黒革の手帖はすみ江の裏切りが発覚?元子にしのびよる罠とは?

女同士の容赦ない戦いが見どころと言われる『黒革の手帖』

第一の悪女が原口元子、第二の悪女が山田波子でしたね。

そして第三の悪女が4話から登場しました……島崎すみ江です。

「大人しい性格のすみ江がまさか」と驚くひとも多いかと思いますが、原作によると今後「すみ江の元子への裏切り」が発覚するということなのです。

この記事では原作『黒革の手帖』の流れから、すみ江のストーリーのネタバレ記事をまとめました。



『黒革の手帖』のすみ江とは?

料亭・梅村の仲居だったが、現在はカルネのホステスに転身。

元子を信頼して、忠誠を誓います。

早くに母を亡くしてからずっと家事を任されていて、ちょこちょこ動いている方が楽な性格。

出身は長野の山奥で、実家に仕送りもしていて、一見地味で真面目な印象。

元子が橋田を陥落させて梅村(=2億)を手に入れるために、重要な働きをした人物。

『黒革の手帖』5話までのすみ江のストーリーとは?

『黒革の手帖』5話(最新話)までのすみ江のストーリーをおさらいしてみましょう!

橋田の魔の手から元子を救う?

料亭・梅村を買うように長谷川会長(伊東四朗)から命じられた橋田(高嶋政伸)は、元子(武井咲)と一緒に下見に来るのですが、夜になって狼に変身。

元子に襲い掛かります!


そこへ仲居として働いていた島崎すみ江(内藤理沙)が(お酒を持ってきて)襖をあけて、びっくり!

機転を利かせて勝手口から元子を外へ連れ出して、無事救出


これが、元子とすみ江の出会いでした。

思えばこの時に、助けてもらった元子の方はうっかり気を許し、対してすみ江は野心の炎を静かに燃やしていたのかもしれません(怖い)


カルネに面接にくる

後日、すみ江はカルネに履歴書を持って訪れます。

もうすぐ梅村は閉店するから働かせて欲しい、というわけです。

「元子を信頼している、直観で。」と言うすみ江に、「この子、使えそう……」と悪だくみする元子。


元子の身代わりになる?


元子は、すみ江の忠誠心を利用することにします。

最初に、梅村での長谷川と橋田の会話を盗み聞きさせます。

元子は「梅村の売買契約の日にちと、契約金が、振込み5.000万現金5.000万」という情報を入手。


次に元子は「かなりえぐいこと」にすみ江を利用します。

以前からしつこく誘ってくる橋田から、「ホテルに弁当を届けてくれ、でないともうこの店には来ない。覚悟を決めろ!」と半ば脅されて困った元子はなんとあろうことか、すみ江を自分の身代わりに行かせたのです!

元子から百万渡されたすみ江は、橋田と一夜を共にして、元子のお望みの「寄付金枠紹介リスト」の入ったUSBメモリーを持ち帰りました。


さすがに良心が痛む元子……。


元子に気に入られる


すみ江が手に入れてくれた「寄付金枠紹介リスト」と黒革の手帖で、梅村(=2億)を手に入れた元子は上機嫌。

その後も、橋田の情報(「梅村」は橋田の所有権になり、登記の書き換えも済んだ)を報告してくれるすみ江に、また札束を渡す元子。


「そんな!私はママの役に立ちたいだけなのに……!」

「持ってても邪魔にはならない。」


その上、元子は新しい店(ルダン)がオープンしたらすみ江を最高の待遇で迎えたいと申し出ます。

すみ江はすっかり元子のお気に入りになり、信用も得た模様です。


すみ江のあやしい動き……まさか?


そんな「ママ(元子)大好き。何でもする。」なすみ江が、不穏な動きを見せ始めます。

橋田から梅村を奪い取った元子は、「もう橋田に会わなくても大丈夫よ。」とすみ江に言ってやるのですが


元子が不動産屋に梅村の売買をたのみに行った帰り道に

タクシーにイチャイチャしながら、乗り込むすみ江と橋田を目撃してしまう!

ひえ~Σ(・ω・ノ)ノ!もう会わなくてもいいのに何故会ってるの?!


そしてとうとうすみ江の携帯が圏外でつながらなくなり、すみ江は店に来なくなりました……。

もうこれは完全に裏切ったとしか考えられませんよね~(;・∀・)


いつ裏切ったの?

そして何故?

原作『黒革の手帖』からすみ江の今後のネタバレ

それでは『黒革の手帖』6話のすみ江のストーリーを、原作からネタバレ予想しますね。

まさかの裏切り!

その後、元子は橋田ともすみ江とも連絡がつかなくなってしまいます。

やっと連絡のついた橋田は驚くべき発言をします。

梅村の土地の所有権は梅村キミ。


「そんなはずはない、自分は登記所に行って確かに所有権が橋田に移ったのを確認した。」と叫ぶ元子ですが

「土地の登記には『当事者の錯誤による抹消』という制度があって、土地の移転登記は両者(梅村キミと橋田)の勘違いだったから元に戻した」と言うのです。


元子は信じられず、すぐに登記簿を確認しに行きましたが、確かに橋田から梅村キミに戻された記述がありました。

2億が消えてなくなりました……。


「裏切り」はいつから?


錯誤による登記抹消が出来たということは、梅村の所有者である梅宮キミの協力なくしては絶対に出来ません。

よって、梅宮キミも橋田とグル。

でも何のために?


そしてタクシーの中で元子はある考えに行きつきました。

元々梅村の常連であった橋田とすみ江はそもそも愛人関係だったのではないか。


ということは

すみ江がカルネに雇って欲しいと言ってきた時から、全ては始まっていたのではないか。

首謀者は橋田で、すみ江と共犯。

ここまで考えて元子は吐き気がしてタクシーを降ります。



以上が、原作のすみ江のネタバレからの予想です。

すみ江の演技にまんまと騙された元子は、真っ逆さまに転落していきます。

利用したはずが、利用された。

最悪の結末です。

原作ではここから文字通りの破滅に向かっていきますが、ドラマでは違う結末かもしれません。

まとめ

「すみ江の裏切り」についてまとめてみましたが、なかなか衝撃的でした。

大人しい雰囲気なのにしたたかな性格のすみ江は、元子や波子以上の悪女感があるように思います。

ヒロイン・元子はこの「すみ江の裏切り」から大逆転劇を見せてくれるのでしょうか?


次週6話の予告テロップは「女は女を許さない」

すみ江だけでなく、波子(仲里依紗)や市子(高畑淳子)、京子(江口のりこ)も元子を襲う模様!

今まで順風満帆だった元子の人生にはじめて暗雲が立ち込めます。

恐怖の『黒革の手帖』6話になりそうですが、すごく面白い回になりそうな予感がします。