ハロー張りネズのミオープニング曲・BGMを担当するジャズバンドSOIL&”PIMP”SESSIONS(ソイルアンドピンプセッションズ)について全力で紹介していくコーナーです。
筆者はSOIL&”PIMP”SESSIONSのファンで、10年前に彼らのライブに初めて足を運んで心の奥底から感動して…当時メンバーだった元晴さんを見てサックスを始めてしまうほど(笑)
ハロー張りネズミの予告でBGMを聞いて「あ、ソイルじゃん!」って一瞬でわかったので記事を書きたくなったのであります…
私はこの記事であなたにできる限りSOIL&”PIMP”SESSIONSの魅力を伝え、ファンにしたいと思っています。
ぜひ知ってほしい!覚悟して読んでください。
■追記:
最終回のラストシーンで野田洋次郎とSOIL&”PIMP”SESSIONSの登場…1話から最終回まで、最高の音楽をありがとう…!
もくじ
ハロー張りネズミの挿入曲・BGMはSOIL&”PIMP”SESSIONS
まずは、動画の予告を見ていただきたい。
そのバックで流れているオープニング曲・BGMは「ソイル」の愛称で親しまれる日本が誇るべきジャズバンドSOIL&”PIMP”SESSIONSなのであります。
ファンであれば、そのBGMを出だし3秒聴けば知らない曲であっても「おぉ!ソイル!」とすぐわかってしまう特徴があります。
それが、彼らが自ら「DEATH JAZZ」と称する爆音ジャズ。
ただただ爆音なのではなく、メロディアスで耳にストレートに伝わって来るグルーヴ感が唯一無二。
日本でも有名なバンドではありますが、実は世界でも通用する実力でグローバルな活動を続けています。
◎密かに「ユメマカセ」のミュージックビデオを撮影しておりました◎
— SOILPIMP_Official (@SOILPIMP_JP) 2017年8月2日
近日予告編を公開予定!!
撮影終了後に東京の夜景をバックに野田さんとソイルでパシャり。 pic.twitter.com/WbMvPWDl48
そして、ハロー張りネズミのエンディングテーマはRADWIMPSの野田洋次郎とフィーチャリングした「ユメマカセ」です。
野田洋次郎が作詞、SOIL&”PIMP”SESSIONSが作曲を担当し、混ぜ合わせた結果がこれだよ…「最高だ!」
さてさて、そんなSOIL&”PIMP”SESSIONSがなぜハロー張りネズミのBGMを担当することになったのかというと…
ドラマ「ハロー張りネズミ」、音楽はずっと仕事をしたかった&ずっと狙っていたソイルにお願いしましたー。音楽に関してはまだ「ギャッ!」って話題がありますのでー。 https://t.co/Kt1WC5PTku
— 大根仁 (@hitoshione) 2017年6月9日
監督の大根仁さんの推薦だったみたいですね。
いや〜、さすが「モテキ」「恋の渦」「バクマン。」と名作を作り続けてきた監督さんです。
あ、福山雅治さん主演の「SCOOP! 」もなかなかいい感じでした!そして、「ハロー張りネズミ」にもリリー・フランキーさんが参加している点も見逃せませんね〜。
大根仁さんの人選の素晴らしさに感動している筆者でありますが、ソイルの話に戻しますと…
SOIL&”PIMP”SESSIONSが、どれほど素晴らしいアーティストなのかを一発でわかっていただけるのが「リオオリンピックの閉会式・トーキョーショー」にてオープニングの「ちちんぷいぷい(椎名林檎の曲のアレンジ)」を担当していたこと。
つまりは、中田ヤスタカや椎名林檎と肩を並べる「日本を代表できるアーティスト」ということです。
この開会式について以下のような記事があります。
曲を選ぶに当たり、振り付けを担当するMIKIKOからイメージする音楽として初めてもらった資料は、すべてジャズバンド「SOIL&”PIMP”SESSIONS」だった。
ハロー張りネズミのBGMを担当するバンド・SOIL&”PIMP”SESSIONSは、それだけ魅力のあるバンドだということなのであります。
SOIL&”PIMP”SESSIONSのメンバー紹介
ジャズフェスやロックフェスなど幅広い活躍をしているSOIL&”PIMP”SESSIONS。簡単にメンバーを紹介していきます。
丈青:ピアノ・キーボード
秋田ゴールドマン:ウッドベース
みどりん:ドラム
社長:アジテーター
元晴:サックス(2016年に脱退)
…と、超絶簡単にまとめましたが、ピックアップしてみていきましょう。
残念ながら脱退したサックス:元晴
元晴はすでに脱退していますが、素晴らしい存在感あるサックス担当でした。ライヴパフォーマンスでは腰を振りながら演奏し、とてつもない肺活量をアピールする力技を披露することも。
そこでピックアップするのは、椎名林檎さんと合作の「MY FOOLISH HEART~crazy on earth~」です。
「え?サックスでそれほど特徴的なソロパートがあった?」と思われるかもしれませんが、この曲は椎名林檎さんが歌う以前にソイルだけで演奏されたバージョンがあります。
この椎名林檎さんが歌っているパートは元晴のアドリヴをもとにして歌い上げているんですね。
椎名林檎さんとは度々共演しているSOIL&”PIMP”SESSIONSですが、中でもこの一曲は素晴らしく、「ソイル×椎名林檎」の相性を象徴する作品です。
ハロー張りネズミの演奏の時点で元晴は脱退していますので、少し残念なところです。
圧倒的な存在感:社長
次にピックアップするのは、社長です。「社長:アジテーター」と書きましたが…「アジテーターってなんやねん!」と感じる方も多いのではないでしょうか?
アジテーターとは「扇動者」を意味し、その場を盛り上げる人のことです。
社長の真価はBGMではあまり目立ちませんが、ライブでは一際重要な人物に当たります。
次の動画は「Suffocation」ですが、みんなが必死に演奏している中で、左のソファにただ座っているのが社長なのです。
マジで何もしていない…!BGMの中でももちろん声を発することがあるのですが、ライブでは社長はまさにアジテーター…誰がソロをするのか、どこで盛り上がるべきなのかを観客に伝える役割を果たしてくれたりするんですね。
もちろん、サブで必要な音を鳴らしたり、イントロ部分で拡声器を使って盛り上げたりもするのですが。
その特徴的な立ち位置から、「いらない」という声もなくはないですが、個人的には「社長がいるからこそのソイル」だと思っています。
爆音トランペット:タブゾンビ
次にご紹介するのは、メタルのミュージシャン「ロブ・ゾンビ」がもとになる名を持つトランペッター「タブ・ゾンビ」は、真っ直ぐに飛ぶような音が特徴。その音は、メタルを愛しているが故なのかロックの要素を感じさせます。
次の動画の「POP KORN」は、SOIL&”PIMP”SESSIONSの数ある楽曲の中でもシンプルで、覚えてしまえば初心者でもテーマが吹けてしまうほどの曲。(言い過ぎ?けど単純な曲)
直球の曲でこそ生きるトランペットを感じることができるのではないでしょうか。
J.A.M:丈青・秋田ゴールドマン・みどりん
最後に紹介するのは丈青・秋田ゴールドマン・みどりん。秋田ゴールドマンとみどりんの土台に乗っかる丈青の演奏、この3名がSOIL&”PIMP”SESSIONSの中心であり、それを彩るのがトランペットやサックスと言えるでしょう。
また、丈青のピアノソロは、とても感情的でかつセンスのいいムードを作り上げます。
丈青・秋田ゴールドマン・みどりんの3人は彼らの頭文字をとって「J.A.M」というピアノトリオとしても活躍しています。
というわけで、一通りメンバーの紹介が終わりました…長い!(笑)
いろいろ話しましたが、難しいことは考えず…あなた自身の肌で「このバンドの曲、かっこいい!」と思っていただけたなら嬉しいです。
ハロー張りネズミBGMのサントラの発売日は?
現段階でハロー張りネズミのサントラの発売日は決定していませんが、劇中BGMをSOIL&”PIMP”SESSIONSが担当することもあり気合十分。サントラCDも発売されることでしょう。
ドラマが開始してからしばらくすると発売日の情報も出てくると思います。
筆者が気がつき次第、追記していきます。
■追記:2017年8月23日に発売しました!
SOIL&”PIMP”SESSIONSの曲をおかわり!
筆者がおすすめするSOIL&”PIMP”SESSIONSの曲をご紹介します。Summer Goddess
2005年のアルバム「SUMMER GODDESS」と2006年のアルバム「PIMP OF THE YEAR」に収録された代表曲。筆者が始めてこれを聴いたときからソイルの虜になってしまった一曲。
Crush
2006年のアルバム「PIMP OF THE YEAR」に収録。ベースとの絡みが秀逸、筆者のドライブのお供。
ジャズィ・カンヴァセイション
2013年のフィーチャリングアルバム「CIRCLES」の1曲目に収録。日本のヒップホップグループRHYMESTER(ライムスター)との共演。
ジャズとはなんぞやを歌い上げるこの曲を聴いているとセッションしたくなってくる魔力。
このアルバム「CIRCLES」はRHYMESTER以外にも椎名林檎、BONNIE PINK、福原美穂、七尾旅人、ホセ・ジェイムズ、RYAT、MIYAVI、DJ KENTARO、U-zhaanなどの面々がフィーチャリングゲストとして参加した作品。
椎名林檎の「殺し屋危機一髪」、BONNIE PINKの「Hey Tagger, I’m Here」などは何度聞いても聞き飽きない出来で、幅広い楽曲が聴けるのでオススメです。
表nothin’ 裏girl
2014年のアルバム「Brothers & Sisters」に収録。ピアノの連打がエグい。息継ぎの少ない曲なのでピアノの丈青が作った曲かと思いきやタブゾンビ作曲でした。
いつも息継ぎのない丈青を虐めたくなっちゃったんじゃないかな…(笑)
まとめ
「ハロー張りネズミのオープニング曲・BGM・挿入曲を担当するジャズバンド・SOIL&”PIMP”SESSIONS」についてご紹介しましたがいかがでしたか。SOIL&”PIMP”SESSIONSの楽曲は「ハロー張りネズミ」のオープニング曲以外にも、多くのニュース番組やバラエティ番組でもたびたび登場します。(スポーツ系ニュースとかで特に使われます!)
世界で活躍するSOIL&”PIMP”SESSIONSをあなたも追ってみてはいかがでしょうか。
まずは、目の前にある「ハロー張りネズミ」の楽曲から楽しんでみましょう!
・追伸
もしファンの同志がこの記事を読んでくれて共感したなら、ぜひお友達にシェアして欲しい。
SOIL&”PIMP”SESSIONSという素晴らしいバンドを日本のみんなにもっと知ってもらって、彼らの音楽にブルッちまう新たなファンを1人でも多く作れたら、私は「時間をかけてこの記事を書いてよかった」と本気で思う。