ドラマ「ボイス」会長・本郷辰夫(伊武雅刀)原作ネタバレ!金と権力に物言わす?

ドラマ『ボイス』6話からは、大企業の会長・本郷辰夫会長(伊武雅刀)が登場!

表向きは日本国民の幸せを歌っているこの男の正体とは……?

当記事では、ドラマ『ボイス』の会長・本郷辰夫(伊武雅刀)を原作の韓国ドラマからネタバレしています。

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ドラマ『ボイス』会長・本郷辰夫(伊武雅刀)とは?



ドラマ『ボイス』の本郷辰夫(伊武雅刀)とは、大企業・本郷ホールディングスの会長。

原作の韓国ドラマでは韓国一利益を上げている会社の会長で、一代で財を成した叩き上げです。

ドラマ『ボイス』本郷辰夫を原作ネタバレ

本郷辰夫を原作の韓国ドラマからネタバレします。

本郷辰夫は、3年前の事件の真犯人の父親。

ちなみに“顎をカチカチ言わせる男”=手塚とおるとも繋がっています。

“顎をカチカチ言わせる男”は、本郷ホールディングスの子会社【大黒エステート】の社長なのです。


真犯人は辰夫の息子の本郷雫(伊勢谷友介)ですが、達夫に罪を「もみ消して」もらい、“顎をカチカチ言わせる男”に「尻拭い」してもらっています。

つまり、雫は絶対的権力(父親)と服従者(顎をカチカチ言わせる男)のおかげで、今日も涼しい顔をしていられるというわけです。

辰夫と真犯人の関係


真犯人である本郷雫は、表向きは以下のような人物。

  • 大企業・本郷ホールディングスの社長。
  • 有名大学を出ている俳優顔負けのイケメンで、高級スーツを着こなす品の良さもある魅力的な男。

しかしその裏の顔は、父親の別荘で罪もない路上生活者を惨殺して、自らの殺人欲求を晴らすサイコパス。

※健康な路上生活者を集めるのは、“顎をカチカチ言わす男”の役目。


雫が猟奇的殺人鬼になったのは、父親である辰夫のせい。

幼い雫は母親と一緒に、辰夫が人を殺す現場を目撃してしまったのです。

しかも辰夫は、相手をリンチにかけながらなぶり殺しにしていました。


この後、雫の母親は心を病んで自殺。

そもそもサイコパス気質を持って生まれた雫は、この日を境に残虐性が目覚めてしまいます。

そしてお気に入りの鉄球を使って、動物を惨殺し始めました。


当然、辰夫は雫を病院に連れて行きます。


医者の診断は、統合失調症とパーソナリティー障害。

遺伝的要素と後天的要素があり、大部分は混在して現れるとのこと。

特別な治療法はなく、薬を飲ませるしかない。


この時辰夫は「一人息子を精神病院に入院させるわけには……」の想いから、雫を入院させないことに決めてしまいます。

後になって辰夫はこの決断を後悔しますが、その時の達夫は自分のせいで殺人鬼になってしまった息子への自責の念で一杯だったのです。


しかし雫を野放しにするというこは、生贄が必要になります。

ここで、辰夫が昔から我が子同然に面倒を見て来た“顎をカチカチ言わせる男”が活躍。

“顎をカチカチ言わせる男”が健康な路上生活者を多数雇い、雫が別荘で彼らを惨殺して欲求を解消していたというわけです。


達夫は、雫が樋口(唐沢寿明)の妻(菊池桃子)や橘(真木よう子)の父親を惨殺した時も、ひたすら事実を隠蔽してもみ消してきました。


辰夫と警察の関係


警察には、辰夫と繋がっている内通者がいます。

それは、以下の3人。

  • 田所賢一(小市慢太郎)
  • 沖原隆志(木村祐一)
  • 石川透(増田貴久)

辰夫と田所の関係


田所が現在の地位まで出世できたのは、辰夫のおかげ。

辰夫は田所に恩返しをしろと迫り、田所は達夫に逆らえない状態。


達夫と沖原の関係


沖原は、高級クラブの女のハニートラップに引っかかって動画を撮られました。

ひとり娘に動画を送ると脅された沖原は、辰夫に従うしかありませんでした。

達夫と石川の関係


石川の父親は、雫の会社で働いていました。

しかし父親は薬の影響で居眠りをして人をひき殺してしまい、石川に電話。

駆け付けた石川は、誤って“顎をカチカチ言わせる男”の手下を殺してしまいます。


こうして石川は、父親の罪と自分の罪を隠すために、辰夫の言うことを聞かざるを得なくなります。

3年前の事件の証拠となる音声データを消去したのは、石川。

原作では、石川が沖原に電話して操縦する役割もします。


辰夫は石川に「お前とわしは、命綱を握り合っている仲だ。お前は父親の、わしは息子の秘密。樋口が我々に危害を及ぼさないように手を打つんだ」と命令。

石川は、辰夫の絶対的権力に恐れをなしていて、樋口を守るためにも達夫に逆らってはいけないと思い詰めています。

ドラマ『ボイス』本郷辰夫の結末を原作ネタバレ

本郷辰夫は、息子への自責の念から「お前は特別な存在だ、お前を侮辱して欺く奴らを処刑しろ。お前は特別な存在だ」と言い聞かせ、息子の犯罪を助長させるようなことをしてしまいます。

おかげで、息子は処刑者気取りで“お気に入りの鉄球”を使って人を惨殺する鬼となりました。


そしてここまで無責任に息子を育てておきながら、遂に辰夫は「雫がこんな風になったのは、わしの責任だ。子供の頃に治療すべきだったのに。怪物に育てたわしの罪だ」とまさに今更?な後悔をするんです。

そして警察が息子を指名手配したことを知ると、「息子よ、地獄で会おう」とピストル自殺。

息子を甘やかすだけ甘やかしてどうにもならなくなったら死んで詫びるという、最低な父親の結末です。

まとめ

ドラマ『ボイス』の本郷辰夫(伊武雅刀)を原作の韓国ドラマからネタバレしました。

原作の辰夫は凄い威圧力で息子の犯罪を隠蔽するのですが、演技派の伊武雅刀さんならうまく演じてくれることでしょう。

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