「まんぷく」手榴弾事件の逮捕(萬平2度目)の結末をネタバレ!世良や真一、塩軍団も逮捕!

『まんぷく』第9週では、立花萬平(長谷川博己)が、2度目の逮捕をされます。

さらに塩軍団15名と、真一(大谷亮平)、世良(桐谷健太)も逮捕されるという、大事態に発展!

当記事では『まんぷく』第9週の立花萬平の2度目の逮捕について、釈放されるまでをネタバレしてまとめています。


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『まんぷく』第9週・立花萬平の2度目の逮捕について釈放まで全ネタバレ



『まんぷく』第9週・立花萬平(長谷川博己)の2度目の逮捕について釈放まで全ネタバレしていきます。

萬平の2度目の逮捕はいつ?


萬平が、2度目の逮捕をされるのは、第9週の終わりです。

製塩業と並行して栄養食品「ダネイホン」作りを開始した萬平の元に、突如進駐軍の捜査が入るのです。


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萬平の2度目の逮捕理由は?


進駐軍の男たちは、萬平に捜査令状を見せて、家宅捜索を行うと言い渡しました。

萬平たちにかけられた疑いとは……

武器を隠し持ち、徒党を組んで進駐軍に対して反乱を企てているという疑い

どうしてこんな疑いをかけられたかと言うと、海で爆発音があったという通報があったから。

身に覚えのない萬平は反論しますが、社員の高木一夫(中村大輝)、野村泰造(南川泰規)、堺俊一(関健介)が引きつった顔で立ち上がります。


高木は萬平と2人のMPを、倉庫へと導きました。

床板の下から現れた手榴弾を見て、萬平は声を失います。

「黙っとってすんませんでした」と高木は震える声で謝罪。


高木は以前に倉庫の床下に、手榴弾があるのを発見していました。

高木、野村、堺の3人は、手榴弾を手に海に行き、周囲から見えない岩場で安全ピンを抜き、手榴弾を暮れ方の海に投げ込んでいたのです。

目的はもちろん反乱ではなく、爆発のショックで気絶した魚を捕獲するため。


全員逮捕


手榴弾の数を確かめた年長のMP(メイナード・プラント)が、“You guys are all under arrest”と言いました。

「全員逮捕」の意味です。

男たちは追い立てられるように、トラックの荷台に乗せられました。


進駐軍が使っている建物に連行された萬平たちは、いったん雑居房に入れられることに。

若いMPが、自分はメイ軍曹(ブレイズ・プラント)、こちらはビンガム上級曹長(メイナード・プラント)であると前置きして、取り調べが始まりました。


ひとりずつ取り調べられますが、まず疑惑が向けられたのは、当然手榴弾のある場所を指し示した高木です。

MP:「あの手榴弾で何をするつもりだった?」

高木:「さ、魚を獲ってました」

2人のMPは、反乱の企みこそ事実だと断定しているようでした。

真一(大谷亮平)の取り調べにあたったメイは、前の勤め先が証券会社であると知って、クーデターの資金集め担当と決めつけました。


ビンガムの萬平への取り調べ


ビンガムの萬平への取り調べが始まりました。

身を固くして、萬平は、身元を述べます。

ビンガム:「戦争に負けて悔しいだろう。国を占領されて反感を持つのは当然だ。しかし反逆は決して許さない」

萬平:「反逆なんて考えたこともありません。本当です!」


ビンガムは、たちばな塩業の業務内容、次いで、萬平の前歴について訊ねました。

現在は塩と栄養食品、その前は判子作り、その前は根菜切断機、その前は幻灯機。

ビンガムは「君は一体何がやりたいんだ」と言って笑いました。


雑居房では、高木たち3人が、男たちの質問責めにあっていました。

「手榴弾で魚獲ってたんか」「何でそんなこと」と岡(中尾明慶)、佐久間(川並淳一)に言われ、「簡単にぎょうさん魚が獲れるからや」と高木。

岡に「阿呆ちゃうか」と言われて、「阿呆とは何じゃ!」と高木が岡に掴みかかりました。


その時、“Stop it!”と見張りの兵士(岡崎体育)が怒鳴りました。

「手榴弾で魚獲ってたあ?そんなん誰が信じんねん。手の込んだ芝居しやがって」


「あいつアメリカ人か?」「なんで大阪弁なんや?」と赤津、神部がささやきます。

見かけは完全な日本人の兵士は「チャーリー・タナカ。カリフォルニアで生まれた正真正銘のアメリカ人や。お前らが口裏合わせへんよう、ちゃーんと見張ってるからな」と言いました。


軍事裁判にかけられて最悪の場合……?


泉大津に残された福子は、弁護士に片っ端から電話しました。

しかしどの弁護士も、相手が進駐軍と知ると例外なく冷淡になり、ことごとく弁護を断ってきます。


その夜、克子と忠彦が駆けつけてくれました。

手榴弾のこと、ここがもともと陸軍の施設だったことを聞いた忠彦は、厳しい顔に。

「進駐軍は今、日本に残っている武器や弾薬を徹底的に回収しているからね。ましてや徒党を組んで反乱を企てていると疑われたとなったら……」

福子が「もし疑いを晴らせなかったら、どうなるんですか?」と聞くと「軍事裁判にかけられて最悪の場合……」と克彦。


今、福子にできるのは、萬平に言われたことを守って、会社を維持することだけ。

ダネイホンの瓶詰めと出荷、塩の納品を手伝ってくれるよう、福子は姉と義兄に頼み込みました。


進駐軍では、萬平への厳しい取り調べが始まっていました。

ビンガム上級曹長は、萬平が陸軍の施設だった物件を友人に紹介されたと知ると、その友人の名前を明かすように迫りました。

しかし萬平は、世良(桐谷健太)に被害が及ぶことを恐れて、口を閉ざします。


世良が逮捕される


程なくして新聞に「たちばな塩業の社員全員逮捕」の記事が載り、それを見た世良が福子に電話をかけてきました。

福子が事情を話している最中に、世良は会社に乗り込んできた進駐軍に連行されてしまいました。

萬平は決して世良の名前を口にしませんでしたが、進駐軍は物件を紹介したのが世良だと突き止めたのです。


取り調べを受けた世良は、倉庫に手榴弾があることなど知らなかったとまくしたてます。

「立花君が進駐軍に反乱なんか企むわけがない。立花君を潰したら日本、いや東洋の損失や。ほんでな、僕を潰したら世界の損失やで」

さらに「立花君が手榴弾で魚獲ってたって言うてるんやったらほんまや。嘘や思うんやったら実際にやってみたらええやないか。その前に僕を帰してくれ」と主張。


しかし世良が釈放されることはなく、雑居房に収容されました。

世良は「どないしてくれんねん」と萬平を責めますが、真一が「あの倉庫を紹介したんは世良さんやろ。どないしてくれんねんはこっちのセリフだ」と珍しくにらみをきかせます。


三田村の力でもどうにもできない?


萬平たちの身を案じた福子は、三田村に電話。

三田村なら力のある弁護士を知っているのではないかと思ったのです。


ところが三田村の返答は、弁護士は無理だろう、というものでした。

その理由は、弁護士を立てたところで進駐軍からしたら日本の法律など関係ないから。

つまり、萬平らがどうなるかは、進駐軍の上の人間がどう考えるかにかかっているのです。


三田村は「希望を捨ててはいけない。本当に無実なら彼らだってムリヤリ軍事裁判にかけることはできないんだから」と言いましたが、福子は不安で……。


魚が上がって来ない!


進駐軍は、現場検証も行いました。

高木、野村、堺の3人に場所を案内させて、実際に手榴弾を投げてみたのです。

魚が獲れれば、彼らの言うことは真実になります。


ところが、魚は一匹も上がってきませんでした!

その結果を聞き、「嘘つき」と高木らを責める塩軍団。

萬平は「やめよう、高木君たちを責めても仕方ないじゃないか。僕たちは仲間だ。ひとつになって戦う仲間なんだぞ」と諍いを止めました。


その頃、福子の元に専売局から電話がかかり、塩の取引きは中止するかもしれないと言われました。

たちばな塩業は、早くも崖っぷちに追い詰められようとしてました。


その後も萬平への取り調べは続行。

ビンガムからダネイホンについてたずねられ、萬平は栄養失調の人を助けるために開発し、病院が買ってくれていることを話します。

ビンガム:「金にならないな」

萬平:「いいんです、金もうけのために作ったわけじゃありませんから」


牧と加地谷も萬平の無実を訴える


その後、新聞記事を読んだ牧(浜野謙太)と加地谷(片岡愛之助)が、それぞれに進駐軍を訪れて、萬平の無実を訴えました。

加地谷は、涙を流して過去に自分が萬平に濡れ衣を着せたことを告白しました。

「立花君は憲兵から酷い拷問を受けました。普通の人間なら私を恨むはずです。私を殴り蹴りつけても当然です。でも彼はそうしなかった。『あなたを許します』そういうたんですよ」


一方、世良は、もう一度手榴弾による現場検証をしてくれと主張していました。

魚にも生活習慣があって、最初の実験で魚が浮かんでこなかったのは魚がいなかったから。

日が落ちるころに手榴弾を投げれば、ぎょうさん魚が浮かんでくるはずということです。


神部は社長を裏切らない!


とうとう専売局から塩の取引を停止されて、たちばな塩業は開店休業状態に。

その頃、進駐軍では神部(瀬戸康史)が取り調べを受け、萬平がクーデターを企てそのために手榴弾を用意したと証言すれば釈放すると迫られていました。

大阪帝大を出ていたことで、優遇措置が取られようとしていたのです。


しかし神部はきっぱりと否定。

「社長は一切そんなことは考えていません。社長が無実の罪で罰せられるというなら、僕も一緒に罰していただいて結構です


さらに神部は、戦争から戻って、行く当てのなかった自分を萬平と福子が助けてくれたのだと語りました。

「僕はたちばな塩業の社員第一号です。社長と奥様は僕の理想の夫婦です」

神部の言葉を、マジックミラー越しに聞いていたビンガムが、薄い笑いを頬に刻みました。


福子と鈴も事情徴収を受ける


不安な日々を過ごす福子の元に、進駐軍から呼び出しがかかりました。

福子と鈴(松坂慶子)の事情徴収を行うと言うのです。

鈴の取り調べにはメイ、福子にはビンガムがそれぞれあたりました。


福子は萬平が苦労の末、製塩業とダネイホンの販売を軌道に乗せたことを語り、萬平と社員の無実を必死に訴えました。

そして萬平に会わせてほしいと懇願しましたが、ビンガムは聞き入れてくれません。

福子は鞄から手紙を出して、ビンガムに託しました。


福子の手紙


福子の手紙は、雑居房にいる萬平の元に届けられました。

表に「皆さんへ」と書かれた封筒から便せんをとりだし、冒頭に列挙されている15人の社員全員の名前を、萬平はひとりずつ読み上げていきました。

さらに、「真一さん、萬平さん、そして世良さん。毎日つらい日々を過ごされていると思います。でも私は、皆さんがもうすぐ帰ってきてくれると信じています」

誰も悪いことはしていないのだから、進駐軍の人もきっとわかってくれる……。

「だからどうか社長を、萬平さんを信じてください。たちばな塩業の社員を、萬平さんは決して不幸にしません。皆さん、風邪など引かぬようくれぐれも体には気を付けてください。いつもいつも私は皆さんのことを思っています。 福子」

福子の思いに、萬平も、世良も、社員たちも心打たれます。


その頃、三田村が進駐軍を訪れ、ビンガムに萬平の無実を訴えました。

三田村は、自分は萬平に3万円を出資していて、会社の出納帳を調べれば武器の購入などしていないことがわかるはずだと主張。

「私は、立花萬平という男を潰したくない。彼は志のある発明家ですから」


萬平がひとりで責任を被る?


ビンガムは萬平を呼んで、「われわれは多くの者から君に関する証言を得たが、君を悪く言う者はひとりもいなかった。だが私を納得させる証拠が出てこない限り、君たちは軍事裁判にかけられることになる」と言いました。

萬平は「僕は構いません。その代わり、社員と世良さんは解放していただきたい。責任を問われるのは僕だけで十分です」と自分以外の人間の釈放を要求。


ビンガム:「君は自分が可愛くないのか?」

萬平:「もちろん自分がいちばん大事です。でも、僕が子供の頃、近所に傘屋がありました」

ビンガム:「カサヤ?」

萬平:「傘を作る職人です。その職人さんは自分の仕事をとても気に入っていました。僕もその人のように自分の仕事を愛せる人間になりたい。好きなことを仕事にして、一緒に働く仲間を幸せにして、それが他人様の役に立つことなら、こんな幸せなことはありません」


萬平が出て行ったあと、ビンガムは部下に手榴弾での魚獲りをもう一度試すように命令。

高木たちが魚を獲っていたのと同じ夕方に試したところ、証言通り次々に魚が浮かび上がりました。


全員釈放!


全員釈放の通知は、唐突にもたらされました。

男たちは驚き、歓喜し、次々に雑居房から出ました。

全員が出たのを確かめて、最後に鉄格子の扉をくぐった萬平に、タナカが声をかけました。

「うちの子はダネイホンがお気に入りや。俺も食うたが、言うほどまずうはなかったわ」

「ありがとう」と微笑む萬平。


泉大津の家に戻った萬平は福子に手紙のお礼を言い、福子は涙ながらに萬平とみんなを迎えました。

まとめ

『まんぷく』の立花萬平の2度目の逮捕から釈放までをネタバレしてまとめました。

進駐軍の心をも動かす萬平の、今後の活躍が楽しみです。


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