ドラマ「陸王」富島玄三(ゲンさん)は志賀廣太郎!演技力と原作から役柄を紹介

ドラマ「陸王」で富島玄三(ゲンさん)を演じるのは志賀廣太郎(しがこうたろう)です。

志賀廣太郎といえばコミカルな演技も多いのですが、多くは喋らずともたたずまいだけで十分に存在感を見せる名脇役。

当ページでは、ドラマ「陸王」に出演する志賀廣太郎の経歴や演技力、ゲンさんこと富島玄三の役柄について紹介していきます。



ドラマ「陸王」富島玄三(ゲンさん)は志賀廣太郎


志賀廣太郎は1948年8月31日生まれで現在69歳の俳優です。

一見、大ベテランの俳優に見えますが、テレビに出演するようになったのは1995年以降になります。


テレビにデビューする前は桐朋学園大学短期大学部で演劇を学び、卒業後にはドイツで演技をさらに深く学びます。(ゆえにドイツ語ができます)

1977年に帰国、その後は母校で演劇科の非常勤講師を務めます。

しかし、この頃は演技の講師や俳優の教育には関わっていても、プレーヤーとしての活動ができていない状態だったのです。


転機となったのは、劇作家・平田オリザが主宰の劇団「青年団」と関わりを持ったことです。

青年団の舞台で演じることとなり、正式に入団したのは志賀廣太郎が45歳のころ。

青年団の舞台で精力的に活動するようになってからDirecTVやApple(アップルマジック’95)、TBCのナオミ・キャンベルのCMなどに出演し、テレビへの露出がどんどん増えていきます。


2002年にはドラマ「恋ノチカラ」では深津絵里、堤真一など名キャストの中で社長の役として存在感を示し、これをきっかけにフジテレビを中心として多くのドラマに出演していきます。

2006年には篠原涼子主演の「アンフェア」、2007年にはNHKドラマ「ハゲタカ」、2013年には世にも奇妙な物語の「人間電子レンジ」で地上波テレビ初主演と、活躍の幅をどんどん広げていきます。

大河ドラマでは「篤姫」「龍馬伝」、朝ドラにも「純と愛」「マッサン」「とと姉ちゃん」などに出演しています。


また、テレビ東京のドラマ「三匹のおっさん」では北大路欣也、泉谷しげるといった大御所と肩を並べて主人公を演じ、東京ドラマアウォード2014の特別賞を受賞して話題に。

2015年、2017年に続編が放送される人気作となりました。

コミカルな演技も多く、福田雄一作品(勇者ヨシヒコなど)にも多数出演していたりします。


2017年はドラマ「リバース」に続けて「陸王」にも出演ということで、年内で2度目のTBS作品に出演。

また、過去にはドラマ「陸王」の原作・スタッフが制作したモンスタードラマ「半沢直樹」にも脇役ながら大事な場面で出演しています。

志賀廣太郎の演技力

志賀廣太郎の演技力についてですが、筆者は「どんな作品にでも順応できる名バイプレイヤー」だと思っています。

世間からも志賀廣太郎の演技は高く評価されています。


評価されているとおり、「低いながらもよく通る声」も評判が良いのです。


カップヌードルのCMで「壁ドン」したり、ホットペッパーのCMでも変なおじさんを演じており、コミカルな演技もさすがとしか言いようがありません。



動画はホットペッパーのCM動画ですが、撮影風景まで見ることができます。

ドラマ「陸王」富島玄三(ゲンさん)の役柄は?


ドラマ「陸王」で志賀廣太郎はゲンさんこと富島玄三を演じます。


富島はこはぜ屋で40年以上も勤務を続けてきた経理担当で、先代社長である宮沢の父と共に会社を支えてきたベテラン社員です。

経理という立場から、社長である宮沢よりもこはぜ屋の財政状況に詳しい人物と言って良いでしょう。

新しい経営方針に渋い顔を示すこともありながら、こはぜ屋の経営再起のために力を尽くします。

まとめ

ドラマ「陸王」に出演する志賀廣太郎の経歴や演技力、演じるゲンさん富島玄三の役柄についてご紹介しました。

今回もキャスティングが絶妙な池井戸潤の原作作品。

志賀廣太郎の演技がスパイスとして絶妙な香りを立ててくれることに間違いないでしょう。

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2017年9月15日