6話(最新話)で、元子が全てを失うかもしれない大ピンチを迎えたドラマ『黒革の手帖』
今まで恨みを買ってきた人間達が結束して、怒涛の攻撃を元子に仕掛けてきました!
しかしただひとり元子の味方になりそうな人物がいましたね?
江口洋介さん演じる安島富夫(やすじまとみお)です。
この記事では、ドラマ『黒革の手帖』での「安島のキャラクター」、「米倉涼子版の安島の結末」と「原作の安島の結末」、さらに「今回の安島が元子の敵か?味方か?」についても考察、予想していきたいと思います。
ネタバレ記事ですのでご注意くださいね。
もくじ
ドラマ『黒革の手帖』の安島とは?
ドラマ『黒革の手帖』の安島のキャラクターは以下です。
元・衆議院議員秘書。
議員の死後、自らが立候補して6話(最新話)で見事当選した。
そのために政略結婚した京子(江口のりこ)を色気で陥落させるなど根っからの策士。
政治家になるためならば、なりふりかまわず汚れ仕事にも手を染める。
後援者である政財界のフィクサー・長谷川(伊東四朗)に忠誠を誓っているが……?
冷静沈着なデキる男で、「女は利用するもの」と割り切っています。
しかし元子にだけは特別な感情を抱いてしまったようで……。
超イケメンで大人の色気たっぷりの江口洋介さんが演じています。
ドラマ『黒革の手帖』6話で元子が窮地に立たされる?
今までのドラマのストーリーを簡単におさらいしてみましょう。元・銀行の派遣社員だったが、1億8,000万円もの大金を横領して、銀座のクラブ・カルネのママにのし上がった原口元子(武井咲)。
黒革の手帖を武器に、楢林クリニック院長・楢林謙治(奥田英二)から5,000万円を奪って、その愛人・波子(仲里依紗)の夢も潰してしまいます。
さらに銀座一のクラブ・ルダンが売りに出されたことを知って、上星ゼミナール理事長・橋田常雄(高嶋政伸)から巻き上げる予定の2億円とクラブ・カルネを担保にして、長谷川と売買契約を結びます。
元子の「銀座一大きなクラブのママになる」という野望は達成間近に見えましたが、安島だけは「(長谷川は)恐ろしい男だ!」と猛反対。
結果、安島のヨミ通り、味方だと思っていたホステス・すみ江(内藤理沙)のまさかの裏切りで、2億はパーに!
そして元子のマンションにプロの空き巣が入って黒革の手帖が盗まれます!
さらにクラブ・カルネの新支配人にかつての銀行の上司で元子に恨みをもつ村井亨(滝藤賢一)が就任、新しいママは波子だと言います。
その裏には、長谷川と楢林と橋田の結託がありました……全ては日本のドン・長谷川が仕組んだことだったのです!!!
元子の前で下品な笑い声をあげる波子と村井を前に、どうする?元子!
元子はこのままカルネを追い出され、ルダンもあきらめなければならない結末を迎えるのでしょうか?
6話で、安島が元子を助ける!
まさに「万事休す」「四面楚歌」としか言いようがない元子。いくら元子が頭がよくて大胆でも、ひとりでは長谷川に太刀打ちするのは無理でしょう。
その上、今まで元子は、多数の男女を陥れて恨みを買っていて、味方などいないはず……。
6話(最新話)で安島が元子のために長谷川に直談判に行ってくれました。
2億の目途が立たなくなった元子は、長谷川との契約を白紙に戻すか、支払い期限を延ばしてほしいと頼みたいのですが、自分では長谷川と連絡がつかないので、安島に託したのでした。
安島は危ない橋を渡って(半分長谷川を脅す手段で)、以下の約束を取り付けてくれました。
違約金の5,000万円は支払わなくていい。(但し、手付金の5,000万円は戻って来ない)
ほっとする元子ですが、さらに長谷川は条件を出していました。
安島はカルネには出禁。
元子は「どうして?」と驚きますが、まさか自分が元子に惚れてることを長谷川に見透かされたからだとは言えない安島。
帰ろうとする安島に元子は強引にキスします。
最初は拒むものの、安島も元子の背中に手を伸ばして……。
5,000万円は失ったものの、気を取り直して今夜もカルネをオープンしようとする元子ですが、かつての上司の村井が長谷川から新支配人に指名されて、波子が新しいママになったと聞き、驚愕します。
そう……、長谷川は5,000万円の違約金はチャラにしてくれましたが、カルネは差し押さえるつもりだったのです。
まんまと騙された元子と安島は今後どんな手段に出るのでしょうか?
「原作の安島」と「米倉涼子版の安島」とは?
ドラマ『黒革の手帖』には原作があります。また、2004年に米倉涼子さん主演で同じくテレ朝で連ドラ化されていました。
それぞれの「安島の結末」について見てみましょう。
原作の安島の結末とは?
原作でも安島と元子は関係はもちますが、安島は元子の味方にはなりません。
長谷川と組んで、元子を陥れて、文字通りの破滅に追いやります。
米倉涼子版の安島の結末とは?
久しぶりに GEO行って 米倉涼子版の 「黒革の手帖」 全巻 借りちゃいました❗️ 一気見ですな✨ pic.twitter.com/XwkIhLh2ex
— 結正Ø (@OCjcSTMmijVYnKh) 2017年8月18日
窮地に陥った元子を救うために、代議士になる夢を諦めて2人で国外逃亡を企てる安島。
長谷川の闇献金の証拠である領収書と、選挙事務所のお金も持ち逃げしていました。
完全に元子に心奪われているとしか言いようがありません(;^_^A
それなのに冷たい元子は、「闇献金の領収書も偽物かもしれない」と最後の最後まで安島を疑います。
結局安島の車に取り付けられた発信器から、長谷川に居場所を特定されてしまい、安島だけが捕まってしまう……。
元子は捕まることなく、「闇献金の領収書」をもってひとり逃亡!しかし途中で流産してしまい意識を失ってしまいます(安島との子供)
しかし元子はそれでもあきらめず、安島が持ってきた闇献金の領収書を長谷川の所へ持って行き、借金をチャラにすることと、手付金の5000万の返金を求めます。
後日、元子の銀行口座にはしっかりと5000万が振り込まれていたので、あの領収書は本物だったということが判明。
安島は本気で自分と国外へ逃亡しようと本気で考えてくれていたことがわかって、嬉しい元子。
元子は、安島の祝勝会に顔を出します。
元子に未練たらたらの安島は関係を続けようと言いますが、元子は断ります。
そして、二人の関係を断ち切るために私に2億頂戴という元子。
ルダンは既に長谷川から橋田の手に渡っていましたが、買い手の名前を伏せるという手段で、見事ルダンを買うことに成功する元子。
ルダンの雇われママになっていた波子も追放します。
波子は腹いせに「黒革の手帖」について警察に通報します。
元子が捕まってしまう・・・というところでドラマはエンディングを迎えます。
安島は元子にベタ惚れですが、元子の方はどうだったのかわかりません。
安島と関係を持ったのも、元子の方に好意が全くないとは言いませんが、結局利用できるからだったようにも思えます。
結局、安島のファイン・プレーで元子は当初の目的(ルダンを手に入れて銀座一のママになる)を成し遂げたのですから。
そして警察に捕まった元子ですが、スペシャルドラマ『黒革の手帖』(2005年放送)で証拠不十分で釈放されるというオチですので、まさに「最強の女」が描かれていたと言っていいでしょう!
武井咲版・黒革の手帖の安島の今後のネタバレは?
ブログを更新しました
— kenken (@egy_kenken) 2017年8月23日
「『黒革の手帖第5話【3】」https://t.co/TMn22O24H8#江口洋介#黒革の手帖 pic.twitter.com/ZJDXAHeCsY
「原作の安島」と「米倉涼子版の安島」の両方を見てみましたが、全然違いましたね。
原作では元子の敵、米倉涼子版では元子の味方でした。
今回の「武井咲版の安島」は元子の味方なのでしょうか?それとも敵なのでしょうか?
雑誌TVLIFE(テレビライフ)では「このキャラに注目!」で安島が取り上げられていました。
今後、安島(江口洋介)と元子の関係に大きな動きが!
ピンチに陥った元子を安島は助けるのか、それとも自身の野望のために見捨てるのか…揺れる安島の心の行方に注目を!
引用元: 雑誌TVLIFE(テレビライフ)
議員になるという夢のために、汚い仕事も引き受け、好きでもない女(江口のりこ)と結婚までした安島。
ここまで必死で積み上げてきたものを、ひとりの女のために捨てることが出来るのでしょうか?
フツーに考えれば、原作の結末通り、長谷川には逆らわず(逆らえず)、元子を破滅に追いやることに一枚噛むといったところでしょうか。
しかし個人的な意見ですが、今回の安島も相当元子に惚れてるように見えるのです(笑)
だって……今回の元子役は、武井咲さんですよ?
次週(7話)の予告編に今後の安島の動向のヒントが隠されていました。
安島が走ってきて元子に「何か」渡しましたね~。
そして「これが黒革の手帖に変わる切り札になる。」と元子が言っていますね。
おそらくこれは「長谷川の闇献金の領収書」で間違いないでしょう!
今回の安島も元子の味方になるために長谷川を裏切るストーリーのようです。
まとめ
『武井咲版・黒革の手帖』の安島は元子の味方になる、と予想しましたが、いががだったでしょうか?元子はほとんど全ての人間を敵にまわしてひとりで立ち向かうので、安島が今後味方になるか敵になるかで結末は大きく変わることは間違いありません。
聖域 ♪キタ〜〜
— みっちー (@37michy) 2017年8月24日
黒革の手帖 展開 すごっ^_^;#黒革の手帖#聖域 pic.twitter.com/qJUzU0GUP0
個人的には3人でステーキを食べて嘲笑っていた長谷川&橋田&楢林のおじさん3人組がとても気持ち悪かったので、元子にはもう一度立ち上がって懲らしめてやってほしいところです。
「安島が元子の味方になるか敵になるか」も含めて、今後の『黒革の手帖』からますます目が離せなくなりそうです。