「FINAL CUT」亀梨和也が魅せるアクション、パルクールとは?

1月9日(火)から遂に放送開始となった、亀梨和也さん主演のカンテレ・フジテレビ系連続ドラマ「FINAL CUT」

15分拡大版の第1話、皆さんもご覧になったでしょうか?

私は亀梨さんの表情を追いかけつつも、ストーリーの背景や今後の展開を考えながら、ハラハラドキドキと夢中になって見入ってしまいました(笑)


ドラマは冒頭から、亀梨さん演じる中村慶介の人生に暗い影を落とす事になった、過去の出来事がフラッシュバックされていましたね。

このシーンには様々な謎が隠されていそうで、とっても気になるところです。

更には、これまた謎の多い現在の中村慶介の日常も随所に映し出されていました。


そして、その中村慶介が一人ランニングをしながら特徴のある動きでトレーニングをしているシーン。

そのアクロバチックなパフォーマンスが気になった方も多いのではないでしょうか?

この特徴のある動きはパルクールと呼ばれるもので、亀梨さんもこの「FINAL CUT」の為に特別な訓練を積んで撮影に臨んでいます。


そこで、今回はこの気になるアクション「パルクール」について、様々な角度からご紹介したいと思います。




パルクールとは?


パルクールの原点

「パルクール」とは、特別な道具などは使わずに建物の外壁や手すり、柵、段差などを障害物に見立て、素早く走る・登る・跳ぶなどの移動動作を複合的に実践する動きの事です。

また、この動きに宙返りなどの高度な技を多用して、パフォーマンス色を強くしたものは「フリーランニング」とも呼ばれています。

「パルクール」のルーツは20世紀初頭、障害物を使う「パルクールデュコンバタン」と言うフランスの軍事訓練が由来と言われています。


この訓練の特徴と活格闘技や器械体操などの様々な動きを融合させて、日常的に身体能力を引き出し高めるトレーニング方法として、フランス人のダビッド・ベル(1973年~)が考案したのが、今日の「パルクール」の基盤となっています。

後にダビッド・ベルが結成したパルクール集団「YAMAKASI」(ヤマカシ)のストリートパフォーマンスが、映画監督のリュック・ベンソンの目に留まり、彼らを題材とした映画「YAMAKASIヤマカシ」(2001年)が制作、公開されました。(リュック・ベンソンは原案、脚本)

そして、この映画の世界的大ヒットによって「パルクール」は一躍世界中に知られることとなったんですね。


アクロバチックでありながらも、その流れる様なスムーズで無駄のない超人的な動きにびっくり仰天した方も多かったのではないでしょうか?

まさに驚くべき人間の身体能力を見せつけてくれた、新感覚のアクション映画でしたよね~。


日本におけるパルクール

現在、日本国内における「パルクール」人口は1000人程度、大小合わせて約70のチームが存在しています。

2014年には日本においてパルクールの普及や啓蒙活動を行う事を目的として非営利団体「日本パルクール協会」が発足。

因みに「パルクール」はスポーツ競技と言う位置づけではない為、国内はもちろんのこと海外でも公式な大会などは行われていません。

確かに競技として考えると、審査基準が難しそうですよね(汗)


また最近ではネット動画の配信サイトでも、そのパフォーマンスを気軽に目にすることが出来るため、更に人気を集める傾向がある事から、今後は多くの人がチャレンジ出来るようにアレンジして、スポーツジムのプログラムに取り入れる動きもあるんですよ。

もしかすると、新たなダイエット法としてブレイクするかも知れませんね。

パルクールの可能性

「パルクール」を行うスタイルや思考は実に様々です。

単純に移動術であったり、もしくはトレーニングメソッドであったり、はたまたエンタテイメントパフォーマンスであったり。

更にはアートとしての表現方法だったり、ライフスタイル、そして、なんと哲学と言う捉え方もあるんです。


この多岐にわたる捉え方こそが、何だか未来的だと思いませんか?

性別、年齢、人種を超越し、言葉も時間も場所も選ばない「パルクール」が今後どのように発展して、私達の生活ベースに取り込まれてくるんでしょうか?楽しみです。

ひょっとしたら、年始に活動再開を発表したKAT-TUNの皆さんが、ダンスパフォーマンスの一部として取り入れる可能性も無きにしもあらずです。期待しましょう!

「FINAL CUT」今後の見どころと展開

亀梨和也のアクション

さて、今回のドラマ「FINAL CUT」の見どころの一つとして取り上げられている、亀梨和也さんのアクロバチックなアクションシーン。

放送前には亀梨さんが「撮影中に左手の人さし指を骨折」と言う心配なニュースも伝えられましたよね。

しかし、第1話の放送では負傷なんて全く感じさせない、軽やかな身のこなしのトレーニングシーンを見る事が出来ました!さすがです。


亀梨さん本人も「出来る限り、アクションシーンは自分自身で演じたい」と力強く語ってます。

しかし、練習内容について聞かれると「かなりキツイし、かなり怖いです」と本音も漏らしています。

こう言うコメントを聞くと、素直でますます素敵!と思ってしまうファン心理です(笑)


幼い頃は野球少年としてグラウンドを駆けまわっていた亀梨和也さん。

これまでも本業のKAT-TUNではハードなステージパフォーマンスを華麗にこなし、映画「ジョーカーゲーム」(2015年 東宝)ではスパイ役、ドラマ「怪盗 山猫」(2016年 日本テレビ)では天才怪盗役と、どちらも激しいアクションシーンを見事に演じられています。

これらの実績は、まさに身体能力の高さを裏付けていますよね。


また2011年にNTTドコモが行った「運動神経に惚れ惚れするジャニーズランキング」と言うアンケート調査では、2位の大野智さんや3位の東山紀之さんを抑えて、見事1位を獲得しているんですよ、凄いですね!

年々たくましく、大人の男性へと成長している亀梨和也さんの演技とアクションシーンからは、これからも目が離せません。

パルクールの演出

因みに今回のドラマでパルクールアクションの演出・指導をされているのが、ご自身でもアクション俳優をされているHAYATE(ハヤテ)さんです。

国内屈指のプロのパルクール実践者で、これまでも数多くの映画やドラマ、CM等でパルクールを主とした演出やコーディネートをされていて、高い評価を受けていらっしゃいます。

そんな実績のある方の演出と聞いたら、またシーンの見方もひと味違ってきますね。

「FINAL CUT」気になる今後の展開

謎の多いこのドラマですが、第1話で一番驚いたのは中村慶介は警察官だったと言う事じゃないでしょうか?

闇の仕事人だと勝手に決め込んで見ていた私は「え~っ、そうだったの!?」とかなり驚いてしまいました。

もちろん闇の仕事人でも間違いではないんですけどね(笑)

これは警察内部にも慶介の復讐ターゲットが居ると言う事ですよね?う~ん、謎は深まるばかりですね。


そして、慶介を取り巻く登場人物達もひと癖ふた癖、何かありそうなので気になります。

高木雄也(Hey!Say!JUMP)さん演じる、慶介の幼馴染である野田大地、彼の職業は?なぜそこまで慶介を助けるのか?

慶介は小河原家の美人姉妹を騙して何をしようとしているのか?

高視聴率を誇る「ザ・プレミアワイド」のスタッフも一見チームワーク良さそうに見えるけど、叩けばホコリがいっぱい出て来そうだし、プロデューサーの井出の事を良く思ってなさそうだし。


とにかく気になる事が次から次と出て来て、第2話が待ち遠しいです。

まとめ

みよさん(@gacktin0704)がシェアした投稿

亀梨和也演じる主人公の中村慶介は静かに、そしてクールに復讐に燃える男です。

慶介を巡る謎多き人物たちの思惑との闘い。

ドラマ「FINAL CUT」は、この後どんな風に点と点は繋がっていくのか?既に見逃せない展開となっております。


鍛え抜かれた肉体を持つ中村慶介役の亀梨和也さんが今後、どんなシチュエーションでどんなアクションシーンを魅せてくれるのか、とっても楽しみですね!