演じてきましたが、小児科医は初めて。
子どもたちの命を守る最後のとりでという責務から来る厳しさと、子どもたちを思う温かさを併せ持つ役どころで見せる“医師・藤木”の新境地に期待です。
藤木直人さんは以下のコメントで、意気込みを語っています。
これまで僕が演じて来た医者は研修医だったり、出世の望みの薄い医者だったり、どことなく頼りない医者像が多かったです。
自分が歳を取ったからか、今回は病院内での派閥争いや経営的な事などに流されず自分の信念を貫く、いわゆる出来る医者。皆さんの足を引っ張らないよう頑張ります(汗)
司賀明(しが・あきら)(62歳):柄本明(えのもと・あきら)
- 役名 司賀明(しが・あきら)
- キャスト 柄本明(えもと・あきら)
- 生年月日 1948年11月3日
- 年令 69歳
司賀明は、院長。
実直で温厚な人柄で、湊(山崎賢人)にとっては父親のような存在で、高山(藤木直人)にとっては敬愛する恩師。
前理事長の誘いで町の診療所から現在の病院に移り、医師としてのキャリアを積んで院長に。
利益よりも子どもたちに有益な医療を目指すことから、院内では批判も渦巻いています。
柄本明さんは、ベテラン俳優。
劇団で着々と知名度を上げ、1980年から『笑っていいとも!』の前身番組である 『笑ってる場合ですよ!』への出演で知名度は全国区に。
柄本さんは2010年公開の映画『悪人』で、被害者の父役を熱演、「報知映画賞最優秀主演男優賞」や「日本アカデミー賞最優秀主演男優賞」などを受賞。
その後も名バイプレイヤーとして、ドラマや映画に欠かせない存在。
東郷美智(とうごう・みち)(36歳):中村ゆり
- 役名 東郷美智(とうごう・みち)
- キャスト 中村ゆり
- 生年月日 1982年3月15日
- 年令 36歳
東郷美智は、理事長。
前理事長の娘で、父の死をきっかけに病院の赤字経営を建て直すために理事長に就任。
病院の経営を立て直すため小児科の廃止を考えていますが、恋人の高山(藤木直人)のことを思うと二の足を踏んでしまうジレンマも。
中村ゆりさんは、「美しすぎる脇役」と評される女優。
2015年の連ドラ『探偵の探偵』の織田彩音役で、その美貌が注目されました。
その後も『相棒2016』や『BG〜身辺警護人〜』など話題作に出演しています。
今回は美しくもトゲのある女性役に挑戦、ハマり役になりそうな予感。
猪口龍之介(いのぐち・りゅうのすけ)(52歳):板尾創路(いたお・いつじ)
※左が、板尾創路さん
- 役名 猪口龍之介(いのぐち・りゅうのすけ)
- キャスト 板尾創路(いたお・いつじ)
- 生年月日 1963年7月18日
- 年令 54歳
猪口龍之介は、病院の副院長。
非常に優秀で頭の回転が速く、人当たりも謙虚ながら、本当は何を考えているか分からない時があり、周りから畏怖の念を抱かれています。
病院を揺るがす計画を企てています。
板尾創路さんは俳優であり、お笑いコンビ・130Rのボケ担当でもあります。
2017年のドラマ『フリンジマン〜愛人の作り方教えます〜』では主演で、井伏真澄役を演じました。
医療ドラマ出演は『救命病棟24時~2010年スペシャル~』以来8年ぶり。
今回の役どころとも相まって、圧倒的な異彩を画面から放つはずです。
橋口太郎(はしぐち・たろう)(38歳):浜野謙太(はまの・けんた)
※左が、浜野謙太さん
- 役名 橋口太郎(はしぐち・たろう)
- キャスト 浜野謙太(はまの・けんた)
- 生年月日 1981年8月5日
- 年令 36歳
橋口太郎は、看護師。
子どもたちからは大の人気者である小児外科のムードメーカー。
柔和な性格で、何より子どもを大切にする姿勢は湊(山崎賢人)と共通するところ。
子どもたちのためなら勇気を振り絞って大胆な行動を取ることもあり、湊を陰ながら支える存在になっていきます。
浜野謙太さんはミュージシャンで作曲家、俳優。
バンド「在日ファンク」のリーダー。
愛称はハマケン。
2006年の映画『ハチミツとクローバー』で俳優デビュー、『鈴木先生』『闇金ウシジマくん』など話題作に出演。
2013年の『僕にはまだ友だちがいない』でドラマ初主演を果たしました。
浜野さんは本作が初の医療ドラマ出演、そして初の看護師役。
稀有なキャラクターが重宝される個性派俳優として、浜野さんが見せる看護師像にも注目。
間宮啓介(まみや・けいすけ)(47歳):戸次重幸(とつぎ・しげゆき)
- 役名 間宮啓介(まみや・けいすけ)
- キャスト 戸次重幸(とつぎ・しげゆき)
- 生年月日 1973年11月7日
- 年令 44歳
間宮啓介は、小児外科長。
小児外科医の実力は高山(藤木直人)の方が上で、名目上のトップとなっています。
自分の出世と保身が第一で、院内の政治にばかり関心を持ち、そのため現場からは信頼も人望も薄い。
長いものに巻かれる人物。
突如、湊(山崎賢人)を小児外科に迎えることとなり、その対応に頭を抱えることに。
戸次重幸さんは『嫌われる勇気』で出世第一の刑事を好演しましたが、今回は医師として、存分に長いものに巻かれていきます。