黒革の手帖の武井咲はミスキャスト?米倉涼子版と比較した評判は?

松本清張不朽の名作「黒革の手帖」が、大絶賛された「04年の米倉涼子版」から13年ぶりに蘇りました。

今回の主役は若干23歳の武井咲さん、史上最年少ヒロイン・元子の誕生となりました!

ところが、武井咲さんは「黒革の手帖」の原口元子役にはミスキャストだという声が上がっているというのです!

これは一体どういうことなのでしょうか?

今回は、武井咲=原口元子に対するツイッターなどの評判をまとめてみました。



武井咲はやっぱりミスキャスト?

「黒革の手帖」は、1992年に山本陽子、1984年に大谷直子、1996年に浅野ゆう子、2004年に米倉涼子とそうそうたる顔ぶれの大女優がヒロイン・元子を演じて毎回高視聴率を叩き出してきた人気ドラマです。

それだけに、武井咲さんのプレッシャーはただごとではなかったといいます。

その上、04年版のヒロイン・米倉涼子さんは武井咲さんが所属する事務所・オスカープロモーションの先輩です!

ツイッターでも何かと米倉涼子さんと比較されています!


米倉涼子さんの元子の方が良かったという意見は正直かなり多かったですね。

元子=米倉涼子、元子と恋に落ちる安嶋=中村トオルの息もぴったりで、初回平均視聴率17.4%、最終回17.7%、全話平均視聴率15.7%の大人気ドラマでした。

「米倉版・黒革の手帖」の評判の高さに、まだ見ていなかった人が現在TSUTAYAにレンタルに走っているとのことです(笑)

対して武井咲さんは、やはり若すぎることがネックなのでしょうか……「重厚感や銀座のママ感も一切なくてつまらない」「米倉涼子さんの見てハマったので武井さんに違和感」「思ってたよりはいいけど、しっくりこない。」「やはり米倉涼子ほどの悪女強さは感じられない」と否定的な評価が見られます。


何を隠そう、私自身も米倉涼子さんの黒革の手帖は全部見ていて大ファンなのですが、まさに「名作」と言い切っていいほど完璧な出来栄えだったと思います。

米倉さんの悪女っぷりは艶やかで迫力満点で、文句のつけようがありませんでした。

何といってもカッと目を見開いた米倉さんはコワイですから、対峙した大物達もそりゃ逃げだすよな~て感じでした(笑)

さらに、当時の米倉さんが29歳でしたので、妙齢の女性特有のやるせない孤独などもナチュラルに表現できていたと思います。


それに比べると武井さんはまだまだおこちゃまというか、迫力不足…。

人生経験自体が足りてないからにじみ出るものが少ないといった印象でしょうか?

そういった意味では明らかにミスキャストなのかもしれません……。

でもそれはまだ23歳だからというのが大きな理由。

23歳って4年制の大学を卒業したばかりで、経験値がつくのってむしろ今からですよね?


現在の武井咲さんに、大人の女性の魅力を要求するのがそもそもお角違いなのかもしれません!

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2017年8月5日

意外とナイスキャスティング?

何かと米倉さんと比較されて叩かれている武井さんですが、良い評判もたくさんありました!

以下、ツイートを見てみましょう!


前評判が悪かったのでどうかな?と心配しましたが、ドラマの放送が始まってからはむしろ高評価多数でした。


前クールの月9ドラマ「貴族探偵」の女探偵役よりも、今回の悪女役の方がハマり役という評判がありましたが、個人的にも激しく同意します。

武井さん自身も

「誤解されるかもしれませんが、嫌われてもあまり気にしないというところにいうところに共感します。私も支えてくれる家族や分かってくれる人がいればそれでいい、分かってもらえない人にこびを売る必要はないと思うタイプ。元子が一人でクールに生きていく感じは、何となく理解できます。」

引用元:月刊ザテレビジョン

と言っているように、武井さんと元子に似た部分があるので、意外にもナチュラルに演技出来ている様子なのです!


「こんな若い人がいきなり業務上横領横領なんて大それたことをやっちゃうのが逆に面白い」という評判も。

確かに妙齢のオバサンではなく小娘が横領っていうのは意外性たっぷりでドキドキしちゃいましたよね!


「米倉涼子とはまた違う良さがある」「米倉涼子のガツンとくる迫力は武井咲には出せないけど、男をとことん狂わせる魔性の女感は米倉涼子よりあるかも」など、米倉さんとはまた違う武井さんの魅力を評価する声もたくさんありました。

しかし若干23歳で、当時29歳の米倉さんより魔性の女感があるって……いい意味で10年後の武井咲さんがコワイです(笑)


「ルックス的に米倉さんより武井さんが好きだ」という評判も。

お2人はそもそもタイプが違いますよね~。

米倉さんは体育会系の迫力美人、武井さんは清楚な正統派美人。

男を狂わすのが結局後者っていうのはいつの世も同じですよね!


さらに、演技力よりも可愛くて美人であることを高く評価する声も(笑)

武井咲さん、ドラマの中だけでなく一般男性をも(もしかしたら女性も)狂わせてしまっているようですね~。

個人的にも、綺麗だなあと今までも思っていたけれど、黒革の手帖の武井さんの美しさは別格で「こんなに美人だったっけ?」とマジマジ眺めてしまったほどです(笑)


ついには、「これぞ現代版黒革の手帖」という評判もあって、まさに新時代のニューヒロイン誕生を歓迎する声も上がっていました。

「元子役は絶対米倉じゃなきゃ!」と放送前には力説した人でさえ、「武井咲もいい!」と認めているほどなのです。


総合して見てみると、確かに米倉さんの元子とは違って物足りない部分があるのも確かですが、武井咲さんならではの「オリジナル元子」を作り出すことには成功したと言えるのではないでしょうか?

ミスキャストどころかナイスキャストなのではないでしょうか?

また、武井さんがミスキャストならば誰が元子役を演じたらいいのか?については、「沢尻エリカ」さんが悪女っぽくて適役という声がありましたが、個人的にはいかにもな沢尻さんより、一見真面目そうな武井さんが演じた方が逆に腹黒そうでいいなと思いました。


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2017年8月3日

まとめ

武井咲さんがヒロイン・元子としてミスキャストかどうか?の評判についてまとめましたが、いかがだったでしょうか?

まだ若すぎる武井さんが米倉さんのような大人の女性の魅力に欠けるのは仕方がありません。

しかし武井さんには米倉さんにはない「清楚な美しさ」や「可愛さ」や「若いならではのハングリー精神」があります。

さらに、ヒロイン・元子の必須条件とも言える「魔性感」については文句なしという評判です!

視聴率も右肩上がり状態ですし、「武井咲版黒革の手帖」は受け入れられていると評価していいのではないか、と思います。