警部補 碓氷弘一「マインド」原作の結末ネタバレ!7つの同日同時刻事件の真相は?

スペシャルドラマ「警部補・碓氷弘一~マインド~」が、2018年11月25日(日)のよる9時から、テレビ朝日系列で放送されます。

本作は、ユースケ・サンタマリアさん主演で昨年4月の放送された「警部補・碓氷弘一~殺しのエチュード~」の続編で第二段です。

当記事ではドラマ「警部補・碓氷弘一~マインド~」の原作小説の結末をネタバレしてまとめています。


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目次

「警部補・碓氷弘一~マインド~」の原作とは?



「警部補・碓氷弘一~マインド~」の原作は、今野敏(こんの・びん)氏による小説「マインド」。

「マインド」は、碓氷弘一シリーズの6作目に当たります。


「警部補・碓氷弘一~マインド~」の予告動画と公式あらすじ




妻の喜子(紺野まひる)と寄りを戻し、娘の春菜(畑芽育)と家族3人の暮らしを取り戻した碓氷(ユースケ・サンタマリア)。妻の理解を得て捜査一課第5係に正式に復帰、夜は早く帰って春菜の好きなオムライスを作る、などと軽々しく約束するが、その矢先に係長の鈴木(佐野史郎)から召集の電話が入り…。

 都内で不動産会社の管理職の男が刺殺され、そして別の場所では高校の教員が金属バットで撲殺された。さらに巡査と中学生が自殺していたが、これら二件の殺人事件と二件の自殺がほぼ同時刻に発生していることがわかった。殺人二件、自殺二件、4人の人間がほぼ同時刻に死んだことに不審を抱いた捜査一課長の田端(石丸謙二郎)は、4つの事案に共通点がないか第5係に捜査を命じる。

 2人の自殺者に不審な点はないものの、碓氷はともに遺書を残していないことに引っかかる。自殺者は必ず遺書を残すわけではないが、共通点であることは確かだ。
 不動産会社管理職刺殺事件の容疑者・佐原(中村元気)の自宅アパートから血のついた衣類と包丁が見つかった。これで佐原の起訴はほぼ確実となったが、その行動には不審な点もある。碓氷は高木(滝藤賢一)と共に佐原を取り調べるが、佐原はパワハラを受け退職に追い込まれるなど管理職殺害の動機は認めたものの、自らの手で殺害した記憶が抜け落ちているという。自宅で知らぬ間に寝てしまい、起きた時には血まみれの服を着ていたというのだが…。

 科警研で心理捜査を担当している梓(志田未来)が、突然第5係にやってきた。驚いた碓氷が、同じ科警研で以前共に連続通り魔事件を捜査した紗英(相武紗季)に連絡すると、先の四件の事件と同時刻に三件の性犯罪事件が発生しており、3人の被疑者が佐原と同様に犯行時の記憶が曖昧だと供述しているのだという。

 梓から事件の説明を聞いた碓氷は、ほぼ同時刻に発生している七件の事件が偶然とは思えず、何か裏があることを確信。鈴木係長や高木は、ズケズケと自らの意見を主張するなど扱いにくいタイプの梓を碓氷に押し付けてしまう。
 碓氷と共に佐原や教員を撲殺した白井(伊能佑之介)を聴取した梓は、彼らの犯行時の記憶が曖昧だという証言は嘘ではないと断言。そして碓氷と梓は自殺者のパソコンの解析などから、事件に関わりのある7人全員が「ラメール・メンタルクリニック」という心療内科に通っていたことを突き止める。

 碓氷と梓はクリニックを訪ね、院長の瞳(小雪)から事情を聞く。事件に関係する7人全員が自らのクライエントであったことを認める瞳に、梓は「心理的にクライエントをコントロールすることも可能なのでは」と切り込んでいく。自分には人の心を操れる力はない、催眠術をかけても意思に反して殺人や自殺をさせることはできない…。瞳は自らの関与を真っ向否定すると、碓氷らを追い返す。

 しかし、紗英から「ラメール・メンタルクリニック」のクライエントが過去に数々の事件を引き起こしていたという情報がもたらされた。クリニックが、院長の瞳が、犯罪者を作り出しているのか? だとしたらその目的とは? どのように立件するのか? 碓氷と梓はミステリアスな事件の闇へと足を踏み入れていく…。

引用元: 参照記事のタイトル

「警部補・碓氷弘一~マインド~」登場人物

「警部補・碓氷弘一~マインド~」の主な登場人物をご紹介します。

碓氷弘一:ユースケ・サンタマリア



警視庁捜査一課・第3強行犯捜査・殺人犯捜査第5係・刑事。

以前、仕事に没頭するあまり、妻と娘に愛想を尽かされ別居。

捜査一課から自ら志願して内勤の総務部装備課へ異動しましたが、妻子との生活を取り戻し晴れて捜査一課に復帰します。

前回の連続通り魔事件では、科警研のプロファイラー紗英(相武紗季)といきなりコンビを組まされながらも犯人を追い詰めるなど、本人に自覚はないが、周囲の人間の能力を引き出す懐の深さを持っています。


篠宮 梓(しのみや・あずさ):志田未来



科学警察研究所(科警研)研究員。

心理捜査を担当する藤森紗英(相武紗季)の後輩。

捜査一課第5係に合流、同時刻に発生した自殺、殺人等7件の事件の謎を追います。

事件解決のためなら正しいと思うことは遠慮なく口にするタイプ。

悪びれたところもないため、若い梨田(三浦貴大)から反感を買うことも。

相棒となった碓氷にたしなめられつつも、人間の心理を鋭く観察する能力を発揮します。

篠宮梓は原作には登場しません。

原作では前回の「エチュード」に引き続き紗英が薄井の相棒ですが、ドラマでは後輩の梓が相棒を務めるのです。


高木隆一(たかぎ・りゅういち):滝藤賢一



警視庁捜査一課・第3強行犯捜査・殺人犯捜査第5係・刑事。

碓氷と同期で、碓氷とは対照的に繊細さを欠く熱血タイプ。

被疑者の取り調べでも声を荒げることもあり、強引な捜査が持ち味。

ただ、その裏には熱い正義感を秘めています。

一時期、捜査一課を離れていた碓氷を「日和った」と非難していましたが、碓氷の刑事としての能力は認めています。


梨田洋太郎(なしだ・ようたろう):三浦貴大



警視庁捜査一課・第3強行犯捜査・殺人犯捜査第5係・刑事。

碓氷の後輩。

愛称・洋梨(原作の梨田は文字通り、洋梨のような体型)。

自らのポジションをわきまえ、高木ら先輩刑事に従順に従う若手。

高木よりはいろいろな意見を聞く柔軟さもあるが、今回の同時刻に発生した事件の捜査には懐疑的。

梓の分析にも異論を唱え、逆に冷静に批判され鼻白む場面も。


碓氷春菜(うすい・はるな):畑芽育


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碓氷の一人娘。

以前は家庭を顧みなかった碓氷を良く思っておらず、そっけない態度をとっていましたが、今は父を受け入れて同居しています。

コンクールに出るほどピアノに打ち込んでいますが、あることが原因でやめることも考えており碓氷を心配させます。


水沢瞳(みずさわ・ひとみ):小雪



心療内科「ラメール・メンタルクリニック」(原作では「アクア・メンタルクリニック」)院長。

美人でスタイルもいい魅力的な女性。

カウンセリングを受ける患者=クライエントから厚い信頼を受けるなど診察には定評があります。

自ら理事長も兼任していますが、理事の一人で恋人でもある津本からクリニック開業の資金を提供されました。


水沢奈緒子(みずさわ・なおこ):中村ゆり


 
瞳の妹で「ラメール・メンタルクリニック」の受付。

常に笑顔でクライエントに接し、姉をサポートしています。

碓氷と梓の捜査にも快く対応しますが、その心中は……?

原作ではクリニックの受付は、持田奈緒子といって水沢瞳の妹ではありません。

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津本常典(つもと・つねのり):北村有起哉



シンガポール在住のIT系企業の社長。

恋人である瞳のクリニック開業資金を提供。クリニックの理事の一人ですが、実質上のオーナーでもある。

最近、恋人である水沢瞳とはうまくいっていない?

「警部補・碓氷弘一~マインド~」の原作の結末をネタバレ



「警部補・碓氷弘一~マインド~」の原作の結末をネタバレしていきます。

登場人物の名前や設定が原作とドラマで違いますが、ドラマに合わせてネタバレしていきます。

同じ日の同時刻に7つの事件が発生


同じ日の同時刻(5月6日の夜の11時)に7つの事件が発生しました。

自殺が2件に殺人が2件、強姦未遂が2件に盗撮が1件。

  • 現職警察官・瀬川一巳の首つり自殺事件
  • 中学生・原田悟の飛び降り自殺事件
  • 不動産会社社員殺害事件:容疑者は元社員の佐原順一(さはら・じゅんいち)
  • 高校教師殺害事件:容疑者は教え子の高校生・白井稔(しらい・みのる)
  • 顔見知りによる強姦未遂事件2件
  • 顔見知りによる盗撮事件1件

同じ日の同じ時間に7つの事件が偶然起こったとは考えにくいので、碓氷弘一(ユースケ・サンタマリア)らは課長の特命犯として事件を調べることに。

2つの自殺は、遺書がないという点が同じ。


殺人の記憶がない?


碓氷は、不動産会社「平成新宿エステート」の社長・峰村竜彦殺害の容疑者・佐原を取り調べます。

佐原は色白で小柄な男で、気弱なだけでなく何かを恐れている様子。


佐原の部屋から証拠品の“血の付いた衣類”と“血の付いた包丁”が発見され、防犯カメラの映像にも映っていたので、佐原が犯人に間違いありません。

そして佐原は峰村の会社に勤めていた時にパワハラを受けていて、恨みも抱いてしました、つまり動機もあります。


ところが……奇妙なのです。

碓氷が「峰村を殺したことは確かなんだね?」と聞くと「それが……あまりよく覚えていないんです」と佐原。

聞いてみると、殺人事件の起こった夜の11時に何をしていたのかを覚えていないとのこと。


佐原の事件当日の話は以下です。

事件当日、佐原はバイトから午後6時に帰ってきてパソコンゲームをしていた。

そして6時半からの記憶がなく、目覚めたのは翌朝。

すると、着ていた服に血が付いていて、包丁にも。

バイトを休んで茫然としていたら、警察がやってきた。


佐原は確かに峰村を憎んでいたけれど、殺すことまでは考えていなかったとのこと。

そして血の付いた包丁は、台所の包丁入れにしまってありました。

普通、人を殺した後の血まみれの包丁を、元の包丁入れに戻すでしょうか?


碓氷は、他6件の同時刻の事件について佐原に聞きますが、佐原は何も知らないと答えました。

佐原が殺人を犯したことは間違いないのですが、かと言って佐原が嘘をついているようにも見えません。


事件のことをよく覚えていないというのは、心神耗弱ということなのでしょうか?

もしそうなら、罪に問えなくなります。


白井も佐原と同じ自供をする


驚くべきことに、高校教師を殺害した白井稔も佐原と似た自供をします。

ちなみに凶器となったバットはみつかっているので、本ボシに間違いありません。

また、白井も高校教師を恨んでいましたから、動機もあります。


しかし白井も佐原同様、事件のことをよく覚えていないというのです。

言いのがれかもしれませんが、2人の容疑者が同時期に同じ言い逃れをするのは変です。


篠宮梓(しのみや・あずさ)登場!


科学警察研究所(科警研)研究員で、藤森紗英(相武紗季)の後輩・篠宮梓(志田未来)がやってきました。

碓氷は、梓と組んで捜査に当たることに。

梓は実年齢(32歳)よりずっと幼く見える刑事で、黒いタイトスカートのスーツはまるでリクルートスーツに見えます。


梓は、佐原が包丁を元あった場所に戻した理由を以下のように分析。

犯行時に何らかの理由で、顕在意識が失われ、潜在意識に従って行動した結果。

ただ、どういった理由で顕在意識を失っていたかについては、現段階ではわからない。

佐原も白井も、犯行についてだけでなく、その前後の記憶も曖昧なのです。


さらに、2件の強姦未遂犯と盗撮犯も「自分が何故そんなことをしたのかわからない」と供述。

そして2件の強姦未遂犯と盗撮犯は、どちらも初犯でした(常習性ナシ)。


佐原と白井には記憶障害が起きている!


梓は、佐原と面談。

事件の日、佐原は薬もアルコールも摂取していませんでした。

また、梓が「嘘発見器を使用してもいいですか?」と聞くと、快諾。

やはり佐原は、嘘をついていないようです。

しかし梓が「5月6日の午後11時に何か特別な意味がありますか?」と質問すると、一瞬苦しそうな顔になる佐原。


同様の質問を白井にもしてみると、佐原と同じく苦しそうな表情に。

そして白井も事件の日に薬もアルコールも摂取していないし、過去に意識を失ったことも大病もしたことがないという。

碓氷は、他6件の同時刻の事件について白井に聞いてみますが、佐原同様、白井も何も知りませんでした。


梓:「佐原は、本当に峰村を殺したことを怯えていない様子だった。同時に白井も増本殺しを覚えていない」

碓氷:「ばかな。どちらの事案もやったことは間違いないんだ」

梓:「佐原と白井には共通した何かがあります」

碓氷:「共通した何か?」

梓:「わかりません。しかし、2人の反応は、ほとんど同じと言っていいと思います」

碓氷:「佐原や峰村、そして自殺した2人の名前をぶつけてみた。聞いたことがないと言ってる。俺も篠宮調査官もそれが嘘ではないと感じている」

梓:「(それでも)必ず何かつながりがあるはずです」

梓は、自分が「5月6日の午後11時に何か特別な意味がありますか?」と聞いた時の佐原や白井の苦しそうな表情は、記憶障害を持つ人が何かを思い出そうとするときの一つの特徴だと言いました。

問題は、どうして佐原と白井に「記憶障害」が起きたかです。


7人は「ラメール・メンタルクリニック」に通っていた


同時刻の7件の事件の当事者たちは、全員「ラメール・メンタルクリニック」に通っていたことが判明。

ネットで情報を検索すると、「ラメール・メンタルクリニック」の院長・水沢瞳(小雪)は物凄い美人で、臨床心理士の資格を持っていて、アメリカで心理療法について学んだ経験があるとのこと。


調べてみると、「ラメール・メンタルクリニック」自体に怪しいところは見当たりませんでした。

院長の水沢瞳が理事長を務める、いわゆる「一人医師医療法人」。

水沢院長の他に2名の理事がいて、その一人は臨床心理士の女性(中村ゆり)で、もう一人は津本常典(北村有起哉)という男性でした。


津本はシンガポール在住のIT系の社長。

ITバブルと言われた1990年代後半に、雨後の筍みたいにインターネット系の会社ができましたが、津本の会社もそのひとつ。

その後、2000年頃にITバブルは崩壊しますが、津本は2002年に日本の会社を畳み、シンガポールで新たに起業。


シンガポール在住のIT社長が、なぜクリニックの理事などやっているのか?

おそらく院長・水沢との個人的な関係でしょう(男女の)。


水沢瞳に会いに「ラメール・メンタルクリニック」へ


碓氷と梓は、「ラメール・メンタルクリニック」の水沢に話を聞きにいきます。

受付にはきちんと髪をうしろにまとめた眼鏡をかけた化粧っけのない女性(中村ゆり)がいて、碓氷に微笑みました。


碓氷が「ここで受診した7人が同時刻に犯罪を犯した」と言うと、「それは一体どういうことなんでしょう?」と水沢。

そして「とても戸惑っています。どういうことなのか、まったくわかりません」と戸惑った顔を見せました。


梓が「(クライエントの深層心理に迫っていくときに)催眠術は使われますか?」と聞くと、「催眠術を使って7人のクライエントに罪を犯させたと考えているんですね。しかし私は催眠術は使いません」と水沢。

そして「いくら催眠術をかけても、相手の意思に反して自殺をさせたり、犯罪を犯させることはできません」と断言。


碓氷が「そうなのか?」と梓に聞くと、「その通りです。暗示よりも心理的な抵抗の方が勝るからです」と梓。

碓氷たちは、クリニックの津本以外の理事が受付の水沢奈緒子(中村ゆり)と聞いて、いったん帰りました。


催眠術で自殺や殺人をやらせることは可能なのか?


署に戻ると、梓は「催眠術や暗示については、まだまだ分からないことが多い」と言いだします。

碓氷:「つまり、催眠術で、自殺や殺人をやらせることも可能かもしれないってことか?」


梓:「そこは、慎重に検証しなければいけません。たしかに一般的には暗示よりも本能が勝るので、自殺や殺人といった行為を忌避するものなのです。しかしそれも催眠や暗示の深さによるのではないか、と考えています」

碓氷は、見かけはリクルートスーツを着た女子大生のように頼りない梓しか、頼れる人間はいないと思うのでした。


調査の結果、自殺した警察官・瀬川が水沢に恋心を抱いていた可能性が出てきます。

「もしそうなら、水沢が催眠術ではなくマインドコントロールをして自殺に追いやった可能性が考えられる」と梓。


しかし水沢に瀬川が恋心を抱いていたかを質問したとしても、守秘義務で逃げられるに違いありません。

ここは外堀から固めていくのが妥当でしょう。


碓氷と梓が、水沢にマインドコントロールされた?


碓氷と梓は、なぜか水沢に攻めていく気になれません。

どうしてなのでしょうか?

碓氷「まさか、話しているうちに、俺たちが暗示をかけられたり、マインドコントロールされたわけじゃないよな」

梓:「もし、そうだとしたら、水沢院長は人の心を操る、恐るべき技術を持っているということになります」

梓の表情は真剣で、碓氷も笑いを消し去りました。


しかし白井は高校生で水沢とは年齢が離れすぎているし、佐原は水沢に対して好感は持っているけれど恋愛感情は否定。

すると、瀬川、白井、佐原の中で、水沢に恋愛感情を抱いていたのは瀬川だけということになり、水沢が自分への強い思いを利用して彼らに暗示をかけたという説が成り立たなくなります。


そして強姦未遂者2人と盗撮者1人が、被疑者として選んだのは、交際を強く望んでいた相手。

つまり3人は自分の思いを遂げることを目的に反抗に及んだので、水沢に特別な感情を抱いていたとは考えにくい。


水沢は教唆犯ではなく正犯?


梓は「この3人が、自分が恋焦がれていた相手に反抗に及んだ点は、重要な共通点のような気がする」と言いました。

3人とも執着心と支配欲が、理性に負けたのです。


もし水沢が彼らを操って強姦や殺人を犯させたとしたら、水沢は教唆犯ではなく正犯になるはず。

問題は、水沢がどうやって彼らを操ったかですが、現段階では梓にもわかりません。

しかしメンタルクリニックの院長がそんなことをして、何のメリットがあるというのでしょう?


再び「ラメール・メンタルクリニック」へ


碓氷と梓が「ラメール・メンタルクリニック」を訪ねると、やはり受付に水沢奈緒子がいました。

奈緒子は、碓氷に微笑みを絶やしません。

彼女の笑顔に好感を持ってしまう碓氷。


碓氷と梓は、水沢と話をします。

梓が「(水沢に)恋愛感情を持ったクライエントにどう接するのですか?」と聞くと「プロなのでクライエントとは恋愛はできませんが、治療は続けます、クライエントが望む限りは」と水沢。


碓氷(ドラマでは梓)は「まるで、水商売のホステスみたいですね」と言ってしまいます。

しかし水沢は怒る様子もなく「そうなんです、一流のホステスさんは何人ものお客さんと疑似恋愛の関係を築いておられます」と笑顔。

水沢の態度はある種の無邪気さがあって、碓氷は戸惑います。


水沢は梓の「何らかの方法で、超自我や自我を抑制したら、欲求がそのまま行動に現れる」という意見を、ある程度認めました。

そして自分は催眠療法は使わないけれど、カウンセリング中に何らかの暗示を使っている可能性も認めます。


水沢と津本はうまくいっていない?


水沢は終始落ち着いた雰囲気でしたが、津本の話題になると眉をひそめました。

何か聞かれたくないことがあるようです。


碓氷が水沢と津本の異性関係について話すと、「たしかに私が男性だったら津本は出資してくれなかったかもしれません。だからといって警察にそのことを責められる理由はありません」と水沢。

碓氷:「津本さんが今度いつ東京にいらっしゃるかご存じですか?」

水沢:「さあ、奈緒子に聞けばわかるかもしれませんよ」

梓:「奈緒子さんにですか?奈緒子さんの方が津本さんのスケジュール管理に詳しいのですか?」

水沢:「私のスケジュール管理も彼女がやっています。おそらく津本のスケジュールについても聞いているはず」


碓氷は、奈緒子に津本のスケジュールを聞きました。

津本は、今夜の夜に日本について2、3日滞在するという。

奈緒子は相変わらず、碓氷に笑顔を向けました。


署に帰った碓氷と梓は、水沢が犯人だとして、動機は何なのか考えます。

津本との仲がうまくいってなかったとしても、津本を困らせるために2人に自殺させ、2人に殺人を犯させるのは不自然です。

そんなことをしても、自分のクリニックの評判を落とすだけです。


梓は、水沢と津本の仲がうまくいかなくなった理由は、奈緒子ではないかと言います。

なるほど、それは有り得ることだと碓氷も思いました。


梓はさすが心理学の専門家だけあって、院長の表情や口調の変化、会話の内容から人間関係を読み解いてみせます。

そして水沢は催眠術ではなく、洗脳やマインドコントロールで7人を操ったのではないかと推察。


2人の自殺者と5人の犯罪者が、水沢によって、生死にかかわるような体験をさせられたり、感覚遮断をさせられたという可能性です。

しかしもし7人が洗脳されたとしたら、その変化に周囲が気付くはず。


洗脳のセンが消えるとなると、やはり催眠術である可能性が高い。

しかし水沢は催眠術を使わないと言っています。

この矛盾をどう解決したらいいのか……。


津本に会う


碓氷と梓は、津本に会いにいきました。

津本は水沢との交際を認め、日本での起業の失敗について今でも腹を立てていると言います。

津本は今ではシンガポールで成功しているのに、それでも昔のことが忘れられないのです。


そして碓氷が「奈緒子さんとは、どの程度の頻度で会われていますか?」と聞くと、ひどく不愉快そうな顔に。

津本:「私は、水沢と奈緒子に二股はかけていません」

碓氷:「ではどうして頻繁に会われているのですか?」

津本:「奈緒子の能力を高く評価しているからです。臨床心理士としての実力は水沢以上かもしれない」


津本によると、奈緒子は以前勤めていた東都医大付属病院で、癌や難病と告知された患者のメンタルケアをしていたとのこと。

そしてそこを辞めた理由は、水沢に現在のクリニックにスカウトされたから。


津本は「現在のクリニックでの奈緒子の仕事は事務仕事なので、不満を抱えているでしょう」と言います。

だから津本は奈緒子と会って、彼女の愚痴を聞いてやっているとのこと。


奈緒子は医師免許を持っていないので、独立は不可。

そして津本にはどこか紹介できる医療機関のツテはないという。


津本は、最近、水沢との関係はぎくしゃくしていて、その原因が奈緒子にあることを認めました。

そして「水沢はプライドが高いので腹を立てているのだろう」とも。


水沢が、津本と奈緒子の関係に嫉妬したのは間違いなさそうです。

でもそれなら、被害者は津本か奈緒子になるはずで、無関係な7人を操るのは変。


奈緒子は催眠術を扱える!


碓氷と梓は、奈緒子が以前働いていた東都医大付属病院へ。

そこで、衝撃的な事実を知ることに。

なんと奈緒子は、学生時代に催眠術のスクールに通っていてとても優秀だったというのです。


2人はタクシーで、「ラメール・メンタルクリニック」へ。

いつものように、奈緒子は笑顔で2人を迎えました。


奈緒子は「水沢は嫉妬などしておらず、津本が2人の仲がうまくいっていないと言うのなら、それは津本本人が2人の関係に不満を抱き始めているからではないでしょうか」と言います。

そして現在の事務仕事に不満はないと言う。

さらに津本と頻繁に会う理由は、津本に呼び出されるからだと言います。

津本と奈緒子の言い分は大きく食い違っているので、どちらかが嘘をついていることになります。


奈緒子は、梓が警察庁の心理調査官と聞いて、初めて表情を曇らせました。

梓:「優秀な心理学者は、高い確率で相手の嘘を見抜くことができます」

奈緒子:「私が嘘をついているとお思いですか?」

梓:「あなたは、優秀な臨床心理士なのですね。でしたら、嫉妬している院長の気持ちに気付いているはずです」

奈緒子:「もしそうなら、院長は邪推をしていることになります。私と津本はやましい関係ではありません」


梓は「お見事ですね」と言いました。

奈緒子は言葉の選び方が非常に上手く、もし津本と付き合っていたとしても、独身同士なので“やましい関係”ではないのです。

奈緒子は当事者は、水沢と津本であり、自分は2人の関係がうまくいっていない言い訳にされているに過ぎないと主張。


梓が「あなたは催眠術を学んだことはありますか?」と聞くと「はい」と奈緒子。

梓が「このクリニックで催眠術を使ったことがありますか?」と聞くと「私はここでは、治療やカウンセリングはしません」と奈緒子。

質問の答えになっていないと梓が言うと、「いいえ。私はクライエントの方に催眠術を使ったことはありません」と奈緒子。

奈緒子は常に直接回答を避けているようですが、その理由は何なのでしょうか?


碓氷が催眠術にかかった


碓氷が係長に電話をするために受付の前から移動すると、不意に目の前のドアが開きました。

そこは、クライエントが出口として使っているドアです。


そこから奈緒子が現れて、碓氷の額のあたりをみつめます。

そして「ごみがついてますよ」と額に触れてきました。

その瞬間、首筋にがくんというショックを感じたとような気がする碓氷。


気が付くと、目の前で奈緒子が微笑んでいました。

あれ、あの衝撃は気のせいだったのだろうか?


クリニックを後にして、署に戻った碓氷と梓は、奈緒子に関する報告をします。

係長は「7件の事件には催眠術が関わっているという梓の見解と、奈緒子が催眠術を使えることについて、どう思うか」と碓氷に聞きます。


碓氷は「使えるからと言って使ったとはかぎらないでしょう」となぜか奈緒子を擁護する発言。

その後も碓氷は、奈緒子をかばう発言を連打。


そして碓氷はなぜか、家族のことが気になって仕方ありません。

碓氷は「ちょっとすみません」と席を外して家に電話。

電話に出た妻は「気持ち悪い……」と言いました。


梓は碓氷に「どういう気持ちで奥さんに電話されたのですか?」と質問。

「なぜだか急に、子供の事とか気になって……」と碓氷。


「碓氷さんは、奈緒子に催眠術をかけられたのです」と梓。

梓によると、碓氷はいわゆる後催眠(ごさいみん)という方法で暗示をかけられたという。


そしてそれは何かのキーワードをきっかけに発動するもので、碓氷の場合は“報告”というワードだったと言います。

だから、係長が碓氷に“報告”を促した途端、発動したのです。


碓氷は、自分がいつ催眠術をかけられたのか考えますが、クリニックでゴミを取ってもらった時だと気が付きました。

「優れた術者は、ほとんど一瞬にして催眠術をかけることが出来るのだ」と梓。


碓氷:「じゃあ、そのせいで俺は奈緒子が犯人じゃないと言い出したのか」

梓:「奈緒子は、自殺者や殺人者に対して行ったことを碓氷さんにもしたんだと思います。つまり、潜在意識のフタを開けたのです」

碓氷:「だから心の隅で気になっていた家族のことが気になってたまらなくなったのか」


しかしこれでは、碓氷が奈緒子をかばった理由が説明できません。

梓は、「奈緒子は、碓氷さんが犯人でなければいいと考えるように誘導していた」と言います。

その手段とは、笑顔。

奈緒子は碓氷にたいして必ず笑顔を向け、それを利用したのです。


だとしたら、奈緒子は会った瞬間から、碓氷を操ろうとしていたことに。

そんなことを出来る人間は、7人に催眠術をかけた犯人以外いません。

つまり、奈緒子が犯人としか考えられません。


梓は、自分の今の説明で、碓氷の催眠術は解けていると言いました。

その後、梓は碓氷の後催眠を解除。

しかし奈緒子が催眠術をかけたとして、それは一体どんな罪になるのでしょうか?


碓氷が催眠術にかけられたと知って、驚く捜査陣。

碓氷は「佐原や白井は催眠術にかけられたことに気が付いていない可能性があります」と主張。

これで、奈緒子が7人に催眠術をかけた可能性はおおいに高まりました。

もし催眠術をかけられた者が完全に自分の意思を奪われるというのなら、実行犯は心神喪失ということで、催眠術をかけた人間の間接正犯ということに。


梓は、佐原と白井が殺人を犯した状況を以下のように分析。

  • 何かをキーワードした後催眠をかけられていた。
  • どんなに催眠術が巧みでも、被術者が望まないことを実行させるのは不可能。
  • ゆえに佐原と白井には殺意があったのだが、普通の状態では殺意が実行されることはなかった。
  • 2人が記憶をなくした理由も「恐ろしいことは忘れるように」という後催眠である可能性が高い。

奈緒子を間接犯でも教唆犯でも、罪に問うことはできます。

ただし、奈緒子が7人に催眠術をかけたということが実証されればの話。


「動機は、院長への復讐じゃないか?」と係長。

しかし復讐するなら、もっとストレートな手段があったはず。

係長はさらに「自分の能力を誇示したかったのかもしれない」と言いました。

あるいは、水沢は、奈緒子が催眠術をかけたことを知っているかもしれない……。


碓氷と梓は、再び水沢に会いにいきました。

水沢は「奈緒子が、クライエントに催眠術をかけたなんて信じられない」と言い、津本との付き合いは順調で、津本がなぜ関係がぎくしゃくしていると言うのかわからないと首をかしげます。

そして奈緒子が今の仕事に不満を持っていることも、気が付かなかったと言う。


碓氷が「(クリニックの)防犯カメラの映像を提供していただけませんか?」と聞くと、「防犯カメラの映像も奈緒子が管理しているのです」と水沢。

碓氷は水沢立ち合いのもと、事務所のパソコンのデータを抜き取りました。


奈緒子が津本を利用していた?


梓は、なぜ奈緒子が碓氷に後催眠をかけたのかを考えます。

碓氷に奈緒子をかばわせるためと言っても、事実碓氷はすぐに催眠術から目覚めて、あまり功を奏していません。

奈緒子は衝動的に何かをするタイプではないので、必ず何か目的があるはず。


梓は「(碓氷に催眠術をかけることで)彼女は自白したのかもしれない」とハッとします。

もしそうなら、今頃奈緒子は……!


案の定、奈緒子は部屋で手首を切っていました。

「私がもっと早く気づいていれば……」と悔やむ梓。


梓は、奈緒子が自殺を図ったのは「当てつけ」であり、黒幕は津本であると推察。

しかし何かが引っ掛かる……!


水沢が気付いたこととは?


奈緒子の腕の傷は浅く、最悪の事態は免れた模様。

碓氷の携帯に、水沢から電話がかかってきました。

碓氷と梓に話があるという。


水沢は、津本が自分との関係がギクシャクしていると言ったことに、強い違和感を感じていました。

水沢から見ると、2人の関係は良好だったから。


水沢は「津本は、奈緒子にコントロールされています」と衝撃の発言。

梓:「奈緒子さんが津本さんを利用していたのですね?」

水沢:「はい、津本は怒りを利用されたんだと思います」

津本は日本での失敗を忘れたわけではなく、奈緒子はそれを利用したのです。


そこへ津本がやってきました。

津本は、自分はいつの間にか怒りにのみこまれ、奈緒子と関係を持つことを切望していたと告白。

しかし関係を持ったことは一度もなく、そもそもそんな気はないという。

いくら催眠術でも、全くその気がないことを誘導は出来ないのです。


碓氷は「我々は、あなたが奈緒子さんと組んで、院長をクリニックから追い出そうとしているのかと思いました」と津本に言います。

津本は「そんなこと考えたことありません……」と言いながらも、そう断言はできないし自信もないと言いました。


水沢によると、津本がまだ奈緒子にコントロールされていた時、以下の発言をしたという。

「持田君なら、他人を自由に操ることができるはずだ。その能力を手に入れたら、人間は万能になれる」


しかし津本が奈緒子に、クライエントに催眠術をかけるように命じたことは一度もないといいます。

奈緒子は、津本が奈緒子を利用しているように見せかけることが目的だったのです。


そこに、奈緒子が病院を抜け出したという連絡が入りました。

奈緒子は警察の監視がついていることに気付き、その監視を逃れるために一芝居打った(狂言自殺)のです。


梓は、もともと奈緒子には強い支配欲があり、津本はそれに共感したと言います。

水沢は「奈緒子に強い支配欲が?全く気が付かなかった」と驚愕。


津本は、奈緒子と犯罪の話になった時に、「殺人事件は、午後11時から午前1時までが発生のピークだ」と話したことがあるそう。

奈緒子は、津本に自分の力を証明するために、同じ時刻(午後11時)に同時に7つの事件を起こしたのです。

全ては、姉をクリニックから追い出すため。


津本:「でも私は彼女からそのことを知らされていなかったんですよ」

碓氷:「警察の動きの早さが計算外だったのだと思います。それで彼女の計画が狂わされていったのでしょう」


その後、梓は自分が一度は津本を疑ったことを悔います。

また、持田の自殺を示唆して、結果的に狂言自殺の手助けをしたことも後悔。

そんな梓に「あんたがいなければ、奈緒子の計画は何もわからなかった」と碓氷。


梓が奈緒子を取り調べる


奈緒子の身柄が新宿署に到着して、梓が取り調べることに。

奈緒子は、氏名、年齢、住所、職業までは素直に答えましたが、それからは黙秘。

手には血のにじんだ包帯が巻かれていますが、血は止まっているようです。


笑顔が魅力的だった奈緒子の顔は、今は氷のように冷ややか。

碓氷が、奈緒子が7人と碓氷に後催眠をかけた話をしても、「なんの話をされているのか全くわかりません」と奈緒子。


奈緒子:「催眠術だって人が望まないことをやらせることは不可能なんですよ」

梓:「私自身色々調べた結果、命に関わることでも誘導可能であるという結論に達しました」

奈緒子:「どうすればそんなことが可能だとおっしゃるの?」

梓:「人間の潜在意識には、強い殺人や自殺の願望が隠されている場合がある。それを忌避する装置を取り去ることで、自殺や殺人に誘導することは可能だと思います」


梓の声がさらに響きます。

「あなたは単に、衝動を押しとどめているストッパーを取り去っただけなのです。7人のクライエントに同様のことを行った。そしてその7人の衝動はそれぞれ違っていたので、ある人たちは自殺し、ある人たちは殺人を犯し、そしてある人たちは性的犯罪に及ぶという結果になったのです」


奈緒子は「今あなたがおっしゃったことを私が実行したと、実証できますか?」とかすかに微笑。

確かに今は実証できません、だからこそ奈緒子の自白が必要なのです。


碓氷は少し仮眠を取るように、梓に言いました。

休憩を挟んでから、取り調べを再開することにします。


「なんとしても(奈緒子を)落としますよ。でも証拠が必要です」と梓。

現段階では、奈緒子はまだ保護された立場に過ぎません。

だから留置所ではなく保護室にいるし、任意の取り調べなので帰りたいと言ったら帰ることもできるのです。


証拠が出た!


取り調べが再開されましたが、奈緒子はやはり無表情。

「任意の取り調べなんでしょう。帰らせてください」と要求してきます。

これで万時休すかと思われた時、梨田がドアをノック。


碓氷は梨田と一緒に外に出ます。

どうやら証拠が見つかったとのこと!


クリニックから押収したパソコンのハードディスクを解析しても、奈緒子が患者に催眠術をかけた映像はありませんでした。

奈緒子が、一部削除したのです。

そして削除されたビデオ映像の復元は出来ませんでした。

しかしパソコンには、ある映像再生ソフトがインストールされいて、ハードディスクに記録されたファイルが保存されていたのです!

そこには奈緒子が、7人の患者の額に手を当てて、がくんと相手をのけぞらせるような仕草がはっきりと写っています。


証拠の映像をタブレットで見せられた奈緒子は、凍り付いたように動きません。

碓氷が「もうじき逮捕状が届く」と言って、奈緒子は覚悟を決めたように話し出しました。

奈緒子の供述は、碓氷が知りえたこと、あるいは推測していたこととほぼ一致していました。


そして奈緒子の目的は2つでした。

  • 催眠術によって、潜在意識に閉じ込められている強い願望を解放することが可能かどうかの実験。
  • 津本を奪い、姉を追い出すために、自分の実力を津本にわからせたかった。

奈緒子は最初から今の仕事に不満を持っていたわけではなく、津本を好きになってすべてが変わったのです。

報われぬ思いから必死に抜け出すために、この犯罪を計画したのでした。


碓氷が「その結果4人の人間が死んだ」と言っても、奈緒子は反省している様子はなく、むしろ勝ち誇ったような顔をしています。

そして奈緒子は逮捕されました。


送検の罪状は、自殺教唆と殺人の間接正犯。

後催眠をかけられたひとが、心神喪失ならば、殺人の間接正犯は成立しますが、心神耗弱ならば教唆犯ということになります。

しかしどちらにしても、奈緒子と罪に問えることは間違いありません。

そして後催眠によって殺人や性犯罪を犯した人間たちは、罪には問われるけれども情状酌量の余地ありです。


エピローグ


無事に事件が解決して、碓氷は梓と話をします。

「碓氷さんがいなかったら、私は自由な発想ができなかったかもしれません」と梓。

碓氷が「俺は何もしていない」と言うと、「それが不思議なんです」と梓。

梓は、警察庁に戻っていきました。


碓氷は久しぶりに定時に警視庁を出て、まっすぐ帰宅。

本来楽しいはずの家族団らんですが、ちょっと気詰まりな碓氷。


家のなかに自分の居場所などないように思えてくるのです。

娘の春菜は小学校の高学年、息子の祥一は中学生です。

家族は今回の事件について聞いてきましたが、「そういう話をすると父さんはクビになるかもしれないんだ」と碓氷。

意外にも話ははずみ、碓氷は自分が取り越し苦労をしていたことに気が付くのでした。


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