ドラマ「民衆の敵」河原田晶子役は余貴美子!演技派女優…なのか?

2017年秋フジテレビドラマ「民衆の敵〜世の中、おかしくないですか!?〜」の河原田晶子役として出演するのは余貴美子(よきみこ)です。

余貴美子はベテラン演技派女優とも言って良いでしょう、1980年代からドラマや映画で活躍し続けています。

当ページでは河原田晶子役の余貴美子について、また演技や河原田晶子の役柄についてまとめます。



ドラマ「民衆の敵」河原田晶子役は余貴美子


余貴美子は台湾人の父親と日本人の母親の間に生まれたハーフの女優。

現在は61歳になりますが、そこはやはり女優さんです、お若い。

「あまりきみこ」と誤った呼び方で覚えられることも多い方ですが、読みは「よきみこ」です。

今は亡くなってしまった女優・范文雀(「サインはV」などで活躍)の従姉にあたり、余貴美子は女優として范文雀に大きく影響を受けているようです。


余貴美子の代表作は映画「学校III」「おくりびと」「ディア・ドクター」や、ドラマ「ちゅらさん」「Dr.倫太郎」などなど多数。

2008〜2009年度は2年連続で日本アカデミー賞最優秀助演女優賞を受賞しており、2年連続の受賞者は6人目の快挙でありました。(2008年は「おくりびと」、2009年は「ディア・ドクター」にて)

演技の幅も広く、明るいキャラクターから少し暗いキャラクター、教師や母親の役も多く、どんな作品でも安定した演技を見せてくれます。


2016年の映画「シン・ゴジラ」は個人的には特に印象的で、防衛大臣の花森麗子を演じました。

「ゴジラを武力行使で早くボッコボコにしようぜ!」というイケイケな防衛大臣(というよりは、慎重派が多い中で判断が早かった人)で、総理大臣に武力行使の指示を仰ぎ、自衛隊に指示を出す役割を果たしていたのが印象的です。


そんな余貴美子ですが、今回は2017年フジテレビ月9ドラマ「民衆の敵」の河原田晶子役を演じることとなりました。

どんな役柄なのかは後ほど。

余貴美子は演技派ではない?

余貴美子は多くの人が「演技派女優だ!」と認める実力の持ち主で、今までの経験や実績からもそれは明らかです。

筆者としても、「安定感のある名バイプレイヤー」というイメージで、どんな役をやらせても違和感を見せない演技が特徴で、脇役に徹したときには一言では言い表せれない素晴らしさがあります。

ドラマ「はじめまして、愛しています。」では児童相談所で働く職員の役を演じているのですが、表面上見せない感情を何か持っているのではないかと思わせる演技力、さすがだと感じました。


しかし、余貴美子本人は自分のことを演技派だと思っていない…というエピソードがあります。

かなりの酒豪で「二日酔いの感覚が分らない」というほど強い。打ち上げで「美人演技派女優」と自身を紹介された際には「いえ、私は美人演技派女優ではなく美人女優です」とサラっと言い爆笑を誘うなど、明るくさばさばした性格で姉御的存在である。

引用元: Wikipedia


まぁ、演技派と紹介されている時点でやはり周りから見れば演技力が卓越しているということは明らかなのですが(笑)

ただ、お酒の場でここまでサラリと言ってしまうあたり、自身の演技に驕りがないことがわかります。

もちろん、長く続けていらっしゃる女優さんですし、実力もありますからこだわりはあるものと伺えますが、憎めないキャラクターですよね。


ドラマ「民衆の敵」河原田晶子の役柄

ドラマ「民衆の敵」にて余貴美子は河原田晶子を演じます。


河原田晶子は圧倒的人気で当選した市長で、クリーンなイメージながら討論のうまさがアメリカ仕込みでピカイチ。

その卓越した能力から女性からの多くの支持を受け、市議会の頭領・犬崎(古田新太)とぶつかり戦っていく…あらゆる利権の撲滅を試みる市長です。


犬崎は恐らく何かしら大きな闇を抱える主人公の敵役。

篠原涼子演じる佐藤智子にとって敵なのか味方なのか?

そして、余貴美子は市長・河原田晶子をどう演じていくのか?


演技派が揃う本気の月9ドラマ「民衆の敵」に期待がかかります。

まとめ

ドラマ「民衆の敵」河原田晶子役の余貴美子についてまとめました。

こうしてまとめてみると本当に演技派俳優が揃いに揃っています。

テーマとしてもモロに「政治」であり、ドラマ放送中にリアルの方で解散総選挙になる可能性も…キャスト以外でもいろんな意味で注目のドラマとなっています。

民衆の敵キャスト一覧!あらすじ・放送日・再放送情報まとめ

2017年8月27日