「ハケン占い師アタル」4話のあらすじのネタバレと感想!上野と品川の師弟愛に涙!

『ハケン占い師アタル』4話では、イベント会社「シンシアイベンツ」の制作Dチーム主査・上野誠治(小澤征悦)にフォーカス。

上野を指名した仕事が舞い込みますが、過去の栄光にしがみつく上野は部下に傍若無人な態度を取り、あげくにみずからの鼻をへし折られる出来事に直面してしまい……。

当記事では、ドラマ『ハケン占い師アタル』4話のあらすじのネタバレと、Twitter(ツイッター)の評判と感想をまとめています。


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『ハケン占い師アタル』4話のあらすじのネタバレ



ドラマ『ハケン占い師アタル』4話のあらすじのネタバレをまとめていきます。

過去の栄光にしがみつく男・上野



Dチームの主査・上野誠治(小澤征悦)は、10年前に“伝説のイベント”を手がけて才能が認められ、30代で一気に管理職に上り詰めるも、俺様的性格のせいであっという間に降格。

40代半ばになった今、出世の見込みはほとんどありません。


ちなみに食事の支度をしてくれる女性は家政婦さんで、妻とは5年前に離婚。

妻が3ヶ月前に再婚したことがきっかけで一緒に暮らし始めた娘(桜田ひより)とも、うまくコミュニケーションが取れない日々。

そんな上野は最近、自分で掘った穴に落ちて「助けてくれ」と叫ぶ夢を見ます。


ある朝、上野はアタルとエレベーターで一緒になります。

上野は自分に背を向けるアタルを不可解に思いますが、アタルは「それについては言いたくありません」と一言。

上野はニット帽にサングラスの格好のアタルに「もうすこし社会人ぽいというか女らしい格好をした方がいいんじゃないのか?」と言います。

アタルはパシャと上野の写真を撮って「はじめてセクハラ的なことを言われたんで」と一言。


代々木(及川光博)がやってきて、「今度若い人に360度フィードバックをやってもらうことになったから」とチラシを配ります。

360度フィードバックとは、部下が上司を査定すること。


上野指名の仕事が舞い込む



そんな中、上野指名の仕事が舞い込みます。

相手は10年前に上野と“伝説のイベント”を一緒に立ち上げた人物で、新しい携帯サービスの会社「tomorrow phone」を立ち上げたから、アリーナでのお披露目の演出を任せたいというのです。

「10年前に負けない企画を楽しみにしています」と言われて、「任せてください、俺を誰だと思ってるんですか」と自信満々の上野。


上野は“伝説のイベント”の時のスタジャンを来て、当時のメンバーに電話をかけまくります。

大崎(板谷由美)が何か言っても、「俺に任せろ」の一点張り。


上野のアシスタントの神田(志田未来)と目黒(間宮祥太郎)はこき使われて、へとへとに。

上野は相変わらず傲慢かつ傍若無人な態度を取り、小難しいカタカナのビジネス用語を多用するのです。


品川(志尊淳)が「手伝いましょうか」と言いますが、「お前はいい、大崎のアシスタントだから」と上野。

上野は、“伝説のイベント”の時のメンバーを当てにしているのです。

しかし、メンバーたちは次々に上野には協力できないと電話してきました。


上野のメンツが丸つぶれに


その後、上野は大崎のチェックも受けずに、自信満々で企画書を送りました。

その結果、大崎と代々木が“tomorrow phone”に呼びだされて、上野の企画は体裁は変えてるけど10年前にやったことの二番煎じだと言われてしまいます。


上野は、代々木が「上野を外すからもう一度チャンスをくれないか」と“tomorrow phone”に頼んだと聞いて、激怒。

代々木に「前から思ってたけど、俺はあんたのこと上司と認めてないから」と言ってしまいます。

代々木は全部スルーして出ていきました。


大崎は上野に「いいかげんにして!部長にあたってるだけなんじゃないの?向こうの社長が言ってることも当たってると思う!10年前のメンバーに断られたのもあなたがいつまでも伝説のイベントにこだわってるからなじゃないの?!」と意見。

しかし上野は「お前のリーダーシップのなさが、どれだけチームの奴らを苦しめてるのかわかってるのか?」とまたまた暴言。


上野の暴言は田端(野波麻帆)や目黒、神田、品川にも飛び火。

あげくには「なんでお前らなんかと仕事しないといけないんだよ!俺はもっと優秀なスタッフと仕事したいんだよ!」と言い放ちます。

そして「お前ら、好きに書けばいいだろ俺のこと!360度フィードバックに!」と叫んで出ていきました。


上野が酔っぱらって家に帰ると、「私、ママのところに帰る」と娘。

理由は、上野の見ていると将来働くのが嫌になるから。

その夜、上野はまた自分で掘った穴に落ちて「助けてくれ」と叫ぶ夢をみました。


上野がDチームの部屋に戻ると、みんなが忙しく仕事をしています。

みんなは、上野の大切なクライアントを失うわけにはいかないと頑張っているのでした。


大崎が「今回だけガマンしてフォローに回ってくれない?」と言いますが、「俺はなくした携帯を探しにきただけだ」と上野。

そして上野は、上役にこびへつらう代々木の姿を見つけ、代々木の本性を社長にバラしてやろうと近付きますが、大崎の説得でなんとか思いとどまりました。


その夜、孤独な上野は、居酒屋で隣の客にくだをまきます。

心配した目黒、品川、神田、アタルがやってきましたが、「嘘くさいこと言うな~!」と上野。


完全にヤケになっている上野を見かねた神田はアタルに「アタルちゃん、上野さんのこと占ってあげてくれない?」と頼みます。

そして自分たちはアタルの占いのおかげで、救われたことを上野に話します。

しかしプライドの高い上野は「俺は助けてくれという言葉が一番嫌いんだよ!」と拒絶、アタルは「お疲れ様でした」と帰ってしまいました。


品川は「後悔してもいいのかよ、爺!」と上野を怒鳴り、「すみません、でも俺アタルちゃんに言われたんです。何が正解かわかって生きてるやつはこの世にひとりもいないって。たまには誰か頼ってもいいんじゃないんですか、上野さんも」と言いました。

上野はアタルを追いかけて「どうしたらいいんだ、世界でひとりぼっちになった気がして」と助けを求め、「わかりました、あなたを見ます」とアタル。


アタルが上野を見る



アタルはいつもの部屋に上野を招いて、「本当は占い料10万だけど、いいよ~あんたにだけもらうわけにいかないし。それより質問3つね!早くしてよ爺!」と悪態をつきます。

いつもと違うアタルの態度に「おいおい、なんでそんな偉そうなんだお前」と上野。


上野の質問1:俺の携帯はどこにあるの?

「本気でさがせばどっかにあるよ。携帯は希望みたいなもん、よくなくすけど案外そばにある


上野の質問2:何でおれは周りの奴らから嫌われるんだ?

「怒るにはね、資格がいるの。自分に期待を持てない人間の言うことなんか誰も聞くわけないでしょ。

本当は仕事に行きづまって自信もなくしているのを誰にも知られたくないもんだから、つい声もでかくなって人を攻撃してしまうんだよ。

人のこと説教している暇があったら、もっと自分を磨こうよ。

そしたら会社のやつや娘さんだって言うこと聞いてくれるって。

このまま墓穴掘ってたら、深すぎて出られなくなるよ」


上野の質問3:俺はまた“伝説のイベント”をやることができるのか?

アタルは上野の目を覗き込み、小学生の上野が親戚に手品を披露した場面にタイムスリップ。

実は上野はスプーンに細工をしていて、本当に曲げたわけではありませんでした。


アタル:「最初はみんなを喜ばせたいと思っていたけど、途中から自分が凄いって認めさせたいに変わっちゃったんだ。

今のあんたと一緒じゃん。自分の成功談や成功例をひけらかして、みんなに凄いとかさすがって言われただけでしょう。

“伝説のイベント”のDVD見せてもらったけどさ、伝説って言うほどのもんか?

でもあんたはいい顔してた。

誰よりもいい仕事してたくさんの人を喜ばせたいっていう情熱とやる気に溢れてた。

あんたが失ったのは才能じゃない、その時の気持ちじゃないの?!

上野:「でもどうやったら取り戻せるかな」


アタル:「まず年寄りの三種の神器、やめよっか。

自慢話、説教、愚痴。そんなのやめてさ~、もっと未来を見つめようよ。人生長いんだから。も

う戻ってこない過去の栄光を追いかけてないで今手のひらに残ってるもの大事にしようよ!」

上野:「なんだよ、それ」


アタル:「あんたの周りにいるじゃない、あんたのこと心配してくれる人がまだ。それ失ったら完全に終わりだよ。

この世にひとりもいないんだからね、自分だけで仕事ができる人間なんて


上野が変わる


上野が職場に戻ると、大崎が代々木と話していました。

大崎は“tomorrow phone”の社長に企画を待っていただけるように頼みましたが、もう社長は別の会社に頼んだ後だったのです(>_<)。


代々木は「今回のことが全部Dチームのせいだからね!」と大崎を責めますが、そこに上野が乱入して「今回の件はすべて俺の責任だ、だから大崎とかチームのやつら責めないでもらえるか、お願いします」と頭を下げました。


そして上野の携帯は品川が持っていて、受け取った上野が「ありがとう」と言うと、「えっ」と驚く品川。

品川は、上野からはじめて「ありがとう」と言われたのです。


みんなも次々に出社してきましたが、娘からラインの返信がなくてため息をつく上野。

娘は怒って出て行ってしまい、その後上野が送ったメッセージが既読にすらなりません。


みんなは「あきらめちゃダメ」と励まし、上野はもう一度娘にメッセージを送ります。

「パパは今すごく後悔している。もっともっとお前の話を聞けばよかったって」

「ただ、これだけは信じて欲しい」

「パパはこれから若い時に負けない気持ちでどんな仕事にもチャレンジしていく」

「失敗したってやり直す、何度でも、何度でも。だってパパには信頼できる仲間がいるから」


上野が「ああああ」と驚いた声を出して、メッセージはどんどん既読になっていきます。


そしてとうとう娘から返信が!

「じゃあ、いつかパパの職場に見学に行ってもいい?」

「あたしが就職するときにはアドバイスよろしく」

「今日もお仕事頑張って」

「でもお酒は控えめにね、パパ」

「大好きだよ」


360度フィードバックの結果は……



上野が「360度フィードバックの結果を教えてくれないか、みんなの意見を聞いて直すべきところは直したいんで」とみんなに問いかけます。

みんなから「声と態度がデカイ」「難しい用語を使わないでほしい」「コーヒー自分でいれてくれれば」「自分がいつも正しいって自信満々な態度をやめてほしい」「過去の自慢話けっこう持ってますよね?」などの声が出ます。

しかしなぜか品川は何も言いません。


上野が「品川、お前も遠慮しないで言ってみろよ」と言うと、「言いたいことはだいたいみんなが言ってくれたんで」と品川。

上野が「それでいいのかよ?」と聞くと「ただ、今までの上野さんが全く変わっちゃうのは嫌です。俺アシスタント離れてやっと気づいたんです。上野さんは厳しいけど言ってることは正しいし、逆に上野さんが本当に伝えたいことを俺がわかってなかったなって」と品川。


品川は立ち上がって「もう一度上野さんのアシスタントをやらせてもらえませんか!俺頑張りますから!」と言って、上野は嬉しさのあまり言葉も出ず、涙を浮かべて何度もうなづきました。


会社が終わって「何か捨てるものありますか~」と清掃員。

上野は、“伝説のイベント”のトロフィーとスタジャンを捨てました。

そして目黒、品川、神田、アタルが誘いにきて、みんなで楽しく飲みに行きます。


2軒目に行こうと盛り上がりますが、アタルは急に顔色を変えて「やっぱりやめておきます」。

その先の道路でキズナ(若村麻由美)の部下たちが、アタルを探すチラシを配っていました。

ドラマ『ハケン占い師アタル』4話のツイッターの評判と感想

『ハケン占い師アタル』4話のツイッターの評判と感想を見てみましょう。

上野回も泣ける







毎回のアタルの占いシーンですが、ベタですが泣けます!

仕事をしていくということは本当に大変で、自分も周りも見えなくなって、駄目だとわかっていても悪習慣を繰り返すことが多いです(筆者も)。


アタルちゃんの言葉が痛いんだけど愛情にあふれていて、今回も上野さんが「変わる」ことに成功しました。

そして品川くんが上野さんのいいところを見ていたことには、感動!


昔の人間でも悪いところさえ直せば、当然学びたいところがありますよね。

上野さんが目をウルウルさせているのを見て、筆者ももらい泣きしました(>_<)


多重人格が良い



毎回、占いのときだけキャラ変するアタルちゃん。

上野さんへの「爺呼び」はすさまじかったけど、アタルちゃんが言うなら可愛いですよね~。

すぐ違う人格になれるのが、神業というべきところなのかも。

『ハケン占い師アタル』5話のあらすじ




5話でフォーカスされるのは、「シンシアイベンツ」制作Dチームの正社員で入社12年目の田端友代(野並麻帆)。

彼女は残業や余計な仕事は徹底して断る主義を貫いていますが、その理由は、職にも就かずブラブラしている父と弟と3人暮らしで、家計も家事も一手に担わされ、ここ何年も恋愛する暇もないほど、余裕のない毎日を送っているから(大変だ!)。


そんな田端に突如“余計な仕事”が舞い込みます。

社長の肝いりである“女性躍進プロジェクト”のモデルケースとして、社内報の密着取材を受けるハメになったのです。

そして代々木の度重なるセクハラ発言が導火線となって、田端はマグマのように煮え立った感情を抑えられなくなって……?!