シグナル 23時23分に無線機が繋がる理由は?原作からネタバレ考察!

1話から「面白い!」「映画みたい」と大絶賛だったドラマ『シグナル』。

坂口健太郎さん、北村一輝さん、吉瀬美智子さんと役者陣も豪華で見ごたえ抜群です。


ところで現在の刑事・三枝(坂口健太郎)と過去の刑事・大山(北村一輝)を繋ぐ無線機ですが、何故23時23分に繋がるのでしょう?

当記事ではドラマ『シグナル』で無線機が23時23分に繋がる理由について、原作である韓国ドラマ『シグナル』からネタバレしてまとめました。



ドラマ『シグナル』の原作とは?



ドラマ『シグナル』の原作は、韓国ドラマ『シグナル』です。

韓国ドラマ『シグナル』とは、それまでの韓国ドラマの概念を破るヒューマンドラマの“最高傑作”で、「これを見ずして韓国ドラマは語れない!」とまで言われています。

具体的には「1話1話がまるで一本の映画を見ているような重厚な内容」「緻密に構成された伏線の数々に、予想を覆されるラスト」「最高の俳優、最高の脚本、最高の演出」と絶賛されているのです。


古びた無線機を通してつながった現在の刑事と過去の刑事の未解決事件解決への熱い思いが描かれている本作は、視聴者のハートを撃ちぬき、ケーブルテレビ史上歴代第3位の視聴率を獲得。

韓国のゴールデン・グローブ賞とも言われる「第52回百想芸術大賞」を筆頭に2016年の各アワードで9冠を受賞しました。

『シグナル』1話・初めて無線機が繋がる!



『シグナル』1話では、警視庁を出た三枝健人(坂口健太郎)がトラックの荷台のゴミ袋の中から古びた無線機を発見。

無線機からは男(北村一輝)が「三枝警部補」と呼び掛けていました。

この無線機が通じた時刻が、23時23分。


なんでも三枝警部補が指示した谷原記念病院に今、来ているとのこと。

裏の通風孔で首つり遺体を発見しました。

もしかしてこれ、5年前の田代綾香殺人事件の容疑者ですか。

自殺に見せかけてますが、他殺の可能性があります。

きっと利用されて殺されたんです。

引用元:『シグナル』1話・大山剛志のセリフより


三枝健人は「俺、警部補じゃねえし」と言いながら、無線機に「アナタ、ダレですか?」。

ところがその後、男(北村一輝)は何者かに殴られて音信不通に。


三枝健人はバッテリーが切れたのかと思いますが、無線機には電池は入っていませんでした。


「わけわかんねえ」と言いながらも、健人は谷原記念病院に行きます。

すると、通風孔から白骨遺体がみつかりました。


無線機男(北村一輝)の言っていたことは、真実だったのです。

但し無線機男は綾香ちゃん殺害事件は5年前と言っていましたが、健人のいる現在から見ると15年前です。

だから遺体が白骨化していたのです。


無線機は、何故23時23分に通じたのでしょうか?(時計の文字盤がはっきりクローズアップされてましたね)

『シグナル』で無線機が23時23分に繋がる理由は?


原作である韓国ドラマ『シグナル』から、無線機が23時23分に繋がる理由をネタバレ考察します。

ヘヨン:三枝健人(坂口健太郎)

ジェハン:大山剛志(北村一輝)

チス:岩田一夫(甲本雅裕)


ジェハン(北村一輝)とヘヨン(坂口健太郎)は、実は過去に接点がありました。


1999年に女子高生暴行事件が起こり、ヘヨン(坂口健太郎)の兄(神尾楓珠)が誤認逮捕されます。

そして、ジェハン(北村一輝)はこの事件の担当捜査員でした。

兄(神尾楓珠)の逮捕後、ヘヨン(坂口健太郎)の家族はバラバラに……。


2000年に少年院から出所したヘヨン(坂口健太郎)の兄(神尾楓珠)は、自身の無実を証明するために「事件の真相」を調べ始めます。

そして犯人の体液が付着した被疑者のマフラーを発見、当時唯一信頼できる刑事のジェハン(北村一輝)に渡そうとしますが、自殺にみせかけて殺害されます。


そして事件の真相を知ったジェハン(北村一輝)は贈収賄容疑をかけられて懲戒免職になり、警察の同僚・チス(甲本雅裕)によって殺害されます(この殺害された時間が23時23分)。

その後ジェハン(北村一輝)の遺体は埋められ、謎の失踪を遂げたことにされてしまいます。


無線機が23時23分に繋がる理由は、その時刻に殺害されたジェハンの「なんとしても事件を解決したい」という強い思いが引き起こした奇跡(?)だと思われます(無線機には電池は入っていません)。


三枝健人の兄・加藤亮太を演じる神尾楓珠さんについて知りたい方はこちら
シグナル 健人の兄・加藤亮太役は神尾楓珠!役柄や経歴、演技を紹介

まとめ

ドラマ『シグナル』で、無線機が23時23分に繋がる理由についてネタバレ考察しました。

今後も過去の刑事・大山と現在の刑事・三枝の無線機での交信シーンは、目が離せません。