武井咲さんが主演で話題のドラマ『黒革の手帖』。
その2話~3話に登場する、愛人として演じる高畑淳子さんの演技が高く、評判になっています。
黒革の手帖で高畑淳子が演じる役どころとは?
高畑淳子さんが演じる中岡市子は、楢林クリニックの看護師長であり院長(奥田瑛二さん)の長年の愛人。
楢林クリニックの院長(奥田瑛二さん)は、クラブ「カルネ」の常連で、当然ながらのエロおやじで金持ちドクター。
そこで、院長の新しい愛人として、クラブ「カルネ」のホステス山田波子(仲里依紗さん)が登場します。
わかりますよね、新旧の2人愛人とその後の展開(笑)。
2人の愛人の行方は?
新しい愛人
新しい愛人は、院長(奥田瑛二さん)の好みのタイプ。
それを知って、金欲・物欲・性欲丸出しで、「外車を買って!」、「マンションが欲しい!」、挙句の果てには「銀座のクラブのママになりた---い!!」。
おいおい、「そこまで言うか。」と突っ込みたくなります。
楢林クリニック院長(奥田瑛二さん)は、そのホステスの新愛人にゾッコンなので、「ハイ、ハイ」となんでもかんでもOKを出します。
その額2億円オーバー!!!
しかし、『黒革の手帖』ですから、「銀座のクラブのママになりた---い!!」は、地雷を踏んでいますよね。
「銀座のクラブのママになりた---い!!」の話は、当然、クラブ「カルネ」ママ原口元子(武井咲さん)の知ることになり、元子の逆鱗に触れます。
もとはといえば、元子と波子は同じ銀行の派遣社員で、同時に派遣切りされた仲でした。
それで、銀座のママになった元子が波子に目をつけて波子を育てた(正確には自分で勝手に育った)ホステスでした。
元子は、波子(仲里依紗さん)が銀座の掟破り(他人の客を取らないという掟があるらしい)として、銀座にクラブを出してママになれないように画策を練り始めます。
当然『黒革の手帖』を使って。
古い愛人
古い愛人の中岡(高畑淳子さん)は、元子(武井咲さん)から楢林クリニック院長(奥田瑛二さん)が新しい愛人に総額2億円を貢ごうとしていることを知らされます。
中岡は、単なる愛人ではなく、楢林クリニック医院の創業当時から勤めていて、院長とクリニックのために、いかがわしそうな美容法や販売方法を思いつき、クリニックを成長させていった思い入れがあったのです。
そして、その2億円は、楢林クリニック医院が新たに病院を建設するための資金として積み立ててきたものでした。
高畑淳子さんの愛人としての演技
中岡(高畑淳子さん)が、院長が波子に2億円を貢ごうとしている話を聞いた時の高畑さんの形相はすごかったです。
そして、元愛人として「この泥棒猫---」と罵り泣きながらの演技は、上手かったですね。
なぜか、高畑さん自身の以前の会見を思い出しましたが。。。
中岡(高畑淳子さん)は、どうにかして、院長が波子に貢ぐのをやめさせようとします。
しかし、恋は盲目と言うように、院長は聞く耳を持ちません。当然ですが。
結局、原口元子(武井咲さん)は『黒革の手帖』の手口で中岡(高畑淳子さん)を利用して裏帳簿を盗み取り、院長を脅してまんまと5000万を騙し取ります。
そして、波子(仲里依紗さん)が銀座にクラブを出せなくなり、院長から去っていきました。
また、中岡(高畑淳子さん)には、元子から楢林クリニックの退職金として1000万を渡しました。
ここで思わぬ展開!
中岡が、「この1000万を院長に返してください。」と元子に言い出します。
そんな愛人いますか?いないですよね。
しかし、なんとなく気持ちがわかります。
女の意地『愛人でも、お金が目的ではなく、愛が欲しいのかな』と。
高畑淳子と仲里依紗の愛人の違いは?
今回、2人の愛人が出てきました。
高畑淳子さんが演じる中岡市子は、長年連れ添った夫婦のような愛人。
仲里依紗さんが演じる山田波子は、若いホステスのパトロン愛人。
この2人の違いは?
当然ですが、年齢が違います、親子ほど。
で、この2人の目的は?
「愛人の目的」って言われても?ですが、
中岡(高畑淳子さん)は、愛情のある愛人。
山田(仲里依紗さん)は、金目当ての愛人(ほとんどの愛人がそうでしょうが)。
あなたが女性なら、
どちらの愛人になりたいでしょか?
愛情、お金?
あなたが男性なら、
どちらの愛人を持ちたいでしょうか?
愛情、お金?
私は、どっちもですが。。。
ここんとこが、この『黒革の手帖』の言いたいところだったりして。
お前が言うなと言われそうですが。。。
まとめ
「高畑淳子さんの演技が上手い!」と大評判のドラマ『黒革の手帖』ですが、視聴率も2桁をキープしていて好評といえます!
特に、高畑さんの演技は、その熟女ぶりと私生活がからまって、すばらしい愛人になっています・・・・
登場人物全員がいい感じで壊れていると言われている『黒革の手帖』ですが、高畑さんのベテラン女優としての円熟した演技はすばらしいものでした。