警部補 碓氷弘一「マインド」の評判と感想!原作とドラマの結末の違いも!

警部補 碓氷弘一シリーズの第二段『警部補・碓氷弘一 ~マインド~』が、2018年11月26日に放送されました。

同日同時刻に起きた7つの事件の謎を、日本一不幸な刑事・碓氷弘一(ユースケ・サンタマリア)と天才心理捜査官・梓(志田未来)がコンビを組んで解決します。

当記事では『警部補・碓氷弘一 ~マインド~』のTwitter(ツイッター)の評判と感想をまとめています。


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『警部補・碓氷弘一 ~マインド~』のTwitter(ツイッター)の評判と感想



『警部補・碓氷弘一 ~マインド~』のTwitter(ツイッター)の評判と感想をまとめていきます。

殺人に記憶がないのは怖い!








『警部補・碓氷弘一 ~マインド~』では、同日の同時刻(11時過ぎ)に7つの事件が起きます。

自殺が2件、殺人が2件、強姦未遂が2件、盗撮が1件です。


警察が取り調べをすると、殺人者2名は「殺人の記憶がない」と奇妙な供述。

動機だけでなく証拠も揃っているので、殺人を犯したことは間違いないのですが……。

凶器の血の付いた包丁が、きちんと包丁入れにしまってあったのも奇妙。


ツイッターでは「「想像していることが、実際に実行されてしまったって、何か怖いな」の声が相次ぎ、ドラマタイトルの“マインド”から「催眠にかかったのかも」の声も。

それにしても「殺したい」が「殺す」で実現され、「死にたい」が「自殺」で実現するなんて……恐ろしい(>_<)


碓氷弘一のバディは志田未来演じる篠宮梓








日本一不幸な刑事・碓氷の相棒は、前回の「エチュード」では心理捜査官・藤森紗英(相武紗季)。

今回の「マインド」では、原作では引き続き紗英なのですが、ドラマでは藤森の部下・篠宮梓(志田未来)。


梓は紗英とは違って、ズケズケ物を言うクールな性格。

愛想笑いなどもってのほかなので、刑事たちにも反感を持たれてしまいます。


ツイッターでも「こういう生意気な刑事イライラする」「志田未来ちゃんがちょっと暴走してるね。もっと冷静な役かと思った」などの声がありました。

しかし碓氷に「水風呂にでもはいってこい!」と怒られて、「フローズンヨーグルトを食べました」と答えるところなんかは可愛かったですよね。


また「こんな志田未来ちゃん見るとSTの青山さん思い出す」の声がありました。

『ST赤と白の捜査ファイル』の秩序恐怖症の少年・青山翔ですね~。


雰囲気が、『BOSS』で天海祐希さんと対峙した時に似ているという声も。

あの時は、天才女子高生の役柄でしたね。


ユースケ・サンタマリアが出るドラマに外れなし






演技が上手いと評判のユースケ・サンタマリアさんですが、今回も演技が素晴らしかったです。

個人的には、奈緒子の催眠にかかった時の演技にぞくっとしました。


最初から視聴者に疑われる中村ゆり









事件の犯人は、中村ゆりさん演じる奈緒子でした。

奈緒子は、7つの事件の関係者すべてが通っていた「ラ・メールクリニック」の院長・水沢瞳(小雪)の妹。


終身医療の現場での仕事に疲れていた奈緒子は現在はクリニックで受付の仕事をしているのですが、裏で姉のクライエントに催眠をかけて欲求を解放していたのです。

意図的に犯罪者を作り出すクリニックなんて怖すぎです(>_<)


奈緒子を演じる中村ゆりさんは、精神不安定な演技がピカイチなお方なので、ツイッターでは中村ゆりさんが出てきた時点で犯人だと疑う声がかなりありました。

実際に犯人だったので、視聴者の方々の勘の良さにびっくりですが(^_^;)


クライエントの欲望を解き放つことをよしとして犯罪を行ったので、奈緒子自身が完全に病んでいました。

碓氷の奈緒子に対する「欲求を解放されても人間は救われない、理性を持ってときにガマンをするから人間なんだ。どのクライエントよりも助けを必要としていたのは……君だよ」のセリフは凄かったですね。


小雪がよしこに似てる?





原作では完璧な美女役の小雪さんですが、「ガンバレルーヤのよしこに似てる」の声がありました。

ちなみに、よしこさんの画像は以下です。


個人的には、どう考えても似ていません。


総じて面白かった?









総評ですが、「面白かった」「シリーズ化してほしい」の声が多数でした。

ユースケ・サンタマリアさんと志田未来さんのコンビについても高評価。


少数派ですが「臨床心理士が誤解される」の声もありました。

確かに、真面目に働いている臨床心理士の方にとっては、迷惑な内容ですよね(>_<)


「原作も読もうかな」の声がありましたが、実は原作とドラマはけっこうあらすじが違います。


原作とドラマの結末の違い


ここで原作とドラマの結末の違いについて、簡単に説明しますね。

原作


奈緒子は姉・瞳の恋人・津本(北村有起哉)に恋をして津本を手に入れたくなり、クリニックから瞳を追い出そうと計画。

津本に催眠術をかけて自分を好きになるように誘導し、姉よりも自分の方が臨床心理士として優秀なことを津本に見せつけるために、7つの犯罪を同時に起こしました。

催眠状態の津本は、「奈緒子なら他人を自由に操ることができるはずだ。その能力を手に入れたら、人間は万能になれる」と思っていたのです。

しかし異変に気付いた瞳によって津本の催眠は解かれて、奈緒子の計画は失敗に。

ちなみに原作では、奈緒子は瞳の妹ではなくただの受付です。


ドラマ


奈緒子は前職で終身医療に関わって身も心も疲れ果てっていた時に、姉のクリニックで受付として働くことに。

最初はそれでよかったのですが、徐々に自分の欲望が持ち上げてきました、歪んだ欲望です。


そんな時、奈緒子は津本のカウンセリングを担当することになり、津本の欲望を解放していきます。

すると、津本は人が変わったように生き生きして海外進出にも成功。

奈緒子は同じことを、クリニックの患者にもしてあげたいと思って実行。

「どんなにケアしてもみんな死んでいく!悩んで我慢して死んでいくの。それなら心の赴くままに生きればいいのよ!それに気が付かせてくれたのは津本さんだった。あたしのカウンセリングを受けたあとは生き生きしていたから」


原作の奈緒子と違って、ドラマの奈緒子は完全に精神を病んでいます。

それに比べると、原作の奈緒子はしたたかなサイコパスといった印象です。


なぜ11時に7つの犯罪が起こったのか


ドラマでは、クライエントたちに行動を起こさせた手段が睡眠でした。

カウンセリングでは11時前にねむるように指導されていて、そのせいで11時に犯罪が起きました。


しかし原作では津本が奈緒子に「殺人事件は、午後11時から午前1時までが発生のピークだ」と話したことがあったから、奈緒子はクライエントに11時に犯罪をおこすように誘導したのです。


奈緒子の罪状


ドラマでは、奈緒子の罪状は殺人の間接正犯。

そして実際に罪を犯した人間は、情状酌量の余地あり。


原作では、奈緒子の罪は催眠をかけられたひとが心神喪失ならば殺人の間接正犯は成立しますが、心神耗弱ならば教唆犯。

まとめ

『警部補・碓氷弘一 ~マインド~』の評判と感想と、原作の結末との違いをまとめました。

ユースケさんが碓氷役にハマっているので、シリーズ化を期待しています。


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