『FINAL CUT』主人公・中村慶介の母親 恭子役は女優・裕木奈江さんです。
一時期はアイドル並みの美貌で人気絶頂だった裕木奈江さんですが、すっかり「あの人は今?」的な存在になってしまいました。
筆者は、女優・裕木奈江はフェアリーでエイジレスな存在だけど、(経歴などが)かなりぶっ飛んでいる人だと思っております。
この記事では女優・裕木奈江に注目して「役柄」や「経歴」「演技の評判」についてまとめました。
もくじ
『FINAL CUT』主人公・中村慶介の母親 恭子役の女優・裕木奈江とは?
プロフィール
- 芸名 裕木奈江
- 別名義 Nae
- 生年月日 1970年5月12日
- 年齢 47歳
経歴
裕木奈江さんは1980年代代末に映画女優としてデビュー。
1990年代にはそのアイドル的な容姿で人気が出てテレビドラマ・CM・歌番組などテレビ番組での芸能活動にも進出・ラジオ深夜番組の『オールナイトニッポン』のパーソナリティも務めます。
1992年、ドラマ『北の国から’92巣立ち』に黒坂純(吉岡秀隆)の恋人役で出演、一躍脚光を浴びてブレイク。
北の国からで裕木奈江知ったけど
— お@浜辺美波専用垢 (@UNE2HMDrGQeOhWm) 2017年10月8日
可愛すぎてやばい。
92巣立ち pic.twitter.com/T02HC2B7Pu
裕木奈江さんはピザ屋で働く松田タマコ役で、純と関係を持って妊娠、中絶するという当時としては衝撃的な役柄でした。
主人公の五郎(田中邦衛)がかぼちゃを持ってタマコの叔父(菅原文太)へ謝りに行った時に菅原文太に「誠意ってなにかね。」と言われるシーンは名場面のひとつとして挙げられています。
1993年、ドラマ『ポケベルが鳴らなくて』に出演。
ポケベルと言えば、中年男性と若い女性の純愛を描いた『ポケベルが鳴らなくて』というドラマがあったなぁ(遠い目) pic.twitter.com/XXpxEsLEyQ
— じぇれ@関東の珍獣 (@kasa919JI) 2017年10月29日
主人公である男性(緒形拳)の娘の友人でありながら彼と不倫関係になるOL役を演じます。
56歳の緒形拳さんが21歳のアイドル女優・裕木奈江さんと不倫する役を演じることが、大きな話題に。
このいわゆる“憎まれ役”を演じてしまったことで、その後の裕木奈江さんの行く末に多大な影響が出てしまいます。
当時の裕木奈江さんは人気絶頂(特に男子人気はダントツ1位)であったにもかかわらず、「裕木奈江が気に食わない」というバッシング記事も頻繁に載るようになりました。
『ポケベルが鳴らなくて』以降も裕木奈江さんへのバッシングは収まらず、「女性が嫌う女性」の代名詞になってしまいます。
その後、裕木奈江さんの出演したドラマは軒並み低視聴率に!
当然ながら、裕木奈江さんのメディアへの露出は徐々に減っていきました。
1999年、写真集『UNRELEASED FILMS』で初めてオールヌードを披露。
同年、ヘアメイクアップアーティストと結婚し、米国ロサンゼルスへ移住。
「日本ではもう女優としてやっていけないからアメリカに移住したのでは?」と囁かれます。
2006年4月 クリント・イーストウッド監督の映画『硫黄島からの手紙』に“NAE”名義で出演。
2007年にデヴィッド・リンチ監督の最新作『インランド・エンパイア』に出演するなど国際女優として活躍します。
現在も”Nae”名義で活動し、日本を拠点に海外での活動も続けています。
そして裕木奈江さんは2009年に離婚して、現在はバツイチです。
『FINAL CUT』女優・裕木奈江の役柄は?
『FINAL CUT』女優・裕木奈江さんが演じるのは、主人公・中村慶介(亀梨和也)の母親・早川恭子(享年40歳)。
保育園「ルミナスキッズ」の園長を務めていましたが、“園児殺害事件”の犯人として疑惑の目を向けられて、12年前に自殺しました。
慶介とは仲のいい親子関係でした。
12年後、大人になった慶介は亡き母の復讐計画を実行に移します。
裕木奈江さんは慶介の回想シーンで度々登場することになると思われますが、この“園児殺害事件”の真犯人とは一体誰なのでしょうか?
女優・裕木奈江の演技の評判は?
『ポケベルが鳴らなくて』の演技が良すぎた?
裕木奈江 がトレンド入りしている
— コバヤシユウスケ (@yukoba1967) 2017年12月28日
ポケベルが鳴らなくて の迫真の演技が逆に、演技と本人との区別がつかない人たちによる大バッシングを呼び、日本の芸能界にいられなくなったのは、今も嫌な記憶として残ってる
裕木奈江さんなつかしいな。ポケベルの人か
— みい@お茶うなぎ (@m0201mh) 2018年1月8日
ドラマで不倫女性を演じて可哀想に炎上したけど視聴者って怖いなあと思う
それだけ演技が良かったってことなのにね
裕木奈江、ポケベルが鳴らなくての演技好きだったなあ
— スマ@みのりん鉄 (@suma_minorin) 2018年1月8日
なんであんなにバッシングされて消えてしまったのか…
芸能界は怖いなと思った
裕木奈江さんが芸能界を干される原因になったドラマ『ポケベルが鳴らなくて』。
ツイッターでは「嫌われたということはそれだけ役に入り込んでいたから」「それだけ演技が上手かったんだと思う」「演技力の高さがアダになったってことか。」など女優・裕木奈江の演技を絶賛する声多数でした。
『ポケベルが鳴らなくて』のドラマの中で“不倫が原因で家庭が崩壊するシーン”があるのですが、それがバッシングの大きな引き金になったようです。
筆者は当時の状況を雑誌等で細かにチェックしていたのですが、結局裕木奈江さんって男性にはそんなに嫌われてなかったんですよ。
嫌っていたのはもっぱら女性だったと思います。
女性が女性を敵にまわすと本当に怖いですね。
裕木奈江が出演している海外ドラマも見てみたい?
ツインピークスに裕木奈江とな!彼女の演技力は凄まじいものがあるからな~映画光の雨を観れば分かる
— ヘロヘロ (@herohero6) 2017年10月28日
2001年公開の映画『光の雨』での演技も絶賛の声が多く、裕木奈江が出演しているならば『ツイン・ピークス The Return』(アメリカ合衆国のテレビドラマ)も見てみたいという人もいました。
干されて可哀想!
裕木 奈江さん好きだったよ
— ∞ah∞ (@ah57188015) 2017年6月27日
演技も上手くて
ばっしんぐされて可哀想だったなぁ
ドラマで不倫役してるからバッシングって、ほんと見る人のバカさ加減がよくわかる日本だことw 「ポケベルが鳴らなくて」で裕木奈江にやってことをくりかえしてるやん。感情移入するのはええけど、役者は演技してるだけだよ?
— ちびたけ (@chibitakenji) 2017年6月1日
現在では“バッシングされて干されて可哀想”の意見が多く、“同じことを繰り返してはいけない”という戒めの声も。
女優さんは不倫する役をただ演じているだけなんですから、本人と混合するのはおかしいです。
個人的にも女優・裕木奈江は憑依型の演技の上手い美人女優としてうつっていたので、「干された」という噂を聞いた時には本当に残念でした。
今回『FINAL CUT』でまた演技を拝見できるのが嬉しいです。
まとめ
2018年1月9日スタートのドラマ『FINAL CUT』に主人公・中村慶介(亀梨和也)の母親・早川恭子役で出演する女優・裕木奈江さんをご紹介しました。裕木奈江さんの体当たりの演技をまたドラマの中で見られることが懐かしいし楽しみです。