2019年1月15日（火）から『初めて恋をした日に読む話』（はじこい）がスタート。
ユリユリこと由利恭平（横浜流星）は順子（深田恭子）にゾッコンですが、実は中学時代に淡い恋の思い出があります。
当記事ではドラマ『初めて恋をした日に読む話』（はじこい）の由利恭平の中学時代の恋について、原作漫画からネタバレしてまとめています。
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もくじ
ドラマ『初めて恋をした日に読む話』の簡単なあらすじ
ドラマ『初めて恋をした日に読む話』は、持田あきさんの同名漫画が原作で、いちいち残念なアラサー女子・順子（深田恭子）の前にタイプの違う3人の男性が現れることから起こるラブコメディー。
30歳を越えた予備校教師・順子は、恋も仕事もうまくいかず焦り始めます。
そんな順子の前に現われた不良少年・匡平（横浜流星）は、あることを機に東大を目指すと言い出します。
順子が匡平と出会うことで本来の自分を取り戻す姿や、匡平との14歳差の恋の行方などが見どころ。
ドラマ『初めて恋をした日に読む話』由利恭平の中学時代の恋について原作ネタバレ
由利恭平（横浜流星）の中学時代の恋について原作ネタバレしていきます。
181㎝のガッキー
それは、由利恭平が中学2年生の時の話。
クラスメイトのガッキーこと新垣亜美（にいがき・あみ）が、教育実習で作ったクッキーを「良かったら食べてくれませんか」と持ってきました。
ガッキーは10日後に転校するので、数日前に匡平への思いを友人に打ち明けたところ、告白しようよ!という企画が持ち上がったのです。
ガッキーは181㎝の大柄な女の子で、断るのが苦手な性格。
1年前の体育祭では実行委員を引き受け、組体操で盛り上げられるままに、最終的に9人の扇の中央をやって腕が使い物にならなくなりました。
匡平は、腕が痛いまま片付けをしていたガッキーの荷物を持ってやって「腕、それ大丈夫?いーから保健室行けよ」と言ってくれたのです。
ガッキーは「あの、ごめんなさい。やっぱりいいです」と引き下がろうとしましたが、「もらう」と匡平。
ガッキーの友人たちは「ガッキー!由利君、告白OKしてくれたんだって?!」と大喜び。
ガッキー：「いやいやいやいや……全然違うっ」
友達：「由利君、意外に優しいじゃん!めっちゃキュンてした!!由利君って他の子にもっと冷たいよねー。わかるおウチとか複雑で近寄り難いイメージよね」
しかしガッキーは「身の丈」というものを知っていました。
由利恭平は、父親が有名な官僚で、1年前に母親を亡くしたばかりの大人びた男の子で、学校中の女の子の憧れ。
自分など振り向いてもらえるはずがありません……。
ガッキーは自販機の前で匡平に一目ぼれ
自動販売機のところで匡平と出くわしたガッキーは「昨日は、ありがとうございました」とお礼を言いました。
「別に。こっちが貰ったのに何で新垣が礼言うんだよ」と匡平。
ガッキーは、匡平が自分の名前を知っていたことに驚愕。
匡平が「お前知らないヤツいないだろ、体育祭だの文化祭だの皆にかつがれて、大体いっつも一番目立ってるじゃん」と言うと、消えたい……と落ち込むガッキー。
匡平：「お前こそ、今日俺に嫌々話しかけさせられたんじゃねーの」
ガッキー：「そこの自販機でですね、ジュースを買う由利君を見たのです、先週。ただそれだけなんですけど、その時妙に転校が寂しくなって……。そしたら急に空から130円が降ってきたんです。同じジュースを飲んだら、最後に1回だけ話しかけてみようって思いました」
匡平：「空から130円」（スピリチュアルが理解出来ない）
ガッキーは「はっ、すみまでん。急に気持ち悪い話して……!失礼します!!」と立ち去ろうとしますが、「新垣。まだ1学期あと10日あるだろ。最後じゃねーじゃん。また明日」と匡平。
「な、な、な、なにが起こった今ー」と衝撃を受けるガッキー。
お前、誰とでも仲良くなれてすげーな
翌日、匡平はガッキーに「はよ」と挨拶。
夢じゃなかった……とやはり信じられないガッキー。
匡平の仲間のひとり・エンドー（永田崇人）が文化祭で新垣がやっていたバク転を教えてほしいと言ったので、ガッキーはバク転を披露。
匡平が微笑んでくれて、嬉しくなるガッキー。
友人たちは「ちょっとガッキー!見たよー!中庭で由利君達と楽し気に遊んでたじゃーん」「すごいじゃーん急接近じゃーん!!2人絶対両想いだってー!」とお騒ぎ。
友人たちは「由利君がガッキーと付き合ったらサイコーなのにな。そしたらガッキーいっぱい帰ってきてくれるでしょう?」とガッキーに抱き着きました。
翌日もガッキーは、匡平の仲間たちに皿回しなど教えます。
匡平：「お前、誰とでも仲良くなれてすげーな」
ガッキー：「え……っでもでも、由利君だって学校中からモテモテじゃないですか」
匡平：「んなこと言ってるんじゃねーよ」
ガッキー：「でも男子とだって……。あの4人といつも仲良く」
匡平：「あいつらは特別。小学校からの付き合いだけど俺の母親が亡くなった時は大分世話になった」
ガッキーは、匡平の母親が亡くなった時のことを思い出しました。
ガッキーが匡平のために渾身の芸を披露しようとすると、皿を回していたエンドーと激突！
そして、みんなが明日のガッキー送別会のために作ってくれたプレートを壊してしまいました。
匡平の提案で、今晩みんなで匡平の家のガレージで直すことに。
みんなでワイワイ肉まん食べながら、なんとか直すことに成功。
ガッキーが「あ、あの、本当にありがとうございました」とお礼を言うと「だから何でお前が礼言うんだよ」と匡平。
ガッキー：「だだ、だって、これ皆が私なんかの送別会のために作ってくれたものですし……」
匡平：「お前また新しい学校でも、友達たくさんできるんだろうなー」
ガッキー：「そんな、そんな、めっそうもありません。私なんて、こんな。図体ばかり大きくて顏もこんなだし後ろ向きで
、クラスの良きな魔人みたいなモノです」
ガッキーは友人たちが「由利君がガッキーと付き合ったら……」と言っていたのを思い出して、真っ赤に。
匡平がガッキーに優しかった理由
匡平が「お前、来てくれただろ、1年前。俺の母親の通夜。クラス皆が帰った後、体育祭実行委員の仕事終わった後ひとりで。皆に好かれてるの分かる気がする」と言って、「ああ、由利君の瞳には今、恋なんて映ってない」と気づくガッキー。
彼は今でもまだ精一杯悲しみと闘っていて、自分に優しくしてくれたのは、そんな小さなこと覚えててくれたからなんだ、と。
ガッキーは「由利君、会えてよかったです。お元気で」と言って、転校していきました。
神様、いつか由利君に素敵な人が現れますように。
いつか今の由利君が報われるようなそんな人が、深い愛情で幸せにしてくれますように。
時は流れて、現在。
半年前、ガッキーに超イケメンの彼氏が出来ました。
マイヤン達は「まさかガッキーが先に愛を知るとはな」と言いますが「別に、半年だろ。先越されてねーよ、同時くらいだろ」と匡平。
匡平の視線の先には、順子（深田恭子）がいました。
（FIN)
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