『絶対零度シーズン4』9話終了後、黒幕最有力候補は篠田浩輝(高杉真宙)。
焼き芋の少年の子役・湯川颯くんが高杉さんの幼少期を演じると発表しているので、まず間違いないと思われます。
しかし篠田は、10話で何者かに襲われて重傷を負うはずですよね?
本当に篠田が黒幕なのでしょうか?
当記事では、篠田黒幕説について徹底考察してまとめています。
もくじ
『絶対零度シーズン4』篠田浩輝とは?
『絶対零度シーズン4』篠田浩輝(高杉真宙)とは、スポーツカメラマン。
潜入捜査中の小田切唯(本田翼)と知り合い、男性恐怖症の小田切が初めて心を開く相手となっていきます。
6話では「小田切さん、僕と付き合ってくれませんか?」と告白、8話で小田切は「よろしくお願いします」と返事して2人は付き合うことに。
小田切がやっと幸せになれたかに見えましたが、実は篠田は黒幕の可能性が濃厚です。
『絶対零度シーズン4』9話で香坂がテロに関与確定!かばっているのは実の弟!
香坂さんのと井沢さん、死ぬ間際に通じ合うのほんとしんどいがすぎる
— リリー (@YVhYtDDqb003cAi) March 2, 2020
キスされて驚いた表情になって、でも香坂さんの死に際しては二人で見届けようってそこまでの感情を香坂さんに抱いていたんだってわかって…#絶対零度 pic.twitter.com/HLDvTDdO32
9話では、香坂(水野美紀)が東京サミットを狙ったテロに関与していることが判明。
しかし香坂は本当にテロを起こそうとしたわけではなく、架空のテロを計画しただけ。
協力者は曽根崎(浜田学)で、ミハンが法制化されれば曽根崎は組織を一気に上り詰めることが出来ます。
誰も傷つけずにミハンを法制化させたい香坂と、曽根崎の利害が一致したのです。
しかしその計画は奪われた、何者かが本当にテロを起こそうとしている……!
香坂は連絡を絶って逃走!
テロリストの潜伏先に行って無線で何らかの情報を聞いて何者かと話してUSBを持ち去りました。
後にそのUSBの中身が明らかになります。
それは爆弾の配置図。
つまり香坂は、爆弾がどこに配置されていたのか知らなかったのです。
知らなかったのではなく、計画が変更されたのだ、何ものかによってテロが奪われたのです。
大規模なテロを計画し、それを未然に防ぐことで、ミハンを上層部に認めさせることが目的。
それが香坂の計画で、それを共謀したのが曽根崎警視庁。
加賀美:「北見の背後にいる人物が黒幕」
爆弾を設置したのは、凄腕クラッカー・諏訪(松尾諭)でした。
加賀美はハッキングで諏訪が設置した爆弾が起爆できないようにしました。
悔しがる諏訪ですが、あと1個爆弾はあるとのこと。
加賀美が必死に探した結果、東京貿易センターの地下施設の下水に最後の爆弾はあることが判明!
地下施設で、井沢は香坂に会います。
井沢:「あなた、真犯人が誰なのか気付いてしまった!
でもそれが誰なのかあなたは言わない、いや、言えないんです。
僕には、思い当たる人物は一人だけです。
それは……あなたの弟だ!」
香坂は井沢にキスしてハグ、腹に一撃を入れて「あなたに出会わなければよかった」と言って立ち去りました。
この後、香坂は遺体で見つかります。
香坂の共謀者である曽根崎は、北見(上杉柊平)の入れ知恵で香坂にテロの全ての責任をなすりつけるつもりです。
『絶対零度シーズン4』テロを乗っ取った黒幕とは?
篠田さんと小田切さんの関係は純粋なものじゃなかったってこと???このふたり大好きだったのに胸が苦しいよ〜😭😭まだ放送されてないのに切なくなってる😭😭😭💓 #絶対零度 #高杉真宙 pic.twitter.com/0YRCD02885
— koharu☺︎ (@____mahiroO74) March 3, 2020
「テロを乗っ取った黒幕が誰なのか?」ですが、香坂も井沢も香坂の弟だと思っています。
香坂の弟とは、26年前に父親が起こした神経ガス事件に巻き込まれて、その後は加害者家族としてすさまじいバッシングを受けました。
母親の再婚相手の戸籍操作のおかげでバッシングとは無縁の人生を歩んだ香坂にとっては、なんとか助けたい存在だったことは間違いありません。
その後弟は自殺……したはずでした。
しかし26年前の事件で偶然弟を助けた加賀美(柄本明)は、弟が生きていることを知って探していました。
そして香坂も、弟の行方を捜していました。
その弟とは、篠田浩輝です。
篠田はPTSDのグループレッスンで「僕の人生は真っ暗だった。僕の唯一の肉親である父は僕を殺そうとした」と言っていました。
これが26年前の事件と見て間違いないでしょう。
さらに焼き芋の少年を演じる湯川颯くんの事務所が、高杉真宙さんの幼少期を演じていると発表しています。
加賀美が26年前に助けた焼き芋の少年=篠田=香坂の弟と繋がります。
話は戻って、井沢も香坂もテロを乗っ取ったのは篠田だと思っています。
そうなると、篠田は狙って小田切に近づき、諏訪を使って爆弾を仕掛けさせたことになります。
北見がかばっているダークナイトの「あの人」も篠田だということになります。
しかし小田切に接する篠田は純粋な青年で、過去を乗り越えようと頑張っているように見えましたよね?
本当に篠田が黒幕なのでしょうか?
『絶対零度シーズン4』北見の狙いは?
#絶対零度 #未然犯罪潜入捜査 #上杉柊平
— 本音 (@sk1368531) February 3, 2020
やっぱり北見か。怪しいと思ってた pic.twitter.com/Zt4VrJMIKp
北見(上杉柊平)は、法務省官僚。
ミハン統括責任者・香坂(水野美紀)と一緒に法務省から派遣されてきて、ミハンの法制化に取り組んだ人物。
北見についてわかっている事実は以下の通り。
・その時フードを被った男が現れて、北見を襲った人物を歩道橋の階段から突き落として死に至らしめた。
・この人物は、8話でミハンが探知していたものの捜査できていなかった失踪者・3人の事件に重なる(ダークナイトの制裁か?)。
・北見はダークナイトに関するデータを消去して逃走、ダークナイトをかばっていることは確か。
・北見はペーパーカンパニーを利用して、トキサミシンという化学物質を入手していた。
加賀美と北見にはただならぬ因縁があるようです。
地獄だった。今から26年前、一人の男が映画館で神経ガスを撒いた。そこで僕は罪を犯した。
僕が犯した罪を君は知ってるね」
北見:「あの人は罪なんかじゃない」
北見がかばっているのが『あの人』であることは確かです。
北見は曽根崎に対しても『あの人』という言い方を使っています。
「あの人は邪魔者を許さない。ほっとけば香坂あかりは殺される、死人に口なし」
つまり北見は黒幕である『あの人』は、香坂を殺すと予言しているのです(そして本当に殺された)。
黒幕が篠田だとして、実の姉である香坂を殺すでしょうか?
『絶対零度シーズン4』曽根崎はどう絡んでくる?
門田は出世欲を利用されたただの捨て駒か、ミハンを敵対することにそれ以外の深い理由があるのか。パワハラ上司に半ば洗脳されて思考を支配されてるにしても、そこまでやるかとも思うし。
— 光合成 (@Vze2kl6Lmfb8RW3) March 2, 2020
粗品さん、ちょいちょい出てきて結構重要なポジションでめっちゃ楽しんで見てる。#絶対零度 pic.twitter.com/PWNf9kZXNE
9話では曽根崎が門田(粗品)の髪の毛を掴んで壁に押し付け「キャリアに傷がついてもいいのか。もうあとはないぞ~」と脅していました。
パワハラ上司・曽根崎が、出世欲が強い門田をとことん利用しているように見えますよね。
門田が香坂を殺した可能性はあると思いますね!
香坂の死を確認した曽根崎は「井沢を殺せ」と電話で命令、その相手もやはり門田?
しかし門田、いくら出世欲が強いからといってここまでやるか?
『絶対零度シーズン4』篠田黒幕説を考察
『絶対零度シーズン4』篠田黒幕説を考察します。まず流れとして、香坂と曽根崎が架空のテロを計画。
そのテロを乗っ取ったのが黒幕ということになります。
テロを乗っ取る目的とは何でしょうか?
テロを本物にしてしまえば、多数の死者が出る可能性が高くなります(実際、諏訪は起爆させようとしていました)。
ミハンが探知しておきながらテロが起きて死者まで出たとなれば、ミハンの法制化も遠のきます。
黒幕の目的は、ミハンの法制化を阻止することなのでしょうか?
それとも、ミハンの法制化をはばむ南雲元総理の命をなんとしても奪うつもりなのでしょうか?
篠田が黒幕ではない場合
篠田は、自分が撮った小田切の写真に諏訪が必ず写り込んでいるのを見て驚いていました。
当初は諏訪が小田切を襲った男かと思われましたが、諏訪は(おそらく黒幕が使う)クラッカーでした。
となると、諏訪がマークしていたのは小田切ではなく篠田ではないでしょうか。
篠田は最初はテロ計画に加担していましたが、小田切と出会って脱退したのではないでしょうか?
諏訪は、そんな篠田が裏切り行為(密告)をしないかずっと見張っていたのではないでしょうか?
10話で篠田が撃たれたのは諏訪に裏切り者とみなされたから?
篠田が黒幕の場合
加害者家族としてバッシングを受け続けた篠田は、心がすさんでいきました。
その結果PTSDを発症し、現在も病院でカウンセリングを受けています。
つまり篠田は小田切の前では情緒が安定しているように見えますが、本当は不安定であるということです。
もしかしたら、自分ではコントロールできないもう一つの人格を持っているのかもしれません。
篠田には、小田切に見せていない裏の顔があると思います。
病院で井沢に会った時、篠田は以下の発言をしていました。
「人はなぜ罪を犯すのでしょうか。罪を犯せば誰かが傷つく、わかりきっていることなのに。この世界から犯罪がなくなればどれだけいいか」
篠田もまた、ミハンの法制化を強く望んでいることがわかる発言ですよね。
世間からのバッシングに耐え切れず自殺未遂したが死にきれなかった篠田は、ダークナイトとして法律で裁けない犯罪者を始末していたのではないでしょうか?
北見はそんな篠田を崇拝し、加賀美と香坂はダークナイトが篠田ではないかと不安な気持ちを抱いていたのではないでしょうか。
本物のテロを計画したのは、北見、諏訪、篠田の3人だと思われます。
そうなると、悲しいけれど篠田が小田切に近づいたのは純粋な気持ちからではなく利用目的ということに。
篠田がテロを乗っ取った理由は、自分を見捨てた姉・香坂への復讐でしょうか?
26年前、香坂は父親からの電話があったにもかかわらず、映画館に行きませんでした。
その結果、父の狂気の矛先は幼い弟へ向いてしまいました。
篠田がその時のことを恨みに思っていてもおかしくありません。
しかし現在の篠田は、本当に犯罪がこの世からなくなることを望んでいるようでした。
姉への復讐ではなく、ミハンの法制化が目的と考える方がしっくりきます。
本物のテロを起こそうとしたのですから、やはり誰かの命を狙ったと考えるのが妥当。
標的はやはり、南雲元総理なのでしょうか。
篠田を操るラスボスがいる?
篠田黒幕説が濃厚ですが、筆者には篠田が黒幕とは思えない部分もあります。
それは10話で篠田が撃たれたからです。
これは、篠田の先に本物の黒幕がいるということではないでしょうか?
まとめ
『絶対零度シーズン4』篠田黒幕説についてネタバレ考察してまとめました。10話放送後、新事実を追記します。