『きみが心に棲みついた』の星名(向井理)が「かっこいいけど怖過ぎ、理解出来ない。」など大反響を呼んでいます。
このドSの極みとも言うべき恐ろしい星名の性格は、どうやら母親が原因らしいのです。
この記事では、原作から星名の母親についてネタバレしました。
2018年2月7日、第41話の情報を受けて追記しました。
『きみが心に棲みついた』最終回・星名のラストに関する記事はこちら
→きみが心に棲みついた 星名のラストが謎でモヤモヤ……続編はあるの?
もくじ
『きみが心に棲みついた』星名の母親のネタバレ
『きみが心に棲みついた』星名の母親のネタバレをしていきます。美人で穏やかな母親
星名の母親は、一見優しくて美人。
ペットショップで猫を見るのが大好きでした。
小学生の頃の星名は典型的ないじめられっこで、家では父親にも暴力をふるわれていました。
学校にも家庭にも居場所がなかった星名の唯一の心の拠り所が母親だったのです。
母親は学校で蹴られたり父親に殴られて怪我をした星名の手当てをしてくれました。
そして「ごめんね。お父さんが蓮に厳しいのは立派な人間になってほしいからで……。」と泣いて弁明。
そんな母親の言うことを当時の蓮は全身で受け入れようとがんばっていました。
星名に整形させた?
しかしある時事態は一変します。
夏休みに入る前に父親が東京の大学病院に勤めることが決定し、星名も転校することに。
なぜかこの地を離れることに躊躇する態度を見せる母親。
実は星名は母親と不倫相手の間に出来た子供で、母親がペットショップに通っていたのは彼に会うためだったのです。
父親が星名に辛くあたっていたのはこのことが理由だったのでした。
母親は父親からの責苦にとうとう耐えきれなくなって、まだ子供の星名になんと整形をすすめます。
星名は「かっこよくなんかなりたくない。」と拒否。
それでも母親はどうか整形してくれと涙を流して懇願。
星名は泣きながら整形手術を受けました。
そこまで星名が全身全霊で受け入れたのに、両親はその後離婚し、星名は父親に引き取られました。
殺人事件を起こす?
母親は星名が中学生の時に殺人事件を起こして、最近まで服役していました。
誰を殺したのかはまだ明らかになっていません。
でも母親のフラッシュバックのシーンで星名の不気味な声が聞こえてきます。
ねえ 本当のこと言ってよ お母さんが殺ったんだよね
お母さんの中の 悪魔がやったんだよね引用元:『きみが心に棲みついた』星名の母親のセリフより
母親はこの後、顔を覆ってへたりこんでいます。
おそらく星名が母親の殺人事件に関与していると思われます。
まさか、星名が殺したとか?
『きみが心に棲みついた』41話(最新話)
『きみが心に棲みついた』41話(最新話)では、星名は離婚後の母親のところに会いに行きます。
そこで星名が目の当たりにしたのは、母の不倫相手である男(ペットショップ経営者)の本性でした。
売れ残りの犬や猫に蹴るなどの暴力を働き、それを止めに入った母の胸倉を掴んで「あいつ(星名)は本当に俺の子なのか?全然顔が違うじゃないか。」と詰め寄っています。
星名は母こそが自分の心を殺した犯人であることを告げて、包丁を手に持ちました。
やっぱり星名が母の不倫相手の男を殺すようです。
また新しい情報が入り次第追記します。
姉には冷たかった?
母親の服役中から、色々と世話を焼いたのは星名の姉でした。
姉は、幼少期から不倫した母親を軽蔑していました。
そして、母親の愛情が弟の星名にだけ向けられていると感じて、そのことに大きな不満を抱いて育ちました。
姉は星名から300万円もぎとって整形した姿を母親に見せますが、母親は相変わらず星名のことばかり気にしています。
そんな母親の態度に「アンタの仕事もアパートもあたしが見つけてやったんじゃない?!」とキレる姉。
星名もかわいそうですが、姉もかなり歪んで成長してしまったようです。
飯田にロックオンされる母親
ある日、不意に飯田(石橋杏奈)が星名の母親を訪ねてきます。
星名にこっぴどくフラれた飯田が、母親に取り入る作戦に出るのです。
母親は「あなた…一体何が目的なの?」と怯えますが、「星名さんとの絆を深めたいんです。」ともはや病的な飯田。
飯田はなんとしても星名と別れたくない一心なのです。
その後も飯田は時々母親のところに行っては、一緒にご飯を食べるという奇行に出ます。
飯田も星名の立派な犠牲者だと言えるでしょう。
星名はキョドコに母親の愛情を求めている?
学生時代にはストリップをさせたり、3話では下着姿でランウェイを歩かせたりと、星名のキョドコへのいじめ(嫌がらせ?)は明らかに常軌を逸しています(原作ではストリップではなく、自分の友人と関係を持たせます)。
どうして星名はキョドコにこんな酷い仕打ちをするのでしょうか?
さらにここでもうひとつ疑問が浮上。
原作の星名はキョドコに執拗に嫌がらせはし続けるのですが、決して関係を持とうとはしないのです(ドラマでも今のところ、関係は持っていません)。
大学時代の星名は常に複数の女性がいて、飽きたらこっぴどく振るの繰り返し。
そんな中、キョドコは『体の関係がない』星名との関係をどこか神聖なもののように思っていました。
でも星名がキョドコを自分に縛り付けておきたいのなら、体の関係を持たない方がおかしいような気がするのですが……。
ツイッターの意見は?
ここでツイッターの声を聞いてみましょう。
「きみが心に棲みついた」
— Osamu_info (@34_Liza) 2018年1月22日
星名漣はキョドコに母親像を求めているのかもしれないな…
他の女性とは肉体関係を簡単に持つのに、キョドコとはそうならない。
暴力は振るうが肉体関係は持たない。そこに神聖さを感じる…
母親としてなら納得できる。そういう男子多そう💦💦#きみ棲み #吉岡里帆 #向井理
いや、きみが心に棲みついたはキョドコが星名さんの呪縛から解き放たれるだけじゃつまらない。
— 仮@にゃんまき (@300enagerukara) 2015年12月11日
むしろ私はキョドコより、星名さんのほうがキョドコに依存してると考えてる。
星名さんは過去に何らかのトラウマがあって(実際母親の裏切りとか)、誰かに必要とされたいって欲求がすごいでしょ。文字数
やはり「星名はキョドコに“母親の(絶対的な)愛”を求めているから体の関係を持たないんじゃないか?」という意見がありました。
星名は母親に整形までさせられた過去があります。
キョドコが星名を癒せるとしたらそこを超えないといけませんから、滅茶苦茶ハードルは高いです(>_<)
キョドコと星名って幼少期に母親の愛情を受けられず、自分に自信がないまま成長したという点ですごく似ているから離れられないんでしょうね。
星名の方は自信家に見えますが、いわゆる「本当の俺は誰にも愛されない。」と思っている人なのだと考えられます。
さらにツイッターでは「星名の方がキョドコに依存している」「星名みたいに母親の愛情を彼女に求める男子多そう」とありましたが、彼氏がライトなマザコンならともかく星名レベルでサディスティックだったら身が持ちません(>_<)
原作『きみが心に棲みついた』6巻では星名がキョドコに恐怖の発言をします。
俺はお前のこと この先もずっと苦しめると思う
だから本気で逃げたいなら俺を殺せ引用元: 『きみが心に棲みついた』星名のセリフより
やっぱり星名を癒すには命をかけないと無理だということですね……。
まとめ
『きみが心に棲みついた』原作から星名の母親のネタバレをしました。個人的な意見としては、星名の母親に再登場してもらって星名を癒してもらいたいと願ってます。