2018年1月15日(火)から、新ドラ『初めて恋をした日に読む話』(はじこい)がスタート。
行き遅れアラサー女講師と、東大を目指す不良高校生の14歳差の胸キュンの恋が描かれます。
当記事では、ドラマ『初めて恋をした話』(はじこい)の原作あらすじの結末をネタバレ・後編(コミックス6巻~最新話)をまとめています。
『初めて恋をした日に読む話』8巻を追記しました。
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もくじ
- 1 ドラマ『初めて恋をした日に読む話』主な登場人物
- 2 ドラマ『初めて恋をした時に読む話』原作あらすじの結末をネタバレ・後編(コミックス6巻~最新話)
- 2.1 俺とデートして、断るな、お前が嫌がることは絶対しない
- 2.2 牧瀬が再登場
- 2.3 牧瀬は雅志が好き?
- 2.4 山下とデート
- 2.5 一度でいいから、嫌われたり憎まれたり、不安になるほど想われてみたいよ
- 2.6 雅志が順子にキス
- 2.7 センター試験は女のフレンチキス?
- 2.8 山下のヤキモチ
- 2.9 中学の頃からどんどん綺麗になってくお前を一番近くで見てた
- 2.10 ユリユリが元気がない理由
- 2.11 抱いたつもりが抱かれた?
- 2.12 どれ抱いた?
- 2.13 順子はすでに匡平ににんじんを与えてる?
- 2.14 俺のこと男として見てくれてる?
- 2.15 受験が終わったら、お互い親と仲直りしない?
- 2.16 じゃ、これから何してもドキドキしちゃいますね
- 2.17 お前が俺の事考えてくれる時間が一番うれしい
- 2.18 高校生なんて冗談でもヤバイって
- 2.19 黙って、俺待ってろ
- 2.20 匡平が模試でC判定
- 2.21 6連泊の特別合宿
- 2.22 毎日10分間のコミュニケーション
- 2.23 雅志もやってきた
- 2.24 山下が女風呂に
- 2.25 順子が匡平を抱きしめそうになる
- 2.26 順子と美和の出会い
ドラマ『初めて恋をした日に読む話』主な登場人物
ドラマ『初めて恋をした日に読む話』の主な登場人物を紹介します。
春見順子:深田恭子
人生の岐路でことごとく失敗してきたアラサー女子で、予備校教師。
超鈍感で、モテても全く気付きません。
由利匡平:横浜流星
不良高校生。
おバカ学校に通っていますが、根は真面目で真っ直ぐな性格。
順子に「ユリユリ」「ユリの下」など色んなニックネームを付けられます。
匡平の仲間(マイルドヤンキー略してマイヤン)
エンドー(永田崇人)、ナラ(堀家一希)、カブ(櫻井圭佑)、木佐(若林拓也)の4人。
八雲雅志:永山絢斗
東大卒の商社マンで、最近海外から帰国。
順子の一番の理解者を自負。
山下一真:中村倫也
匡平の担任教師。
高校時代に順子に救われたことをきっかけに好意を抱きます。
松岡美和:安達祐実
順子の親友でキャバクラオーナー。
時々核心を突く発言をします。
春見しのぶ:壇ふみ
順子の母。
東大に受からなかった順子をどこか見下しています。
由利菖次郎:鶴見慎吾
匡平の父で文化省局長。
学力の低い匡平を恥ずかしいと思っています。
江藤美香(エトミカ):吉川愛
匡平と仲間たちが合コンした科女の学生で、匡平が大好き。
ドラマ『初めて恋をした時に読む話』原作あらすじの結末をネタバレ・後編(コミックス6巻~最新話)
『初めて恋をした時に読む話』原作あらすじの結末をネタバレ・後編(コミックス6巻~最新話)をまとめていきます。
俺とデートして、断るな、お前が嫌がることは絶対しない
正月。
昨日32歳になった順子は、母・しのぶ(壇ふみ)から「結婚相談所。私が登録しておくから、今年はお見合いしましょう」と言われてしまいました。
順子は「わかりました。ただ、今やってる由利匡平くんの受験だけは、何よりも優先して打ち込むつもりなので、この一年それだけはわかってください」と返答。
そして、可愛い教え子・由利匡平(横浜流星)の合格祈願に出掛けます。
そんな順子を見て「やっぱり最近目に見えて変わったな、順子」と父・正(石丸謙二郎)。
しのぶは「あの子、今になって受験生の周りの大人まで経験する必要あるのかしら?」と首をかしげました。
神社について匡平の合格を願いながら、「今こそ婚活が必要かも」と思う順子。
自分がいつまでもフラフラしていたら、匡平の邪魔になるかもしれないから。
そこへ匡平と仲間たちが現れて「ずんこ先生、あけおめー!」と挨拶。
匡平も「今年もよろしく、せんせー」と言いますが、順子は年末に匡平にキス(ほっぺだけど)されたことを思い出して動揺!
ひとりで甘酒を飲みに行ったら、山下と会います。
山下と匡平のWはキツ過ぎると思った順子は、あっちに匡平がいることは内緒に。
山下は「おっぱいをもんだ続きがしたい」と言って、順子に逆さ吊りにされます(笑)。
山下:「悪かった!!さすがに今のは冗談だから!!」
順子:「大声出すなーっ。いつから日本は断りなくンなことできる国になったーっっ」
山下:「そー。だから断りが欲しくて途中でやめたの」
山下が「俺とデートして。断るな、お前が嫌がることは絶対しない。1回でいい。チャンスくれよ」と言って、真っ赤になる順子。
牧瀬が再登場
いよいよ来週末に、センター試験があります。
東大を受験するのに受けるテストは、センター試験(1次試験)と2次事件ですが、この2つの試験はセンター1:2次事件4と配点が全く違います。
センターの合計点は圧縮されて110点、2次の440点と合わせて合計550点で合否判定が行われるのです。
順子が「当然2次の方がウェイト高いから、センターが軽視されがちなんだけど」と説明すると「ふーん」と匡平。
そこになぜか牧瀬が登場して「受験なんてセンター口説けば受かるわよ」と口を挟んできました。
牧瀬は神奈川の塾をクビになったので、地元に帰ってきたのでした。
牧瀬は、センターの理系対策問題をもう使わないからと、順子にくれました。
順子が「牧瀬さん。由利君に理数を教えてくれない?」と言うと「何言ってるの?分かってんの、私嘘ついてたのよ。学歴なんてないんだってば」と牧瀬。
順子:「大丈夫。私も東大落ちてる」
牧瀬:「あの記事見たでしょ。いかがわしい塾講の生徒なんて由利君が恥かくのよ」
順子:「平気。私も何の実績もない4流講師だから同じ、同じ」
牧瀬:「あなたはちょっとは気にしなさいよ」
順子:「だって牧瀬さん、受験好きでしょ?私この子が受験終わった時に思いっきり打ち込んだって思ってほしい。牧瀬さんなら由利君にそれを教えられる気がするの」
匡平も「俺からも頼む。絶対現役で受かりたいんだ」とお願いして、牧瀬は匡平の理数を担当することに。
牧瀬は雅志が好き?
順子と牧瀬が2人で飲んでいると、雅志と美和、モンちゃんがやってきました。
「やっ……八雲くんっ」と顏を真っ赤にする牧瀬。
美和は「25!32のくせいに25!読んだなーサバ。張ったなー見栄。あいつら(マイヤン)も目許のうすーい皮膚でこいつのリアル年令の気づかんとは笑止!」と大笑いのバカ笑い。
「仲良くしようぜ」と言うと、「誰があんたなんかと」と牧瀬。
牧瀬が「や、八雲君はまだ独身なの?」とはにかみながら聞くと、「おっ、こいつ?ピーもピーもまだ。そのうち妖精になる」と失礼な美和。
雅志が順子を会社のホテルディナー(恋人や家族同伴のヤツ)に誘うと、「その日はちょっと山下君を約束があって」と順子。
美和は「山下ー!?まじ?付き合ってるの?」と驚きますが、「いや、違うんだけど。一回出掛けてみるのもいいかなあって」と順子。
雅志は黙ってしまい、心配そうに見る牧瀬。
その頃、匡平は父親が秘書の女性と歩いているのを目撃して、ショックを受けていました。
山下とデート
迎えた山下とのデートの日、順子は色気全面カット服で登場。
山下は「まーいーや乗れ」と順子をお姫様抱っこしてバイクの後ろに乗せて、「いくよつかまって」と言って走り出しました。
山下が連れて行ってくれた場所は、正月で人がたくさんいて混雑。
昼ごはんを食べようにも、満席でした。
グダグダになってしまって落ち込む山下ですが、「不良と学校抜けしてるみたいで楽しかった。バイクの後ろも初めて乗った。怖かったけどすごい気持ちいーね」と順子。
山下が「チューしていい?」と聞くと「だめ」と言われたので、手を触らせてもらいます。
「あの頃の俺が見たら泣いちゃうかも。結局、誘っても告白してもはぐらかされてたから。一緒に出掛ける日が来るなんて思わなかった」
順子は「私も、もしあの頃、自分にもっと自信があったら山下君と付き合ってたのかな。もし今この人を好きになったらあの子(匡平)はどんな顏をするだろう」と考えていました。
その頃、部下に帰ってくださいと言われた雅志は、カフェで勉強する匡平に会いました。
閉店のアナウンスが流れて、雅志は「ウチ来る?」と匡平を誘いました。
匡平は父と秘書の女性が一緒にいるのを見たくなくて、帰りたくなかったのです。
雅志:「俺も仕事するから、どの部屋でも好きに使っていいよ」
匡平:「すみません、本当にありがとうございます」
雅志は順子に電話してみますが、話し中。
今日は順子は山下とデートだったな~と思いだします。
一度でいいから、嫌われたり憎まれたり、不安になるほど想われてみたいよ
雅志は、机に突っ伏して眠ってしまった匡平をベッドに運んでやります。
匡平のノートをめくると、順子からの付箋がいっぱい貼ってあります。
「君はいいな。嫌いになったり嫌われたりできて、順子と。でも俺は違う。多分一生、安心できる従兄弟なんだ。一度でいいから、嫌われたり憎まれたり、不安になるほど想われてみたいよ」
デートが終わって家に着いた順子の元に、山下から電話。
山下:「今日楽しかった?」
順子:「うん」
山下:「また連絡する」
順子:「おやすみ」
雅志が順子にキス
順子がベランダから下を見ると、雅志の姿が……!
匡平がさっきまで雅志の家で寝ていて、さっき帰ったと聞いて、驚く順子。
「受験中は気分の浮き沈みが命取りだから、ちゃんとフォローした方がいいと思う」と雅志。
雅志が「山下とのデート、どうだった?」と聞いてきて「うん、楽しかったよ」と順子。
今度は順子が「雅志は?この前牧瀬さんに独身か聞かれてたじゃん」と聞きますが、無言で立ち上がる雅志。
順子が「雅志?帰るの?下まで送るよ」と言うと、雅志は「お前、本当に何も気付いてないの?」と言ってキス。
順子は雅志の胸倉を掴んで、ベランダの外に落とそうとしました(笑)。
「気でもふれたか、雅志ー!!!」
雅志は順子の手を掴んで「順子!!やめろ」と涙目。
順子はなんとか雅志をベランダに引き上げましたが、2人ともゼーハー。
順子が「私たちは酔ってた!」と言うと「酔ってない!」と雅志。
その後「仕事で疲れてた」「疲れてない」、「互いに血迷ってた」「お前が一人で血走ってるだけだ」と問答が続きます。
そこへ順子の父親がやってきて、雅志とフツーに世間話。
父:「雅志、お前もそろそろ実を固める予定あるのか。もうお前も32歳だもんなあ。順子と同じ年だもんな」
雅志:「やーまあ……」
順子は、父の空気の嫁無さに救われてるのかえぐられてるのか、わからなくなります。
順子の父親が家の中に入って、「じゃあ俺も仕事だから帰るわ」と雅志。
順子は「そうだね、一回寝よう!」と言いますが、雅志は「順子、言っておくけど俺は何も間違ってないからな」と順子を抱きしめました。
センター試験は女のフレンチキス?
翌日。
牧瀬が「センター試験は、女のフレンチキスみたいなものよ」ととんでもない例え方をして、ドギマギする順子。
フレンチキスとは、ディープキスのことです。
牧瀬が言うには……
Bライン:5~6割(バードキス)
Cライン:1~2割(ただのキス)
Dライン:1割未満(ダッシュで逃げる)
ちなみにセンターの足切りは、女で言う「生理的にムリ」。
牧瀬が「フレンチキスまで持ち込めれば、その女性はあなたのことが生理的にアリ。十中八九抱けます」と言って、「受験の話か女の話かいずれにせと何言っとんだお前は」と順子。
順子は、匡平が明らかに元気がないことが気になります。
順子が「ユリユリ、リアルセンターまで朝学習一緒にやろうか」と提案すると「2人きり?やった」と嬉しそうな匡平。
その後、牧瀬が順子に「あなたと八雲君、どうなってるの?いい加減告白された?」と図星を突いてきて、衝撃を受ける順子。
順子「されてない」
牧瀬:「嘘うそ。何今の明らかに様子が」
順子:「されてない」
牧瀬:「そんな筈ないわよ。中学の時からもう何年……」
順子:「されてない」
牧瀬:「されてないのね」
牧瀬は、恋愛に関してはまるで主体性のない順子にあきれ顔。
「相手は捨て身で向かってきてるのに。応えたいって思ったことないの?」
山下のヤキモチ
山下とのデート中、順子は放心状態。
慌てて謝りますが、「デート中にそこまでぼーっとしてんだ。さぞやとびきりの詫びが待ってるんだろーなぁ。楽しみだなー次は生おっぱいかなー」と山下。
順子の頭の中は、雅志のこと、牧瀬のこと、匡平のことでパンパンで、つい意識が飛んでしまうのです。
順子は、匡平が最近沈んでるように見えないかどうか山下に聞いてみます。
すると、この間の保護者会に、匡平の父親の代理で女性が来ていたとのこと。
山下:「まあでも、お袋さん亡くなってもう長いだろ。親父さん、いつ再婚してもおかしくないよな」
順子:「そんなもんかなぁ……」
山下はいきなり、順子の足の間に自分の足を絡ませました。
いま、順子が匡平のことを考えたのだとわかって、妬いたのです。
山下は、この間のデートは楽しかったけど、今日までキツくて長かったと告白。
「次会う時まではもっと長いんだろうな。今から憂鬱」
順子は、山下の手を取ったらきっと仲良く一緒にいられるんだろうなと思いますが、なのになんだかこの指を握り返すのが怖いと思うのでした。
一方、匡平は父親から「知り合いに受験に詳しい人間がいる。きちんとコンサルティングしてもらえ」と言われていました。
匡平:「それってもしかして、この前、俺の学校の保護者会に来た変な女?」
父親:「もう会ったのか?」
匡平:「会わねーよ。親父なんかの世話になりたくないから受験すんだよ。誰が会うか」
中学の頃からどんどん綺麗になってくお前を一番近くで見てた
親戚の結婚式に出席した順子と匡平は、親戚たちに「雅志に順子まで!未だに独身。もう32だろ。いつまでフラフラしてんだ!」と言われてしまいます。
分かっちゃいるけど、つらすぎる親戚の集まりです(^_^;)
「もういっそ、お前ら結婚したらどうだ」と笑われて、アギャーと思う2人。
やっと2人きりになった時に、雅志が「この間はごめん。断り入れなかったことだけ謝る」と謝罪。
順子は「やぁめてよ、間違いでしょ」と笑って誤魔化しますが、「忘れるな。ひとつも間違ってない。ずっとお前が好きだったんだ俺
」と雅志。
雅志:「中学の頃からどんどん綺麗になってくお前を一番近くで見てた」
順子:「雅志、ごめ……」
雅志:「順子。どんだけ長い間思ってたと思ってんだ、即答するな」
順子:「でも」
雅志:「何日でも、何年でも待つ。ちょっとは俺で悩め」
順子は美和に「話聞いてくれ」と電話して、BARで待ち合わせ。
美和は「何があった?(あの3人の)誰かについに押し倒されたのか?めでてーじゃねーか」と言ってきましたが、順子が「実は雅志と……」と告白すると、ブーッと吹き出しました。
そして「んまっ雅志が!?うそだろ?!」と大興奮。
順子が「結局何も言えなかった。この先雅志にどの面下げて会えばいいの?」と苦悩を打ち明けると「気持ち悪っ」と美和。
「雅志は、誠意持ってあんたに言ってくれたわけよ。あれこれ相手のこと考えてるフリしないで正直に普通にしてろ」
さらに「いーじゃん。山下と両方味見してみれば。どーせしばらく使ってないんだろ」と言って、順子の胸をガシッ。
順子は店を出る時に、匡平の父親とすれ違います。
匡平の父親は、女性連れでした。
ユリユリが元気がない理由
翌日、大雪で匡平の学校は休みになりました。
やはり、匡平は元気がありません。
順子:「ユリユリ、お父さんに勉強教わったことある?前にエンドー達に聞いたことあるの。中学までは勉強真面目にやって出来る方だったったってユリユリ」
匡平:「親父、ああ、あったかな、少しは」
順子:「私もほとんどお母さんだったけど、たまーに教えてくれた」
匡平は、母親が肺の病気で亡くなるまで、家族仲はうまくいってると思っていたと話します。
しかし母親が亡くなって遺品整理してる時、父親のクラッチがみつかり、中には知らない女と映ってる父親の写真があったのです。
そしてついこの間、その女と父親が一緒に歩いてるのを目撃。
「多分、母親が亡くなる前から浮気してたんだと思う。クソみてーな親父だとは思ってたけどまさかまだ続いていたとはな」
順子が「背中貸す。好きなだけ吐きだして」と言って、順子の背中に抱き着く匡平。
「ユリユリ、合格したらお父さんに殴り込みに行こうね。ユリユリが今まで我慢してきたことぶつけましょう。いいのよ、お父さんなんだから。それでその後、お母様にも報告に行こうね。頑張ったんだもん。褒めてもらわなきゃ」
抱いたつもりが抱かれた?
順子は、匡平が泣いている気がして、自然に手を回しました。
雅志にも山下にも、体が固まって出来なかったのに……。
順子は、今初めて「応えたい」と思ったのです。
しかしユリユリの順子を抱きしめる手に力がこもってきて、顏から無数の冷や汗が出る順子。
「そろそろ離れないと」と思いますが、「あれ。なんか知ってる匂いだと思ったらあれか。あの時借りたワックスの匂いか。これ借りた時もいつもの匂いだって思った気がする」と匡平。
「なに、この空気。塾講師と生徒の会話か?」と疑問しか感じない順子。
遂にこらえきれなくなった順子は「わ、わたしっ、資料取ってくる!!!」と立ち上がりました。
匡平が「春見、こっち向いて」と言うと、真っ赤な顏をした順子が振り向きました。
これ以上いたら、戻れなくなってしまう……!
真っ赤な顏を見られて焦った順子は「演習問題やっておくように!!」と言って、逃走。
どれ抱いた?
順子は、そのまま美和の店へ。
勘の鋭い美和は「今なんかエロいこと考えてるでしょ」と言い当てました。
順子が「と言うか、今すごく自信がなくなるのが怖い。自然に手が動いてて……」と言うと、「自然に手が動いた!!!?」と美和。
「どれ抱いた」と迫られて、「ユ……ユリ蔵」とこれまた凄い形相の順子。
そのあと「違うっっただのハグ!!おまわりさんの前でやっても捕まらないやつ!!」と必死の否定。
順子:「ただあの日ユリ蔵本当に切なそうで……元気付けたいって思ったんだよ。ただなんかこっちからハグしてたつもりが……途中から、なんか逆に抱かれてね?って気がしてきちゃって……」
美和:「それで胸がドコついたと」
順子:「男子高校生相手に、これはもうチカンじゃない?」
美和:「そんなことないよ」
順子:「いや高校生だよ。頭おかしいでしょ」
美和:「食べ頃だから味わう自然の摂理だと思わないか」
慌てふためく順子に、「で、どうだった?」とうっとりした表情の美和。
「ああ、どうかユリユリが気にしてませんように」と祈る順子。
順子は、匡平の邪魔にだけはなりたくないのです。
順子が帰った後、美和は匡平にTEL。
美和が「お前は今キテる!順をあそこまで動揺させるなんて……私は感動してる……!!とにかく順は今最大限にキョン吉を意識してる。よくやった!!」と大絶賛すると、真っ赤になる匡平。
順子はすでに匡平ににんじんを与えてる?
場面は変わって、レストランで話す順子と牧瀬。
話の内容は、匡平の成績。
この間の模試ではE判定だったから、なんとかD判定を取ってもらいたいところ。
悩みは社会で、今まで英語と国語に時間を割いたせいでうまく点数が取れません。
匡平の選択科目が歴史と知った牧瀬は、にんじん(ご褒美)ぶら下げてゲームして覚えさせるように言います。
順子さえ本気にならなければいいだけの話で、優しくして後はあしらう作戦ですが、「でもあなたの場合、無意識にあげちゃたりして、にんじん」と鋭く言い当ててくる牧瀬。
「ななななな、なにを言っとんだ、にんじんだとぶらさげるだの!!」と超当惑する順子。
近くのテーブルには雅志と部下の西大井(浜中文一)がいて、雅志が遂に順子に告白したという話で盛り上がっています。
牧瀬が近寄っていくと慌てて誤魔化そうとする雅志ですが、「はぐらかさなくても知ってるわよ。八雲君→春見さんなことくらい。まさか現在進行形とはね。人に言えない性癖でもあるの?」と牧瀬。
雅志:「なんか中学ん時とずいぶん変わったな」
牧瀬:「化けの皮が剥がれたって思ってるんでしょ」
雅志に「いや、今の方が好き」といわれて、真っ赤になる牧瀬。
雅志:「なーんか中学ん時はいかにも作ったキャラの人工的なモテ子って感じでさ。凄かったんだよ、目も結膜炎かってくらい常にうるうるしててさ」
牧瀬:「32にもなってここまで片思いこじらせてる八雲君にだって絶対問題あるわよ。仮に春見さんとつきあえたとしてちゃんと出来るの?そんな中学生みたいなピーてないピーでピーできるの!?」
雅志と西大井の顏は真っ青に!!!
俺のこと男として見てくれてる?
場面は変わって、二者面談を受ける匡平。
担任教師の山下は、順子がユリユリのセンター試験に一生懸命でデートに応じてくれないので腐っていました。
山下:「たく俺、人生で東京大学なんて初めて書いたわ」
匡平:「何カリカリしてんだよ」
山下:「お前すげーよな。毎日好きな女と2人っきりで会ってて、よく押し倒さないね、俺なら3日持たん」
匡平:「お前、ほんとに教師かよ」
山下:「でもそこまで堪えられるのって自信あんだろーな。1年したら絶対振り向かせられるって自信」
そこへ匡平の父親の秘書の女性が、「本日進路相談があると伺って……」と言って入ってきました。
匡平は「何だ、テメー頼んでねー。余計なことすんなって親父に言っとけ」と言って、出ていきました。
秘書の女性は「保護者代理で来ました」と挨拶しますが、「保護者としていらっしゃるなら、勝手にいらっしゃったのはよくなかったと思います」と山下。
山下も中学の時に父親が再婚して、継母にはついに馴染めなかった経験をしているから。
山下は秘書の女性に「大事にしてやってください。あいつはひねくれて荒れてしまた僕とは違う。由利は今、一生懸命、腐らず自分で切り拓こうとしているところなんです」とお願いしました。
匡平が山王ゼミナールに行くと、順子がホット珈琲を買って待っていました。
授業がおわって「帰りたくない」と匡平。
「ギョーッッ」と後ずさる順子。
受験が終わったら、お互い親と仲直りしない?
そこへ匡平の父が、入ってきました。
安西(秘書の女性)に失礼なことを言った匡平を責めて、「そんなに嫌なら出て行け!お前のような息子はいらん!」と言いました。
順子は「言い過ぎだわ!!」と非難して「じゃあ私がもらいます!!」と匡平の手を引いて一緒に帰ります。
結局行く当てが無かったため、匡平はナラ(堀塚一希)の家へ。
帰り際、順子は「受験が終わったら、お互い親と仲直りしない?」と提案。
匡平が東大に合格したら、匡平の周りみんなに喜んでほしいから。
匡平は「親父とぉ、ヤダ」とゲンナリしますが、「んなこと言わずに」と順子。
順子はみんなに匡平を可愛がってほしいと主張しますが、「お前が可愛がれよ」と匡平。
順子は「ずあっ」と動揺しますが、自分は真剣に話していると言います。
匡平は「わかった。親父と真剣に話してみるよ」と約束するかわりに「はいかいいえかだけでいい。俺のこと男として見てくれてる?」に答えるように順子に要求。
順子は真っ赤になった顏を押さえながら「はい」と答えて、走り去りました。
翌朝、父親の会社に乗り込む匡平。
そして「昨日はすみませんでした。お願いします、後攻卒業まで家において塾の学費も頼らせてください」と頭を下げます。
父親は匡平の今までとは違う態度に驚きつつ、「むろんそれは構わないが……」と返事。
匡平は今まで見たことがないほど、強い眼差しをしていました。
じゃ、これから何してもドキドキしちゃいますね
センター試験まで残り3日。
順子は、どうにかして匡平に日本史を叩きこまなくてはなりません。
順子:「確かに最近の私はおかしかった。いい年して免疫が無さすぎて動揺しちまった。お前さんにゃわからんだろうが、ろくに恋愛経験も積まずに、ひとり真顔でこの東京砂漠を歩くアラサーには刺激が……」
匡平:「じゃ、これから何してもドキドキしちゃいますね、センセ」
「おちょくっとる!!」と思う順子。
そこへ歴女・もんちゃんがやってきて「何、このゴミみたいな教科書」とポツリ。
もんちゃんからしたら、壮大なロマンである歴史をどうしてこんなにつまらなくしてしまうのか、理解不能なのです。
美和もやってきて「要は言葉の意味がわかればいいんだから、もんちゃんの平たい説明で分かったら得じゃね?」と言い出します。
しかももんちゃんは、10代の頃からまとめたわかりやすい歴史ノートを持っていて、それを読んだ匡平は「すげーよくわかる」と感動。
匡平は一気に歴史を理解することができて、これでセンター試験も楽しみです。
お前が俺の事考えてくれる時間が一番うれしい
山王ゼミナールの前で、雅志が車で順子を待っていました。
順子は避けようとしますが、「乗れ、送ってく」と雅志。
雅志:「お前、俺がなんで告白したかわかる?」
順子:「いやっ、正直全然。微塵もわかんね!」(グサッとくる雅志)
雅志:「お前をいい加減、あきらめるためだよ。だからお前が無理だって決めたらきっぱり諦める」
順子:「そんな風に雅志を見たこと一度もない」(車から顏が飛びだす雅志)
しかし順子は「でもちゃんと考えるわ」と真剣な表情を見せて、雅志は「お前が俺の事考えてくれる時間が一番うれしい」とほっぺにキス。
高校生なんて冗談でもヤバイって
順子は今日も、匡平の勉強のために深夜まで机に向かいます。
受験が終わって自信の類はほとんどなくしましたが、でもひとつ得たものがあるとしたら、君(匡平)を決してひとりにしない力。
翌朝、順子は歩きタブレットをしながら、残り2日で匡平に歴史を叩こもうと考えていました。
そこへ山下が現れて、順子と手を繋ごうとします。
その現場をエトミカ(吉川愛)が目撃して「春見先生、そのセンセーと付き合ってたの。確かいとこの人とも何かなかったっけ。匡君の気持ち知ってるくせに」と非難。
順子が「もういい年だし、同級生だから気も使わないし、後がないアラサー同士気が合うの。高校生なんて冗談でもヤバイって」と言うと、「そりゃあそうだよね、先生も大人だよね。なんか期待しすぎたみたい。さようなら」とエトミカ。
順子はエトミカが匡平にチクることがわかっていて、わざと匡平を突き放すような発言をしたのです。
それがわかった山下は「それって逆にお前も由利に惚れてねーか。さすがにちょっと傷ついた」と言いました。
順子は山下に申し訳ないと思いつつも、いつも匡平のことで頭がいっぱいなのです。
黙って、俺待ってろ
リアルセンター試験当日。
試験会場でエトミカは匡平に「匡くんわたしと付き合おうよ、春見先生は匡君が合格して大人になるまで待てないよ」と言いました。
試験が終わって、匡平とエトミカの答案を、順子と牧瀬で自己採点します。
エトミカの判定評価は58.2で京大B判定、匡平の判定結果は55.1で東大C判定。
「すごいじゃない!この前の模試までE判定だったのに!匡くんすごい!」と牧瀬。
順子は匡平の頭をつかんで、ほめてあげました。
帰り道のバスの中、順子と匡平は隣同士の席。
匡平は順子の手を握って「江藤から聞いた。俺お前に文句がある。駅で山下と腕組んで歩いてたって。八雲さんとも何かあるって。もう年だからとか断る理由がないとかすげーなげやりだったって」と言います。
さらに「黙って俺待ってろ」とキメますが、順子は眠っていました。
匡平は順子を抱きしめました。
匡平が模試でC判定
匡平が、模擬試験でC判定を取って2ランクアップ。
とうとう、受験まであと1年を切りました。
順子は今まで以上に指導に力を入れますが、“あの日”以来匡平は恋愛モンスターに(笑)。
“あの日”とは、匡平が「俺のこと男として見てくれてる?」と質問して、順子が「はい」と答えたあの日です(笑)。
順子をもの凄い視線でガン見しているし、油断するとすぐ手が伸びてくるし、足は70℃に開いているし……(^_^;)
「恋愛なんて入り込む隙がないほど、匡平を追い込もう」と決意する順子。
山下は、マイヤン達とエロ話に花を咲かせていました。
通りかかった匡平は「こいつ、いつも春見にこんな話してんのか」と殺意5000%の目で山下を睨みます。
山下:「なにさスカしちゃって。お前だって毎日春見でピーしてんだろ」
匡平:「お前と一緒にすんな。来年本物もらうから俺はガマンできる」
6連泊の特別合宿
そこに順子から山下に「ちょっとユリユリの指導のことで相談があるんだけど」と電話がかかってきました。
山下と匡平が待ち合わせ場所に行くと、順子と牧瀬が待っていました。
順子の相談の内容とは、順子と牧瀬で組んだ特別集中型カリキュラムを近場で宿を取って、泊りがけでみっちりやりたいということ。
順子は、匡平の成績が上がり調子の今、グッと力を引き上げたいと考えているのです。
匡平は「やりたい、たのむ」と即答。
その夜、匡平が父親に「今度、塾の個人合宿に行きたいんだけど」と相談すると、「好きにしろ」と父親。
父親は安西に電話して「申し訳ない、息子の受験指導のお願いについて、一度取り下げさせてくれないか」と頼みました。
安西:「でも私もとても優秀な方たちを集めていて」
父親:「あいつが頭を下げたんだ。無視はできない」
そして順子と牧瀬、匡平とエトミカの4人の合宿がスタート。
順子は匡平が笑った顔を久しぶりに見て嬉しくなります。
毎日10分間のコミュニケーション
勉強が終わると、順子は匡平に「着替えて寝る準備ができたら、先生のところに来るように」と言いました。
これはこの合宿を行う上で牧瀬が出した条件で、順子は匡平と毎日寝る前10分だけサシで話し合わないといけないのです。
なんつう神経使うミッションを……と思いながら、鬼のような形相で匡平と向き合う順子。
順子:「ゆり坊、最近の君の態度を改めてもらいたい。この前から男に見えるかだの何だの言っとるが、私が君に親身になるのは完全に仕事!先生は君が時々出す浮ついた空気をブチ壊したくて、この合宿を催したんです」
匡平:「そーゆーのうぜーっつってんのに、お前も聞き分けねーな」
匡平が「ひとつ気になってることがある。前に朝公園でお前、山下といただろ。お前あのとき山下とヤッたの?」と聞くと、ゲホッゲホッとせき込む順子。
そして「(すげー危なかったけど)なっとらん!!」と全力で否定。
匡平は順子をバックハグして「良かったあ」と言いました。
順子は、匡平の指が自分の足の指に触れているのを見て、真っ赤になって汗もダラダラ。
その頃、牧瀬とエトミカは〇EXの体位の話で盛り上がっていました(笑)。
翌日、牧瀬は順子に「昨日、由利くんと何を話したの?」と聞いてきました。
順子が山下と一夜を共にした話をすると、牧瀬は興味津々!
雅志もやってきた
その頃、雅志は美和の店で酒を飲んでいました。
美和から「順子が温泉宿に匡平と6連泊中」と聞いて、雅志は真っ青に!
美和は順子から借りたCDを雅志に渡して、「CDを返すついでに順子に会って来い」と言いました。
雅志はすぐに順子の元に向かいましたが、酒飲んでるので運転も出来ず、タクシーも捕まらず、電車も大渋滞だったので歩いていきました(笑)。
ボロボロの雅志が這うようにやってきたので、驚く順子。
雅志は、順子と匡平が2人きりではなく牧瀬とエトミカもいると知ってびっくり。
まんまと美和に乗せられてしまったのです(^_^;)
雅志:「とにかくお前が元気そうでほっとした。受験生じゃないとはいえ、センターと二次の間のこの季節だろ。ずっとあの子のそばにいて、昔のこと思いだして落ち込んでるんじゃないかって気になってたんだ」
順子:「雅志、今度ふたりでどこか出かけようか」
びっくりし過ぎた雅志の意識は、地球を離れて宇宙へ(笑)。
順子が「そうやって気づかってくれるとこ嬉しいなあって。だからご飯くらい。私なんかで良ければ」と言い、「う、うむ。では予定を調整しておく」と雅志。
帰り道、雅志は西大井に電話。
「西大井、西大井起きて。一緒にお赤飯食べて」
山下が女風呂に
翌日、順子が女風呂の掃除をしていると、山下が入ってきました(^_^;)
順子:「山下君!なんでこんなとこ入って来てんの。女風呂だよここ」
山下:「やーだって差し入れ持ってきたら誰もいねーし」
山下が順子のシャツの後ろの首元に手を入れてきたので、「どこさ手入れてっだ。おめーっっ」と順子。
順子の髪が濡れてしまったので、「来い、髪洗ってやる」と山下。
山下が「ほんとにお前は由利に関してはイラつくくらい一生懸命だな。春見、ちょっとは俺のこと好きになりそう?俺はいつまで指くわえて待ってりゃいーんだ?」と聞くと、「好きになりたい」と順子。
そして雅志とも会う約束をして、今まっとうな恋愛したくて焦ってると言いました。
山下は「腹立つ、それただの由利から逃げたいだけだろ?いいよ、俺も試せよ。直にさわってそーゆう相手かどうか」と迫ったあと、「な、無理だろ。手あたり次第なんてお前のキャラじゃねんだよ」と言いますが、「試す。どんなにクズでもいい。私、あの子から逃げ切れるなら何でもする。帰ったら連絡する」と順子。
合宿中の順子が、防寒具を取りに家に戻ってきました。
その日はとても寒い日で、順子が高校の時に倒れたことを思い出すしのぶ(順子の母)。
順子が匡平を抱きしめそうになる
その夜、順子は匡平から「この合宿ありがとうな」とお礼を言われました。
匡平は模試のあとから気がはやって家ではなかなか眠れなかったのですが、合宿ではよく眠れたのです。
順子は牧瀬に「今日由利くんが自分の話をしてくれた時、思わず抱きしめそうになった」と自分の本当の気持ちを告白。
さらに「あの子を独り占めしたいような、あれは先生が生徒に思うようなやつじゃなかった気がする。怖いの、一度でもそうなりかけた自分が」と頭を抱えます。
牧瀬は「あなたとっくに落ちちゃってるのよ、由利くんに。そんなんバレたら合格させても講師失格。今のうちにしっかり忘れな。誰にも言わないからちゃんと整理して大事に忘れな」と言って慰めました。
そして2人の会話を匡平が立ち聞きしていました。
一週間の合宿が終了。
匡平は空欄がほとんどなくなり、解答率が20%もアップ。
順子はまるで何もなかったかのように、匡平にいつも通り接します。
本当ごめん、昨日の気持ちは責任持って捨てる。
この先、君は大人になって、今の私と同じ年になってきっとふり返る。
高校生の時、真剣に打ち込んだことを。
その記憶の中で私のことも
ユリユリ、私は今の君に好きになってもらうより
大人になった君に認めてもらえる人になりたい。
君が大人になって働いて好きな人ができて大人になって
その時の君に「いい奴だった」って思われる先生になりたい。引用元:雑誌「クッキー」3月号・春見順子の心の声より
匡平は旅館のソファで眠る順子の頬にキスして「絶対忘れさせたりしない、俺もです先生」と言いました。
そして今日は匡平の誕生日。
匡平は順子の唇にキス。
順子と美和の出会い
順子と美和の出会いは、16年前の高校1年生の時。
実は美和は、順子や雅志、山下と同じランクの高い公立高校出身なのです。
金髪の美和は、最初から担任教師に目を付けられます。
「校則には、髪の色を抜いてはいけないと書いてないのに」と思う美和。
その後も、担任教師は美和にキツくあたってきます。
美和が教室でひとり着替えているときに入ってきたくせに「何だきみか」と謝りもしません。
そんな中、全く接点が無さそうなガリ勉・順子が「松岡さん、その金髪似合ってるね」とさりげなく褒めてきました。
「なんかあいつただのガリ勉じゃない気がする」と思う美和。
美和の両親は、もうすぐ離婚します。
美和は髪が金髪でもスカートが短くても、誰かを騙したり傷つけるような生き方するまいと思うのでした。
担任教師は、美和にカンニングの濡れ衣を着せて再試験をすると言ってきました。
美和が「ふざけんなよ!」と腕をつかむと、担任教師は「離せ……!」と大きく振り払い、美和は体を強く打ってしまいます。
美和が保健室で寝ていると、順子がやってきました。
順子が美和の首のあざを見つけて「何これ」と言うと、美和は「あたしに構わない方はいいよ。同類だと思われる。あたしはあんなクソ担任から1点もいらない。あんたは大学に行きたいんでしょ」とはねつけました。
その夜、心配した順子は美和の家へ。
美和は「家はダメ!外で話すよ」と順子を連れ出しました。
理由は順子が家に来たのが嫌だからではなく、両新がもうすぐ離婚するから人を家にあげたくないから。
美和:「あたしさー、別にあの担任だけじゃないんだよ。昔から大人に好かれないの」
順子:「くそったれ!それ(首)先生にやられたの?最初に見たときからゴミ先公っぽいと思ってたけど!!松岡さんは間違ってなんかない。自分を曲げちゃだめよ」
順子のあまりの豹変ぶりに、「あれ?だ、誰だこいつ」と目を疑う美和。
順子は「これ一冊やればあの先生の問題は取れるから!松岡さんならできる!」と自作のノートを渡して帰っていきました。
そのノートにはぎっしり数式が書かれていました。
翌日、美和の再試験の成績は97点。
担任教師は「馬鹿な。こんな短時間で高校1年生がすらすら解ける問題じゃ……」と驚きます。
そこへ順子が入ってきて「先生の作るテストは、いろんな難関大学の赤本からコピペしただけの問題ですもんね」と言い放ちます。
そして「松岡さんの始まったばかりの高校生活をこれ以上邪魔するなら容赦しません」と言って、担任教師は黙り込みました。
帰りの電車の駅。
順子が「どーすんの?ほかの先生に言うの?」と聞くと「どーかな。センセーの弱み握るのも悪くねーかなって」と美和。
美和が「こわ」と言うと、美和は内心「怖いのはあんただよ。担任ひとことも喋れなくさせてたじゃないかよ」と思うのでした。
美和が「なんでこんな付き合ってくれたわけ?」と聞くと「高校の入学式の時、いよいよ大学受験まで3年切ったかーとそれなりに緊張していたんだけど、松岡さんの金髪見た瞬間“高校生になったんだ”ってすごくワクワクした」と順子。
その時、美和の目には、順子のシャツが青く透けて見えて、中にとびきりの不良少年がいるように見えました。
駅で話したのはたった5分でしたが、美和は順子とは一生ウマがあると確信。
場面は変わって、16年後の現在。
美和は「今になってまあ、よくいたもんだ。あたしの金髪なんて比じゃない。順が心の底からワクワクするようなこんな不良少年が」とピンク頭のユリユリを見るのでした。
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