「オクトー 〜感情捜査官 心野朱梨~」1話のあらすじネタバレと感想!15年前の事件の犯人は?

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「オクトー 〜感情捜査官 心野朱梨~」の心野朱梨(飯豊まりえ)は人の感情の色が見える警察官。

人の感情は『喜び・信頼・恐れ・驚き・悲しみ・嫌悪・怒り・期待』の8つに分類できて、感情は決して嘘を付かない。

1話では、18歳の少女が恋人と心中未事件を起こして、恋人だけが死亡。

そんな悲劇の中、彼女は「期待」の色を出します。

この記事では「オクトー 〜感情捜査官 心野朱梨~」1話のネタバレと感想についてまとめています。

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「オクトー 〜感情捜査官 心野朱梨~」15年前の警察官一家殺人事件の真犯人を考察!平安が黒幕で小野寺が真犯人?

2022年7月17日



「オクトー 〜感情捜査官 心野朱梨~」1話のあらすじネタバレ


「オクトー 〜感情捜査官 心野朱梨~」1話のあらすじネタバレです。

恋人と無理心中を図った(?)18歳の少女・宇野渕咲子(本田望結)



神奈川県警東神奈川署の刑事・心野朱梨(飯豊まりえ)は、15年前に両親を亡くしたあるショッキングな事件をきっかけに、目を合わせた相手の感情を色として見ることができるという能力を持っていた。

警察庁から東神奈川署に異動してきた風早涼(浅香航大)は、18歳の少女・宇野渕咲子(本田望結)を事情聴取する。

咲子は恋人の岩田川俊介(芝大輔)とホテルの非常階段から飛び降りた。

彼女は植え込みに落ちて木がクッションとなり一命を取りとめたものの、俊介は死亡した。


#数分後に死ぬカップル


問題なのは、咲子が飛び降りる寸前に俊介と撮っていた動画。

動画内で咲子と俊介は「これから死にます」と宣言しており、ハッシュタグは#数分後に死ぬカップル。

これは文字通り「恋人同士の心中事件」なのか、それとも「咲子による俊介殺人事件」なのか?

ちなみに拡散された動画は10万回以上も再生されている。


咲子の色はオレンジ(期待)


風早が咲子に話を聞いていると、朱梨がいきなり取調室に入ってきて「代わります」と言った。

朱梨は色とりどりのクレヨンとスケッチブックを広げて咲子を見つめる。


そして「岩田川俊介さんですが、先ほど搬送先の病院で亡くなりました」と咲子に告げる。

咲子は「え?」と表情を変えた。


咲子から変化を感じた朱梨は、オレンジ色のクレヨンをスケッチブックに塗っていく。

朱梨:「あなたたちはなぜこんな動画を残したのですか。なぜ一緒に死のうと思ったのですか」

咲子:「仕方なかったんです。彼と一緒になるにはああするしか」


朱梨のスケッチブックは、オレンジ色の線で埋め尽くされていた。

朱梨は咲子の感情がオレンジ色で「期待」を意味すると風早に説明。

つい先日まで死ぬことを考えていて恋人を亡くしたばかりの人間が、何を期待しているのか……。


風早は、課長代理・雲川幸平(山中崇)から朱梨とコンビを組むようにと命じられる。

「感情が見える」という朱梨が理解できない風早は反発するが、雲川は「今まで結果を出して来た心野といればお前の評価が上がる」と言った。

風早の過去の不祥事


風早の回想シーン。

西山田和義
平成8年6月13日生(26歳)
職業 無職
覚せい剤 521g
不明 221g
検挙した時に、同人自宅から覚せい剤300gを押収

風早:「それじゃ隠蔽じゃないですか」

上層部:「ずいぶん大げさな解釈だな」

風早の回想シーン終わり。


咲子から濃いオレンジ(警戒)が見える


朱梨がもう一度咲子の事情聴取をしたいと言い出す。

咲子に見えた期待が一体何なのか、確かめたいからだ。


朱梨と風早は、再び咲子の聴取を行うことに。

風早が咲子に質問し、朱梨はその横でスケッチブックにオレンジのパステルで線を描いていく。

咲子:「あたしが俊君を殺したと疑われてるんでしょう?そんなのあり得る?あたしも飛び降りたんだよ」

風早は咲子に、俊介を殺したのではないかと迫る。

風早:「植え込みに飛び込んだのは本当は死ぬ気なんかなくて助かりそうな場所を選んだんだろ

飛び降りたのは殺人を心中に見せかけるための偽装工作だ」

咲子:「知らない」

朱梨も質問する。

朱梨:「あなたと岩田川さんはSNSで知り合った。しかしあなたと岩田川さんの写真は最後の動画以外はアップされていない。岩田川さんのどんな部分が好きでしたか?」

咲子:「彼(俊介)の全部がすきだった」

朱梨が「彼(俊介)のどんな所が好きでしたか?」とたずねると、咲子から発せられる色がオレンジから濃いオレンジに変化。

濃いオレンジは警戒の色。期待の感情が強まると警戒に変わる。

しかし恋人の好きなところをたすねたのに、どうして警戒するのか?


風早:「恋人が憎くて殺したことを知られたくなくて、警戒したんだろう」

朱梨:「それならもっと憎しみに近い感情が見えるはず」


飛び降り事件の当日、咲子はホストに捨てられていた


風早が聞き込みをした結果、咲子が花園町で働くホスト・かみしろゆうまに入れ上げていたことが判明。

咲子は半年ほど通いつめ、多い時には数十万円も落としていた。

咲子は高校中退したあと、バイトを転々。

SNSで知り合った男と食事したり個人撮影会をさせたりして、金を受け取っていた。

咲子がかみしろに貢いでいたのは、これらパパ活の金だった。

しかしネット上に悪い評判が出回り、客がつかなくなった

客がつかなくなり金欠になった咲子は店に顔を見せなくなり、ゆうまは店の前で咲子に待ち伏せされるようになった。

飛び降り事件の当日、かみしろが「つきまとうのはやめろ」と咲子に告げている現場を目撃した人がいて、咲子は「見捨てないでほしい」と必死になってすがりついていたという。


風早は、咲子が嫉妬に狂った俊を殺したのではないかと追及。

咲子は「あたしは俊くんが好きだった。ゆうまは関係ない」と否定。


朱梨は、咲子がかみしまのことを話すとき、ピンク(いらだち)や紫(嫌悪)の色が見えることに気付く。

そして岩田川俊介について話すとき見えたのは、期待や警戒の色。愛の色は見えなかった。

朱梨は「あなたは岩田川俊介さんを愛してはいません」と言い放つ。


しかしこの後、咲子は解放される。

なぜなら岩田川俊介が他殺と断定できないから。

これ以上は任意で話を聞けない。


朱梨はあきらめられない。

「あの二人はどうして一緒に飛び降りようとしたのでしょうか?それに咲子さんから見えた期待の色の意味もまだわからない」


風早の正体と特命


風早が警察庁次長の平安衛(船越英一郎)に呼ばれて出向く。

平安:「どうだった?彼らの様子は?」

風早:「少しだけ理解出来ました、私が東神奈川署に配属された理由が」


実は風早は、平安に「君には神奈川県警に行ってもらう。内内に調べてほしいチームがあるんだ」と命令されて、東神奈川署に異動したのだった。

風早の匿名は、東神奈川署刑事第一課強行犯1係を探ること。

メインターゲットは、不思議な能力を持つ心野朱梨。

課長代理・雲川幸平(山中崇)が妙に朱梨を過信していることも気になる。


咲子が新しい動画を上げる


そんな中、咲子が新しい動画をアップする。

動画内で咲子が「私は俊君を愛してた。だから彼を殺して一緒に死のうと思ったの。なのに警察は信じてくれなかった」と叫んでいる。

ネットの評価は冷ややかだ。


朱梨は「無価値って自覚あるだけマシ」という投稿を見つける。

しかし咲子は動画内でそんな発言はしていない。

咲子はホストにフラれた日、自身のSNSに「私は無価値」(ウサギ)という投稿をしていた。


朱梨は今までの画用紙を並べる。

咲子は風早に「見えました、見えたんです。咲子さんの色。風早さん、咲子さんを見つけてください。
今ならまだ間に合います」と頼んだ。

風早は今にも飛び降りるところの咲子を見つけた。

咲子の色


咲子と朱梨、風早が取調室で話す。

実は咲子と俊介は恋人同士ではなかった。

俊介はホストにフラれた咲子(ウサギ)のTwitter投稿「私は無価値」を読んで、「ウサギさん、一緒に死にませんか?」とメッセージしたのだ。

そう、咲子と俊介が出会ったのは飛び降りる3時間前。

朱梨が俊介への思いについて詳しく聞いた時に咲子に警戒の色=濃いオレンジが見えたのは、咲子が俊介と本当は付き合っていないことを知られたくなくて警戒したからだった。


しかし今回の事件は、行きずりの2人の心中の失敗ではない。

咲子にとって大事だったのは数字。


ホストに金をつぎこめなくなった咲子は、数字が取れないという理由でかみしろに捨てられた。

そんな咲子は今度はSNSで数字を取り、生きる価値を見い出そうとしたのだ。

事実、#数分後に死ぬカップルは10万回声の再生回数だった。


岩田川俊介に誘われた時、咲子は「動画を上げればみんなが見てくれる」と期待した。

そして事件後、動画が拡散されていると知った咲子は「このままいけば、動画はもっと伸びていく。自分の価値も増していく」と期待し続けたのだ。

そして2つ目の動画を上げて自殺しようとした理由は、恋人であることが世間にバレたら興味が薄れると思ったから。


咲子は叫ぶ。

あんたたちにはわかんないよ、数字がすべてなのは当たり前でしょう?

いいねが付かないってことは私に魅力がないってこと。

私を欲しがっている人がいないってことなんだよ。

いいねが増えたら安心できた、生きてるって実感できた。

数字だけが目に見えて、数字だけが私を救ってくれた。

そのためなら死んでもいいって、どうしてそう思っちゃいけないの?

見られなきゃ意味ない。

認められなきゃ何の価値もない。

死んでるのと一緒だよ。

朱梨が真実を告げる。

動画を見ている人はあなたを認めているわけじゃない。

確かに衝撃的なできごとは多くの人たちの興味を惹き付けます。

ですが、それは一時的なものにすぎません。

その感情はあっというまに消えていきます。

新しい事件が起きれば彼らはすぐに離れていく。

彼らはあなたを見ていない、あなたが岩田川俊介さんを見ていなかったように。

咲子の目からオレンジ(期待)ではなくパープルの光(後悔)が流れた。

それを見た朱梨は「咲子さんはもう大丈夫」と思うのだった。

「オクトー 〜感情捜査官 心野朱梨~」1話の感想



「恋なんて、本気でやってどうするの?」でパパ活女子・アリサを演じていた飯豊まりえさんが、なんと人の感情の色が見えるというミステリアスな主人公を演じています。

ヘタな人が演じたら台無しですが、飯豊さんは上手く演じていました。

あらゆる感情は8つの基本色から生まれること、はじめて知りました。

色彩心理があるのは知っていましたが、なかなか興味深いドラマです。

上層部のスパイの風早や、風早を使っている平安、理解してくれるけれど怪しい上司・雲川、精神科医・甲本と、1話だけでも怪しい人物が4人も!

既視感のある展開ではなく、見ごたえのあるミステリーを期待しています。


警察官一家殺人事件とは?


警察官一家殺人事件とは、15年前に心野朱梨の一家が殺された事件。

生き残ったのは、朱梨(飯豊まりえ)紫織(松井玲奈)の2人だけ。


事件があった時、朱梨の父親・陽介(豊本明長)は神奈川県警の刑事でした。

争った形跡アリなので、誰かに恨みを買っていたのでしょうか?


その後は精神科医・甲本祐希(臼田あさ美)が朱梨と紫織の支えになるわけですが、精神科医やカウンセラーは毎度怪しいですよね~(^_^;)

絶対に単なるいい人で終わらないと思います。

朱梨が読んでいる甲本祐希の「感情操作」という本も怖いです(;^_^A

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「オクトー 〜感情捜査官 心野朱梨~」15年前の警察官一家殺人事件の真犯人を考察!平安が黒幕で小野寺が真犯人?

2022年7月17日