ドラマ「ボイス」真犯人を原作ネタバレ!樋口の妻や橘の父親を殺したのは誰?

ドラマ『ボイス』4話で、黒フードの謎の男(手塚とおる)が新田(森永悠希)を殺害。

この男が3年前の真犯人なのでしょうか?

結論から言うと、違います!

3年前の事件の真犯人は、たくさんの人間の手で擁護されているんです。

当記事では、ドラマ『ボイス』の真犯人について原作の韓国ドラマから詳しくネタバレしています。



ドラマ『ボイス』4話ラストシーンの黒フードの男の正体は?



ドラマ『ボイス』4話ラストシーンでは、謎の黒フードの男が新田を殺害。

黒フードの男が新田を殺した理由は、ズバリ口封じ!

3年前の事件の目撃者である新田が、真犯人について警察に喋ったら困るから。


謎の男は顎をカチカチ鳴らすという、3年前の犯人に酷似した特徴を持っていました。

この男が真犯人なのでしょうか?


結論から言うと、この男は真犯人ではありません。

真犯人の罪を隠蔽する役割を担った人物です。

ドラマ『ボイス』の真犯人を原作から詳しくネタバレ



原作である韓国ドラマの真犯人は、モ・テグ。

日本ドラマのキャストは未発表で、伊勢谷友介さんが演じるのではないかと噂されています。


【真犯人のモ・テグとは?】

  • 韓国で最も利益を上げている会社の社長(父親のモ・ギボムは、同じ会社の会長)。
  • 有名大学を出ている俳優顔負けのイケメンで、高級スーツを着こなす品の良さもある。

まさに、猟奇的殺人鬼からは程遠いプロフィールの持ち主です(^_^;)

真犯人の生い立ち


生まれながらにサイコパス気質を持っていたモ・テグですが、猟奇的殺人に目覚めたきっかけは、幼少期に別荘で目撃した父親の殺人。

父親は、自分に歯向かった人間を椅子に縛り付けて拷問して殺していたのです。


モ・テグと一緒に殺人現場を目撃した母親はすぐに交番に駆け込みましたが、迎えに来た父親に連れ戻されました。

その後、母親はうつ病が悪化して自殺。


これを機に、モ・テグの凶暴性が目覚めてしまいます。

その後動物を惨殺するようになり、父親はモ・テグを病院に連れて行きます。


医者の診断は、統合失調症とパーソナリティー障害。

遺伝的要素と後天的要素があり、大部分は混在して現れます。

特別な治療法はなく、薬を飲ませるしかない。


この時父親は「一人息子を精神病院に入院させるわけには……」と思ってしまい、モ・テグは何の治療も受けないことになります。

しかし一般社会でモ・テグを野放しにするということは、生贄が必要になります。


ここで、父親がモ・テグの兄貴代わり(実際はただの奴隷)として養子にしたナム・サンテが活躍。

このナムこそが、4話で登場した黒フードの男。


暴力団員で表向きは人材派遣会社GPの社長のナムは、健康な路上生活者を多数雇います。

そしてモ・テグが、別荘で彼らを惨殺して自己の欲求を晴らしていたというわけです。


真犯人の犯した犯罪履歴と隠蔽


まずはモ・テグが犯した快楽殺人履歴を紹介します。

※日本版の登場人物名が不明の場合は韓国名で書いています。

【モ・テグの殺人履歴】

  • 樋口の妻。
  • 橘の父親。
  • 自分の身代わりに3年前の犯人に仕立てたが、裏切った相良。
  • 協力者だったが最後には裏切ろうとしたナム・サンテ。
  • ナム・サンテに集めさせた多数の路上生活者(ただ欲求を晴らす目的で殺害)。

モ・テグは快楽殺人だけでなく、従業員の保険金詐欺も行っています。

【従業員の保険金詐欺とは?】

・身寄りのない従業員を(受取人が会社の)死亡保険に加入させ、給料から保険料を天引き。

・頃合いを見計らって欠陥車を運転させて事故を起こさせて、保険金は会社が全部頂戴する。

・その数は数百件以上!

・事故で障害を負った従業員の障害者年金までむしり取るのだから、従業員は完全な奴隷。

父親であるモ・ギボムは、金の力でモ・テグの殺人や詐欺の証拠をもみ消し続けてきました。

そしてナム・サンテがモ・テグの罪を隠蔽して身代わりになることで、モ・テグは完全に安全な状態で犯罪を犯し続けることが出来たのです。


また父親がモ・テグに「お前は特別な存在だ、お前を侮辱して欺く奴らを処刑しろ。お前は特別な存在だ」と言うものだから、モ・テグは処刑者気取りで罪もない人を惨殺していきます(^_^;)


やがて父親は後悔します。

「テグがこんな風になったのは、わしの責任だ。子供の頃に治療すべきだったのに。怪物に育てたわしの罪だ」


本当にお父さんがもう少し早く改心してくれてさえいれば(^_^;)

甘やかすこと=愛情とする父親に怪物に育て上げられたモ・テグも気の毒な人間です。

まとめ

ドラマ『ボイス』の真犯人を原作ドラマからネタバレしました。

犯人は上流階級のイケメンで金も地位も持っていましたが、中身は幼児性のあるサイコパスだったというわけです。