コウノドリ2第1話のあらすじをネタバレ。新キャストも登場!

ついに始まったTBS金曜ドラマ『コウノドリ2』。

志田未来を始めとするゲスト俳優陣の演技と、リアルな出産シーンに思わず涙が込み上げた人も多いのではないでしょうか。

そして、今シーズンから新しく加わる新キャストも登場し早くも第2話が気になる展開に。

見所いっぱいの第1話のあらすじ(ネタバレ有り)と感想をご紹介します。



コウノドリとは

ドラマ『コウノドリ2』は2015年に放送されたTBS金曜ドラマ『コウノドリ』の続編。

原作は鈴ノ木ユウの漫画で、現在もモーニング(講談社)で連載中です。

原作と同じく、ドラマでも毎号違ったケースの妊婦や出産がテーマとして扱われ、単発で見ても楽しめます。

ただ、登場人物の成長や関係性なども描かれており、そこも見所の一つなので、毎回見たくなってしまうドラマです。

本記事で記載する主な登場人物

主要な登場人物は他にもたくさんいるのですが、こちらの記事で出てくる人物を簡単に紹介させていただきます。


鴻鳥サクラ(綾野剛)

ドラマの主人公で、ペルソナ総合医療センターの産婦人科医。

BABYというピアニストの一面も持っている。
 

四宮春樹(星野 源)

サクラの同期で同病院の産婦人科医。

小松留美子(吉田 羊)

同病院の助産師でサクラと四宮の研修医時代の指導者でもあった。

向井祥子(江口のりこ)

同病院のソーシャルワーカーで、患者さんやその家族の抱える問題の解決をおこなう。

「コウノドリ2」1話のあらすじをネタバレ

それでは、「コウノドリ2」1話のあらすじをネタバレしていきます。

サクラが離島の病院に

緊急オペ

小松さんの掛け声とお母さんのいきむ声、いつもと変わらないペルソナですが、サクラの姿が有りません

所変わって、とある学校の音楽室でピアノを引くサクラの姿が。

その最中に妊婦の先生が倒れてしまう所から第1話が始まります。

搬送されたのは、ペルソナ・・・ではなく離島の病院。

妊婦はHELLP症候群という妊娠高血圧症候群の患者によく発生する重い症状で、緊急オペを執りおこなうことに。

離島の医療と先輩医師の想い

離島の病院の産婦人科医である荻島勝秀(佐々木蔵之介)との緊急オペを終えたサクラ。

離島の厳しい現実や、患者と近い距離で向き合う萩島の姿を見て感じるものがある様子。

「この島で生まれる赤ちゃんから、この島で亡くなる老人を看取るまで、関わっていきたい」

そんな萩島の言葉に刺激を受け、「子供が生まれるのは未来がある場所だ」ということを再認識するのでした。

ペルソナに戻るサクラ

先輩からの依頼で、出張オペに行っただけだったサクラはペルソナに戻ってきました。

数日間休んで迷惑かけたなぁと思っているのに、皆からはもっとゆっくりしてきて良かったのにと言われ、少し寂しそう。

寂しかったと分かるようなセリフや演技があったわけではありませんが、実際はみんな少し寂しかったんだろうな、という雰囲気が画面から伝わりました。

さすが1シーズン目で1クールを共にしたコウノドリの役者さんたち。

ちょっとした掛け合いにも、その一体感と、それぞれの役が体に染み付いているのを感じます。

耳の聞こえない妊婦

病院の待合室で、「早見マナさん」と呼ばれるも、誰も反応しません。

そこへ向井がやってきて手話で病室に案内します。

早見マナ(志田未来)は、耳が聞こえない妊婦なのです。

定期検診


耳が聞こえないのは、妊婦のマナだけではなく旦那さんも。

そのため、その日の定期検診は筆談で行うことに。

夫婦ともに、唇の動きは読めるので、ゆっくりと話したり書いて説明したりと、サクラらしさ溢れる患者に寄り添う検診でした。

初めて知る音楽

ある日、BABYのピアノ演奏の動画を見るマナのお腹に胎動が。

マナは耳が聞こえないため、それまで音楽に興味がなかったけれど、赤ちゃんが音楽を教えてくれたと喜びます。

そして、赤ちゃんが生まれたらすぐに聴覚検査をしてほしいとサクラにお願いします。

緊急搬送

外出先で腹痛に襲われるマナ。

携帯も家に忘れており、言葉も発することが出来ないため、助けを呼ぶことができず焦ります。

そこへ異変に気づき声をかけてきた青年が。

マナは必死に妊婦であることを伝えて、緊急搬送されます。

マナの不安

一旦落ち着いたマナは、サクラに対して不安を打ち明けます。

「産んだ後、怖い」

夫婦共に耳が聞こえないマナは、きちんと子育てができるのかと心配します。

そんなマナに、「迷惑かけてもいいじゃない」「一人じゃないから」とサクラは優しくこたえます。

産むまでも、産んだ後も、味方だからと、心から思ってくれている事を感じられる言葉と、綾野さんの優しい声が心に響きました。

出産

ついに出産の時を迎えたマナ。

看護婦たちがこの日のために作った、「いきんで!」などのコメント用紙やスタッフたちのボディーランゲージで皆で息を合わせて行った出産

無事に生まれた後の、全員の手話による「おめでとうございます」は感動させられました。

耳の検査でも、赤ちゃんの聴覚に問題がないことがわかり一安心。

志田未来さんの演技が本当に素晴らしかったので、単純にお母さんになったマナをどこかの回でもう一度見たい、と思ってしまいました。


早い仕事復帰を望むキャリアウーマン

四宮が担当する妊婦、佐野彩加(高橋メアリージュン)は出産後もすぐに復帰をしたいキャリアウーマン。

仕事の兼ね合いを気にして、予定通りに出産できるかがとても気になる様子です。

疾患の発覚

佐野彩加の質問攻めをよそに、熱心にエコーを見る四宮は、彼女の赤ちゃんに心室中隔欠損という疾患を発見します。

右心室と左心室の間に穴があいてしまっている状態で、100人に1人の割合で発生する赤ちゃんに一番多い疾患。

旦那である佐野康孝(ナオトインティライミ)も交えて、大きな心配はいらないという説明を受けるも、彩加はとても不安な様子です。


育児への不安

彩加は、赤ちゃんの疾患が発覚し、予想していた自分の仕事復帰のスケジュールも分からなくなってしまいました。

ただでさえ戸惑う中で、次の不安は育児。

旦那も仕事が忙しく、ほとんどの時間、心臓に穴があいた子供と二人きりの状態になることが、怖くてたまらないと四宮たちに訴えます。

本やインターネットで心室中隔欠損を調べ不安が募るばかりです。

多くの情報を得やすいこの時代、自分の知らない病気や疾患を宣告されたら、調べるほど色んな意見や経験談に触れて、困惑してしまうもですよね…

仕事が忙しい旦那

無事出産を終えたものの、一度退院してから今後の治療をと言われ、不安が取れない彩加。

夫である康孝は、「大丈夫。俺も手伝うから」と言葉をかけます。

その言葉に四宮がすかさず釘を指します。

「何言ってるんだ。手伝うよじゃないだろ。あんたの子供だよ。」

表情や声色は怖いのですが、とても重要で的を射た言葉は、赤ちゃんと妊婦さんの事を本当に大事に考えている四宮らしさが出ているなと感じました。

退院後

やはり日中は彩加と赤ちゃん2人。

今は核家族中心なので、産後は赤ちゃんと2人きりになる家庭が多く、産後鬱という言葉もよく聞くようになりました。

佐野夫婦の問題は、今回だけでは終わらず、今後も展開しそうです。

コウノドリ2から出演の新キャスト

第1話では、メインストーリーの中に新キャストが出てくることはなかったものの、しっかりと2人登場していました。

赤西吾郎


一人目は、あの早見マナに声をかけた青年

彼は初期研修医としてペルソナにくる予定の赤西吾郎(宮沢氷魚)です。

実家が産婦人科ということなのですが、産科医になるつもりはないと言い切ります。

そんな赤西に対し、四宮は「使えないのは分かってるけど、邪魔はするなよ。ジュニアくん」と早速洗礼を浴びせます。

ただ、実はこのジュニアという言葉、四宮にとっては意味のあるものだったりするのです。

今後の回で、そのエピソードが出てくるかもしれません。

倉崎恵美


二人目は、四宮に病院で声をかけた女性

今後ペルソナの産婦人科に来る倉崎恵美(松本若菜)です。

「四宮先生、お久しぶりです。」

と声をかけた彼女は、今回この1シーンのみ。

まだまだ謎が多い新キャラクターなので、第2話で明かされるのか、はたまた先の回なのか、今後もコウノドリ2、見逃せません。

まとめ

「コウノドリ2」1話あらすじのネタバレと、新たに追加されたキャストについてまとめました。

今回は、ケースは違えど、出産後の不安を抱え「それでも子供が欲しかった」妊婦たちが描かれていましたね。

そして、妊娠・出産・育児女性の仕事やキャリアというテーマは、今多くの女性が悩む問題で自分に置き換えた人も多かったのではないでしょうか。

たくさんの問題提起があげられるドラマですが、出産シーンはどれも自然と涙が込み上げてしまいました…

これはやはり、赤ちゃんの誕生が理屈抜きで尊くて感動的なものだからなんだろうなと、しみじみ思う第1話でした。