ラブリラン 鷲沢亮介【大谷亮平】原作ネタバレ!さやかに隠し事をしている?

『ラブリラン』は、3ヵ月の記憶を失ったさやか(中村アン)が鷺沢亮介(大谷亮平)、町田翔平(古川雄輝)の2人の男性の間で揺れ動くラブストーリー。

ドSツンデレな町田とは違って、さやかの15年来の想い人・鷺沢亮介(さぎさわ・りょうすけ)は穏やかで優しいジェントルマン。


ところが原作漫画によると、亮介が「さやかが記憶を失っている間に、さやかとの間にあった“ある出来事”」を隠しているようなのです!

当記事では『ラブリラン』鷺沢がさやかに隠している“ある出来事”について、原作漫画からネタバレしてまとめました。



原作『ラブリラン』鷺沢亮介とは?



原作『ラブリラン』の鷺沢亮介は、さやかの大学時代のゼミ仲間。

現在はWebデザイン会社で働いていて、さやかの10年来の想い人。


ドラマではデザイナーで、さやかの幼なじみで、15年来の想い人という設定なので、原作とはちょっと違いますね。

おそらく亮介を演じる大谷亮平さんの実年齢に合わせて設定を変えたのでしょうね。

原作『ラブリラン』鷺沢亮介ネタバレ



原作ではさやかが記憶喪失になる前日に、亮介はさやかを映画祭に誘います。

さやかはいよいよ自分にもチャンスが巡ってきたのかもしれないと思って、緊張して眠れませんでした。

そして、目が覚めたらそこは町田くんの家で1ヵ月間(ドラマでは3ヵ月間)の記憶を失っていたのです。


亮介から連絡が来ない?


記憶を失ったさやかは亮介にメールや電話をしますが、全然返事がありません。

さやかは「1か月前のデートでわたしなにか嫌われるようなことした?」と不安に。


やっと亮介からメールが届き、さやかは飲みに誘われます。

ところがやっぱりなんだか気まずい雰囲気。


さやかはがんばって話題を探し、なんとか盛り上げます。

亮介は「よかった。さやかとこうやって話せて」とほっとした表情。


そしてさやかは勇気をもって告白。

「わたし、鷺沢くんのことずっと好きで……」


すると亮介は「ありがとう……2度も告白してくれて」と答えます。

そう、なんとさやかは1か月前のデートでも亮介に告白していて、その時亮介は「さやかは、ずっと大切な友達だと思ってた」と断ったのでした。


今日亮介がさやかを誘ったのは、このまま気まずくなりたくなかったのが理由。

さやかは「とっくにフラれてたとは!」とびっくりしますが、あわてて帰ってきました。


亮介が返事を訂正?


さやかの告白を断った亮介ですが、さやかが忘れたハンカチを届けてくれて、「……今さらかもしれないけど、こないだの告白の返事訂正してもいいかな?」と言ってきます。

そしてなんとなんと~!!!

「付き合おうか。俺たち」


さやかと亮介はカフェに移動して、話の続きをします。

亮介はさやかから2度目の告白をされた時もまだ元カノ(ドラマでは片瀬那奈さんの役)とゴタゴタしていて、断ったのだそう。

……こんなの都合良すぎかもしんないけど

サヤカかわいいし話も合うし やっぱり付き合えたらって

引用元:『ラブリラン』1巻・鷺沢亮介のセリフより


10年来の念願が叶ったさやかは「今すぐ亮平と付き合いたい、彼氏彼女になりたい」と思いますが、現在の自分は元カレ・町田(古川雄輝)と同居中。

やっぱり引っ越してからがいいと思い、「ちょっとだけ……1週間ほど返事待ってもらっていいかな」と返事します。


さやかはマンションに帰って町田に亮介との一件を報告しますが、「ふーん、よかったじゃん。オメデトウ」と町田。

さやかは「本当にありがとう」と感謝しますが、「別に背中なんか押してねーだろ」と相変わらずクールな町田。

そして「別に……もう、思い出さなくていいんじゃねーの。鷺沢さんと付き合うんだし」と言ってきます。


やっぱり思い出したい


さやかは2度もフラれた亮介と付き合えることになるなんて夢のようだと思いますが、1ヶ月前に自分がどんな告白をしたのか気になります。

さやかはやっぱり全て思い出して、完璧な自分で亮介と付き合いたいと思うのでした。


亮介に告白した日のことを思い出した!


とうとう、さやかは亮介に告白した日のことを思い出しました。

あの日映画を見終わったさやかと亮介は、感想を言い合って話は尽きませんでした。


そして亮介が言った映画のセリフを告白と勘違いしたさやかは「わたしもっ わたしも鷺沢くんのことがずっと好きで……」と告白。

亮介は「なに言ってんだよ、さやか。これあのシーンの台詞だろ?」と慌てふためき、「……ごめん、さやかは大切な友達だから……」と断ったのでした。


これには実は続きがあります。

亮介にフラれたさやかは、帰り道に町田にばったり出くわします。

さやかは以前町田から「カッコつけてないで恋愛したらいいんじゃないですかね」と言われたことを思い出してムカムカ。

別にカッコつけてたわけじゃないし

大学から10年ずっと好きな人いたし

彼女いたから何もできなかったけど友達としていい関係続けてきたつもりだし

ただぜんぜん女として見られてなかっただけでっ

引用元:『ラブリラン』1巻・さやかのセリフより



町田はさやかが女として努力をしていないことを指摘。

さやかの眼鏡をはずして「まずは見た目じゃねーの」と言います。。

そして「ぶっ!すごい顔ですよ。どんだけ泣いたんですか」と吹き出しました。


ホテルでの上半身裸の男性の映像は?


さやかは時折、ホテルで上半身裸の男性の映像がフラッシュバックするように。

一体この人物は誰なのでしょうか?


このあと、さやかにまさかのセフレ・伊賀(ドラマでは市川知宏さん演じる藤崎隼人)が現れたので、伊賀がフラッシュバックの男性かと思われる事態が発生。


しかし伊賀は町田の元カノ・キョーコ(ドラマでは大政絢さんの役どころ)の幼なじみで、キョーコに幸せになってもらうためにさやかを陥れようと嘘をついただけでした(キョーコはまだ町田に未練あり)。


町田が気になるさやか


さやかは伊賀に襲われそうになったところを助けてもらって以来、町田が気になって仕方がありません。

そんなある日さやかはゼミの飲み会の帰りに、亮介から「帰りにおれんち寄ってく?泊まってってもいいし」と誘われます。


さやかは「どうしよう……2次会のあと寄ったら絶対終電ない」と動揺。

この10年夢にまで見た状況なのに、迷いが出てしまいます。


亮介は「後ろ見たらいないからびっくりした」と言ってさやかの手を繋ぎましたが、さやかは何故か町田のことばかり思い出します。

そこへ町田が「南さん、携帯出てくださいよ」と登場。

さやかは携帯を鞄に入れたままにしていて、会社からのトラブル呼び出しの電話に気が付かなかったのです。


さやかは町田を好きだという気持ちを認識して、とうとう町田に愛の告白。

すると、町田は同居の終わりを告げるのでした。

さやかは、自分と町田はとっくに破局していたことを思い知らされます。


亮介との間に何があったのか?


その後、さやかは亮介に「他に好きなひとがいる」と言おうとしますが、気まずくて言い出せません。

そしてさやかはフラッシュバックの上半身裸の男性が亮介であることを思い出しました。

一体1か月前の映画祭のあと、何があったのか……?


さやかは亮介から話を聞くことにしました。


実はさやかと亮介は、映画祭のあとの7月頃に会っていました。

亮介は公募コンペのプロトタイプ作りに追われていて、さやかの持っているパンフレットを貸して欲しかったから。


その日はさやかは同棲していた町田と破局した日で、大きな荷物を持っていてビジネスホテルに宿泊予定でした。

亮介は「さやかも考えるの手伝ってよ」と手を引きました。


亮介とさやかはカフェの閉店時間まで作業を行いましたが、まだ時間が足りません。

亮介が「さやかのビジネスホテルで続きをさせてもらえないかな」と提案、さやかはOKして深夜まで作業を続行。


作業が終わってさやかが町田とダメになったことを話すと、亮介は「さやかは変わったよ、魅力的になった」とさやかを押し倒したのです。

さやかはそれ以上話を聞くことが出来ず、「鷺沢くんとヤッた……?」と頭が真っ白に。


亮介の話はまだ続きます。

ホテルに行ったときに亮介はまだ元カノと続いていて、友達のさやかに手を出したことを後悔。

その後てっきりもうさやかには呆れられてると思っていましたが、記憶をなくしたさやかが2度目の告白をしてくれて嬉しくなります。


それから亮介はさやかのことが気になって、さやかと付き合いたいと思って元カノと別れたのです。

亮介は「もしあの日のことを思い出せなくても今から改めて始めていきたい」とさやかを抱きしめます。


亮介とは付き合えない


さやかは亮介に「付き合えない」と断りました。

「やっぱり元カレが好き?」と聞く亮介に「町田くんのことは忘れて前に進む」とさやか。


亮介は「納得できないな。元カレを好きじゃないなら忘れるならおれでいいじゃん」とさやかを押し倒しました。

さやかは亮介を突き飛ばしました。


この感じ……、そう、あの夜と同じ。


ホテルでの真相


さやかは完全に記憶を取り戻しました。

あの夜もさやかは亮介に押し倒されましたが、やっぱり突き飛ばして何もなかったのです。


「おれズルいからさやかが誤解してるのそのままにしてたけど、それでもやっぱり同じ台詞言われるんだな」と亮介。

「こんなとこで迷ってないでさっさと行けば」とさやかの背中を押します。


実は亮介はさやかに記憶を取り戻して欲しくて、わざと押し倒したのでした。

さやかは町田の元に走っていきました。

(終)

まとめ

『ラブリラン』鷺沢とさやかの原作ネタバレをまとめました。

ドラマではまた違った展開かもしれません。