相棒16「さっちゃん」こと幸子とは?16話のあらすじや初登場回などまとめ

『相棒16』第16話では、“さっちゃん”こと幸子(鈴木杏樹)が久しぶりに恋をします。

お相手は元・プロボクサーで、現在は肉体労働で汗を流している烏丸(池田成志)。

幸子に憧れている冠城亘(反町隆史)も2人が本気であることを知って応援することになります。

しかし幸せな時間は長く続かず、公式予告動画では拳銃を持つさっちゃんの姿が……!

この記事では『相棒16』第16話「さっちゃん」のあらすじと、月本幸子の初登場回~現在についてもまとめています。

幸子を演じる女優・鈴木杏樹さんについてもご紹介しています。



『相棒16』さっちゃんこと月本幸子とは?


#鈴木杏樹

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月本幸子は、小料理屋「花の里」の二代目おかみ。

犯人役からレギュラー入りの快挙を成し遂げた珍しい経歴の持ち主。

一代目おかみ・宮部たまき(高樹沙耶)が「お遍路に行く」「世界を旅したい」と言う理由で閉店させた後の小料理屋「花の里」の女将のポジションを引き継ぎました。

ことごとくツキに見放された人生を送ってきたことから、自他ともに認める「ついてない女」。

以下、幸子の初登場回から「花の里」女将就任までを見ていきましょう。


幸子・初登場回


幸子の初登場回は『相棒4』第19話「ついてない女」(2006年3月)。

初代相棒・亀山薫(寺脇康文)時代のシーズンです。


幸子は拳銃を使っての殺人未遂の犯人で海外逃亡を企てるのですが、偶然出会った杉下右京(水谷豊)と亀山に犯罪を犯したことを見破られ、緊急逮捕されます。

これはまさに「ついてない女」で、右京とばったり出会いさえしなければきっとうまく逃げられていたでしょう。


幸子の同情すべき点とは?


殺人未遂犯の幸子ですが、同情すべき点がありました。

夫を亡くし、ツキにも見放された月子は暴力団幹部の愛人として身を寄せていたのですが、後に夫を死に追い込んだ人物がその暴力団幹部だと知って復讐を決行したのです。


この頃の幸子は暴力団幹部の愛人になるぐらいですから、凄みのあるキャラクターでした。

今の幸子さんからは想像もつきませんが……。


幸子・2度目の登場


幸子・2度目の登場もやはり亀山時代で、『相棒6』第11話「ついている女」と第12話「狙われた女」の前後編に出演(2008年1月)。

右京や亀山の励ましもあって真面目に服役していた幸子ですが、ある女性受刑者の脱獄計画に巻き込まれます。

さらには幸子を脱獄させる計画の裏の首謀者に殺されかけるのですが、特命係に救出されて再び刑務所に戻ります。


幸子・3度目の登場


幸子・3度目の登場は2代目相棒 神戸尊(及川光博)のシーズンで『相棒10』第12話「つきすぎている女」(2012年1月)。

幸子は刑期を終えて出所した後、清掃会社を経て、ある外食チェーン経営会社の社長の元で家政婦として雇われることに。

会社の商品開発担当を任された上にプロポーズもされるといったいわゆるツキ過ぎている出来事が起こるのですが、これまでの不幸な人生から自分が狙われていると勘ぐってしまう幸子。


幸子はこの件を特命係に相談してひと騒動起きるのですが、幸子の危惧はただの勘違いだと判明して、結果別の事件が解決して一件落着。

大富豪の妻になるチャンスは立ち消えになりましたが、幸子は右京の薦めで「花の里」の女将になります。


現在の月本幸子



現在の月本幸子ですが、ゲスト出演の時に見せた凄みは封印して、癒し系で天然ボケのキャラとして視聴者に愛されています。

右京は更生した幸子を深く信頼していて、「花の里」を他には聞かれたくない密談の場所としても利用しています。


たとえば『相棒300回記念スペシャル』後編で、社美禰子(仲間由紀恵)と“ヤロポロク問題”で密談の際にも、幸子は退場を命じられませんでした。

「花の里」は右京たちにとって、いわゆる“セーフティーゾーン”と認められる唯一の場所であり、仕事の疲れを取るサロンでもあるのです。

『相棒16』第16話「さっちゃん」とは?




『相棒16』第16話のタイトルは「さっちゃん」。

「ついていない女」幸子に新たな恋の予感が訪れます。


右京と亘が花の里を訪れると、幸子に好意を寄せる元プロボクサー烏丸(池田成志)がやってきました。

幸子に会うために連日「花の里」に通っているのです。


亘が烏丸にライバル心をむきだしにしてその素性を調べると、元暴力団員で傷害の前科があると判明。

しかし20年以上前に足を洗ってプロボクサーとして活躍し、引退後は肉体労働で汗を流しているといいます。

亘は、2人が意識しあっているとわかってからは応援することにします。


しかし烏丸は幸子とデートした夜、消費者金融の事務所で乱闘騒ぎに巻き込まれ、意識不明の重体に陥ってしまいます。

右京と亘が真相を探る中、幸子が決意の末に大胆な行動に出ます。

公式予告動画では、なんと拳銃を持った幸子の姿が!

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幸子はまたしても犯罪者になってしまうのでしょうか?

幸子の恋人・烏丸を演じる池田成志さんについて詳しく知りたい人はこちら
相棒16 烏丸役は池田成志!幸子の恋の相手役だけど、意識不明の重体に?

ツイッターでも幸子を心配する声多数





ツイッターでも公式予告動画で拳銃を握る幸子の姿に、心配の声多数です。

また、脚本家が片山雛子(木村佳乃)を議員辞職させ、陣川公平(原田龍二)に殺人未遂までさせた真野氏であることも不安要素になっているようです。


個人的にも16話は久しぶりの幸子回とあって非常に期待していますが、また幸子が犯罪者になったり悲しい思いをする姿は見たくありません。

右京さんは愛深い一方、犯罪者は決して許さない厳しさもあります。


今度幸子が犯罪に手を染めたらもう少なくとも「花の里」では働けなくなりそうですし、最悪『相棒』降板なんてことも!

16話以降も、ほのぼの可愛い女将・幸子の姿を見たいと願っています。

さっちゃん(幸子)を演じている女優は鈴木杏樹

さっちゃんこと月本幸子役の女優は鈴木杏樹さんです。


プロフィール


  • 芸名 鈴木杏樹
  • 本名 山形香公子
  • 生年月日 1969年9月23日
  • 年齢 48歳
  • 事務所 ジャパン・ミュージックエンターテインメント

経歴


鈴木杏樹さんは17歳でスカウトされて、芸能界入り。

1990年にKAKKO名義でイギリスで歌手デビューも果たしました。


1991年に帰国して、翌年のドラマ『映画みたいな恋したい』で女優デビュー。

その後は『長男の嫁』や『あすなろ白書』『若者のすべて』などの連続ドラマにメインキャストとして出演して人気が出ます。

「CMの女王」の異名をとるほどCMにも多数出演。


「ミュージックフェア」の司会は、1995年から務め、2016年3月で卒業するまで20年半も務めました。

プライベートでは1998年に外科医と結婚しましたが、2013年に死別しています。


『相棒10』に2012年1月より新レギュラーになりました。

その後も引き続き『相棒15』まで出演、劇場版シリーズにも出演しています。

まとめ

『相棒16』第16話「さっちゃん」のあらすじと、月本幸子の初登場回~現在についてまとて、幸子を演じる鈴木杏樹さんをご紹介しました。

『相棒』のマドンナであり天使でもある“さっちゃん”こと幸子に、悲しい出来事が起こらないように祈るばかりです。