今期のフジテレビ月9ドラマ「海月姫」、奇抜なキャラクター達とこだわりのセットに衣裳、そして胸キュンラブストーリーにジワジワとハマっている方も多いのではないでしょうか?
芳根京子さん演じる主人公のくらげオタク女子「月海」を中心に、次々と出るわ出るわのキャラ祭り状態となっています(笑)
さて、そんな「海月姫」の第6話から満を持して登場となったのはインド人助っ人・ニーシャ役の江口のりこさんです。
めちゃくちゃインパクトありましたよね?関西弁でまくし立てるインド人、半端なかったです。
返す言葉も無くお口あんぐりの尼~ずの面々と同様、私もそのいでたちと迫力に目が釘付けになった一人です。
江口のりこさんに関してはネット上でも「この女優さん、最近バラエティーでも見かけるけど何者?」「芸人さんなの?」「年齢は?」などと言う声がチラホラ上がってきていて、話題急上昇中ですよね。
そこで今回はドラマ「海月姫」のインド人助っ人・ニーシャ役を務める、ブレイク寸前とも言える名バイプレイヤー江口のりこさんの経歴や役柄などをご紹介していきたい思います!
江口のりこ経歴
江口のりこプロフィール
- 本名 江口徳子(えぐち とくこ)
- 生年月日 1980年4月28日(現在37歳)
- 出身地 兵庫県姫路市
- 血液型 O型
- 身長 170㎝
- 所属事務所 ノックアウト
江口のりこさん、中学校を卒業してから進学せずにアルバイト生活を始めます。
その頃、足繁く映画館へ通うようになったことがきっかけで女優を目指すようになりました。
上京した江口さんは「劇団東京乾電池」のオーディションを受けて、1999年19歳の時に研究生となり、翌年2000年正式に入団。
それまで数々のアルバイトを転々としていた江口さんですが、劇団に入ってからは「稽古が楽しくて仕方なかった、ようやく自分の好きな事が出来ると毎日幸せを感じていました」と過去のインタビューで語っています。
女優への道は辿り着くべくして、辿り着いた道なんですね!
そして早くも2002年、三池崇史監督「金融破滅ニッポン 桃源郷の人々」で映画デビューを果たします。
2004年にはタナダユキ監督の「月とチェリー」で初主演を務め、注目されました。
その後も舞台、ドラマ、CMなどなどで、現在までほぼ途切れることなくご活躍中です。
江口のりこ主なドラマ出演作品
- 「時効警察」 サネイエ役(テレビ朝日 2006年)
- 「1ポンドの福音」 シスターミリー役(日本テレビ 2008年)
- 「野田ともうします。」 主人公・野田かず子役(NHKワンセグ2 2010年~)
- 「ゴーイングマイホーム」 堤千恵子役(関西テレビ 2012年)
- 「名もなき毒」 原田いずみ役(TBS 2013年)
- 連続テレビ小説「マッサン」 好子役(NHK 2014年)
- 「恋愛時代」 荒巻小百合役(読売テレビ 2015年)
- 大河ドラマ「花燃ゆ」 日出役(NHK 2015年)
- 「コウノドリ」シリーズ 向井祥子役(TBS 2015年~)
- 「地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子」 藤岩りおん役(日本テレビ 2016年)
- 「ウチの夫は仕事ができない」 小林みどり役(日本テレビ 2017年)
- 「黒革の手帖」 堂林京子役(テレビ朝日 2017年)
- 「anone」 青島玲役(日本テレビ 2018年)
ドラマ出演だけでも紹介しきれない程の作品数ですが、映画作品も犬童一心監督の「ジョゼと虎と魚たち」(アスミック・エース 2003年)や井筒和幸監督の「パッチギ!」(2005年)、成島出監督の「ソロモンの偽証 前後編 」(松竹 2015年)等の話題作に多数出演されています。
これまで出演して来られた作品の総数は、ざっと170本以上と言うから驚きですよね。
しかし、江口のりこさん曰く「どれもチョコチョコっと少ししか出てないから、全部合わせても4本くらいです」とシレっとしています(笑)
そんなポーカーフェイスのサバサバ系、すっトボケ加減がまた魅力的。
淡々として動じないところが、どこか大物の風格が漂います。
何処にでも居そうで、実はなかなか居ないタイプ?貴重な個性ですよね。
ドラマ「海月姫」江口のりこ今回の役柄は?
そんな江口のりこさん、今回のドラマ「海月姫」ではインド人助っ人・ニーシャを演じています・・・けどインド人役って。
ニーシャは、蔵之介(瀬戸康史さん)が尼~ず達のドレス作りの助っ人として、天水館に連れて来たインド人です。
日本に長く住み縫製会社を営んでいるニーシャは日本語ペラペラですが、別れた夫が関西人だったため、その話し言葉はなんと関西弁オンリー。
アパレル業界に精通していることから、詰めの甘い尼~ず達に手厳しい意見を関西弁で浴びせるニーシャは圧巻でした、このシーン見入ってしまいました。
いつもは色白でどちらかと言うとのっぺり顔の江口さんが、褐色の肌で目元のキリっとしたメイク、きらびやかな衣装、そしてドスの効いた流暢な関西弁で「MISIA(ミーシャ)やないで、ニーシャやで!」って(笑)
これぞカメレオン女優の底力を見たと言う感じです。
ドラマ「海月姫」後半戦でのニーシャは、服飾業界ではまだまだ素人の蔵之介や尼~ず達に、ビジネスの視点から時には厳しく諭しながらも、何処か姉御肌的な大きな存在で彼らを見守り導いていくと言う、大事なキーパーソンになる模様です。
演技派と名高い江口のりこさんの本領発揮と言ったところでしょうか?
役作りで注意している点を聞かれた江口さんは「ほどよく尼~ずのみんなに愛情を持つことでしょうか」と答えています。
今後の展開が楽しみですね。
江口のりこ今後の期待度は?
江口のりこさんは以前、雑誌のインタビューで「人生のテーマは?」と聞かれ「自分を大事にすることですね。やりたいことをやる。それだけでいいですよ」とコメントしています。
どこまでも江口さんらしいですよね。
江口のりこさんの出演作を観ると、どの作品の役柄もまるでその作品の中に本当に住んでいる人なんじゃないか?と錯覚してしまう程、違和感のない溶け込み方をされています。
その作品に出ているのが当たり前の様に出ている女優さん。
本当は出てないのに、あの作品にも出ていたんじゃない?と思ってしまうような、得体の知れない不思議な存在感が漂っています。
きっとそれは江口さんが、これまで出演した作品でサブリミナル効果の如く、観ている側の脳裏にしっかりと爪痕を残しているから、なのではないでしょうか?
カメレオン女優、100の顔を持つ女優、名バイプレイヤー・・・様々な言葉が浮かびます、しかし彼女はどんな称号をもはぐらかして通り過ぎてしまいそうですよね(笑)
そんな恐るべし江口のりこさん、世間が注目し始めた今ここからが、本当に楽しみな女優さんです!