相棒16 5話 米沢守役は六角精児!名キャラクター復活にファンの歓喜の声も

『相棒16』5話に、『相棒14』までレギュラー出演していた鑑識課員・米沢守(六角精児)が復活します!

「米沢守ロス」を訴える視聴者から「楽しみ!」の声が上がっています。(かくいう私も、米沢ファン。)


ところで、毎回と言っていいほど天才・右京(水谷豊)の役に立っていた名キャラクター・米沢守(よねざわ まもる)が、なぜ『相棒』レギュラーを外されたのでしょうか?

この記事では、『相棒16』5話にゲスト出演する米沢守役の俳優・六角精児(ろっかく せいじ)に注目して「役柄」や「過去出演作品」「演技の評判」についてまとめました。

また、気になる六角精児の『相棒』降板理由についても記載しました。



『相棒16』ゲスト 米沢守役の俳優・六角精児とは?



  • 芸名 六角精児
  • 生年月日 1962年6月24日
  • 身長 173㎝
  • 血液型 O型
  • 出身地 兵庫県

厚木高校卒業後に、学習院大学に進学。

しかし「演劇」と「ギャンブル」にハマって大学は中退、消費者金融への借金総額が500万円を超えたとのこと。

もちろん、現在は完済しています。


1990年辺りから、劇団「扉座」の舞台に立ちはじめる。

同年の「お江戸捕り物日記」でドラマ初出演。

1994年、『黄昏のアインシュタイン』でスクリーンデビュー。


2000年頃からバラエティー番組への出演が増加。

同時に、鉄道ファンになり、鉄道番組への出演が増える。

俳優としては、2005年のドラマ『電車男』への出演で一気に知名度が上がる。


2001年から出演している国民的人気ドラマ『相棒』の米沢守役で大ブレイク。

鑑識課員としてパソコン等を使いこなす演技を見せてくれましたが、六角精児さん自身は全くパソコンはわからないとのこと(笑)

その後は、多くのドラマや映画に出演して、「名脇役」と言われる。


2009年、映画『鑑識・米沢守の事件簿』で初主演を果たす。

この作品は、映画『相棒-劇場版- 絶体絶命!42.195km 東京ビッグシティマラソン』の大ヒットを受けて作られた、「相棒」シリーズ初のスピンオフ映画。

ストーリーは、米沢が相棒となる刑事(萩原聖人)とともに謎の殺人事件を追ううちに、警察機構の大きな闇に突き当たっていくというもの。


音楽活動もしており、1996年に「六角精児バンド」を結成し、2014年にCDデビューしています。

プライベートでは、3度の離婚の後、2度目の結婚相手の奥様と再婚、トータルで4回の結婚をしています。

俳優・六角精児の演技の評判は?

『相棒』で大ブレイクを果たした六角精児さんの演技の評判を見てみましょう。




私が六角精児さんの演技をはっきり認識したのは、人気ドラマ『電車男』の阪神ファンの男役です。

「電子掲示板2ちゃんねる」で電車男を応援する人たちの中で、最も熱くインパクトも強い役柄だったので、私の記憶に六角精児という役者ははっきりと刻印されることになりました(笑)

この時感じたのが「この役者さんは人間臭い役を演じさせたらピカイチなのではないか?」ということ。


『相棒』の米沢守役の演技は「相棒での演技がスバラシイ!」「六角さんの演技好きやわ~」など絶賛の声多数。

演技力だけではなく「米沢守」というキャラクターが深く愛されました。


前クールのドラマ『ごめん、愛してる。」でも表面はワルだけど中身は人間らしさが残っているフリーライター役を熱演。

その迫真の演技に、涙したひと多数でした。


ドラマ『不機嫌な果実』では、美人女優・橋本マナミさん演じる遠山玲子の夫・茂役を熱演。

妻の不在中に下着の匂いをかいだり、不倫した妻に陰湿な復讐をくわだてる変態っぷりが「面白い!」「死ぬほど笑った。」と話題に。

結局最後は、変な男に刺されそうになった妻をかばって自分が怪我しちゃうわけなのですが(笑)

そんなところも、素の六角精児さんの面白さが感じられて、好感が持てました。


ルックスも雰囲気も個性しかないような俳優さんなので、演じる役柄は選ばないといけませんが、心に沁みいるいい演技をする俳優さんなので、今後もさらなる活躍を期待しています。

『相棒』で俳優・六角精児が演じる米沢守とは?



米沢守:六角精児

鑑識課員。

マニアックな鑑識技術を持つ。

「警部殿」と杉下右京を崇拝し、その捜査に協力。

右京の「真の相棒」の呼び声も。

2000年の相棒Pre Seasonから登場して2016年3月に終了したseason14まで出演。

『相棒14』で鑑識を引退・警察学校の教官になる。


色々言いながらも最後は右京の役に立つ米沢は、水谷豊さんから「カッコ悪いけれど、愛されキャラ」と評されています。

視聴者からは「米沢守」は、歴代『相棒』の中で最も人気のある名脇役で、最重要キャラとも言われてきました。

個人的にも大好きなキャラで、右京に対して敬意を抱いて真摯な気持ちで協力する姿が好きでした。


ところが、『相棒14』でまさかの警察学校行きになり、鑑識を引退。

『相棒15』からはレギュラー出演しなくなりました。(ただし、13話と14話にゲスト出演、2017年2月11日公開の映画『相棒劇場版4』にも出演しました。)

『相棒15』が放送中には、「米沢ロス」の声が相次ぎました。

降板の理由は何なのでしょうか?

六角精児の『相棒』降板理由とは?

気になる降板理由ですが、以下の3つの理由があります。

理由1:水谷豊との不仲説

主役であり、絶対的な権力者でもある水谷豊さんの相棒が変わるたびにささやかれてきたのが「不仲説」。

初代相棒・亀山薫(寺脇康文)、2代目・神戸尊(及川光博)、3代目・甲斐亨(成宮寛貴)は、それぞれ降板するたびに「(水谷豊によって)干された」と言われてきました。

水谷豊さんは、ニッポン放送のラジオ「オールナイトニッポンGOLD~劇場版3スペシャル~」内で、これまで共演してきた相棒との不仲説について一蹴していますが……。


六角精児さんが降板になった時も、やはり「不仲説」があちこちで噂になりました。

水谷豊さんのドラマ『相棒』への熱意はただごとではなく、彼がドラマの演出をすることもあるほど。

そして水谷さん自身の性格が右京同様、気難しいと聞きます。

色々あったのではないでしょうか?


理由2:スケジュールが合わない


六角精児さんは、俳優業以外にも趣味の鉄道や、競輪、音楽活動にも力を入れています。

相棒は、主役である水谷豊さんのスケージュールに合わせないといけないため、六角精児さんの望むスケジュールとの間にズレが生じてきた可能性があります。

また、ドラマ以外にも精力的な六角精児さんの「体力の限界」も考えられます。

人間、全てのことが出来るわけではありませんからね……。


理由3:新しいことにチャレンジしたい


六角精児さんは、2016年6月24日の自身の誕生日ライブで「このたび長らく出演させていただいていた『相棒』に、ひと区切りをつけることになりまして……」と発表しました。

その理由は、新しいことに挑戦したいから。

水谷豊さんも六角さんの「新しい挑戦」を応援しているとのことで、現段階ではこの説が一番有力と言われています。

つまり、六角さんの「降板」は、「不仲説で干された」のではなく「人気俳優に育って、巣立っていったようなもの」という解釈が正しいようです。


ただ、今でも多趣味で音楽活動もしている六角さんが、一体どんな新しい試みをされるのかなあ?とちょっと思ってしまいましたが(;^_^A

今後は、ドラマシリーズからは卒業し、映画や特番で「限定出演」する方向性。

今回の『相棒16』5話のゲスト出演も、その一環ということになりますね。

『相棒16』5話のあらすじは?



警視庁警察学校の教官・樋口(佐戸井けん太)が学校の屋上から転落する事件が発生。

右京(水谷豊)と亘(反町隆史)は、警察学校で教官を務める元鑑識の米沢守(六角精児)から連絡を受け、現場に臨場する。

1年前まで樋口の生徒だった亘は、自殺未遂や事故ではなく内部関係者の犯行を疑う。

樋口が入院する病院を訪れた右京は、樋口の娘でショカツの刑事・真紀(南沢奈央)と顔を合わせる。

真紀は、現在は電機メーカーの機密データを盗んだ後、死亡した男の事件を追っているという。

右京は、冷淡過ぎる真紀の言動に違和感を感じるが……。

警察学校の米沢守から緊急要請を受けて、特命係が動き出します。

教員転落事件は、樋口が23年前にかかわった事件と真紀の追うデータ漏洩事件に関係があるとにらむ右京。

過去から現在に繋がる難解な事件に特命係が挑みます。

まとめ

『相棒16』5話にゲスト出演する米沢守役の六角精児さんをご紹介しました。

水谷豊さん演じる杉下右京との息の合ったコンビを久しぶりに見られるのが、非常に楽しみです!