相棒16 南井役は俳優 伊武雅刀!演じる役柄と経歴、演技の評判を紹介

『相棒16』7話では、右京のロンドン時代の相棒・南井 みない(伊武雅刀)が登場。

右京との推理対決が見どころになります。

この記事では『相棒16』7話 ゲストで南井役を演じる俳優・伊武雅刀さんに注目して『役柄』や『経歴』、『演技の評判』についてまとめました。



『相棒16』南井役の俳優・伊武雅刀とは?



プロフィール


  • 芸名 伊武雅刀(いぶ まさとう)
  • 旧芸名 伊武雅之(いぶ まさゆき)
  • 本名 室田悟(むろた さとる)
  • 生年月日 1949年3月28日
  • 年齢 68歳
  • 身長 175㎝
  • 血液型 A型
  • 職業 俳優、声優、ナレーター
  • 所属事務所 パパドゥ


経歴


東京都出身ですが、愛知県名古屋市にある私立東邦高等学校に転校、1学年下に俳優の奥田英二さんがいます。

映画スターに憧れていた伊武雅刀さんは、新聞で目にしたNHK名古屋放送局制作のテレビドラマ『高校生時代』(後の『中学生日記』)のオーディションを受けて見事合格。

同ドラマの1967年度放送分に森本レオさんと共に出演しました。(森本レオさんもこのドラマで俳優デビューしており、親交が深い。)


これが転機となって、本格的に俳優を目指すために高校を中退して東京に戻ります。

現代演劇協会付属現代演劇研究所「劇団雲」に入団しますが、1年でドロップアウト。

仲間と新しい劇団を旗揚げします。

この頃は3畳一間でトイレ共同、風呂なしで日当たりの悪い部屋に住んで、日雇い労働者として生計を立てていました。


そんな折、渡辺貞夫のラジオ番組のパーソナリティのオーディションを受けたところ、伊武さん自身はJazzなどの見識はなかったのですが、声の良さを評価されて合格。

『宇宙戦艦ヤマトシリーズ』の冷酷で紳士的な独裁者・デスラー総統役や藤堂平九郎役などを演じていたのはこの頃です。


声優の仕事で十分食べていけるようになった伊武さんですが、俳優になりたいという志は強く、声優の仕事は本意ではありませんでした。

1971年、ドラマ『特別機動捜査隊』に出演。(1972年、1973年にも出演)


1976年末頃、ラジオで知り合った小林克也からラジオ番組への出演を持ちかけられます。

これがラジオ大阪・桑原茂一プロデュースの番組「スネークマンショー」で、この中での小林氏との掛け合いによる過激な内容のコントが評判になり、一気に知名度が上がります。

その後は俳優の仕事もたくさん来るようになり、主に悪役や腹黒い役で人気がでますが、自慢の声でコミカルな役柄もこなします。


唐沢寿明さん主演の人気ドラマ『白い巨塔』では、国立浪速大学教授・鵜飼良一役を演じました。

したたかな性格で腹黒く、権力と金が大好きな役どころで、ハマり役と絶賛されることに。


2016年、朝ドラ『べっぴんさん』(NHK)では大急百貨店の社長・大島役を演じました。

他にも『交渉人』『ブランケット・キャッツ』『真昼の悪魔』『藁の楯』など多数の作品に出演しています。


伊武雅刀さんは、1983年にリリースされた「子供達を責めないで」で歌手デビューも果たしています。

元々はサミー・デイヴィス・ジュニアの曲だったのですが、秋元康氏が歌詞の日本語訳を担当。

同曲の「私は子供が嫌いです」といった斬新な歌詞がウケて、大ヒットを記録しました。


現在の伊武 雅刀(いぶ まさとう)という芸名は、名前の最後の字を2画の字にするといいと、声優の井上瑤さんから言われたことがきっかけだったそうです。

『相棒16』俳優・伊武雅刀の役柄は?

『相棒16』伊武雅刀さんの役柄を確認しましょう。


南井(みない):伊武雅刀

元スコットランドヤードの刑事で切れ者。

右京がロンドンにいた時の相棒。

『相棒16』7話では、中年男性の派遣社員が遺体で発見される事件が発生。

付近に堕ちていた携帯電話に残されていた犯人と思われる男が映った動画と、“ダークウェブ”と呼ばれるネット内の裏社会にアクセスした痕跡、さらに同じ携帯から別の殺人への関与が疑われる動画がみつかったことから、警察は携帯の持ち主が犯人と見て捜査を開始。


右京(水谷豊)と亘(反町隆史)も独自に捜査を行いますが、もう一人、事件に興味を抱いている人物が出現。

南井(伊武雅刀)というその男は、元スコットランドヤードの刑事で、ロンドンでは右京の相棒だったという切れ者。

今回の事件に関しても、見事なプロファイリング能力を見せます。


そんな中、動画に映っていた“犯人と思われる男”の身元が判明し、その住居から大麻が発見されますが……。

右京とかつての相棒・南井の推理対決が見どころです!

俳優・伊武雅刀の演技の評判は?

大物俳優としてたくさんの作品に出演している伊武雅刀さんの演技の評判を見てみましょう。



「演技が上手い」「演技が好き」「演技が凄い」「演技に感服」など、伊武雅刀さんの演技の評価は軒並み高かったです。

“無言の演技”や“表情の演技”、“セリフとセリフの行間の演技”など、細部にわたっての演技も評価されていました。

「もはや演技が上手いとか下手とかではなくもう……!」など感極まっている視聴者の方もいました(笑)

まさに、日本のドラマ、映画界に欠かせない名バイプレイヤーです。



2017年2月~の大人の土ドラ『真昼の悪魔』で、伊武雅刀さんは神父役を演じました。

神父とは言っても、悪魔(田中麗奈)と対決する役どころだったので、そりゃあもう、かなりの迫力でした。

今でも、教会に響き渡る伊武雅刀さんの「アーメーン!」の声が忘れられません。


潔いヘアスタイルと素晴らしい声も手伝って、その演技は“主役喰い”とか“怪演”と評価されることもある伊武雅刀さん。

普通の役者さんならば求められないであろう“インパクトの強い演技”を監督から要求されることが多いのですが、ご本人はたまにはナチュラルな演技もしてみたいのだそうです(笑)

まとめ

『相棒16』7話に南井役で出演する俳優・伊武雅刀さんを紹介しました。

主演の水谷豊さんに引けを取らない強烈な個性を持つ俳優・伊武雅刀さんの演技が今から楽しみでなりません。