2017年10月15日(日)よる10:30~ドラマ『今からあなたを脅迫します』がスタートします。(初回15分拡大)
ディーン・フジオカさん演じる脅迫屋と、武井咲さん演じる善人過ぎるお嬢様の凸凹コンビが様々な事件に巻き込まれていくポップなクライム・ストーリーということで、とても面白そうなドラマです!
この記事では『今からあなたを脅迫します』の原作のネタバレと感想をまとめています。
ドラマのあらすじのネタバレになりますので、知りたくないひとは閲覧注意の内容です。
もくじ
『今からあなたを脅迫します』の原作とは?
【ドラマ化記念特製フル帯!】『今からあなたを脅迫します』1・2巻がドラマverに衣装替え!昨日から店頭に並び始めています。2巻目はディーンさん、武井さんが原作小説のために撮りおろしてくれました。20日頃発売の最新刊ではどんなお二人が登場するのか…どうかお楽しみに!#今キョー pic.twitter.com/gR8ja3eHYi
— 河北壮平@講談社ノベルス&タイガ (@so__hei) 2017年10月5日
ドラマ『今からあなたを脅迫します』の原作は、藤石波矢氏の同名小説(講談社タイガ)です。
1巻の『今からあなたを脅迫します』と、2巻の『今からあなたを脅迫します 透明な殺人者』の2冊が発売中ですが、この記事では1巻『今からあなたを脅迫します』のネタバレ記事だけをまとめています。(最新刊『今からあなたを脅迫します 白と黒の交差点』が2017年10月発売決定しております!)
原作者・藤石波矢のプロフィール
1988年栃木県生まれ。
『初恋は坂道の先へ』で第1回ダ・ヴィンチ「本の物語」大賞を受賞し、デビュー。
『今からあなたを脅迫します』は初のドラマ化作品になる。
ほかの著作に、『昨日の君は、僕だけの君だった』(幻冬舎)、『救ってみろと放課後は言う』(KADOKAWA)がある。
『初恋は坂道の先へ』で第1回ダ・ヴィンチ「本の物語」大賞を受賞し、デビュー。
『今からあなたを脅迫します』は初のドラマ化作品になる。
ほかの著作に、『昨日の君は、僕だけの君だった』(幻冬舎)、『救ってみろと放課後は言う』(KADOKAWA)がある。
講談社タイガの作品が実写化されるのは初めてということで、藤石波矢さんは大変光栄に思ったとコメントされています。
また、ドラマでは原作のイメージより少し大人な千川と澪が描かれるとおっしゃっています。
『今からあなたを脅迫します』は、pixivコミックにコミカライズも連載中なので、漫画が好きな方にはオススメです(⌒∇⌒)
→pixivコミック:今からあなたを脅迫します 原作/藤石波矢 まんが/奈院ゆりえ
原作『今からあなたを脅迫します』登場人物紹介
あらすじのネタバレの前に、原作『今からあなたを脅迫します』の登場人物について紹介します。金坂澪(ドラマのキャスト:武井咲)
原作『今からあなたを脅迫します』のヒロイン。(小説は、澪中心に描かれています。)
極端にお人好しな女子大生。
一人暮らしだが、どうやらストーカーに付きまとわれている気配がある。
両親を早くに亡くしてからは、叔母の美沙に育てられた。
祖父が金持ちで仕送りもあるが、それには手をつけずに地味に生活。(祖父とは連絡も取っていない)
千川完二(ドラマのキャスト:ディーン・フジオカ)
脅迫屋。
仕事は一流で、冷静沈着。
目が細くて鼻は高く、襟足程度の長さのゆるくパーマのかかったヘアスタイル。
なで肩で、一見して優男というイメージ。
アニマル柄のTシャツ(しかもリアルな熊)を着たり、ダジャレを言うダメ男の一面も。
ある意図があって危険な事件に、澪を巻き込む。
「どうして脅迫屋なんてしてるんですか」と澪に聞かれて一瞬、痛みが走ったような顔をしたことがあり、余程の過去があると推測されるが、普段は深刻な場面でもライトな話し方をする。
栃乙女 とちおとめ(ドラマのキャスト:島崎遥香)
凄腕ハッカーで、千川の仲間。
ハイブリーチの派手な金髪、ヒョウ柄のカットソーにフリフリのキュロット。
反自然的なメイク、カラコンと付けまつげ装着。
つまりどこからどう見てもギャル。
昔、付き合っていた彼氏に「お前は馬鹿でなんも取り柄ない」て言われて猛勉強してハッカーになった過去を持つ。
派手なネイルでも神速でキーボードを叩けるように猛特訓した(笑)
澪からは「ネイルかハッキング、どっちかやめたらいいのに。」と言われてしまうが……。
部屋には色とりどりのクッションとお菓子が散乱している。
澪のことを「澪っち」と呼ぶ。
甘いものに目がなく、ロールケーキなどの差し入れをしてくれる澪に協力的(笑)
一見おバカキャラだが、人を見る目はある。
目黒(ドラマのキャスト:三宅弘城)
寡黙な空き巣で、千川の仲間。
ズボンもジャケットも黒で統一していて栃乙女のピンクとは対比的なファッション。
管理人(ドラマのキャスト:?)
白髪のもみあげも相まって羊みたいな印象ののんびりしたおじさん。
澪を気使ってくれて、ぬいぐるみやお守りをくれるのだがその正体は意外で……。
美沙おばさん(ドラマのキャスト:?)
両親を早くに亡くした澪の、育ての親。
いつでも自由人という言葉が似合う。
翻訳家をしていたかと思えば、バイヤーになったりアルバイトの塾講師になったり、仕事を転々としている。
轟雄之介(ドラマのキャスト:近藤正臣)
澪の祖父。
澪が幼少の頃は優しい祖父だったはずだが……?
原作『今からあなたを脅迫します』あらすじのネタバレ
では原作『今からあなたを脅迫します』あらすじのネタバレを書いていきます。第1章 脅迫が届く夜
脅迫屋・千川完二登場!
女子大生・金坂澪のマンションに、ある日「見知らぬ男・佐藤が助けを求める動画」が送られてきて、澪はびっくり仰天。
佐藤は、「振り込め詐欺」を働いたことで脅迫屋・千川に脅されていて、騙し取った金を渡さないと殺されてしまうと言う。
そして澪は、佐藤の振り込め詐欺の相棒で彼女のナオコと思われているらしい……。
つまりプロの脅迫屋であるにもかかわらず、千川は脅迫相手を間違えたのでした(マヌケ)
澪が現在のマンションに引っ越してきたのは1か月前で、ナオコはその前に住んでいた住人だったとのこと。
澪は全く無関係であるにもかかわらず3千万円を支払うと宣言、千川は呆れ果てます。
そしていきなり澪の大学に千川が現れて、2人は運命的(?)な出会いをします。
巻き込まれる澪
千川は見知らぬ人間に大金を払うと言う澪に、「脅迫しているこっちが引くぐらい怪しい」「偽善者」と罵ってきます。
澪は初めて会う人種・脅迫屋にビビりながらも「危ない目に遭ってるひとが目の前にいるのを知ってしまったら、見過ごしても見過ごさなくても後悔する。だからせめて胸をはって後悔したい。」と言います。
千川は不思議なものを見るような目つき(こいつ馬鹿か?的な視線)で澪を眺めてから「ナオコは何者かに殺されて、佐藤は解放したから安心しろ。」と去っていきます。(解放した理由はもうナオミから金が取れないから)
ところが、なんと佐藤が澪のマンションを単独で訪ねてきて、澪は見事に事件に巻き込まれてしまいます。
正義感あふれる澪は、ナオコの復讐(ナオコは借金のせいで、たちの悪い男たちに色々悪事をさせられていた)をしたいという佐藤を見過ごせずに、無謀にも、脅迫屋・千川の携帯に電話をかけて佐藤の住所を聞き出そうとします。
佐藤に会いに行って、復讐を止めるためです。
千川は呆れながらも、今度は澪の命を盾にして佐藤を脅迫すると言い出しますが……。
澪は千川と一緒に振り込め詐欺集団に拉致されたり本当に危ない目にあいます。
振り込め詐欺集団の中の「黒子」にもう少しで殺されそうにも(>_<)
最後には目黒(千川の仲間で空き巣)が助けてくれます。
事件の結末
結局、被害者を装っていた佐藤こそがナオコを殺した真犯人であることが最後に判明。
しかも佐藤は、澪が金持ちで困ったひとには金を払う人物と知って、逃走資金を奪おうと企んでいたのでした。
千川は「振り込め詐欺集団に引き渡されて半殺しか、自首か選べ」と言いますが、その時、澪がとんでもない行動に!
佐藤の鼻先に包丁を突き付け、「自首しなければ刺します。」と脅したのです(;゚Д゚)
佐藤は無事に自首しましたが、千川からは「(佐藤が否定してたら)本当に刺してた感じ?」とからかわれる澪(笑)
佐藤が自首を選ぶことは明白でしたが、澪はどうしても自分の手で言わせたかったのです。
その理由は後に明らかになります。
第2章 彼女に希望の歌声を
第二の事件
「金坂澪、今から君を脅迫する。俺を手伝わなければ写真(佐藤に包丁を突き付けた時の)をばらまく。」
いきなり澪の大学にやってきた千川は、さらっと澪を脅迫してきました。
澪は不本意ながらも脅迫屋の仕事を手伝わされることになります(;^_^A
今回のターゲットは、茂木琢磨、芸能人のゴシップ週刊誌の編集長。
依頼人は、笠谷佐和子(かさや さわこ)といって、自殺した歌手・立花絵瑠の友人でした。
絵瑠は、両親を亡くした笠谷の妹・美幸の心にも響く歌を歌う素晴らしい歌手でした。
ところが、そんな日々は長くは続きませんでした。
赤坂で起きた自爆テロ(怪我人数十名で死亡者も出た)の際に、立花絵瑠の新曲「夏の爆弾」は自粛の措置が取られたのですが、絵瑠がそれに対して不服を訴えたのが後のバッシングを産む大きな要因となりました。
その後も絵瑠は思ったことははっきり口に出して発言していきました。
すると「偽善の歌姫」と呼ばれるようになり、最後には「盗作疑惑」まで浮上、絵瑠は引きこもった末にベランダから飛び降り自殺。
笠谷は「絵瑠は自殺じゃない。殺されたんです。」
笠谷の話は以下です。
絵瑠の「盗作疑惑」は、事務所の社長・土浦君枝によって仕組まれたものだった。
絵瑠の発言は留まることを知らず、違法薬物に手を出している同事務所のタレントを社長である土浦に報告、自首させようとした。
それを隠蔽したい土浦(土浦自身が、暴力団・不破組と癒着して薬物を入手していたのです。)は週刊誌記者・茂木に「盗作疑惑」の記事を書かせて、絵瑠を精神的に追い詰めて、自殺に見せかけて殺した。
千川は「土浦を告発する記事を書かなければ、この会話(土浦と茂木の悪事の密談を録音したもの)を公開する。」と脅迫、茂木は渋々応じます。
立花絵瑠の事件の真相とは?
依頼人の笠谷に、脅迫が成功したことを報告に行く千川ですが、同行する澪の顔は曇っていました。
澪は笠谷に言います。
「立花絵瑠の歌を作っていたのは、笠谷さんだったんですね。」
盗作疑惑の真相とは、笠谷というゴーストライターの存在だったのです。
なぜ笠谷の創作メモ(歌詞を書いた紙)が土浦の手に渡ったのかというと、土浦の手先の社員にまんまと騙されてしまったからでした。
土浦から茂木へ渡った創作メモは盗作の証拠として公開されたのでした……。
「私が絵瑠を追い詰めた。」と泣く笠谷。
そう……絵瑠は殺されたのではなく、本当に自殺だったのです。
でも自分のミスのせいで絵瑠を死なせたことに耐えきれなかった笠谷は、なんとか盗作疑惑を晴らしたかったのです。
そんな笠谷を澪は励まします。
「立花絵瑠ではなく、笠谷さんの思い(=歌詞)が妹の美幸さんを支えているのではないでしょうか。」
笠谷は自殺しようと思っていましたが、澪のカウンセリング?のおかげで思いとどまります。
千川が澪を巻き込んだ理由は、これだっだようで……。
脅迫屋は、脅迫することだけが仕事で「人を殺す」とか「自殺する」とかは出来れば避けたいのです。
第3章 カーネーションが好きなこと
金坂澪の悲しすぎる過去とは?
澪には、悲しすぎる過去がありました。
父・轟遥平(とどろき ようへい)と母・轟七海(とどろき ななみ)は、澪がまだ6歳の時に事故死しました。
車で走行中、飲酒運転のワゴン車に追突されて死んだのです。
その凄惨さは、跳ね飛ばされた車体がガードレールに激しくめりこんでしまったほど(>_<)
その場で運転手は逮捕され、過失運転致死の罪で懲役刑になりましたが、当時はまだ厳罰化されていなかったから、数年で出所して社会復帰しているはず。
しかし遺族である澪への謝罪は一度もなかったのでした(>_<)
母の教え子が殺人未遂?
澪は両親の墓参りの時に、偶然、昔の母の教え子・國枝友基(くにえだ ゆうき)に出会います。
澪の母は生前は児童福祉施設で働いていて、國枝は大変可愛がってもらったそう。
國枝は「事故の犯人を絶対に許せない」と澪に言います。
國枝は数日後に、澪の両親を死に至らしめた暴走車の助手席に乗っていた男・添島邦明(そえじま くにあき)を襲います。
澪のもとに刑事の早坂というひとが来て、事情を聞きにきました。
國枝は逃走する際に「次は殺すぞ」と言ったらしく、殺意があったことは間違いありません。
澪はロールケーキで栃乙女を懐柔して、千川と連絡を取ります(笑)
そして「國枝さんが添島を殺すのを止めたい!」と訴えます。
千川は「添島は助手席に乗っていて運転手が飲酒していたとは知らなったと言っているそうだけど、君はシロじゃなかったと疑っている……いや、確信してるんじゃないの?」と聞いてきます。
澪は「添島さんがたとえ善人ではなかったとしても、襲われてもいい理由にはなりません。」と優等生の答え。
添島は、彼の性格を知る知り合いによると、運転手を煽って暴走を楽しんだ可能性もある、とまで言われているのに……。
千川は「偽善はけっこうだけど、人の憎み方を忘れるのは不健康だよ。」と。
澪はなぜ偽善者なのか?
調べてみると、添島の家はかなりの資産家で、多少の悪事はいわゆる「掃除屋」にもみ消させていたらしい。
しかも添島は最近もひき逃げ事件を起こしてやはり隠蔽したとのこと、本物の悪人でした(>_<)
このことを知ったから、國枝は殺そうと決めたのでしょう。
千川が添島に罪を認めるように脅迫メールを送る一方、澪は添島に直接会います。
そして自分が事故の被害者の遺族であることを告げますが、添島は反省がないどころか澪が逆恨みしているとまで言ってきます。
さらに「自首してください」と頭を下げる澪に対して、「親のところに行きたいのか」と脅してくる始末。
國枝が添島を襲おうとしているのを目前にして止めようとしない澪。
正確には、國枝に添島を殺して欲しいとまで思ったのでした。
目黒が國枝を止めて、千川が添島を車に乗せて麻酔薬を打って確保してしまいます。(澪も車に乗ります。)
目黒はそのまま逃げる國枝を追いかける。
澪は、自分に殺意と復讐心が存在したことを認めて泣いてしまう……。
本当はずっと添島への憎しみがくすぶっていたのが事実。
それでも憎みたくなかったのは、母の遺言が原因でした。
「澪、いい?パパはもしかしたらパパとママに怪我させた人たちのこと怒るかもしれない。
澪は怒らないでいいの。パパは世界一優しい、澪も、優しい子、私のせいで、変わらないで。」
父は普段から母を優しいと言っていて、母も遺言で父を優しいと言い残しました。
澪は2人の優しさを一手に引き受けるしかなかったのでした(>_<)
2人の優しさを無下にすることは、幼い澪には出来なかったのです……。
千川は「願いというより呪いだな」と言い方はきついですが、澪を解き放とうとしているよう。
その後、親友のぱるこにも「いいんだよ、怒りたい時は怒っても。」と言われてだんだん自由になっていく澪。
無力なのはもう嫌だ!
自分の中の黒い感情と向き合った澪は、「じゃあ、自分は何がしたいか?」を真剣に考えます。
もう両親が死んだ時みたいに、何も出来なくて無力なのは嫌だ……。
理不尽な目に遭う被害者を助けることこそ私の使命だ。
両親の事故死とは関係なく、添島の悪事が許せない。
添島を脅迫?
車の中で添島に麻酔薬を打って眠らせた千川は「添島を監禁して脅迫する」(依頼主は添島がひき逃げした被害者)と言っていましたが、それは嘘でした。
千川は、目黒が確保した國枝を餌に「ある男」を呼び出しました。
「ある男」とは……「本当の脅迫相手」とは、澪に國枝の事件について事情徴収に来た刑事の早坂克己(はやさか かつき)でした。
早坂が刑事になって初めての大きな事件が、澪の両親の死亡事故。
加害者の運転手は頭を抱えていたが、隣であくびをした添島のことがどうしても許せなかった。
結局添島は、送検どころか逮捕さえされなかった。
そして澪の母の墓参りで偶然知り合った國枝に、最近添島がまたひき逃げ事故を起こしたことを報告、2人で復讐しようと意気投合したという。
そんな早坂のことを鼻で笑う千川。
「あんた、どの程度本気だったんだよ?あくまで実行犯は國枝にさせて、失敗したら自分は逃げ延びるつもりだったんじゃないの?」
「さあ、殺せよ。」と手足を拘束されて動けない状態の添島を早坂の前に差し出しますが、早坂は動けません。
そんな安っぽい正義感の早坂に失望した國枝が、鉄パイプを持って立ち上がります。
「俺はそいつとは違う!人生捨てる覚悟でやってるんだ!」
國枝は最近派遣切りで仕事も失って、もうどうなってもいい覚悟の様子。
千川は澪を指さします。
「止めはしないけど、誰より復讐の権利がある遺族(=金坂澪)が悩みながら正しさを貫いている。
その目の前で、赤の他人のお前が勝手に破滅していいのか?」
それでもなおも添島に殴りかかろうとする國枝の前に、今度は澪が立ちはだかります。
「どくわけにはいきません、母が望みませんから。」
「添島さんのことは許せないけれど、添島さんを必要とするひとがいるかもしれないから。」
「母がオレンジのカーネーションが好きなことを私は知りませんでした。私は國枝さんに私の知らないお母さんの姿を教えて欲しい!私には國枝さんが必要なんです!」
必死の澪の叫びが届いたのか、國枝はからんという音とともに鉄パイプから手を離して、走り去っていきました。
千川の不穏な動き
千川は「雑魚に用はない」と添島を解放、澪の「自首してください。」の声は届きませんでした。
そして千川は今回のターゲット・早坂を「川崎の情報が欲しいんだ。でなけれがお前の罪を告発する」と脅迫。
情報をゲットしたようですが、「川崎の情報」って何でしょう(・・?
澪は結果的に國枝を止めてくれた千川に感謝しますが、千川は「俺がいなくても君は國枝を止めてたよ、君にはそういう無駄なパワーがある。」と足元の砂利を蹴ります。
言い方は失礼ですが、「澪の無駄なパワー」を認めているようにも聞こえますね。
→『今からあなたを脅迫します』あらすじのネタバレと感想【後編】に続く