『ここは今から倫理です』高柳の過去を原作とドラマから徹底ネタバレ!恩師と元妻がキーマン?

『ここは今から倫理です』が、2021年1月16日(土)から放送スタート。

主演は山田裕貴さんで、クールでミステリアスな倫理教師・高柳を演じます。

高柳はいわゆる熱血教師とは違い、自分も生徒同様に失敗や後悔ばかりの人間であることを自覚しています。

ぞっとするほど冷たい表情をしたかと思うと、救いを求める罪人のような哀れな目を向けてきたり、悪人かと見間違うほどの狂気も見せます。

果たして彼は「人知を超えた救世主」なのか、それとも「悩める罪人」なのか。

当ページでは『ここは今から倫理です』の高柳の過去について原作とドラマの両方から詳しくネタバレしてまとめています。

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『ここは今から倫理です』高柳とは?



『ここは今から倫理です』高柳(山田裕貴)とは、倫理を専門にする高校教師。

「倫理」の教えと哲学者の言葉で生徒に寄り添いますが、「悩んでいる人間にしか興味がない」と自虐的な態度も見せます。

また、タバコを吸うことに固執しています。

『ここは今から倫理です』高柳の過去を原作ネタバレ



『ここは今から倫理です』高柳の過去を原作漫画からネタバレします。

喫煙は恩師が理由?


「受動喫煙」「副流産」が言われる現代、高柳は喫煙しています。

同僚の教師に注意されても、生徒に辞めたらどうですかと言われても、辞められません。


その理由は、タバコを辞めることは自分の救いにならないから。

法律で禁止になるまでは吸い続ける覚悟とのこと。

なんとも、切実です。


高柳がタバコを吸ったきっかけは、大学生の時、尊敬する恩師とおしゃべりしてみたかったから。

恩師は、いつも喫煙ルームに入り浸っていたのです。

タバコを通じて恩師と繋がることが、高栁の心の支えになっているのかも?


高栁の恩師とは?


恩師は、モラハラ発言もするおっさんなのですが、高柳に「深い問いかけ」をする人物。

たとえば、女性に「愛が欲しい」と泣きつかれたら、「抱く」のが一番簡単な救い方。

しかしそれは、永遠に救うことにはならない。

さらに相手が男子生徒の場合は抱けないというなら、「抱く人間」と「抱かない人間」が出来てしまう。

倫理教師が行うべき「最高の善」とは何か?

原作漫画4巻で、高栁はこの恩師と2人きりで泊りがけの旅行に行きます。

繰り返しますが、恩師は「最近の奴は」などパワハラ発言も多く、高栁とは真逆の性格。

高栁は、なぜこの恩師をここまで慕うのでしょうか?


悩んでいる人間にしか興味がない


原作漫画2巻で、高柳は自分が悩んでいる人間にしか興味がないことをカミング・アウトしています。

なんでも、悩みも辛いこともないという顔をされると、好きも嫌いもなく、その人間への興味がなくなるとのこと。

高柳は、そんな自分を「本当に酷い教師」と分析していますが…。


闇世界の男・ジュダとの関係


原作漫画3巻では、高柳と闇世界の男・ジュダとの関係が描かれています。

ジュダとは、薬の売人で、界隈の不良たちが恐れる絶対悪。

闇世界に片足を突っ込んでしまった生徒・近藤陸(川野快晴)を助けるため、高柳はジュダの店に単身で乗り込みます。


高柳は、昔、自分の生徒をジュダに取られた経験がありました。

その生徒は学校という正しい場所では死にたがっていましたが、悪の世界では生きることができたのです。

この一件で、高柳は「悪は憎むべき存在だが、生徒はその悪のおかげで生きている」という現実を知ります。


なぜかジュダは、高柳と倫理の会話をすることを好みます。

そのために、自分が手を出そうとした近藤陸を無傷で高柳に返却して、また飲みに来てくれと誘うほど。

しかし高柳に「川村くん」と本名を呼ばれると、激怒します。


バツイチで結婚はもうコリゴリ?


原作漫画4巻では、高柳の生徒たちの卒業式が行われます。

高柳は、生徒の藍沢いち子から「付き合ってください」と告白されます。

いち子は、以前は不特定多数の男子を関係を持っていましたが、高柳と出会ってからは「教養のある女性」になるために、奨学金で大学に行くことを決めました。


しかし高柳の返事は「気持ちだけ頂きます」。

藍沢は魅力的な女性だが、自分はもう結婚に懲りたと告げます。

どうやら、結婚にはトラウマ級のものを感じているようです。


元妻の名前は菊川?


高柳のモトカノ(で妻?)・菊川については、原作漫画4巻に少し書かれています。

当時大学生の高柳は、菊川と誠実に付き合っているにも関わらず、彼女から「何を考えているかわからない」と疑われて悩んでいます。


恩師は「それは、お前自身がお前自身を信じていないからだろうな」と鋭く分析。

つまり高柳は、強い意見を持っていそうなのにはっきり言わず、こちらが聞きたかった言葉を選んで言っているイメージ。


高柳が「倫理教師」になった理由


恩師は高柳が倫理教師になった理由は「疑われることのない確固たる自分を見つけるためなのか?」と問いかけますが、

高柳は「ふふっ」と濁します。


そして、恩師のような先生になるために倫理教師になったと告げます。

恩師は、偏屈な嫌われ者だけど、偏屈な若者をそっと助けてくれる人。


家庭環境は複雑


原作漫画4巻で、高柳は自分が家族旅行に行ったことがないから楽しさがわからないと言っています。

それ以上のことは語られていませんが、高柳が幸せな幼少期を送っていない可能性があります。


最終回は高柳の悩みが解決?


高柳は決して完璧な教師ではなく、彼自身も闇を抱えています。

生徒に対して、同じ悩みを抱える同士として接しています。


倫理を押し付けるのではなく、そのケースに合った哲学の言葉を投げかけ、生徒自身に考えさせます。

もがきながらも自分で出した結論は、生徒を強くさせます。


しかし、肝心の高柳の心の闇は未解決のままです。

高柳の悩みが解決された時が、最終回なのではないでしょうか。

『ここは今から倫理です』高柳の過去をドラマからネタバレ


※ドラマが放送され次第、追記します。