『元彼の遺言状』2話では、栄治(生田斗真)を殺した犯人が堂上圭(野間口徹)と判明。
もう麗子の推理が冴え過ぎて、冴え過ぎて……すんごいスピーディー!
どれぐらい早い展開かと言うと、原作小説の後半です(^_^;)
しかしまだ黒幕の存在は明らかになっていません。
当ページでは『元彼の遺言状』2話のあらすじネタバレと判明した事実・感想についてまとめています。
もくじ
『元彼の遺言状』2話のあらすじネタバレ
【1話をおさらい】
森川製薬の御曹司・栄治(生田斗真)が不審死を遂げた。
遺言の内容は「僕の遺産は僕を殺した犯人に相続させる」。
栄治の元カノで敏腕弁護士・剣持麗子(綾瀬はるか)は、篠田(大泉洋)を犯人に仕立てあげ、栄治の遺産をいただこうと画策する。
森川製薬の御曹司・栄治(生田斗真)が不審死を遂げた。
遺言の内容は「僕の遺産は僕を殺した犯人に相続させる」。
栄治の元カノで敏腕弁護士・剣持麗子(綾瀬はるか)は、篠田(大泉洋)を犯人に仕立てあげ、栄治の遺産をいただこうと画策する。
剣持麗子(綾瀬はるか)が犯人と交渉する
剣持麗子(綾瀬はるか)は森川家の一族と堂上圭(野間口徹)を居間に集めて
「私は犯人と交渉したい。私の目的は篠田を犯人にすること。森川家から犯人が出てしまうより篠田が犯人の方が都合がいい。ですよね?」
と笑顔で持ちかけた。
麗子はまだ篠田を犯人にすることをあきらめていない。
篠田は「栄治だけでなく村山先生も殺したことになっちゃうよ」と悲鳴を上げるが、麗子は「20年ぐらい耐えなさい・150億円よ」と非情な態度。
篠田は「栄治だけでなく村山先生も殺したことになっちゃうよ」と悲鳴を上げるが、麗子は「20年ぐらい耐えなさい・150億円よ」と非情な態度。
その後、麗子と篠田の元に交渉したいという人間が2人も出て来た。
1人は栄治の父で森川製薬の社長・森川金治(佐戸井けん太)。
この騒動を一刻も早く終わらせたいから、犯人は篠田でいいと言った。
そこへ割って入ったのが、栄治の兄・富治(生田斗真)。
富治は「僕が犯人でもいい。これであなた(金治)も会社もおしまいだ」と言い出した。
富治は森川製薬に恨みを持っている。
弁護士・村山権太(笹野高史)の金庫が見つかる
栄治の車がスクラップされそうになり、麗子と篠田が止める。
後ろのトランクルームには、盗まれた弁護士・村山権太(笹野高史)の金庫があった!
犯人は開かなかったから廃棄しようと考えたのだ。
麗子は村山の最後の言葉から、暗証番号が村山が崇拝していた女弁護士の弁護士番号だと見破る。
金庫が開いて、中から以下の3つが出てきた。
・栄治の遺言状
・元カノリスト
・DNA鑑定書
何かをひらめいた麗子は元カノリストとDNA鑑定書を持って、警察の車を盗んで森川家の別荘へ戻る。・元カノリスト
・DNA鑑定書
麗子が案じたのは、森川専務の娘・紗英(関水渚)の安否。
しかし紗英は無事で、屋外では堂上圭(野間口徹)と息子の亮が仲良くキャッチボールをしていた。
栄治の遺体の第一発見者は看護師・原口朝陽(森カンナ)だった
栄治の遺体の第一発見者は看護師・原口朝陽(森カンナ)だった。
原口は栄治の左腕に注射痕と、近くに新薬の入ったアンプルが転がっているのを見つける。
しかし原口が森川雪乃(笛木優子)に栄治の死と注射痕を報告に行くと、黙っているように言われた。
その日の朝に篠田が効いたバッカスの鳴き声は、雪乃に対してのものだったのだ。
栄治が新薬の副作用で死んだとなれば、拓未(要潤)が開発した新薬の認可は下りない。
そこで拓未の妻・雪乃は原口に新薬について黙っているように命じて、注射器を処分して、医師を買収して死亡診断書を改ざんさせたのだ。
雪乃と真梨子(萬田久子)は拓未こそ犯人と思ったから、かばったのだ。
真犯人はわざと新薬のアンプルを置き去りにした。
なぜなら、雪乃なら必ず隠蔽すると思ったから。
つまり真犯人は森川家の内情に精通している人物。
栄治を殺した犯人は堂上圭(野間口徹)
栄治を殺した犯人は堂上圭(野間口徹)だった。
あの日の朝雪乃が栄治の部屋に入る以前には、バッカスは吠えなかった。
つまり犯人はバッカスが吠えない人物=堂上圭。
堂上圭が村山弁護士を殺してまで隠したかった事実は、
・元カノリスト(元妻・真佐美が栄治の元カノであること)
・DNA鑑定書(亮と栄治の親子関係がほぼ100%だと証明されている。亮は栄治が堂上圭の元妻・真佐美と不倫してできた子供)
だった。・DNA鑑定書(亮と栄治の親子関係がほぼ100%だと証明されている。亮は栄治が堂上圭の元妻・真佐美と不倫してできた子供)
堂上圭が栄治を殺した理由は、(栄治の生前に)栄治の遺言を見てしまったから。
妻と子供を奪った栄治の堂上圭をあざわらうかのような遺言に、腹が立ち殺意を覚えたのだった。
殺害手段は、動物を安楽死させる薬。
堂上圭は元カノリストの内容を知る紗英(関水渚)も殺そうとしたが、
亮が「右手で投げられるようになったよ」と来たので、殺せなかった。
エピローグ
栄治は堂上亮が我が子だと知っていたが、それを公にするつもりはなかった。
なぜなら栄治自身がお金に苦しめられてきたから。
栄治の遺産は将来的に亮のものになる。
麗子は盗難と公務執行妨害で留置所に入れられた。
しかし富治が津々井君彦(浅野和之)を雇って、たった1日で麗子を釈放させた。
東京に戻った麗子は、栄治から相続した法律事務所で働き始める。
篠田は雑用係兼料理人として雇われた。
しかしこれで本当に良かったのか?
これが栄治の遺言状の遺志なのか?
『元彼の遺言状』2話で判明した事実・感想
『元彼の遺言状』2話で判明した事実・感想です。2話で早くも栄治を殺した犯人が判明!原作では後半の展開
2話で早くも、栄治を殺した犯人が堂上圭(野間口徹)と判明。(早すぎやしませんか?)
つまり堂上圭が「犯人」として栄治の遺産を相続し、栄治の実子である亮が遺留分を請求することで4分の1相続できるという結果に。
原作では栄治が堂上圭に元カノの真佐美と実子の亮に遺産を残したいと持ちかけて、殺されます。(栄治、これは殺されたいと言っているようなモンだぞ)
ドラマでは栄治が亮を実子と知っていたかどうかわかりませんが、亮が実子であることを世間に発表するつもりがなかった点について大人だなと思いました。
次回からは1話完結型のストーリーに?
SNSでは「次回からは1話完結型のストーリーになるのか」という声が挙がっています。
確かに3話は新川帆立先生の短編集『剣持麗子のワンナイト推理』のストーリーです。
しかし安心してください、3話ラストで紗英(関水渚)が麗子(綾瀬はるか)を訪ねてきますから!!!
きっと4話からは麗子は森川家に舞い戻りますよ。
原作では森川家は堂上圭を犯人とは認めない!
原作小説で森川家は、堂上圭が栄治を殺した「犯人」=新株主であることを認めない旨を発表します。
つまりまだ栄治を殺した犯人は不在のまま。(あくまでも栄治の莫大な遺産を相続する新株主という意味での「犯人」です)
すると……また麗子が篠田を「犯人」にできるチャンスが巡ってくるのでは?
遺留分は栄治の実子の亮が受け取るとして、残りの遺産は犯人不在で国庫へ行くのか、「犯人」=森川家が認めた犯人=新株主が受け取るのか?
まだまだ物語の結末から目が離せません!
原作の黒幕が誰なのかについてはこの記事をどうぞ
「篠田をたのむ」のメッセージの意味は?
1話からずうっと気になるのが、栄治から麗子への「篠田をたのむ」のメッセージ。
やはり栄治は麗子に奇妙な遺言状の謎を解いて欲しいと思っていて、麗子に何か任せたいのでは?
栄治は森川製薬の重圧に潰されそうになりつつもどうして逃げなかったのか?
栄治が死ぬ間際に書きかけた暗号は「いさんは」で終わっていました。
一体何を書こうとしていたのでしょうか?